御殿場市民会館にて
「7才のチェロ奏者」
いつもネットラジオでNYのWQXRという局を聞いている。普通の中波の放送も聴けるしFM放送でクラシックとオペラの他に古いジャズも24時間聴ける。画面にはホットな音楽情報が満載だ。先週、男の子がチェロを弾いている写真が載った。どこかで見たような顔だな、と思って読んでみたら7才の時のヨーヨー・マだった。
今や世界一のチェリスト、ヨーヨー・マはフランスで育ち家族でNYに移住してきたばかりの中国人だった。1962年のことで、チェロの巨匠ロストロポービッチの紹介で「ホワイトハウス」でのディナーコンサートに出演した。ケネデイ大統領夫妻やアイゼンハワー前大統領の前で11才のお姉さんのピアノとデュエットをやって大喝采を浴びた。なんと可愛い・・・。
今日1年生のTA君が入会した。畑で野菜を育てている6人の仲間の一人のお孫さんだ。まだ学校の新しい教科書も開いていないだろうけれど、さっそくプリントで高校英語の勉強を始めたらどれもほとんど正解が出せた。「5文型」の話、「文の種類」の話をしたらしっかり理解できたようだ。第4文型SVOO、第5文型SVOCとかは難しいからこれからじっくり勉強していこう。今日は「感嘆文」の作り方にもすこし触れた。長文で27行の「数のトリック」という笑い話を全訳してもらった。文の流れをつかむのにいい訓練だ。
2年生MU君は前回、「関係詞」を使う英作文をやった。「ここにダムを築いた男たちはとても勇敢だった。」のように The men were very brave. の文中に who built the dam here. を「割り込み」させることがまだ苦手のようだ。関係代名詞の what は something which と同じ働きだから「〜すること」「〜するもの」という意味だけど、 what you are today は「今日のあなたの姿」と訳すと覚えやすいね。今日から「需要構文101」が始まった。毎回2課ずつ51週をかけてコツコツこなしていくよ。短めの入試問題を全訳することで文の流れを掴み、カンマや and の働きには特に注意を払うように練習していくよ。さっそく「不定詞」を含む構文をやった。
3年生EN君は前回、文法で「文の種類と書き換え」をやった。My parents have made me what I am today. 「両親のおかげで私は今の姿になれた。」のように、関係代名詞のwhatは「こと・もの」の訳ではダメなので「姿」と訳しておこう。この文を I owe で始まるように書き換えるには「〜を〜に恩恵を受けている」の意味だから、 owe 物事 to 人 のようにする。つまり I owe what I am today to my parents. とする。give のようにSVOOの文型でいうには owe 人 お金 の場合だけ。今日は新しく「文法・作文」の入試問題を始めた。弱点克服にとてもいい教材だ。 尾上
(追記)トランプ大統領が就任前から女性蔑視の発言をしたり、イスラムの国からの入国を禁止して民族差別の本音を臆面もなくツイートしたり、はてはメキシコとの国境に「万里の長城」のような壁を築くという。まさに時代錯誤の「バカモノ」が大統領に選ばれてしまった。一番進んだ民主主義の国(のはず)の選挙制度でもこういう異端者が登場することがあるんだね。
Newsweek や NY Times の紙面では、大統領を直接批判するような「下品」な記事は見ない。でもこのWQXRの記事のように、アメリカが移民を差別せずに積極的に受け入れる「自由の国」だという誇るべき歴史と伝統を守ってきたことを、視聴者に喚起するような記事が最近たくさん見られるよ。
前記のヨーヨー・マもホワイトハウスでのコンサートで、作曲家バーンスタインに、「この家族にも市民権をぜひ取得させていただきたい」、と米国政府のお歴々の前で紹介されている。アメリカはこういう移民を大切にしてきたからこそ「偉大な国」になれたのだ、という趣旨だ。55年前の記録が音源つきでYouTubeに投稿されているから「Yo-Yo Ma」で検索してみてごらん。









