「フェイスブックの若き創業者」
前回は今年のアカデミー賞の7部門でオスカー像を獲得した映画「オッペンハイマー」の話でした。今日は2011年のアカデミー賞で3部門を制した映画「ソーシャルネットワーク」について書きます。私が中古のスマホやライトニングケーブルを買ったりする御殿場市内の販売店「ゲオ」はレンタルビデオも人気で、最近続けて借り出しては見ている。既に紹介した「エベレスト」や「ようこそセバスチャンへ」「コンパートメントNo.6」などどれも受賞した高い評価の作品を選んだ。そこで見つけたこのビデオが「ファイスブック」の考案者をモデルにした実話小説の映画化であると知って興味が沸いたのです。
ハーバード大学の男子学生マーク・ザッカーバーグが在学中に起業家になり、今は最年少の億万長者に昇りつめた経緯が面白い。恋人にふられた腹いせに、いたずら心で学内の女子学生全員の身分証明書写真をハッキングで盗み出し、「美女コンテスト」をネット上で展開した。すると大学のほぼ全員が会員になったという。気をよくして東部の他大学の名門イエール、コロンビアにも拡大し、西部のスタンフォードなど米国の主要な大学だけでなくイギリスにもネットワークを広げたのが「フェイスブック」の始まりなんだなあ。今や世界の数億の人たちが・・・
御殿場市生涯学習「ひろがり学習塾」は今年度も24の教室を開設した。「英字新聞を読もう!」の教室も今月末から又再開される。申し込みは継続2人、新規3人の計5人の女性たちで、70才代が3人60代と50代が一人ずつ。申し込んだ人にはまずLINEのグループ「英字新聞を読む会」に入ってもらうことにした。同じ内容で一斉に連絡できるから電話よりずっと能率がよい。これは現役の大学生YAさんMUさんのように、私が主宰する「UG会」の卒業生で入会しないけれど、個人で読みたい人には教材や写真を送って自習してもらおうというものだ。
4月になっていくつかの記事をLINEで送った。ジャパンタイムズのデジタル版から「お花見の経済効果」、「文化人類学会がアイヌ民族に謝罪」や「サッポロビールが創業地の恵比寿へ」「業務スーパーを称えて」を選んだ。他の新聞も同じだが第1面や2面にある政治経済の記事は、だれでもテレビや日本の新聞で知っているからあえて英語で読む必要はないので扱わない。それよりも外国人の目から日本の伝統や文化がどう見えるのかに特化して私は選んでいる。このようなデジタル版の記事はたいてい読み上げの音声がついているのがいい。リスニングの練習にもなり一石二鳥だ。 尾上
