御殿場市民会館にて
「ど根性・ペチュニア」
青空の下、小田原の「フラワーガーデン」に向かう途中、いつものように足柄SAのドッグランに立ち寄って子犬に囲まれてランチにしたら、木道の階段の隙間に2本の可愛いペチュニアが!「アサガオ」に似ているけどブラジル原産のナス科の花でとても強い。ど根性・ペチュニアだね。
1日のフェイスブックで「頑張れ!!」とタグの付きの写真を見つけた。米国カランバスの踏まれそうな歩道にピンク色の一輪のペチュニアが!マリ先生の優しい心遣いが伝わる・・・。
1年生のTA君は前回、「コンピューターの普及」についての長い英文をきちんと正確に和訳した。今日は「不定詞」の勉強で、中学でやった基礎の上に、 too〜to〜や〜enough to〜を使う整序問題をやってみたらよくできた。一番難しかった和文英訳は「その日、子供たちは宿題をするのに忙しすぎて泳ぎに行けなかった。」で、too busy to goの基本文が書ければいい。 busy –ing とgo –ingがわかれば、The children were too busy doing their homework to go swimming on that day. とできあがる。さらに「助動詞」のcan、may、mustには2つめの「推量」の意味があることを覚えた。
2年生のAOさんは明日の中間テストのために対策勉強をやった。
3年生EN君は「関係詞」の入試問題をやった。There are cases ( ) honesty does not pay. 「正直がペイしない(割があわない)場合がある。」では、後半の部分がhonesty does not pay in the cases. となるはずだからそこを in which と置き換えるか、一語で where とやればいい。「明治大」の整序問題で、「桜の木は昔から日本においては、西洋諸国におけるバラのようなものである。」が惜しかったね。 例のA is to B what C is to D の構文を覚えていてほぼ正解だったのに。ところで、このwhat って何?「CがDにとって重要であるように、AはBにとって重要なものだ。」と訳せるから、「重要なもの」という意味を持っているのだ。
大学生のYAさんは「英検1級」の長文読解問題に取り組んだ。「純正のティシューは環境破壊」と「情報化時代と未来」、そして「不老長寿の科学研究」をじっくり読んだ。どれも洞察力の深い面白いテキストだった。しかし4択の設問文がどれも難しくトリッキーで今回は合格の70%には届かなかったね。語彙の難しさはさすが「1級」だね。This new quest for the fountain of youth has brought about some tantalizing revelations. の後半は「気を持たせるような事実の解明をもたらした。」と訳す。revelations とはreveal の名詞で「明らかにされたもの;暴露」。タンタロスというギリシャ神話の神が語源のtantalizingなんて知っている人はめったにいない。「じらすような」という意味で、彼は「思い通りにいかない焦燥の苦しみを味わった神」なのだった。 尾上
(追記)マリ先生はオハイオ州立大学の教授で私の次男がOSU大学院に在学中にお世話になった恩師だ。アメリカ人のご主人と共に同じ学部で日本語や東洋文化を担当されている。先生も私と同じ「宝塚市」と「西宮市」で中学・高校時代を過ごされ、偶然にも「御殿場市・東山」にご両親が晩年お住まいになっておられた。
昨年里帰りされた折にお会いして、懐かしの旧家を外からご案内した。茶畑に囲まれた瀟洒なお宅で赤い屋根の上には暖炉の煙突が。「お茶文化」も講義内容になるのでカランバス市郊外のご自宅にお茶の苗木を数本植えたそうだ。OSUの植物園には次男の記念樹「はなみずき」の老木と「勿忘草」が植えてあり、毎年花を咲かせては写真を送ってくださる。









