「アカショウビン」
22日は久しぶりに東京へ。暖かな秋の朝、上野公園の階段を上がるとたくさんの人、人。修学旅行で班別行動の中学生らしき5人グループ、東京にしっかり溶け込んだ感じの在住外人たち。噴水の広場では「忍者」の大きな張りぼての周囲にたくさんの出店テントが並び、祖母の故郷三重県の伊賀市から来た物産展がにぎわっていた。この日は東京板橋に住む従姉妹の夫が「東京都美術館」(トビカン)で開催中の公募展に今年も出品し入選したというので応援に駆け付けたのだ。展示室に入るとまず協会大賞や文科大臣賞の大きな作品が目に入る。彼の作品は13室という一番奥の部屋に飾られていた。髪を風になびかせた少女の周りに猫とコウモリを配して幻想の世界のよう、アクリル画で美しい透明色だ。でも特別賞に入らなかったのは、まずはサイズが20号では小さすぎるからかな。100号を描くとしたら大きなアトリエや搬入の諸費用など、難しい問題だと嘆いていた。
この日はもう一つ同じ美術館で開催中の「田中一村展 奄美の光・魂の絵画」を見る計画で上京したのだった。しかし、平日というのに入口は大変な人の波で1時間待ちだというから、気の短いわたしはあっさり諦めて別の博物館に行こうと決めた。なぜなら、田中一村の素晴らしい作品は5年前の冬、家内と飛行機で奄美大島に旅して、空港に隣接する「奄美パーク」にある鹿児島県立の「田中一村美術館」でゆっくりたっぷり堪能してきたからだ。サンゴ礁の海辺を模した池の周りに丸いドームを配した素敵な美術館だったなあ。南国独特の植物、アダンの実やクワズイモの葉の合間に美しい鳴き声の小鳥アカショウビンをモチーフに独特の世界を描き、不遇のうちに大島で亡くなった一村を日本のゴーギャンと呼ぶ人もいる・・・
昨日は「英字新聞を読もう」の教室3回目だった。前回9日に続いて「八ヶ岳のイタリアン料理店」の話。文法では「後置の分詞構文」や「強調構文」をおさらいした。文脈の読み取りは、2文目に接続詞がなければそれは前文の「説明」や「理由」になるはずですよ、と。
月に一度教室で扱うテキストのほかに、5〜7日に一回は会員が自由に読めるように興味深い新聞記事を選んではLINEで転送し、全文をコピペしてメールで送っている。先週17日はちょうど「満月」で、その月のようにまん丸でピカピカの禿げ頭の紳士の写真に興味を持った。見出しはThinning up top? Hair loss in Japan is not the end.(髪が薄くなってるの?日本人の抜け毛はおしまいじゃない)で、抜け毛対策やケアの仕方、育毛剤や髪の毛のインプラントにも言及している。Many of the biggest comfort and cosmetic issues a bald person faces (oiliness, acne, and excessive shine) can all trace their roots to an overly dry scalp. (禿げの人が抱える安心と美容上の大きな問題の多くは、(油っぽさやニキビ、てかりすぎなど)すべてその原因をたどると頭皮をあまりに乾燥させすぎるためらしい)。issues(問題)の後に関係代名詞whichが省略されてるね。
後半ではAmong Asian countries, Japan has the highest rate of alopecia at around 26%, as well as 7.8% of women experiencing some form of hair thinning. (アジア諸国の中で日本は脱毛症の率が一番高く約26%で、女性も7.8%がなんらかの薄毛を経験している)。The greatest determinant for hair loss is of course genetics, (その抜け毛の最大の原因は、もちろん遺伝なのだ)と書いている。ストレス、食生活、育毛剤の使いすぎなど、ライフスタイルのせいだという人もいるが。 尾上









