三島ゆうゆうホールにて
「大学同窓会で東京へ」
久しぶりに東京に出て、新中野で今も牛乳屋をやっている友人を訪ねたのは、翌日の小学校の同窓会には出席できないから幹事役のSU君に挨拶するためだった。その後「東高円寺」から地下鉄と中央線を乗り継いで、「武蔵境」の先の「多磨」に新キャンパスのある東京外語大の「同窓会」に出席した。年次総会と卒50年慶祝会、そしてロシア科の「二次会」はどれも盛大で実に楽しい時間を過ごした。記念の写真を何枚もネットで送ってくれたTA君に次のようなお礼のメールを書いた。
このアルバムは私にもきっと貴重な宝物になるよ。ありがとう!貴殿の追伸のコメントに感動した。「この写真を小生のFACEBOOKに掲載したく、どうかご了承ください。それを閲覧できるのはごく少数の小生の知人だけです。こんな素晴らしいクラスメートがいたことを彼らに知らせたくて・・・。」
1年生NI君は今日、「動名詞」の勉強で It is no use –ing〜(〜しても無駄だ)と、There is no –ing 〜(〜することは不可能だ)を勉強した。前者は It is useless to 〜に書き換えできるし、後者も It is impossible to 〜と不定詞をつかって言い換えられるよ。There is no denying the fact that students tend to study just before an examination. は 接続詞の that が「同格関係」を示すと知ったね。the factの説明になるんだ。「生徒が試験の直前に勉強する傾向がある、という事実は否定出来ない。」と訳せればよかった。
3年生のTAさんは前回「福島大」の入試問題で下線部の日本語を英訳する問題をやってみた。ほぼうまく書けていたけど、ミスしたのは「伝聞」の「〜だそうだ」で、現在形で I hear (という風に聞いてるよ)が一般的。 「〜と言われている」と同じだから They say that〜とか It is said that 〜で始めるのもよかったね。不定詞にして They are said to 〜とも書ける。
今日は「比較」でどれも難しい入試問題ばかりなのに80%も正解が出せた。「早稻田大」の和文英訳で「以前より暮らしが楽でない人もいる。」では、「暮らし向きが良い」はイディオムで be well off という。逆に、悪ければ be badly off というよ。比較級の better を使って、Some people are not better off than before, と書ければ正解だけど、指定語句に be が含まれているから 〜than they used to be(昔〜であったのと比べると)と言い換える。
裾野教室のKA君は前回、「名詞・代名詞・冠詞」の項目で人名、固有名詞のMr. Wilson に冠詞のA がついたら特別に「ウイルソンとかいう人が・・」と訳すよ。A person called Mr. Wilson のことだ。今日は「受動態」を勉強した。どれもほぼ正解だったね。speak well of 〜(をほめる)や、laugh at 〜(を笑いものにする)のような2〜3語の熟語を一つの動詞と見なすことも大切だ。「〜にほめられる」なら be spoken well of by 〜、とか be well spoken of by〜となるし、「〜に笑いものにされる」なら be laughed at by〜 となるよ。 尾上
(追記)卒25年と卒50年の「慶祝会」では紅白まんじゅうが配られ、現役学生のインド舞踊が披露され色を添えた。その後の「レセプション」ではロシア語科のテーブルが大きな輪を作り、ドイツ語科のOH君、英語科のNA君とSAさんとも昔話を交わした。終了後、ロシア語科は「二次会」会場に移動して夜が更けるまで賑やかな近況報告が続いた。二次会に出席した学友たち、当日欠席した学友たちにも次のようにメールを書いた。・・・
昭和38年に入学した40人のうちで、「外語会」の「卒業50年慶祝会」に15名も出席した学科は我らロシア語科がダントツ!フランス語はわずか一人。良きにつけ悪しきにつけ面倒が多々あったと推察される幹事役を見事に果たされたMI君に拍手!そして、万難排してこのよき日に母校に集った50年前の若者たちに乾杯!青森の銘酒「田酒」も仕入れてあったりして知的な雰囲気のいい酒場だったね。
卒業後東大の院に進んだご本人は「外語は通過点・・」と言いながら、KAさんほど綿密に外語時代を記録し保存している人を他に知らない。さすが山男で、登山には記録が重要だ。当夜は、スケッチもいくつか入った日記帳を何冊も持参してくれたけどじっくり拝見する間もなく、亡き学友KO君のことだけは一部読ませて頂いた。皆さんにも資料提供して欲しいとのことです。
静岡福祉大学の学長を終えてからは執筆活動が中心で、鎌倉で出会った美しい奥様と熊谷市に住んでおられる。私は昔お会いしたし、彼も私の吉原高校や稲取高校時代に訪ねて来てくれた。29日出版予定のご著書にはこの学生時代にも触れるそうです。乞うご期待。
皆さんには、ほぼ月一回のトレッキングの企画をこれからもお知らせします。一度参加してみてね。ではまた元気で会いましょう!箱根の怪人より









