「芦ノ湖岸のセラピーロード」
先日は御殿場よりもっと涼しい箱根へ。「桃源台」ロープウエー乗り場の先の湖尻に車をおいて、バスで「箱根園」に行ってからスタート。静かな湖畔の遊歩道を歩いて戻ってくる計画だ。箱根園に着くと、「箱根プリンスホテル」から3キロの遊歩道が舗装されている。森林浴を楽しみながらウォーキングにとても良い。「セラピーロード」(癒しの小径)と呼ばれて一般車が侵入できないからサイクリングか歩いている人ばかり、ここでもたくさんの外人グループに出会っては挨拶をかわした。
1キロほど歩くと途中に、昔は「樹木園」として観光客を集めていた自然あふれる公園があった。入場してさらに湖岸を歩いていくと湖水の中に赤い鳥居が見えてきた。安芸の宮島の「厳島神社」のように船で参拝するのかな。そこに真っ赤な社「九頭龍神社」があった。箱根神社本殿の隣にある九頭龍神社は「新宮」こちらが「本宮」で、芦ノ湖の「竜神様」を祭っている。心願成就・良縁祈願を求めて拝殿に手を合わせるひとたち。モーターボートに乗って参拝にやってきた女性の姿も・・・
昨日27日の「英字新聞を読もう」は「ジャパンタイムズ」からJapan doesn't have too many tourists, statistics suggest. It just feels that way.(統計によれば、日本への旅行者は多すぎではない。そんな風に思えるだけ)を読んだ。外国人旅行者の数を国の総人口あたりの人数で比べると、日本は2千5百万人でわずか0.2人。フランス、ギリシャなどEU各国の1.5〜3.4人と比べるとまだまだ増えてもいい、と述べている。しかし、ヨーロッパと日本は事情が異なるからそれはフェアな比較ではないという反論もある。Freedom of movement in the European Union and efficient ground and short-haul transportation make quick cross-border hops easy in the region, inflating international arrival numbers.
「EU域内の旅行の自由と、陸路で短距離の効率のよい交通手段のおかげで、この地域では短時間に国境を越えることが容易になっている。それで、外国旅行者の数が増えているのだ」。ここで「A and A’」のルールを思い出そう。似たようなカテゴリーの語句を並列するんだったね。andを含む長い主語を受けてmake〜easy(〜を容易にさせている)だから主語はfreedomとtransportationという名詞だね。二つ目のandはground(陸路の)とshort-haul(短距離の)をつないでいる。
カンマの後は「分詞構文」だから , and inflate〜のことだね。このandは「そしてその結果」のように感じられる。2つの項目を単純に並べる用法のほかに、次の文の動詞absorbとmaintainのように「原因・結果」のつながりになる用法もあるよ。Can the community absorb that many visitors and still maintain a lifestyle that people come to see in the first place, (その地域がそんなに多くの外国人を招き入れて、彼らが見にきた生活習慣をそれでも維持して行けるのだろうか?)のように。 尾上









