高校英語UG会 三島・裾野・御殿場

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SVのペアが6つある文
SVのペアが6つある文
2017年11月27日(月)三島ゆうゆうホールにて 「高川山に登る」 
 「山梨百名山・手帳」のページを繰りながら「今年はいくつ登ったかな?」と楽しんでいる。45番目に初狩の「高川山」を選んだが、実は土曜日に大月の「猿橋」に行ったのは、駅裏の「岩殿山」に登ってから後の計画だった。春は桜、秋はもみじの観光名所で634mの低山だけど以前から気になっていた。中央線の「大月駅」のすぐ裏手を見上げると大きな岩山が屹立しているよ。
 「岩殿山」は戦国時代、逃亡する武田勝頼一族を笹子の手前「天目山」まで招いておきながら、裏切り滅亡させた家臣・小山田信茂の居城だった。新田次郎「武田信玄」4巻本を読むと悲劇のヒーローの歴史秘話には泪してしまう・・・。

 3年生TAさんとYAさんがお休みしたので今日は一人だけだった。
 1年生TAさんは前回、英作文で「この川は以前のようにきれいではありません。」は「比較構文」のas〜 asをつかって  This river is not as clean as before と書けると良かった。さらに長文で「日本人は礼儀正しいのか?」を少し和訳してみた。SVがたくさんある長い英文が多くて参っていた。今日は一対一でじっくりと教えられるので、「時制」(現在・過去・未来)のプリントを2枚勉強してからその23行の長文にもう一度挑戦した。特に最後の一文は It seems that when the situation arises in which Japanese do not have to be held responsible for something they do, it is easier for them to do things they normally would be ashamed of doing、こんな長い一文は初めてだね。動詞Vの数がseems、arises、do not have to be held、do、is、would be と6つもあって、当然SVのペアが6つあるからつなぎかたが大切だ。It seems that SVの構文に副詞節の when SVが組み込まれているから複雑に見えるんだね。「日本人は自分がやることに対して責任があると考える必要がないような状況が生まれたときには、普通ならやるのが恥ずかしいようなことでもやってしまうことが比較的容易なのだ、と思われる。」尾上

(追記)「岩殿山」の登山口まで行ったら工事中だよ。この8月の台風で崖崩れし「大菩薩峠」にむかう国道も塞いでしまった。しばらくは登山禁止だそうだ。しかたなく短時間で登ってこられる山梨百名山を近所にさがして「高川山」976mに決めた。「秀麗富嶽十二景」のひとつでもあり、南に「富士山」「三つ峠」、北に懐かしの「雁ケ腹摺山」や「滝子山」が展望できるらしい。
 紅葉の映える名勝「猿橋」を上から下からたっぷり眺めてから、大月図書館に戻って自転車をのせ一駅先の「初狩」に向かった。登山口からコースが数本あり急な「男坂」よりも楽そうな「女坂」を選んだ。名残のもみじが赤や黄色に輝く山道を1時間ほど登って「高川山」の頂に着いた。岩山には先客も3人ほどいて大展望を楽しんでいる。
 後から着いた若い男女がカメラを差し出し、白銀の富士山を背景に撮ってほしいと言う。午後の太陽は富士山をシルエットで美しく輝かせているけど逆光で顔も暗くなってしまうので、「2人並んで横向きになってごらん」と提案してカシャ!。素敵な一枚に大喜びする2人に、「美男美女は絵になるねえ。お似合いのカップルだよ。」
2017/11/27 (Mon) 23:24


カンマカンマはカッコに入れる
カンマカンマはカッコに入れる
2017年11月26日(日)御殿場市民会館にて 「甲斐の猿橋」
 山梨県大月の「猿橋」はいつか訪れたいところだった。我が家からわずか50キロなのに河口湖から中央高速にのってしまっていつも素通りしていた。晴天の昨日、大月図書館に駐車して自転車を組み立て「桂川」の左岸を走った。この季節最後の紅葉が深い渓谷に映えて実に美しかった。
 一番上流の「新猿橋」からは3本の橋が展望できる。国道20号線「甲州街道」の赤いアーチ型の鉄橋と、明治時代末の水力発電用の水路橋と、遠く奈良時代に掛けられたという木造の「猿橋」と・・・。

 3年生EN君は「信州大」の英文和訳が誤訳だったね。The owners, probably earnest university students, had started out very seriously, determined to master the books. 「その本の持ち主は、たぶんまじめな大学生だったろうけど、とても真剣に読み始めていた。その本を完全に読み切ろうと決心して。」前半の2つのカンマはカッコのことだから「説明追加」として訳そう。飛び越えて修飾してはいけない。determinedはbeing の省略された「受身の分詞構文」で、前文と同時のことだから「〜しようと決心して。」と追加しておこう。今日のセンター試験では語句整序の問題でミスが目立った。Her problem is too big for her to tackle on her own. 「彼女の問題は彼女が一人で取り組むには大きすぎる。」で、意味上の主語for herは不定詞の直前につけるのが正解。
 2年生のAOさんは自宅でやってきた「so〜that・・」と「such〜that・・」の添削指導から始めた。接続詞thatの後の部分が趣旨なら「あまりに〜だから・・・だ」と「結果」の意味になるけれど、前半が言いたいことなら「・・・するほどに〜だ。」と「程度」を強調する意味にもなる。さらにso thatがセットで接続詞の働きをするときにはin order thatと同じで、「〜するために」とか「〜できるように」のように「目的」を意味する節になるのだ。今日の英文和訳で注意したことの第1は「カンマ」の働きだ。読むときには単に「間」を空けるだけでなく「イントネーション」(抑揚)をつけるから聞き手にはわかりやすい。しかし書いた物では難しい。for example(たとえば)とかthough(〜だけど)の前後に「カンマ・カンマ」で区切られた部分はしばしば、文の最初に言っておくべきことを途中で付け足した場合が多いよ。 尾上

(追記)絵師「歌川広重」が描いた「甲斐の猿橋の図」を、ネットで見たのがきっかけだった。和紙を3枚つないだような縦長の紙に深い渓谷にかかる「太鼓橋」が谷底から描かれ、月夜に馬に乗った旅人が渡っていく。満月と甲斐の山々は橋の下に覗いている。奇想天外の構図だね。江戸時代の浮世絵は!
 橋のたもとは真赤な紅葉の木々に覆われ、老舗の「大黒屋旅館」でおいしい新そばをいただいた。「猿橋」の模型が大小いくつも飾られ、神社の大祭には神輿を担いだ氏子たちが白装束で橋を渡る様子が写真で見られる。多くの文人墨客が訪れたであろう座敷には「野口雨情」の歌が額入りで架かる。「甲州さるはし、お山の猿が、お手手つないで掛けた橋」。
 谷が深すぎて橋脚が立てられなければ今は「吊り橋」なんだろうけど、猿たちが数珠つなぎになって一列に橋になるという話からヒントを得て、両側の崖に埋め込んだ太い柱を5層に重ねて順次長く伸ばしていって橋の支えにしたのだ。それぞれの柱に雨よけの屋根をかけてあるのが合理的で風流でもあるね。岩国の「錦帯橋」、木曽の「かけはし」と共に日本3奇橋と呼ぶそうだよ。 
2017/11/26 (Sun) 23:30


Book Two of War and Peace「戦争と平和」第2巻
Book Two of War and Peace「戦争と平和」第2巻
2017年11月23日(木)裾野市民文化センターにて 「仙石原の長安寺」
 「箱根の紅葉」でネット検索すると9カ所が紹介される。ホテルや美術館には庭木としてたいてい見事なカエデが植えてあるけど、お寺では唯一仙石原の「長安寺」が最近名所中の名所らしい。私のお気に入りの「花の禅寺」が観光コースに組み込まれて嬉しいような、知られて残念なような気持ちだ。
 先日お寺の入口近くに住む友人のKAさんを誘い出して見頃になった紅葉の境内を一緒に歩いた。個性的な「五百羅漢」を配置した裏山に上がってみると本堂の黒い屋根がまるで大火事で真っ赤な炎に包まれているかのような見事さだった。その彼方には「大湧谷」に真っ白な噴煙が・・・。

 3年生MIさんは前回 how toを用いる英文を和訳した。とても正確に読み取れていて90%合格点だ。Of course it often is. のような文も、前文から省略語をしっかり補って訳せたね。今日も「上智大」の過去問を解いてみた。語句整序問題は全問正解だったね。Computers change view of time (コンピューターは時間の観念を変える)というタイトルの読解問題は、55行もの長さだけどしっかり読めて80%の正解だった。下線部Bully for them. の意味は「彼らをいじめてやれ」ではおかしいよね。前後の文を読むとテクノロジー産業がますます盛んになっていると書かれているのできっと「よくやったね!」と励ましの言葉のようだと考えないと筋道が立たない。
 SEさんは前回「岩手大」の「ジェームズ・ワットと蒸気機関」の話を和訳した。ほぼ理解できていたけれど、seeやwatchのような「知覚動詞」は第5文型SVOCに使われることを忘れていた。see women discussingは「女性が話し合っているところを見る」だし、watch the steam changeは「蒸気が水に変わる様子をじっと見る」だね。今日のセンター試験は立派な合格点がとれたけれど、発音問題でミスが多かった。正確に読めているのにマークの仕方でミスしているよ。もったいない。もう少し練習が必要だね。模試のつもりで受けた「防衛大」入試に合格したそうだ。かなりの難関だから素晴らしい快挙だよ。
 KI君も前回「知覚動詞」の後にOCがくる文を和訳した。「〜が〜するところを見る」のように。本文中でBook Two of War and Peaceとあるのは有名なトルストイの「戦争と平和」の第2巻ということ。イタリック体(斜め)の部分が書名だ。英語では「引用文」をこのように書くよ。今日のセンター試験は本来の実力を発揮できて80%の立派な正解率だった。特に語句整序問題が3問とも正解だったのは嬉しいね。英文和訳では「新潟大」の問題でThe English prefer conversation with a stranger to be cheerful and pleasant but impersonal. は後に出る文They also do not like casual conversations to become too serious.と同じで prefer やlikeはwant に置き換えてもOKだ。want 〜to〜は「〜が〜であってほしい」だから、「初対面の人との会話は愉快で楽しいものでしかし個人的にならないものであってほしいと思っている。」「普段の会話があまり深刻になるのは好まない。」となる。
 1年生KA君は前回「5文型」を勉強した。第5文型SVOCの語順が難しくて These gloves keep your hands warm.(手を温かくしてくれる) やThe boys left the door open. (ドアを開けっ放しにした)のように、O(目的語)とC(補語)がイコールの関係になっていることに注目しよう。 今日は更に「文の種類」に進んだ。感嘆文の作り方や、付加疑問文の作り方を復習した。
 三島教室のTAさんが出席して同じ「文の種類」を勉強した。特にveryのつく「平叙文」をhow やwhatを使う「感嘆文」に書き換える問題で苦労したね。「なんと〜!」と「強調」する部分をひとまとめにして「文頭」に移動することが大切。SVの前にOやCやMが出てくることを覚えよう。「否定疑問文」では答え方が「ハイ」ならNo. 「いいえ」ならYes.となることには十分注意が払えたね。 尾上

(追記)KAさんは私の息子くらいの年齢だ。岐阜の出身で環境省に入り「桃源台」にある箱根ビジターセンターの職員だった。今は独立して文筆で生計を得ている。根っからのナチュラリストで花、樹木、小鳥など自然観察が得意で、担当していたセンターの「ミニ観察会」に参加して私もたくさん教えてもらった。職場に近い「仙石原」で高級マンションに住んでいる。
 初めての出会いは「愛鷹山」の「黒岳」に家内と登った時で「愛鷹山荘」の近くのハシゴですれ違った。意気投合してそれ以来一緒に登った山は箱根の「金時山」「明星ケ岳」「神山」や「愛鷹山系」の「越前岳」「前岳」「位牌岳」などたくさん。最近は単独で青森の「八甲田山」や北アルプスの「槍ヶ岳」などに登っては頂上から電話で知らせてくれる。いつも大きな高級カメラをぶら下げて山に登る。写真集を出せばいいのに。
2017/11/23 (Thu) 23:50


in the hope of〜(〜を期待して)
 in the hope of〜(〜を期待して)
2017年11月20日(月)三島商工会議所にて 「三保ダム」 
 「丹沢湖」の水はトルコ石のような美しい緑色だった。16日青空に誘われてもう一度訪れてみたら、落差100mの「三保ダム」も紅葉の名所で観光客で賑わっていた。40年前に「旧三保村」を湖底に沈めて完成した神奈川県の水力発電所だそうだ。この水は国府津の酒匂川に注ぐので当初は「酒匂ダム」と呼ばれていたとか。
 4日前の大学仲間とのハイキングでは湖岸を一周して真っ赤な紅葉の並木に遭遇して感動したなあ。目的地の人気コース「玄倉のユーシン渓谷」は片道10キロもあって、2〜3時間ではとても無理だった。当日は3キロくらいで引き返したので、今日はもう少し先に行ってみようと自転車を押しながら山道を登って行った・・・。

 3年生TAさんはセンター試験の発音問題が今日は特に難しかった。どの単語も意味は全て知っていたのにアクセントの位置が分からない。夏の講習でやった発音の規則性は覚えているけどそれだけでは対処出来なかったね。先月渡した「直前チェック」のプリントで繰り返し読みの練習をやって欲しい。後半は「津田塾大」の過去問を解いてみた。語句整序の問題はひとクセあって、一語欠けている語を補って完成せよという。イデイオムの力を試す問題で、 in the hope of〜、have good reason to〜、take advantage of〜、 as long as SV などは知っていたよね。
 1年生TAさんは今日から高校英語の文法をもう一度最初に戻って復習することにした。一回目は「文の成り立ち」、つまり「5文型」だ。主語+動詞の後に何がくるかで文型が決まる。目的語(O)か補語(C)か、単に修飾語(M)かを判別しないといけない。英文を書く時にとても大切な語順のルールだ。特に第5文型のSVOCは高校生がいちばん苦手。CがOを説明しているからO=Cの関係だと覚えよう。I will make you happy.では you=happyで「貴女を幸せにする」とか、I found the girl very kind. ではthe girl=very kind で「その子がとても親切だと気づいた」のように。
 12月〜1月の「UG会」計画表を配付しました。3年生はいよいよ「センター試験」まで2ヶ月を切りました。いよいよ学力を確実なものにしましょう。年末年始にかけて4日間の「冬期講習」も計画しています。ご父兄には今後も送迎をよろしくお願いいたします。 尾上

(追記)2番目のトンネル「新青崩隧道」は本当に真っ暗だったよ。かなり長くて途中で左に曲がるし登りだから出口の光が全く届かない。手元も見えないから自転車のライトをつけた。発電所の作業車専用の道路だからトンネル内に明かりが不要なんだな。こんなトンネル(隧道)がハイキングコースには全部で8つもあるそうだ。
 自転車をほとんど押しながら歩き続けてやっと7キロ地点の「第2発電所」に着いた。ここは渓流が急峻な斜面に衝突して淀みができ、ユーシンブルーと呼ばれる神秘的な青緑色に変化するらしい。そんな名前をつけた人がいて3年前から急に人気のコースになった。
 しかしこの日は天気予報がはずれ時折小雨模様に変わってその色は見えなかった。峡谷を彩る赤や黄色の紅葉をカメラに収めて帰ろう。下りは楽々だけどブレーキをしっかりかけないと転倒するぞ!
2017/11/20 (Mon) 23:33


what Japan is today「日本の今の姿」
what Japan is today「日本の今の姿」
2017年11月19日(日)御殿場市民会館にて 「ダイヤモンド富士」
 山中湖に行ったら「もみじ祭り」はもう終わっていた。家内が骨折でリハビリ入院中だけど3日間の外泊訓練が許されたのでリフレッシュも兼ねて一緒に行ってみた。祭会場になった「旭日丘」の紅葉はだいぶ散っていたけれど、湖岸をぐるっとドライブしてみると「ママの森」ではまだ鮮やかな赤や黄色のもみじが楽しめたよ。
 ランチにしようと「山中湖ホテル」の跡地にできたガーデン・レストランPICAに行ってみると本日貸し切りだった。ここのパスタは私たちのお気に入りなのに残念。でもそこで手にしたパンフレットに「ダイヤモンド富士」のガイドが載っていて、なんと今日午後3:30が偶然にも11月最後のチャンスだ・・・。

 3年生EN君は部屋に入るなり、「先生、英検準一級に合格しました!」と。それはビッグニュースだ!二級に合格するのが高校3年生か、一部の2年生だからね。これは大学受験だけでなく、大学生になってからも社会人になった後も力強い「特技」として生かせるね。おめでとう!きっと近いうちに一級も夢ではないね。ますます英語をきわめて欲しいな。今日のセンター試験はまた90%の正解が出せた。talk 人into –ingが「人を〜するように説得する」なら、 out ofの時 は「〜しないように」だね。
 YAさんはセンター試験の発音、会話の問題はとても良く出来た。語句整序問題でケアレスミスがなければ70%の安全圏に入れたけれど惜しい。Could you tell me what made you so upset with my email?「なぜわたしのメールにそんなに驚いたのか教えてくれる?」あとですぐに気づいたようだけど、ここは what で始まる「無生物主語」の文だったね。英作文は「大阪大」や「滋賀大」の長めの難しい日本文に挑戦した。
 1年生TA君は前回、総合問題で「英字新聞」の記事をひとつ和訳した。「レーガン元大統領」が自身の「アルツハイマー病」を国民に公表した、という20年以上前のニュースでその本文を和訳した。新聞記事が読めるということは英語の大切な力で楽しみでもあるね。今日は「関係代名詞」の勉強で who whose whomとwhich whose whichがそれぞれ代名詞 he his him とit its itの格変化に相当する、というふうに覚えた。関係代名詞whatについては少しあいまいだったけど、「こと」「もの」と訳すだけでなく「姿」の訳も覚えよう。 例えばwhat Japan is todayなら「日本の今の姿」となる。 尾上

(追記)快晴で風がなければ湖面に逆さ富士が写って、山頂に太陽が黄金の冠のようにかかり火口に沈んでいく様は大自然の作り出す一大ページェントだ。天空に後光が放たれてまさに巨大なダイヤモンドのようだよ。むかしこの光景に見入られて早春の寒い時期に訪れてはパノラマ台や平野の湖岸でシャッターチャンスをねらったものだ。
 この日は「ホテル・マウント富士」下の湖岸に大勢の人だかり。しかし富士山も裾野しか見えず風も吹いて雲の流れが早い。立派な三脚で構えている人の脇で私もiPADを構える。祈りが通じたのか5分前から雲が切れ始め、ああ見えたよ!これが「ダイヤモンド富士」だ。今日は大きな雲が噴煙のようで「火口の大爆発」のようにも見えるよ。
 「山中湖村」発行の「公式ガイドマップ」によると、秋と冬の2回チャンスがある。一番東の「パノラマ台」では10月16日に見ることが出来て、日没が早くなるにつれて観測地が西に移動する。この日11月15日が今年最後のチャンスだけど、冬至を過ぎるともう一度見られる。それが1月26日にこの最西端「梁尻湖畔」で始まり、日が長くなるにつれて今度は次第に東に観測地が移動して最後に2月25日の平野「パノラマ台」でシーズンが終わる、と紹介してあった。
2017/11/19 (Sun) 23:21


OとCが主語+述語の関係
OとCが主語+述語の関係
2017年11月16日(木)裾野市民文化センターにて 「丹沢の鹿と紅葉」
 紅葉前線が山の上からどんどん麓に降りてきているね。丹沢湖では次の日曜日に「もみじ祭り」があって観光客にイノシシ汁をふるまうそうだ。先日の仲間との山歩きでは湖岸の紅葉があまりに見事だったので快晴なら個人でもう一度行ってみたい。今度は自転車を載せていってダム湖一周のサイクリングをやってみようかな。
 一緒にハイキングした大学の同窓生たちも赤や黄色の紅葉とダム湖の水の深い色合いに感動していた。今回は体調を崩している人もいて4人の日程あわせには苦労した。とくに千葉から駆けつけたON君は夏の過労のためか、前立腺を患ってしばらく入院していたから久しぶりの山歩きになった。この夏3週間もウクライナの大学に短期留学していたから、その高齢では無理があったのかもしれないね・・・。
 
 3年生MIさんはセンター試験対策は万全のようだね。今日もケアレスミスが1つだけだった。「上智大」の過去問で語句整序の問題をやってみた。70%は正解だったけど一番難しかったのは This is no doubt a significant moment for everyone concerned.「今は全ての関係者にとって間違いなく重要な瞬間だ。」修飾語のno doubt を挿入するのがむずかしい。長文読解では語彙レベルがかなり高いけれど読み取る力があった。ただ前回同様、設問の選択肢の趣旨が把握しにくかったようだね。
 SEさんは前回「早稻田大」の英文が難しかった。 I could immediately tell that this appearance of being busy was nothing but a pretence. 「〜と言うことが出来た」ではなく「〜とわかった」と訳そう。 「動名詞」のイデイオムでThere is no telling 〜はThere is no knowing〜と同じだったね。「忙しそうなこういう様子はみせかけに過ぎないと私はすぐに分かった。」 センター試験対策は順調に力をつけて今日も80%の安定した力を見せた。語句整序の問題では The company called him in for an interview. 「その会社は彼を面接に呼んだ。」が難しかった。call inの目的語として代名詞の him を間にはさむことだ。
 KI君は前回「宮崎大」の英文 Now and again I have had horrible dreams, but not enough of them to make me lose my delight in dreams.で、enough〜to〜の構文に気づいたけどenough of は次のthem、つまり「恐ろしい夢」を修飾するから、「時々私は恐ろしい夢を見たことがあるけど、しかし夢の楽しみを失わせるほどたくさん見たわけではない。」となる。今日のセンター試験の問題は「会話文」と「語句整序」が失敗だった。KI君らしくない失敗の原因は何かな?英語・数学はちょっと油断するとてきめんに勘が鈍るんだ。
 1年生KA君はこれまで一通り「英文法」を勉強したので今日から復習だ。「文型」をやってみたら第1〜3文型はとてもよく理解出来ていたけど、第4文型SVOOと第5文型SVOCが少々あいまいだったね。The boys leftの後に the door was open という文を組み込むと The boys left the door open. という第5文型ができる。OとCが主語+述語の関係になっていることが分かる問題だ。 尾上

(追記)母校では「東京外語会」という同窓会報を月2回デジタル版で発行していて、この6月には私も「望露会トレッキング100回記念・身延山」をリポートした。本山「久遠寺」の総門前と宿泊した「佐野川温泉」での写真も添えて。今年は私たちが大学卒業50年にあたり6月の「同窓会総会」では「慶祝組」の一人としてお祝いされたから一層時宜にかなったリポートになったと思う。
 その「会員便り」に今月はON君が寄稿した。「新たなる挑戦、ウクライナ語」という副題で、この夏に3週間留学したウクライナでの学生生活をリポートした。「ポーランド」語学留学で同じクラスになった若い大学生がウクライナの出身だったことがきっかけで、千葉の自宅に招待したり自分も今度はウクライナ語の語学留学を紹介されたのだ。
 我が国最大のロシア語辞典、「研究社」の「露和辞典」と「和露辞典」の編集・発行という金字塔を打ち立てて勇退したON君はポーランド語に挑戦し、その高齢を意に介せず「スピーチコンテスト」に出場し見事優勝した。そのごほうびに「ポーランド留学ご招待」を獲得してから人生が急展開したという。「語学は身を助ける」、というより「語学は人生を豊かにする」、だね。
2017/11/16 (Thu) 23:44


過去問5年分を徹底的に解いて
過去問5年分を徹底的に解いて
2017年11月13日(月)三島ゆうゆうホールにて 「ユーシン渓谷」
 大学時代の仲間とのトレッキングも103回目だ。「ユーシンブルー」で最近人気上昇中の「西丹沢」の「玄倉川」の渓谷を4人で歩こうと計画した。渓流の水が透き通ったブルー色で、この時期は赤や黄色の紅葉も相まって渓谷の最高の美が味わえそうだ、と期待を込めて私が提案した。
 御殿場線の「谷峨駅」に流山・東京・横浜から集まった仲間を乗せて私の車でダム湖の「丹沢湖」に登って行った。昔のビジターセンターの跡地の「玄倉川」がスタート。湖畔はもう数百台の車で埋め尽くされているよ。眼前には真っ赤なモミジが淡い緑色の湖水に映えてここだけでも楽しめそうだ・・・

 3年生TAさんはセンター対策をやったら80%を越える上出来だった。発音問題も苦手ではなくなったね。津田塾大の過去問は適語補充や会話文は合格点だった。一方読解力では長文「ペットを買うのはいいことだ。」を読んで、内容の理解度を見る四択問題がなかなか難しい。本文はすっきり読めているのに、選択肢の英文がいかにも出題者に作られた英文で紛らわしいからかな。得点率を上げるにはこの大学の過去問5年分を徹底的に解いて暗記するぐらいやるのが近道だと思うよ。学校で紹介してくれたという難解なイギリス文学の「サマーセット・モーム」や「バートランド・ラッセル」を読むのは「労多くして益少なし」だ。19世紀の英国文化や習慣や思想を理解するところから始めなければならないから。
 裾野教室のKI君が出席して同じセンター対策をやった。第1問と2問だけの55点分で、ここが細かく点を稼がねばならないところだがミスが3カ所しかないほど好成績だった。今日の英文和訳で苦労したところは Its control of children is demanding and extensive. で、「テレビの子供の支配は・・・」ではマズイ。「〜の」を繰り返すのは意味不明になるから。名詞の「支配」を「支配する」という動詞におきかえて、「テレビが子供を支配する力は・・・」と訳すととてもいい。It controls children という「文」を「名詞構文」に書き換えたのだね。このof は目的語「〜を」を示している。
 裾野教室の1年生KA君もこちらに出席して「接続詞」を勉強した。and、but、or、for、 soの5つを「等位接続詞」と呼ぶ。文と文を対等の関係で単純につなぐから。しかしthat、if、whether、because、as、when、thoughなどは「主文」SVOを修飾する「従属節」を作って、その前や後に置くから「従属接続詞」と呼ぶ。接続詞の(2)では、「理由」を表す接続詞now that(今はもう〜なので)や「条件」の in case(〜の場合にそなえて)、「目的」の so that (〜するように)などまだ未習の接続詞もたくさん覚えたね。 尾上

(追記)案内所でマップをもらいハキングに出発しよう。川に沿ってトンネルが8つもあるそうだ。手掘りのままでゴツゴツした真っ暗なトンネルもあって懐中電灯が必需品らしい。一番の見所は第二発電所のある玄倉川の神秘的な水の色で、それを誰かが「ユーシンブルー」と名付けたら一躍人気コースになったそうだ。おおぜいの若者たちが元気に早足で「ユーシン渓谷」に向かっていく。中国語や欧米言語もきこえてくるほどの人気コースだ。
 しかしその見所までは6.3キロも歩かなくてはいけないのに、おしゃべりと写真撮りに夢中のわれわれのスピードでは3〜4時間もかかりそうだ。いいさ、なんとか元気にまた4人で紅葉を楽しみながら歩けたことに感謝して、まだ2時間ほどしか歩いていないけどこの岸辺で弁当を食べたら引き返そう。丹沢湖の湖岸を彩る真っ赤なモミジの並木を歩き、中川温泉の「ぶなの湯」にも寄っていこうよ。
2017/11/13 (Mon) 23:54


分詞句が後置の時は「〜しながら」とか「そしてその結果」
分詞句が後置の時は「〜しながら」とか「そしてその結果」
2017年11月12日(日)御殿場市民会館にて 
「雁坂峠と恵林寺」
 秩父の「中津峡」に行くには、御殿場から東名と圏央道を通って「狭山」からまわって行くと5時間と高速料金がかかる。しかし御坂峠を越えて甲州市から「雁坂トンネル」を越えれば、一般道でわずか3時間だった。国道140号線を雁坂峠にむかう手前で名刹「恵林寺」(えりんじ)に初めて立ち寄った。山門前には黄色く色づいた銀杏の大木が立ちかなり長い参道がつづく。奥には武将「武田信玄」が眠っているという。
 ここの赤い「四脚門」は国の重要文化財で、武田家滅亡の時に織田信長によって焼き討ちされたけれど、征夷大将軍になった家康が再建したものだ。美しい回遊式の庭園は「夢窓国師」が築庭したものという。早朝なので中まで入れなかったのが残念・・・。

 3年生EN君は前回、「使役動詞」を使う英文の和訳を6題やってみてほぼどれも正解だった。「早稻田大」には少々ミスがあったけど。When I entered the office, the atmosphere was so thick with cigarette smoke that you could just about have cut it with a knife. では so〜 that構文に気づいて「とても〜なので・・・」と訳したけど、果たして後半の「結果」が言いたいことだろうか?ここでは前半の「タバコの煙でムンムンだった」というthickの「程度」表現で「タバコの煙はナイフで切れるほどにムンムンだった」と訳すのが正解。〜enough to〜やtoo 〜to〜にも2通りの解釈が出来ることに注意しよう。
 YAさんは前回、「山口大」の英作文をやった。「直接話法」で書く問題だから接続詞thatを使わないでsaidの後は、いきなりカンマ+引用符+会話文でいい。「わびる」は自動詞だから apologize to meであって、to なしだと目的語を取ることになる。今日の「センター試験」対策では。いつもは得意な「語句整序問題」でミスがあった。 Thank you for your advice, とかthank you for advising me.のように、forの後には「名詞」や「動名詞」がくるよ。
 2年生のAOさんは前回、「関係副詞」が先行詞を省略する場合があることを勉強した。This is why・・は 「こういう理由で・・」、That is how・・も「そういう風にして」と訳せばいい。先行詞のthe reason(理由) やthe way (方法)が省略されているね。That is why people all around the world are now starting to worry about what this could mean for the future of our planet.「こういう理由で世界中の人々が今・・・を心配し始めている。」の後は助動詞の could が過去形なので「〜できた」ではなくて「〜できるだろう」と仮定法の働きと考えよう。「このことが我々の地球の未来にとって意味しそうな問題について・・・」今日は複合関係詞の whateverを勉強した。
 1年生TA君は前回「総合問題」で、会話文の空白を埋める問題に苦労した。I hope they ask in advance next time 「次回は前もって聞いて欲しい。」今日は「分詞」の-ing と-edを勉強した。「〜している」や「〜された」のように直前や直後の名詞を修飾する「形容詞用法」と、「〜したので」「〜するとき」「〜すれば」のように後の文を修飾する「副詞的用法」とがある。分詞句が後置の時は「〜しながら」とか「そしてその結果」という和訳で処理できる。こういうのを「分詞構文」と呼ぶんだったね。 尾上

(追記)山梨県甲府から埼玉県熊谷に通じる「国道140号線」は、雁坂峠を越える難路でトンネルが計画されてからも長い年月を要した。平成の時代になってやっと掘削が始まり、開通までに10年もかかったそうだ。
 山梨県人は今では「笹子トンネル」を抜けて「八王子JC」から「圏央道」に入れば「秩父」までは高速だけで早く行けるけれど、秩父市の西端「中津峡」に行くには、やはりこの「雁坂トンネル」6.6キロを一直線に駆け抜ければずっと早いので、140号線の完成はきっと期待が大きかったに違いない。
2017/11/12 (Sun) 23:00


発音関係、直前チェック総整理
発音関係、直前チェック総整理
2017年11月9日(木)裾野市生涯学習センターにて
「南天山と中津峡」
 「紅葉スポット」の人気ランキングでは埼玉県秩父市の「中津峡」が第3位だそうだ。日本百名山「両神山」の麓から発する「中津川」は、ダム湖の奥の渓谷がもみじの名所になっていると知って行きたくなった。東京経由ではなくて山梨県甲州市を通って「雁坂トンネル」を抜けていけば秩父に楽に行けるから、日帰り登山もセットして計画し快晴の日未明に我が家を出発した。
 「南天山」1483m頂上にはあまり苦しい思いもせずにあっさり2時間半で着いた。雲ひとつない青空でゴツゴツした岩の頂上は360度の大展望だった。深い谷の向かいに「両神山」の急峻なピークが連なり、南には「甲武信ケ岳」や「雁坂峠」方面がはっきり見える。どれも山梨百名山のひとつだから来年のシーズンにはぜひ登ってみたいな・・。
 
 3年生MIさんは「不定詞」の用法で 「結果」や「程度」を表すtoo〜 to〜、〜enough to〜、so 〜as to〜などを復習した。「駒澤大」の英文 Our educationalists are too often anxious to teach children so many different languages that they never get far enough in any one to derive any use or enjoyment from their study. はso〜thatの構文だし、〜enough toもある。しかしtoo〜to〜ではないようだ。なぜなら be anxious to〜は「〜したがる。切望する」の意味で、そこに very oftenの意味でtoo oftenが挟まっているだけだから。「我が国の教育者はしばしば生徒たちに余りにもたくさんの言語を教えたがるので、生徒はどの言語でもその勉強から利用価値や楽しみを引き出すほどには深くたどり着けないのだ。」
 SEさんはセンター試験をやったら70%は正解だけど発音問題でミスが多かった。間違えた単語を試しに読んでもらったらほとんど正確に読めているではないか。「ユー」と「ウー」の違い、発音記号で書けば[ju:]と[u:]の違いにきづかないのはきっとこの種の問題になれていないせいかもしれない。この弱点は集中的に克服したいね。「センター対策」として用意しておいた「発音関係、直前チェック総整理」のプリントを4枚あげた。声を出して一語一語読んでその意味も覚えよう。今日の英文和訳は「使役動詞」の haveを使って「〜させる」、「〜してもらう」や被害を意味する「〜される」の和訳が出来る表現を勉強した。・・early enough in life to have reading become a part of your daily routine・・は「読書を毎日の日課の一部にさせるほど人生の早い時期に・・・」ということ。
 KI君は前回、「東洋大」の問題で主語がかなり長い英文で苦労したね。Cooking only long enough to make the vegetable tender tends to preserve more flavor and better texture than prolonged cooking. ではtendsが動詞とわかれば、「野菜を柔らかくするのに十分な時間だけ調理することは、長々と調理するよりも香りや歯ごたえを保ってくれることが多い。」今日はセンター試験が80%の正解で勉強の成果がしっかり発揮できていたね。英作文では「奈良女子大」をやってみた。「動詞」が3つも4つもある長い文になるとどこから書き始めて良いか迷うね。日本語の語順が英語の語順とちょうど逆の流れになるように、文脈も日本語とは逆に「大事なもの」から書き始めればいい。日本語が述語動詞を中心に分析できれば、パソコンがやってくれるように機械的に英文が生まれる、というワザを教えてあげた。
 「裾野市芸術祭」が文化センターではじまったので、今日の会場をこちらの「生涯学習センター」に移した。9:30になったら館内放送で「閉館します・・」のアナウンスの後に「蛍の光」が流れてきてビックリ!今まで9:00閉館と思い込みしていたから9:30までやれることがわかって嬉しい。尾上

(追記)未明に家を出発して「山中湖」の湖岸で東の空がぼんやりと明るくなってきた。朝8時には「中津峡」のキャンプ場はずれにある「南天山」の登山口に着いた。他に登山者は誰もいなくて、一人で渓流に沿って緩やかに登って行くと大小の滝が現れて激しい水音をたてて落ちている。滑らかな岩の上を勢いよく流れ下る山水の音も渓谷にこだまする。なかでも「法印の滝」は落差もあって激しく美しい。黄や赤の紅葉に朝日があたると一層燃え立つように鮮やかだ。花の季節は終わったけど上り下りに滝と紅葉が楽しめる思い出深い山行だったよ。
 下山の後は「中津峡」の紅葉をたっぷりと楽しんだ。深い渓谷を見下ろす名所にくると、「イノシシ汁」と「甘酒」の屋台がでて剥製のイノシシが客を呼び寄せている。黄色や赤色に紅葉した木々が岸壁の白とコントラストをつくり、渓谷に沿って車を何度も止めては美しい景色をガラケーに収めた。渓谷に陽射しが差し込んで、逆光で透かしてみるモミジは本当に美しい。
2017/11/09 (Thu) 23:21


so〜that・・と似た such 〜that・・
 so〜that・・と似た such 〜that・・
2017年11月6日(月)
三島商工会議所にて  
「コイン精米とモミ」
 山中湖で紅葉狩りを楽しんだ後は「富士吉田」に向かった。第一の目的は「クレイン農協」で手作り新米の精米だ。「富士吉田市役所」や「吉田高校」の近くでまでワザワザ出かける、というのも御殿場でも沼津でも県内のコイン精米機はすべて「玄米」しか受けつけないから。しかたなく県境を越えて、モミでお米を保存する習慣のある山梨県に行くんだ。
 300円コインを入れると18キロまでのモミをあっという間に精米してくれる。今回は収穫した3袋60キロのうちの2袋で、精米すると70%くらいに減ってしまった。合わせると30キロくらいかな。5月の「田植え」と先月の「稲刈り」を一緒にやってくれた農作仲間たち6人に分けてあげよう・・。

 3年生TAさんは前回、「教育」に関連の和文英訳をやった。「社会はこれまで子供たちに、目標を押しつけて」は、「目標を持つように強制して」と言い換えるほうがいい。Our society has forced children to have their goal. 今日のセンター試験は発音問題のミスを除けばほぼ完璧で90%の上出来だった。後半は「津田塾大」の過去問をいくつか解いてみた。語彙力や会話文は標準的だけど、英文和訳と和文英訳がレベル高いからそこで差が出るだろうね。今やっているプリントで十分対応出来るよ。
 YAさんは前回、「TVと子供」の英文を和訳した。Children must be taught to control it instead of letting it control them. では itをはっきり「テレビ」と訳してしまうといい訳になる。「子供にはテレビに自分を支配させてしまうのではなく、テレビを支配できるように教えてやらねばならない。」今日は「動名詞」の復習で、入試問題をやってみた。慣用語法で忘れているのがいくつかあったね。完了形で「〜したこと」は having+-ed、受動態で「〜されること」は being+-edとするのだったね。
 1年生のTAさんは前回、総合問題で語句の並べ替えをやった。「友人に背かれるほどがっかりすることはない。」は Nothing is more disappointing than being betrayed by a friend. でほぼできあがっていたね。「背く」を受動態の動名詞にすると being betrayedとなるよ。今日は「接続詞」の1と2をやった。中学でもやった結果表現の「とても〜なので・・」は so〜that・・だったね。似たようなsuch 〜that・・も覚えておこう。後半は少々難しめの英文を和訳する練習をやった。よく頑張るね。 尾上

(追記)取り除いたモミ殻は隣のサイロのような大きな容器に送られて溜めてあるから、自由に持ちかえることができる。私が精米を終えると、軽トラで来たオヤジサンが荷台に乗せた10コ近くの巨大容器にモミを一杯に詰め込んでいる。話しかけると、この近所の人で私たちと同様にやはり10数人の仲間と田んぼや畑をやっている。
 農業は金がかかるから、豊作であってもなくても「趣味」だからと割り切らないとね。やはり時々「パーティ」をやるそうで、仲間が集まって大勢で食べたり話したりが楽しいんだね。私も袋一杯にモミとヌカをもらっていこう。自分で育てた米の一部でもあるから愛おしい。モミは畑の保温や雑草よけにも使えるそうだし、ヌカはそのまま肥料にも我が家のぬか漬けにも利用できる。
2017/11/06 (Mon) 22:59


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