農作グループの1年の締めくくりに「収穫祭」をやった。先週の大雪で日延べしたら今日は朝から暖かで真っ青な空だからハウスの外にテーブルを並べた。広大な畑に囲まれ「富士山」が正面にくっきりと聳えている。会員7人全員と家族も2人参加してにぎやかなパーティとなった。真っ赤な「プリウス」を乗り回す長老のYAさんの音頭でノンアルコールビールで乾杯!
そこの畑から掘ってきたばかりの里芋、大根、ニンジン、ハクサイなどで「けんちん汁」を大鍋で煮ているTAさんは元幼稚園の先生。前の夜、フランス風のおいしい菓子パンを焼いてきたOKさんは有名な研究所の電子回路を得意にしていた技術者。BBQ用にうちわでパタパタ炭火をおこしているのは「野鳥の会」にも出かける独身の青年TA君。焼き網の上にホルモンやソーセージをのせるのはIKさんの娘で鎌倉女子大の4年生。
老若男女、それぞれ農業のシロウトばかりだけどアウトドアもパーティも大好き。「農業大学校」入学以来10年近いおつきあいで気のおけない仲間たち。私はガスコンロに乗せた土鍋で今年収穫したコシヒカリを4合炊く。始めチョロチョロ中パッパ、赤子泣いてもふたとるな。・・・
2年生EN君は「二重否定」の文、つまり否定の否定だから肯定で和訳した方がピッタリの文を勉強した。 We never watch television without being influenced by it. も直訳するより、「テレビを見れば必ずその影響を受ける。」と解釈した方がいい。「否定の特殊構文」でも、It was not until the 1860s that the sport enjoyed real popularity. は「〜なのは、1860年代以前のことではない。」と否定の意味合いで直訳するよりも逆に、肯定的に「1860年代になってやっと、そのスポーツは本当に人気になった。」としたい。
「比較」の英作文では「愛知大」の「できるだけリサイクルするよう努めるべきだと思います。」で、 I think we should try to recycle as much as possible. と書いたね。I think が余計だったね。助動詞は「話者の判断」を表すと以前に話したよね。だから should は「〜すべきだと(私は)思う」という意味。「〜のはず」の意味もあるのは何故だろう?「べきだと思う」という助動詞が「(私は)〜と考えるべきだ」の意味に発展したからなんだ。cannot も「〜できないと思う」から発展して、「〜と考えることはできない」から「〜のはずはない」の意味が生まれたんだよ。must や may についても同じように考えてごらん。
大学生のYAさんは英検準一級の第3問の長文を3つ、「ワイキキの砂浜の復元」「ソ連進入の飛行機ヤロー」と「臨床心理士は医者ではない」を読んだ。本文よりも選択肢の英文がなかな難しくて、いくつかミスしたけどほぼ合格点かな。今日は追加として私の好きな週刊誌 The New Yorker の記事から、「トランプ次期大統領は自分のビジネスよりも自分の国を破産させる」というオピニオンをコピーしてあげた。
今日はYAさんに絵本を一冊貸してあげた。昔、「多毛留」という美しい絵本がベローナの絵本コンテストで賞を取った。俳優の米倉斉加年が書いた本で、漁師の父親が朝鮮の海岸まで行った時にさらってきた女性が自分の母親であることを成長したタケル少年が知る、という怖いお話。この中で母親が奇妙な言葉で歌う民謡「アリラン」を、米倉はハングルで書いた。それが読めず私は悔しくて朝鮮語の辞書と文法書を買い込んで解読したっけなあ。YAさんは韓国語をもう何年も勉強しているからすぐ読めるでしょ。
2年生YAさんは今頃修学旅行で「ハワイ」の空の下かな。いいなあ。1年生MU君は部活の都合でお休み。今日は30日から始める「冬期講習」の案内プリントを配付しました。 尾上
(追記)地主のTUさんから拝借している田んぼは1反300坪もの広さ。コンバインなどの機械の手を借りずに、「田植え」から「稲刈り」まで数人の手作業で米作りするには大きすぎる。その中に「畦シート」という波板で仕切った私たちグループの田んぼは、50坪だから家が一軒分くらいの小さなもの。私も1日おきに田の手入れをして栽培方法も研究したから今年は生育も良く、なんと50キロ強のもみが収穫出来た。昔の一俵60キロに近く、昨年の2倍以上だったよ。
稲刈りと同時に「足踏み式脱穀機」にかけて、地主さんのハウスのを借りて「天日干し」。1週間後サンプルを農協支店に持ち込んで計器で「乾燥度」のチェック。さらに1.5以下になったところで完成だ。しかしこのままではワラクズがたくさん混じっているので「唐箕(とうみ」」にかけて吹き飛ばさなくては。巨大なダンボール箱と扇風機を使った自作の「唐箕」が結構スグレモノだよ。
次に精米だ。一緒に田んぼの作業を助けてくれた仲間に分配したり、「収穫祭」で採り立ての新米を味見するにもまず精米してこなくては。「コイン精米機」が街中や農協の支店に配備されているけどどれも籾からは受け付けない。籾殻を剥いた「玄米」になってないとダメなのだ。静岡県と違って、長野県や山梨県では各家庭が「籾」の状態で保存していることを知ったので、私は毎回「篭坂峠」を越えて山梨県の「富士吉田」の農協まで行って「コイン精米機」にかけて来るよ。6キロごとに100円だ。
先日、いつもの仲間との山登りに「上野原市」へ行く途中、富士吉田に立ち寄って収穫した籾の三分の一、17キロだけを精米したら、出てきた白米はたったの12キロ。3割も目減りしちゃうんだね。









