「雪の朝」
昨夕は満月で我が家からも珍しい「皆既月食」が見られたのに今日はまた雪になった。先週10センチも雪が積もったのは久しぶりだ。我が家はかなりトンガリ屋根の2階家だから雪が積もると大変。北側に積もった雪は隣接の平屋の屋根にどっさり落ちるし、南側は隣家の庭にドッシーンと飛び込む。近所の竹林や檜の並木に積もった雪の景色は美しいけど溶け出した頃が悩みの種なんだ。
狭い土地に増築して2階の屋根裏を物置スペースにしたためのトンガリ屋根だ。折りたたみのハシゴ階段で上れるようにしてある。長男は高校時代その屋根裏を勉強部屋にしていたよ。10m以上の高さだから東に箱根の山並み、西には林越しに富士山がちらちら見える。しかし年寄りには階段の昇り降りがだんだん苦痛になってきた。家内の骨折を機会に生活を1階中心に切り替えなくては・・。
今日から2月だね。私立大学の入試が本格的に始まったので3年生は全員お休みだった。1年生のTAさんが風邪をひいたので出席は1年生一人だけ。夕方になって雪も降り出したのでそれが安全だったかな。私の帰宅もスリップが心配でおそるおそる走ったよ。3年生の皆が希望通りに合格を勝ち取れるように祈っています。
KA君は前回「分詞構文」の作り方を勉強した。When he heard the news , は「ケス・ケス・ING」のやり方で Hearing the news とすればいいだけ。ただしS(主語)が主文と異なるときは「Sを消さないで残す」。また、V(動詞)が主文より以前のことなら「完了形」having –edとしないといけない。たとえばSince he lived abroad for a while, he speaks some English. は分詞構文に直すとHaving lived〜となる。
今日はいよいよ「関係代名詞」の勉強だ。中学では「人なら who、物ならwhich、thatはどちらにも使える」と教えておしまい。誰でも覚えているけどそれでは大学入試には通用しない。代名詞の he、his、himや she、her、herが必要な場所に代わりにそれぞれ who、whose、whomを使えば直前の名詞につながる(=関係づける)から「関係代名詞」というんだね。そう覚えればすべての難しい問題に正解が出せるんだ。「物」を示す代名詞 it、its、it の代わりには which、whose、whichを使うだけのこと。前置詞+関係代名詞の働きや、Something whichを一語に言い換える what(こと、ものと訳す)についても勉強してよく理解できていた。 尾上
(追記)先週から大工さんが来て我が家のリフォームが始まっている。我が家の一階廊下と隣接の母屋の間にドアを取り付けて母屋と行き来が出来るようにしようという計画。96歳の私の母が老人ホームに入ってからは母屋もずっと前から空き家だ。そのリビングをリフォームして私たちの生活を1階中心にしようと思う。
しかし困ったな。35年前に中古の平屋を買って両親の住まいにし、そこに2階家を増築したときの内装建材と同じものがもう製造されていない。ナショナルはパナソニックと名前を変えネットでカタログを調べても、我が家のマホガニー色のヨーロッパ調のドアもドアノブも見つからない。玄関とリビングは明治大正の洋館のイメージで建てたんだ。その頃はドアの高さが一間、つまり1.8mだったのに今は全て2mだって。いつの間にかツーバイフォー工法がここまで普及していたよ。









