2017年11月30日(木)裾野市民文化センターにて 「新米で収穫祭」
7人の農作仲間とその家族も呼んで今年もいつもの畑で「収穫祭」のBBQパーティをやった。元幼稚園の先生TAさんがこまめにほとんどの食材を集めてくれたので朝から調理を始めていた。会長のYAさんがガスボンベなどを用意してくれ、私たちが育てたコシヒカリも炊きあげてくれたところに、私も「整形外科病院」の診察を終えて遅れて到着。前日、「丹沢湖」サイクリングで自転車が転倒。X線検査では骨折もなかったけど右腕を強く捻ってしまったらしく後日MRIで精密な検査をしてもらう予定。
「ノンアルコール」で乾杯して「今年もお疲れ様でした!こういう集まりはずっと長く続けたいねえ。」焼き上がったBBQの肉や野菜に舌鼓を打つ。「今年のコシヒカリは甘みがあって美味しいねえ。」皆さん、手作りの得意料理を持ち寄ってお味見する。KAさんの奥様は中国人でふかしたての中華風肉まん。OKさんは徹夜で焼いたおいしい菓子パン。地主のお母さんからはお漬け物の差し入れなど・・・。
3年生MIさんは前回,不定詞をつかう英文を和訳した。「宮崎大」の「夢の楽しさ」で最後の二文は I am mystified by people who say they never dream and appear to have no interest in the subject. It is much more astonishing than if they said they never went out for a walk. 「夢を見たことがないと言う人や、夢の話題には興味がなさそうな人には困ってしまう。」続く次の文が「比較構文」になっていて、何と何を比較しているのか考えよう。「人が散歩に行ったことがないと言ったらビックリするけど、それ以上にそれ(=夢を見たことがないなんて言うこと)はもっとずっとオドロキだ。」と訳せるといいね。thanと ifの間に It is astonishingが省略されているのを見破って適語を補充して訳そう。
SEさんは前回、「早稻田大」の「不況の時代」を和訳して難しかった。In the ‘consumer society,’ constant increase ―― in money and goods ―― seemed the only thing to look forward to and strive after. 「消費社会では、お金や品物がたえず増えることが、期待する唯一のことで追求する唯一のことだと思われた。」look forward to と strive afterの目的語が前に出ているthe only thingなんだね。センター試験のアクセント問題が苦手なのでいくつか練習した。英語の強弱アクセントを、日本語式に高低アクセントに置き換えればもっと覚えやすいよ。
KI君は前回、「信州大」の「読書のスピード」を和訳した。The first twenty or thirty pages of many of them had their margins filled with penciled notes and there were dozens of words and phrases underlined. Andで2文に分かれているね。前半はhave 物 –edの構文で「〜してもらう」「〜される」の意味だから、「その古本の多くの最初の20〜30ページは余白がエンピツのメモで一杯だった。」次は there構文だから普通の受身の文に戻して、「何十もの単語や熟語には下線が引かれていた。」となる。今日のセンター試験は90%の素晴らしい正解率だった。最近学力が安定しているね。
三島教室のTAさんが出席して「センター試験」の1・2問をやったら発音問題もミスがほとんどなくて、90%に近い正解が出せた。次に「津田塾大」の過去問をやってみたら各問ともに80〜90%の高得点だった。下線部和訳では Bookshelves are universal in that almost everyone has one.はin that 「〜という点で」に注意すればよかった。「本棚というのはほとんど誰でもひとつ持っているという点で普遍的な物だ。」
御殿場教室のYAさんが参加して「不定詞」の文法、作文を入試問題で勉強した。He has no room to study in. (勉強する部屋がない。)は、関係代名詞を用いて前置詞 in を前に出す方法がある。He has no room in which to study. のように。同様に「人」の場合もHe has no friends to talk to. がHe has no friends to whom to talk. と言い換えが出来るね。
1年生KA君は前回「文の種類」で「否定の疑問文」の時には「はい」と「いいえ」が逆になると覚えたね。つまり返事が「否定」ならいつも最初に Noをつける。「肯定」の返事なら Yesをつける、と覚えるといいよ。今日は「動詞の時制」で現在・過去・未来とそれぞれの「進行形」を復習した。とてもよく理解できていた。 尾上
(追記) 今年一年、畑作業の合間に撮りためたスナップ写真をもとに「御殿場コシヒカリ 育成奮戦記」をA4版2枚にまとめてプリントし農作仲間の皆さんに配った。
4月初旬、昨年収穫して残しておいたモミ10合を20℃のぬるま湯につけて発芽させる。1週間後育苗用のトレイ9枚にモミ蒔き。5月下旬、10センチ程に成長した苗を3週間遅れの「田植え」。7月には稲の小さな白い花が咲き出す。地主さんの田んぼから分けて頂く水が途切れないよう「水管理」が一番大変。自宅から7キロの水田まで週に2−3回、車や自転車でよく通ったなあ。
10月下旬、やっと「稲刈り」だ。7人が手に稲刈り鎌持参で集まって作業開始。2時間ほどで50キロくらいのモミが収穫出来た。富士吉田市の農協まで出かけて「コイン精米機」にかけたら70%くらいに目減りしたけど合計で30キロくらいのコシヒカリで、わずか50坪の水田だから大収穫だ。この日のパーティに間に合って良かった。
