裾野市民文化センターにて
「富士山2合目へ」
久々に真っ青な空が広がって「富士山」も真っ白に輝いている。富士宮口5合目に通じる自動車道の「富士山スカイライン」を歩いてみることにした。通行止めのゲートに駐車して、スパイク付きの長靴を履きプラスチックのそりを片手に登っていった。すっかり除雪も終わって5月の開通を待つばかりになった道路には雪解け水がチョロチョロと。
1時間ほど歩くと「高鉢駐車場」に来た。昔よく「きのこ狩り」に来て珍しい真っ白なヤマブシタケを見つけて興奮したことがある。ここは江戸時代以来の正式な登山道で、「富士宮浅間神社」からスタートした登山者がここで一休み。標高1600mにあたり2合目と呼んでいる。この付近ではオオバイケイソウの大群落を見つけたことがあるので、一面に雪が残っているけど樹林の中を少し歩いてみた。
あった!バイケイソウの新芽が雪解けしたばかりの窪地に3つ並んで立ち上がっていた。甘い香りの梅の形をした花を鈴なりに一杯つけて咲くのは1ヶ月先のことだけどね・・・。
3年生MIさんは文法・作文で「時制」を勉強した。接続詞のsince でつながる複文は左の主文には「現在完了形」、右の従属節には「過去形」を使うのが普通。「〜した時以来、今までずっと・・・だ」の意味だからね。私がヒントを与えて考え直してもらうとたいてい正解にたどりつける。今の内に苦手を克服しておこう。今日は「英検準一級」の問題をすこしだけやってみた。空所を埋める語句を4択の中から選ぶことになっているがなかなか難しい。語彙力はかなりあるのだが。
SEさんも「時制」の問題は少々苦手のようだ。 「条件や時を示す節」をつかった英文では「未来」の内容でもwill を使わずに「現在形」で書く、という受験生泣かせのルールがある。If it is rainy tomorrow, ・・はisであって will be ではない。なぜなら、助動詞のwill (〜だろう)を加えると「予想」が半分怪しいが、という「話者の気持ち」を加えてしまうからダメなんだ。ここは「〜であるとするならば」とか「〜する場合には」「〜した後なら」の意味だから、「前提」として断定しなきゃいけないのだ。
KI君も「時制」の問題をやってみて、「過去」より以前の事柄を「過去完了」で表すことに不慣れだったね。「大過去」ともいうけど「その時にはもうすでに〜してしまっていた」という意味になる。 When she came in, all the teachers had been seated.のように使う。語句整序の問題では「中央大」の問題が難しかったね。「医学の進歩によって、日本人の平均寿命が伸びました。」は「日本人の〜」が文尾に書いてあるから、これを目的語にしないといけない。つまり「無生物主語の文」のように、「医学の進歩」」が主語で「日本人の平均寿命」をその「対象」に置き換えないといけない。つまり、 Advances in medical care have lengthened the average life-span of the Japanese.となる。
1年生KA君が今日入会した。学校の授業よりも少し先回りすることになるけど、まず英語の文型を勉強した。「動詞V」を中心に左に「主語S」、右に「目的語O」や「補語C」を置くから、英語は語順を大切にする言語だと言える。第1文型のSV、第2のSVC、第3のSVOのように。語句の並べ替え問題や和文英訳の問題をいくつかやってみたら正しい答えがかなりたくさん出せたね。2枚目のプリント「文の種類」では、「感嘆文」の作り方を勉強した。「とても〜だ」と very 〜でいう所を「なんと〜なんだろう」と強調するにはvery をhow に置き換えて How 〜の形で文頭に出せばいい。 尾上
(追記)農作業仲間のTAさんが、英語塾が終わったときに1年生のTA君を迎えに来て、ついでに「発芽したモミ」をプレゼントしてくれた。専業農家のご主人が播種した後に残ったモミを分けてくださったのだ。今年は昨年の自作のモミで残しておいたものがあるのでそれを播くつもりで,先週水につけたばかりだった。先を越された。
今年もまた「田植え」と「稲狩り」は仲間の6人と一緒に楽しくやりたいけれど、「水の管理」や施肥や雑草取りは自分でせっせとやるつもりだ。育苗から脱穀、乾燥まですべてを自分の力でやってみたい。今日は朝から快晴に恵まれ、日当たりのよい庭に出て、用意した育苗用のトレイ6枚にそのモミをたっぷり播いた。
