2017年3月30日(木)
裾野市民文化センターにて
「春期講習やってます」
やっと少し春めいて、朝の内の勉強会は実にすがすがしい気分になるなあ。「御殿場市民会館」3階の会議室は一番高い所でとても眺めがいい。廊下にはルノアールやモネの名画が飾ってあって良い雰囲気だし、大きな窓からは白銀の「富士山」が眼前にデッカク聳えてまぶしいほどだ。参加希望者に合わせて講習会場を急遽「三島」から「御殿場」に変更した。私も10分でいける距離だからうれしい。
9:30ピッタリ、新3年生のSEさんとEN君が到着して授業開始だ。まずは「センター試験対策」に取り組むことにして、過去問題集からプリントしてやってみた。30〜40分で解けるように、全6問で200点の問題を前半の半分だけやることにした。後半はほとんどが長文読解なのでスピードがあれば自学自習で何とかなる。第1問の「発音・アクセント」、第2問の「語彙・語法」と「語句整序」で得点できない人が多いので、この講座ではそこに十分時間を割いて弱点を克服することにした・・・。
今日の裾野教室は28年度の最後の授業で51回目になる。年末年始の1回がセンターの休館日だったから他の木曜日は全部授業ができたということ。定期試験などに重なって数回欠席した人もいるけど、3人ともプリントはほとんど最後までやりきれたね。来週からは3年次のテキストに入っていよいよ「センター対策」「二次試験対策」「私大対策」が始まるよ。
新3年生MIさんは前回、「動名詞」の用法を勉強した。 Besides –ing (〜に加えて)やinsist on 人–ing (人が〜するように主張する) What do you say to –ing (〜したらどうだろう?)のようなイディオムがたくさんあるね。どれも大切だ。今日は「代名詞」の one 〜 another や some〜 others を勉強した。和訳も作文もほぼ正解がだせたね。次回は「英検準一級」の問題にも取り組んでみよう。
SEさんは前回、「関係詞」の文法問題をやった。基本はしっかり理解できていた。上級レベルだと cases where SV (・・・の場合)や points where SV (・・・という点)が難しい。副詞の there でも言えるときには「場所」ではなくても関係副詞の where を使うのだ。今日は重要構文シリーズ最後の「文修飾の副詞」を勉強した。文頭にFortunately があると「文全体」を修飾するから、「幸運に」ではなくて、「幸運にも」とか「幸運なことに、・・」と訳す。It is fortunate that ・・・と言い換えられるからね。
KI君は前回、「副詞節」をつかう英作文をやった。「私は以前ほど旅行が好きでなくなった。」は I like travelling very much. の基本から、「比較構文」を使ってI don’t like travelling as much as before. と書ける。今日は新3年生全員同じ単元で、重要構文シリーズの99,100,101課をやった。「福岡教育大」の「夢は一種の精神活動だ」を和訳した。
御殿場教室の新2年生MU君が出席した。前回は長文で「母親たちの合宿」を和訳した。ミスが少なくてずいぶん和訳の力がついてきた。難しかったのは That, they say, makes their vacation really wonderful. この they say はカンマカンマで区切られているから切り取って文頭に移動させるといい。動詞のmakes は「〜を〜にさせる」という「使役」の意味だから、「そういうこと(夫と子供がいないこと)で休暇が本当に素晴らしいものになる、と母親たちは言っている」。と訳す。今日は「受動態」の文法問題をいくつかやったら大部分が正解だったね。英語が得意科目になってきた。 尾上
(追記)ポピーが一面に咲く風景がとても好きで、裏庭に種を直まきにするけど冬を越すからなかなか育たない。そこで昨秋には育苗用のトレイ3枚に播いて軒下で冬を越した。小さな「ケシ粒」ほどの種を一杯に播いたらとてもよく発芽したので、昨日は「中畑」の共同の農地に移植してきた。
山中湖の西の「花の都公園」に行くと広大な畑一面にポピーが咲き乱れる風景は圧巻だよ。昨年はここで色とりどりの種をたくさん頂いた。それに加えて、昨年の秋「信州・安曇野」に旅行した折に「碌山美術館」で買ってきたものをあわせてタネから発芽させた。「房総半島」の先端の町のように畑を一部花畑にするもの楽しいでしょ。