裾野市民文化センターにて
「あこがれの槍ヶ岳」
今朝は久しぶりに「金時山」に登ってきた。長靴で傘をさしての登山だ。相変わらずの曇り空で霧雨も降って今年の夏山はこのまま終わってしまいそうだ。山頂には「金時娘の小屋」をたずねてくる人も少ないし、山ユリ、シモツケソウ、ギボウシなど夏の名残りの花ばかりで少々寂しいね。シラヤマギクが咲き出していつの間にか秋になっているよ。あれ!薄紫のマツムシソウがもう咲き出したね。
昨年の今頃は信州の花の名山「燕岳」2763mに登ったなあ。やはり時折雨に降られて山頂では傘をさして弁当を食べるのがやっとだったけど、広大な斜面に咲き誇る高山の女王コマクサの大群落にめぐり会えた、そこは尾根伝いの「表銀座コース」といって、もし晴れていれば真正面に若い頃登った3位の高峰「奥穂高」と、今もあこがれの5位「槍ヶ岳」が見えたはずなのに・・・。
3年生MIさんは前回、「関係詞」の as を使う英文を和訳した。「中央大」の As is true of many inventions , it was created to fill a need −・・は、as が主語で関係代名詞 which と同じ働きなんだ。後の文を「先行詞」にして「多くの発明にあてはまることだけど(あてはまるように)、バスケットボールという競技はある必要性をみたすために考案されたのだ。」.と訳せば良かった。今日は「時・条件」の表現を復習した。
SEさんは「会話表現」を総まとめする単元で、一気に50題をやってみた。「センター試験」の第2問にも必ず出題されるから安易に考えてはいけない。80〜90%の正解が出せて安心して良いけど、ミスの問題を復習してさらにパーフェクトを目指してね。How was your summer holiday? の答えは Couldn’t have been better. (最高!)つまり、「これ以上いい休日にはなれなかっただろう」と仮定法を使っていう。
三島教室のTAさんが出席した。「疑問文」の様々な表現を勉強した。「早稻田大」の整序問題で「私の妻は子供の育て方について独自の考えを持っている。」はas to が疑問詞節の前につくと「〜について」に意味になることがポイント。My wife has her own ideas as to how children should be brought up. のように、後半が「子供がどう育てられるべきかについて・・・」と、疑問詞+S+Vで「受動態」で書いてあってさらに難しかったね。
1年生KA君は、1年生の最初に戻って「文の種類」を復習した。平叙文が疑問文、命令文、感嘆文の3つにほぼ正確に書き換えられた。ミスにもすぐに気がついたからここは完璧といってもいいいね。「文型」の話になると、Vを中心に、SとOとCが区別できなくてはいけないし、文の主要素には入らないけどM(修飾語)が指摘できることも重要だ。「時」「場所」を表すMは文の最後におくけど、前置詞+名詞もMだし、-ly のつく副詞もMだから注意しておこう。
御殿場教室の大学生YAさんが出席した。英検一級の「模試問題」2題に挑戦したら6問中5問正解だった。すばらしい!読解力がぐんぐん伸びているね。3問目は800語の長文だったけどこれも80%正解だったから「合格」だね。あとは解答時間が勝負だけど。「神の存在」については「宗教と科学」という観点から今も議論が続いていて、「ダーウインの進化論」だけでは納得できないような事象がこの世の中にはあって、「相対性理論」のアインシュタインも「創造主」の力を否定出来ない、と言っている。カナダ留学まであと3週間にせまって準備に忙しいね。
15日から「夏期講習」が始まって前半の2日が終わった。3年生が三島、裾野、御殿場から5人全員が参加してくれて例年以上に教室が盛り上がっている。さらに希望者の1年生男子も加わって一緒に机を並べ、「文法・作文・和訳」に取り組んで上級生の刺激を受けている。「センター試験」対策と国公立二次・私大対策のプリントを用意して2時間半をフルに活用している。日頃学校で聞かない「発音のしかた」「発音記号」「アクセント」などは夏期講習の定番になっている。後半は19日(土)20日(日)に同じ「三島ゆうゆうホール」でやります。 尾上
(追記)NHKテレビである山岳写真家が北アルプスの「槍ヶ岳」から「穂高連峰」という超・上級者コースを踏破して撮影したドキュメンタリーを最近放映したよ。彼は最近ますます威力を発揮してきた「ドローン」を操作できる人と一緒に登って、なんと「槍ヶ岳」山頂からビデオカメラ搭載のドローンを飛ばし、ハトかワシになった目線で100m離れた空から自分たちや周囲の山々と崖の急斜面を映し出したのだ。
スゴイね!「槍ヶ岳」がますます美しい!こんな映像初めて見たよ。飛行機やヘリコプターでは危険でここまで近づけないし、どんな優れた登山家も自分の目では見られない光景だった。さらにそこから「北穂高」までは、有名な「大キレット」という急峻な崖をクサリやハシゴを使って何度も上り下りを繰り返さねばならない。重いカメラやドローンを背負ってナイフの切っ先のような尾根道をよくもバランスよく踏破したものだ。
