「秩父宮記念公園」
「御殿場さくらまつり」は今週末7日(土)から予定していたけれど、異常気象による開花の早まりで急遽3日夕方からライトアップが始まった。私の住む「二ノ岡」の「秩父宮記念公園」前の道路は数百メートルにわたって大きく成長した桜のトンネルが見事で、この時期は駐車場があふれるほど。特急「あさぎり」が新宿から直行で御殿場に来られるから、「小田急線」のファイスブックにも「記念公園」のライトアップされた美しい写真が投稿されていたので私の友人たちにシェアした。
昭和16年から10年間はご夫妻で、さらに平成7年まで妃殿下が余生をすごされた旧宮邸が御殿場市に寄贈されて「記念公園」としてオープンして15年になる。小高い丘の上にはお住まいになった茅葺の母屋を包むように大きな枝垂桜がちょうど見頃になった。山と花を愛した宮様の登山姿が銅像になって母屋の前で「富士山」を見上げて・・。
裾野教室は新2年生3人と1年生1人でスタートした。2年生は定評ある山口書店の「重要構文101」に毎回2つずつ取り組む。1年生の文法で学習した内容を発展させて、特に複雑な表現や慣用表現を中心に勉強していきます。「訳してみよう」では、大学入試に出題された英文の和訳に挑戦します。文法や単語熟語の意味だけでなく、パラグラフの構成や英語の文脈に注意しながら、筆者の主張を正確に読み取る練習をやります。
今日は第1回目「不定詞」の用法で、how to 〜(どうやって〜したらよいか)やwhere to〜(どこに〜するべきか)など「疑問詞+不定詞」の構文を勉強した。後半は「be to〜」が助動詞のwillやshouldのような働きをする場合の英文の訳し方を学んだ。TAさん、KA君、そして新会員のMAさんが3時間かけてじっくり問題に取り組んだ。特に接続詞のandが多用される英文では A and A' のルールに注意すると正確に読み取れる場合を勉強した。「andの後を見よ!」だね。
新1年生にSU君が入会してくれた。中学の3年間を家族とニュージーランドで過ごした帰国子女の一人だ。まず最初に20行ほどの英文「私のインド、私の夢」を声に出して読んでもらったらかなりすらすらと正確に読める。内容理解の問題もほぼ正解が出せた。日本の中学での英語授業の経験がないから、「正しく書く」とか「正しく和訳する」という点ですこし苦労するかもしれないが。英検で2級や準1級がとれるように頑張れば、大学進学や将来の趣味・職業にしっかり生かされると思うよ。頑張ろう。 尾上
(追記)昭和天皇には弟に「秩父宮」「高松宮」「三笠宮」がおられた。次男の「秩父宮様」はスポーツがお好きで登山のほかに特にラグビーの愛好家で、東京・神宮外苑の「秩父宮ラグビー場」にその名が残っている。大阪の「花園ラグビー場」建設も宮様のご意向がきっかけだそうだ。
お后の勢津子様は福島・会津の殿様「松平家」の出身。戊辰戦争で新政府と戦った藩主・松平容保公の孫にあたる。明治の新政府にたてついた「徳川一族」からその後皇族に嫁することがあったのだ。公園内の売店に立ち寄ると、お土産の中に「会津若松」の松平家ゆかりの「薬草園」のグッズや「赤べこ」のアクセサリーが並んでいて、福島が身近にある気になる。私の家内が会津の喜多方の生まれで昔一緒に旅行したことがあるから。
休憩所では背の高い白人のお父さんと日系人らしきお母さんと、ラテン人っぽい男の子と白人のかわいい娘さんの4人家族が隣のベンチに腰掛けたので、「失礼ですが、何語で話しているのですか?」と聞いた。きれいな英語で「私はオランダ語だけど家内はブラジルの出身でポルトガル語です。子供たちはその二つをミックスしてしゃべっているんですよ・・・。」









