大学時代の仲間とのトレッキングも103回目だ。「ユーシンブルー」で最近人気上昇中の「西丹沢」の「玄倉川」の渓谷を4人で歩こうと計画した。渓流の水が透き通ったブルー色で、この時期は赤や黄色の紅葉も相まって渓谷の最高の美が味わえそうだ、と期待を込めて私が提案した。
御殿場線の「谷峨駅」に流山・東京・横浜から集まった仲間を乗せて私の車でダム湖の「丹沢湖」に登って行った。昔のビジターセンターの跡地の「玄倉川」がスタート。湖畔はもう数百台の車で埋め尽くされているよ。眼前には真っ赤なモミジが淡い緑色の湖水に映えてここだけでも楽しめそうだ・・・
3年生TAさんはセンター対策をやったら80%を越える上出来だった。発音問題も苦手ではなくなったね。津田塾大の過去問は適語補充や会話文は合格点だった。一方読解力では長文「ペットを買うのはいいことだ。」を読んで、内容の理解度を見る四択問題がなかなか難しい。本文はすっきり読めているのに、選択肢の英文がいかにも出題者に作られた英文で紛らわしいからかな。得点率を上げるにはこの大学の過去問5年分を徹底的に解いて暗記するぐらいやるのが近道だと思うよ。学校で紹介してくれたという難解なイギリス文学の「サマーセット・モーム」や「バートランド・ラッセル」を読むのは「労多くして益少なし」だ。19世紀の英国文化や習慣や思想を理解するところから始めなければならないから。
裾野教室のKI君が出席して同じセンター対策をやった。第1問と2問だけの55点分で、ここが細かく点を稼がねばならないところだがミスが3カ所しかないほど好成績だった。今日の英文和訳で苦労したところは Its control of children is demanding and extensive. で、「テレビの子供の支配は・・・」ではマズイ。「〜の」を繰り返すのは意味不明になるから。名詞の「支配」を「支配する」という動詞におきかえて、「テレビが子供を支配する力は・・・」と訳すととてもいい。It controls children という「文」を「名詞構文」に書き換えたのだね。このof は目的語「〜を」を示している。
裾野教室の1年生KA君もこちらに出席して「接続詞」を勉強した。and、but、or、for、 soの5つを「等位接続詞」と呼ぶ。文と文を対等の関係で単純につなぐから。しかしthat、if、whether、because、as、when、thoughなどは「主文」SVOを修飾する「従属節」を作って、その前や後に置くから「従属接続詞」と呼ぶ。接続詞の(2)では、「理由」を表す接続詞now that(今はもう〜なので)や「条件」の in case(〜の場合にそなえて)、「目的」の so that (〜するように)などまだ未習の接続詞もたくさん覚えたね。 尾上
(追記)案内所でマップをもらいハキングに出発しよう。川に沿ってトンネルが8つもあるそうだ。手掘りのままでゴツゴツした真っ暗なトンネルもあって懐中電灯が必需品らしい。一番の見所は第二発電所のある玄倉川の神秘的な水の色で、それを誰かが「ユーシンブルー」と名付けたら一躍人気コースになったそうだ。おおぜいの若者たちが元気に早足で「ユーシン渓谷」に向かっていく。中国語や欧米言語もきこえてくるほどの人気コースだ。
しかしその見所までは6.3キロも歩かなくてはいけないのに、おしゃべりと写真撮りに夢中のわれわれのスピードでは3〜4時間もかかりそうだ。いいさ、なんとか元気にまた4人で紅葉を楽しみながら歩けたことに感謝して、まだ2時間ほどしか歩いていないけどこの岸辺で弁当を食べたら引き返そう。丹沢湖の湖岸を彩る真っ赤なモミジの並木を歩き、中川温泉の「ぶなの湯」にも寄っていこうよ。









