三島ゆうゆうホールにて
「大文字山」
6年ぶりに箱根の「明星ケ岳」に登った。毎年8月16日の「大文字焼き」で知られた山で「大文字山」の別名がある。国道沿いの「宮城野・登山口」から急斜面を登ると1時間くらいで「大」の字のトンガリに着く。横の棒は100mもあるそうだ。町の青年団がここまで竹笹を運び上げて火をつけると、反対側斜面の「強羅」や「宮ノ下」のホテル・旅館の窓から「大」の字が夜空にくっきり浮かび上がり、旧暦のお盆の送り火として箱根の夏の風物詩になっている。
予期せずスミレを発見!薄紫のタチツボスミレがもう咲いた。山頂からは右に「金時山」、正面に「早雲山」、左手に「小田原」の海が大パノラマだ。6年前の2月1日、仙石原の友人KA君と「明星ケ岳」に登った時には、ここから湯本方面に縦走し「塔ノ峰」から麓の「阿弥陀寺」に下った。「皇女和宮」ゆかりのお寺でここには珍しい「琵琶」を弾く和尚さんがいたなあ。
その日は「塔ノ沢」からバスに乗れたので夕方予定より早めに帰宅した。すると、家内がトイレの前で倒れて気絶しているのを発見!すぐに救急車を呼んで近所の「脳外科医院」に運んでもらったら「脳内出血」だった。発見が早かったのか、6時間を超す大手術が無事成功して神様に手を合わせたよ。その後のリハビリも順調で・・・。
2年生ENさんは先週持ち帰った2回分のプリントを全部やって提出した。部活などで欠席して遅れていた分を、この入試期間中に自宅で必死に取り組んできたガンバリ屋さんだ。今日はその先の「動詞のイディオム」を勉強した。「長崎大」の英文 Abraham Lincoln’s career fits a popular American belief that every child can dream of becoming president. ではthat が「同格」を表す接続詞で「〜という」と訳せるとよかったね。「すべての子供が大統領になる夢を持つことができるというような、アメリカ人がだれでも持っている考え方に、エイブラハムリンカーンの経歴はピッタリだ。」今日もまた遅れている2回分を持ち帰って「家でやってきます」という。意欲あるなあ。
御殿場教室のYAさんが今日も熱心に出席した。昨日は「省略」の項目でむしろ「挿入」をやたら使う文を訳すのにとても苦労したね。「学習院大」の「犬のローバーは可愛いヤツ」では If I say, ”Rover・・・.” の直接話法の文中にカンマ・カンマで区切られた「挿入語句」、without〜とかon the other hand とか however quietly などに振り回されてしまったね。次の「挿入1」の単元では「同志社大」の「ストレスの解決法」が難しかったね。
裾野教室のKI君が出席して、後に前置詞の on や for をとる他動詞をいくつか勉強した。He bought the car for one million yen. 「一万円で買った」の for は「〜と交換に」の意味で、He paid one million yen for the car. 「〜のために払った」というのと同じ。後半も do や have を使うイディオムをいくつか覚えた。「神奈川大」の He had the strength to love others even in the face of hate, injustice and death. 「彼(1969年に暗殺されたキング牧師)は憎しみ、不正、死に直面したときでも相手の人を愛する力を持っていた。」もほぼうまく訳せたね。
中学生NI君は「関係詞」の復習問題をやった。The boy who I met yesterday・・・のように直前の名詞 boy を修飾できる代名詞のこと。I met him yesterday.の him が who に替わって主語の前に移動したのだと考える。だから「関係副詞」も同様に、直前の名詞を修飾できる副詞のことで there が where に、 then が when に替わって主語の前に移動するのだ。関係代名詞には what もよく使われるが、これは something which〜「〜すること、もの」と同じ意味を1語で表したもの、と覚えよう。 尾上
(追記)全盲になって老人ホームに入所した平塚の友人に何かしてあげることはないかと考えている。視覚障害者でも使えるスマホはないかな、とネットで調べてみたら iPHONE や iPAD がそれだった。ツルツルの画面でどうやって判別するのだろう?
さすがマックだね。実は音声対応だそうだ。指先で画面にタッチすると、アルファベット26文字が上下左右の4カ所に6−7字ずつ区分けされて、すぐに音声で読み上げてくれる。少しずつずらしていってこれでOKなら指を離すとその文字が登録される、という仕組みだった。ナルホド−!慣れてくれば健常者がキーボードで打つのと同じかもっと早いかもしれないね。
昔からある「ブレイル式点字」では6個の凸の組み合わせで読み取るけど、習得するのに1年から2年かかるらしいから大変だし、これを使うタイプライターはもう必要ないかもしれない。そこで「点字読み取り機」や「点字文書制作機」を製作している会社に電話で問い合わせしてみたら貴重なアドバイスをくれた。
横浜と厚木に神奈川県立の視覚障害者のための「支援センター」があるそうだ。厚木市の「七沢自立支援ホーム」では、視覚障害者が通所か入所して、白杖での歩行訓練や点字での読み書きを訓練し社会復帰させる施設だった。「七沢」といえば家内が脳卒中で手術をした後に3ヶ月「リハビリ病院」に入院してお世話になったすぐ近所ではないか。ともに「神奈川県総合リハビリテーションセンター」の一部だった。
