高校英語UG会 三島・裾野・御殿場

total : 103231
today : 68
yesterday : 59

She is by far the brightest in her class.
She is by far the brightest in her class.
2018年2月22日(木)裾野市民文化センターにて 
「菜畑山」
 「山梨百名山」の登山記録をまたひとつふやしたよ。「山中湖」の東にある道志村の温泉「道志の湯」から出発して「菜畑山」に登った。山の名前になっている菜の花は暖かな南伊豆や房総ではもう咲いているだろうけどそこはまだまだ雪道の残る冬景色だった。山の花も野草の楽しみもないけれど、空気が澄んでいるから遠くの山々の展望がいいんだ。
 急傾斜を100分ほど登って1283mの山頂に着いた。正面には昔友人と登った西丹沢の「大室山」や「畦が丸」が雪をかぶって雄大に聳えている。眼下の谷間には「道志川」に沿って一直線に集落が伸びて神奈川県の「津久井湖」に向かっている。鮎釣りで人気の川でもうすぐイワナが解禁になるそうだ。美しい渓流だったよ・・・。

 3年生MIさん、今日は教室に入るなり嬉しい報告。「津田塾大の英文科に合格しました!」なんとすばらしい。よく頑張ったね。東京外語大にいるお姉さんとも近くになるので同居するそうだ。「英語学」の伝統校でもあるからおおおいに「UG理論」も勉強してください。前回は「鳥取大」と「徳島大」の英作文をやって上手に和訳できていた。今日は前回のTOEICの問題に続いてTOEFLの過去問にもチャレンジしてみた。「自動車の開発の歴史」と「微生物の生存能力」の二つ。難しいけど60〜80%は読めていたね。
 1年生TAさんは前回、「複合関係詞」のwhoever(〜する人はだれでも)やwherever(〜するところはどこへでも)が、anyone who、to any place whereと同じ意味であると勉強した。少々難しくて覚え切れなかったね。今日は高校生の苦手な「比較表現」の勉強だった。原級のas〜as・・、比較級の more〜 than・・は中学でもやったけど、日本語を英語に直すとなると難しい。「日本の気候はインドより穏やかです。」はThe climate of Japan is milder than India. ではマチガイだ。〜than that of India「インドのそれ(気候)より」のように2語補わないと理屈が合わないのだ。
 1年生KA君も前回「関係詞」をやって、関係詞の前にカンマがある時にはそこで一度文を切って訳すと良い、と勉強した。He said he knew nothing about the matter, which was a lie. 「かれはそのことについて何も知らないと言った。しかしそれはウソだった。」では whichが前文の内容を受けてbut thatの働きをしているんだ。KA君も今日は「比較表現」で What is the third longest river in Japan?(3番目に長い川)とかShe is by far the brightest in her class.(クラスでずば抜けて一番頭がよい)など大切な表現を勉強したね。 尾上

(追記)ネットで何でも見れるすごい時代になったね。「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」を書いたロシア語同時通訳の「米原万里」さんが1996年、NHK・BSの「我が心の旅」に出演してチェコやユーゴスラビアなど東欧の国々を訪問した番組をユーチューブで見ることが出来たよ。特に親友のヤースナを30年ぶりに尋ねた首都ベオグラードの町の風景は私も懐かしさがこみ上げた。
 ベオグラード「白い都」と呼ぶのは、「カレメグダン公園」の旧城壁が攻めてきたトルコ軍には遠くから白く見えたためらしい。ドナウ川とサバ川の合流点で市内一の観光名所で私も行ったことがある。それより20年も前の1976年、ヨーロッパ列車一人旅の時にホテルや列車の中で私が書きとめた赤表紙の小ノートを引っぱり出して読み返した。偉大な大統領チトーがまだ元気で、共産圏の異端児として複雑な連邦国家を一つにまとめていた夢のある時代だった。「ユーゴスラビアのこと」と題してつぎのように書いてあった。・・・
 最近共産党世界会議が東ベルリンで開かれたときの、モスクワに対するチトー大統領の勝利は、市民に対する大きな期待を更に抱かせることになったのではないか。セルビアと比較して何かと優位に立っているクロアチアの首都ザグレブでもチトーの名でスプレーのいたずら書きが電停やビルの壁にたくさん見えるのはその証拠だろう。アメリカの経済力を目標にして憧れているのはユーゴ一国ではない。ここでは国民がソ連よりもよく働いている、と感じた。
2018/02/22 (Thu) 23:55


He is not so much a scholar as a writer.「学者というよりはむしろ作家の方だ。」
He is not so much a scholar as a writer.「学者というよりはむしろ作家の方だ。」
2018年2月18日(日) 御殿場市民会館にて 
「旧御殿場スキー場」
 急に春めいてきたね。雪が消えないうちに御殿場登山口の「太郎坊」でもソリ滑りをやってみようと出かけてみた。県道「スカイライン」の傍らに駐車して雪のカラマツ林の中を登って行くと、1時間ほどで6合目の「大石小屋」に着く。ここから三方にコースが分かれる。富士山頂に向かう道と御殿庭の「幕岩」に向かう樹林のハイキングコース。もう一つは2000mの「双子山」登山のコースだ。
 ここには30年前、御殿場市営のスキー場があってリフトも設置されていた。移動ロープに掴まって登るだけの簡易リフトだけどとても役に立った。その頃息子たちをつれてよくソリ滑りをやった。しかし山頂から吹き下ろす強風のためにポールが何度も倒されてとうとう廃止してしまった。民間の人工のHOWスキー場がすぐ先の「水ケ塚」にできたから・・・。

 3年生EN君は前回、「命令法」の英文を和訳した。「明治大」の英文「ガラスは液体か」では Heat it a bit more and it runs like syrup; cool it down and it grows plastic. 原形動詞で始まる命令文のあとにandがあるから「もう少し熱してごらん。そうすればシロップのように流れ出すよ。ところが一方冷やしてみればガラスはプラスチックのようになる。」セミコロン(;)には対比で「ところが一方」と訳した方がいい時もあるよ。今日も英文和訳と英作文の練習をやる前に「TOEIC」の模試で英文読解を21題やってみたら20問も正解だったね。次回は「TOEFL」に挑戦してみよう。
 2年生のOSさんは「特殊構文」のうちの「強調」を勉強した。中でも「強調構文」は It is〜that・・・の形で「・・・なのは〜だ」という日本語に相当する。英語では文中の一部を「切り取り」文頭に出して強調するけど日本では文尾に移動するのだ。「切り取り文」だから、言語学で正式には「分裂文」と呼んでいるよ。It was not until about the year 1100 that paper was made in southern Europe.「紙が南欧で作られたのは1100年頃以前ではなかった。」のような否定の内容でも強調して文頭に出してある。だから「1100年頃になって初めて・・した。」のほうがここでは優れた和訳だね。
 1年生ARさんは「比較」を勉強した。原級のas〜as・・と比較級の more〜than・・、最上級の the most〜of・・はとても正確に使えていたね。上級編で「重要表現」をいくつか勉強したなかで He is not so much a scholar as a writer. はややこしい。後半は as he is a writer. の省略形で「かれは、作家をやっているのと比べれば、学者の方はそんなにたくさんやっていない。」と和訳できるでしょ。つまり「学者が少なくて作家が多い」ということ。だから「学者というよりはむしろ作家の方だ。」と和訳するわけ。ちなみにこのasは接続詞で「〜と比べると」の意味。じつはthanも「〜より」じゃなくて「〜と比べると」の意味なんだ。 尾上

(追記)「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」という文庫本を久々に感慨深く読んだ。面白いタイトルでしょ?作者は「米原万里」という女性で今から60年前、9歳の時に父親の転勤でチェコのプラハに移り住んだ帰国子女のひとり。小学校はアメリカンスクールではなく、ソ連のラッシャンスクールで帰国までの5年間を過ごした。ここでの多国籍の同級生との交流の話が面白い。
 紹介された3人のうちの一人アーニャはルーマニアの政府要人の娘でウソばかりつく子だった。なぜかは読み進む内に判明する。あの処刑されたチャウシェスク大統領の率いるルーマニアの特権階級の娘だったから。もう一人の親友ヤースナは旧ユーゴスラビアから来た大人びた子で頭脳明晰で「葛飾北斎」の好きな娘だった。父親はボスニア人でチトー大統領を失った後のユーゴの大統領も務めた人。元同胞のセルビアの軍隊から襲撃を受け地下に潜伏しているらしい。
 それから35年、ロシア語の国際通訳では第一人者になった米原がNHK・BS「世界わが心の旅」の取材で東欧を再訪しチェコからルーマニア、ユーゴスラビアを旅する番組で「プラハ・4つの国の同級生」に出演した。その体験をエッセイに書き下ろしたのがこの「嘘つき・・・」だ。懐かしいプラハの小学校を訪問し、さらにブカレストまで旅して「嘘つき」アーニャの消息を尋ね、ユーゴのベオグラードではヤースナ一家のアパートに招かれる。1989年のベルリンの壁崩壊とソ連邦崩壊と共に、どこの国も民族主義が復活して混乱と紛争が起こり、米原は激動の現状を見てまわる。
 私が1976年にヨーロッパ一人旅をしたときには、イタリア経由で夜行列車でユーゴスラビアを訪問しているから興味も倍増した。ユーゴの大学に留学してセルビア語の専門家になろうと夢見たこともあったなあ。このエッセイの作者・米原万里は2006年、惜しくも56歳で早世してしまったが、すばらしいエッセイストで小説家で、東京外語大ロシア語科の最も優秀な私の後輩の一人だった。
2018/02/19 (Mon) 0:39


You may read whichever book you like. 「君の好きな本ならどの本でも読んでいいよ。」
You may read whichever book you like. 「君の好きな本ならどの本でも読んでいいよ。」
2018年2月15日(木)裾野市民文化センターにて 
「リフォーム」
 我が家のリフォーム工事がやっと終わった。両親が使っていた平屋の方は、私が御殿場南高に転勤した時に中古で購入した物だからすでに築50年近く経っている。大工さんがぶかぶかの床を開けてみたらシロアリであちこち食われていてビックリ。予想以上に老朽化していたけど部分改修ですましてなんとかしばらくは応接間として使用しよう。少人数ならUG会の教室としても使える。
 今住んでいるのは35年前その隣に増築した2階家だけど、家内の脳卒中や骨折もあって階段の上り下りが難しくなった。1階のリビングをベッドルームに変えて生活の中心にし、衣類ダンスなどを2階から母屋のリフォームした部屋に移すことにした。玄関脇の壁をドア1枚分ぶち抜いたらうまい具合に隣家の部屋と小階段ひとつでつながったよ・・。

 3年生MIさんは前回、接続詞ifを使わない「仮定法」の英文を和訳した。「早稻田大」では「誤りの指摘は子供に対しても礼儀が必要だ」という趣旨で、To have said it right away would have seemed like too severe a correction. 主語は完了形の不定詞で「すぐに正解を言ったことは」だけど、述語で「厳しすぎる訂正のように思われたであろうが。」と「仮定法」の動詞があるから、「すぐに正解を言ったとしたら、それは・・」と「条件」として和訳できるとよかった。先週宿題にしてあったTOEICの問題をやってきたので採点してみたら適語選択では70%正解だし読解問題もほぼ満点だった。今日も続きをやってみたら短文の読解でどれも正確に解答できたね。入試の好結果を楽しみにしてるよ。
 1年生TAさんは前回、「関係代名詞」を勉強して英作文にも挑戦した。「私が今一番欲しいものは自由な時間です。」はThe thing is free time. とI want it most.の2つに分析し、それを関係代名詞でつなげるにはitをwhichに変えてThe thing which I want most is free time. とすればいい。そのThe thing whichを一語でwhatと言い換えるのだ。今日は更に一歩すすめて「関係副詞」を勉強した。代名詞のhe、his、himの代わりになるのが「関係代名詞」であるのに対して then やthereなどの「副詞」の代わりに使うのが「関係副詞」when、whereなんだね。よく見るとスペルのtがwに変わっただけでしょ。さらに「理由」にはwhy、「方法」にはhowでつなぐ。
 1年生KA君も「関係詞」の上級編に入って「複合関係詞」を勉強した。One who says that is a liar. 「そんなことを言う人は嘘つきだ。」なら普通だけど、文頭を Anyone who・・にしたら「・・人はだれでも・・」となるね。その2語を1語でWhoeverに置き換え出来る、という話だ。「複合・・」とは-everのつく関係詞ということ。You may read whichever book you like. でも ・・any book that you likeと同じだから「君の好きな本ならどの本でも読んでいいよ。」となる。しかしこの-everはもう一つ別の用法があってややこしいよ。しかし途中にかならずカンマがあるから後半の文を修飾する働きだと分かる。Whoever comes, don’t open the door.「誰が来たとしても、ドアを開けてはいけない。」 尾上

(追記)このリフォームはほんの一部改修。経費節約のために内装工事は自分でやったらいいですよ、と大工さんが言うものだから、DIYつまりDo It Youself 「日曜大工」で楽しみながらやってみよう。ホームセンターに立ち寄ってはあれこれ物色している。床と階段の塗装は何色にしようか?マロン色かチョコレート色か。壁紙は職人に頼まなくてもシロウトでも出来るように糊つきの便利なものが10mや15m単位で売っている。
 2階家を増築したときにはひどいペンキ屋でいやな思い出がある。工事中私が三重県に研修出張して3日ぶりに帰宅してみると、本棚も階段や床もとんでもない色に塗られていておどろいた。色見本から明治時代風のマホガニー色を指定してあったのに明るいオーク色で勝手に塗ってあったのだ。「乾けば黒くなります」なんて言いつくろうから私も怒り狂って、その塗装屋の職人を呼びつけて全部塗り替えさせたよ。
2018/02/15 (Thu) 23:24


ルール A and A' (同じ種類の単語を探せ)
ルール A and A' (同じ種類の単語を探せ)
2018年2月11日(日) 御殿場市民会館にて 
「ふじあざみライン」
 韓国の平昌で冬期オリンピックが始まったね。現地はものすごく寒いらしい。御殿場でも例年になく寒い日が続く。それでも心身共に健康でいるためには外に出よう。「須走登山道」は積雪の具合はどうだろう。1日の夜に降ってから1週間たつのでそろそろ「ソリ滑り」の頃合いかな。青空も広がったので須走に行き「道の駅」に駐車して、プラスチックのそりを片手にゆっくりと登り始めた。
 富士山頂に向かってまっすぐ伸びる松並木の広い県道「ふじあざみライン」は、積雪で真っ白だけど自衛隊や一般車がしっかり踏み固めてある。積雪と凍結のため「進入禁止」の標識が立っていても、半開きのゲートを抜けた車が数台登ってきた。5キロほど先のゲートで終点なのにね・・・。

 3年生も今は私立大学の入試のまっただ中。そろそろ合格発表もあって一喜一憂の日々だね。最後に早稻田と慶応の入試が終わるといよいよ25日に国公立の前期試験が始まる。
 3年生EN君はM大学の合格をひとつ決めた。入学手続きは全ての受験校の発表が終わってからでもいいそうだ。入試が終わっても大学が始まるまで英語の勉強を忘れずに続けたいという。それで今日はTOEICの筆記問題を三分の一だけやってみた。英文の読解力は得意だけど前半の語彙力の問題40題がなかなか難しかったね。英文和訳では Let his occupation be what it may, he must devote himself to it if he is to succeed. が難しかった。前半は「命令文」の形をとって、「自分の仕事がどんなものになってもいいよ」という意味から、「どんなものであろうとも・・」という「譲歩」の働きになっているんだね。後半は「成功したいと思うならその仕事に集中しないといけない。」if 文の中で is to〜は「意図、〜するつもり」」を意味するよ。
 2年生のOSさんは「無生物主語の文」を勉強した。「人が人に〜させる」なら普通だけど、英語では「物事が人に〜させる」という文も普通に言うので、日本人には違和感がある。「プライドが許さない」なんていう特殊な例もあるけどね。人の代わりに「無生物」が主語になる文をまとめて勉強した。動詞のmake(〜させる)のほかに enable(可能にさせる)prevent(不可能にさせる)remind(思い出させる)などの使い方を勉強した。入試の英文和訳に挑戦して今日はルール A and A'を覚えた。どことどこがandでつながるかを見極めると正しい和訳が出来る、ということ。
 AOさんが教室に顔をだして、今日の課題プリントを受けとって帰った。もうすぐ期末試験なので、合間に自宅でやってきます、ということだった。
 1年生ARさんは前回「不定詞」をつかう200語ほどの英文を読んだ。「人の死を予言する魔術師」の笑い話だった。最後のオチが難しかったかな。 The king said that everything must be done to make him live as long as he could. このhimもheもmagicianのことだから「王様は、その魔術師をできるだけ長生きさせるためにあらゆることをしなければならない、と言った」 as〜as he couldはas〜as possible と同じく「できるだけ〜」だったね。make him live longのmakeは「使役動詞」で「〜させる」の意味。今日は「関係詞」の用法の上級編で、「関係副詞」when、where、why、howの用法を勉強した。関係代名詞のwhatも「こと」「もの」と訳す場合に加えて、what Japan is today「日本の今日の姿」のように「すがた」と訳す場合も覚えておこう。 尾上

(追記)ユネスコ文化遺産のひとつになった須走の「浅間神社」から登山道は始まる。松並木をまっすぐに3キロほど登ると、いよいよカーブが始まり「旧登山道」の標識が立っている。自動車道の「ふじあざみライン」はジグザグに登って行くけど、旧登山道はまっすぐ原生林の中へと入っていく。地名を「凸凹山」と言って標高が1120mだそうだ。「金時山」とほぼ同じだね。
 カーブにはコンクリートの白い壁が立っていて巨大な「ふじあざみ」の花と野鳥の絵が描かれている。ここまで80分ほどの登りで適度に汗をかいていいトレッキングができた。富士山は笠雲の中だけど振り返ると青空の向こうに箱根の山並みが見える。雪山の静寂の中で気分は最高だ。さあ、下りはそり滑りでスイスイと。
2018/02/11 (Sun) 23:37


Weather permitting,(天気が許せば)
Weather permitting,(天気が許せば)
2018年2月8日(木) 裾野市民文化センターにて 
「熱海ザクラ」
 テレビのニュースで「熱海ではもう桜が満開!」というので快晴の日曜日、熱海海岸ちかくの「糸川」まで出かけた。紅梅と見間違えしそうなほど紅色をした早咲きの避寒桜がもう一杯に咲き誇っていたよ。河津ザクラと同じだろうけどここはずいぶん早いね。来宮の「熱海梅園」では今「梅まつり」の真っ最中だというのに海辺のここは「桜まつり」だ。立春早々、春の訪れを実感できて幸せな気分になれたよ。
 観光客がカメラを向けている先にはたくさんの緑色の小鳥が花の蜜をもとめて枝から枝へ飛び回っている。家内が興奮して「ウグイスが!」なんて言うものだから隣の奥さんに「メジロですよ!」と訂正された。たしかにウグイスはもっと地味な色合いで「梅にウグイス、ホー・ホケキョ」というからね・・。

 3年生MIさんは前回英作文をやって「都立大」も「大阪大」も素直な良い英文が書けていた。私立大の入試が始まっているけど今日も出席して「仮定法」を使う英文を和訳した。助動詞のwouldやcouldがあったら「仮定法」かな、と疑って「条件」のif〜がなくても「もし〜ならば」に相当する語句を見つけられると一歩前進だ。MIさん、英語力向上のために引き続きUG会に出席したいという。いま英語力が絶好調のこの時期に、英検の準一級も一級も合格しておけば後々の資格としてきっと役に立つ。今日はTOEICの模試を一部プリントして自宅の課題にした。
 1年生TAさんは前回「分詞構文」を勉強した。特に慣用表現のいくつかを覚えないといけない。Weather permitting,(天気が許せば) Considering〜(〜を考えれば) Generally speaking, (一般的に言えば)など。今日は「関係代名詞」の単元でwho、whose、whomの使い方を勉強した。「人」をさす代名詞のhe、his、him、やshe、her、herの代わりに使うもので、直前の名詞(先行詞と呼ぶ)を説明する働きを持っている、と覚えよう。さらに「前置詞+関係代名詞」や、「こと」「もの」と訳せるwhatの働きも勉強したね。 尾上

(追記)南熱海に昔買っておいた小さな別荘地があるので時々点検に訪れる。「熱海自然卿」の中の一画で急斜面のその土地からは網代湾の沖に浮かぶ「初島」が正面に見える。家は建ててないから時々雑草を刈ったり伸びた木の枝を切ったりするだけだけど。夏ならここでテントを張ってもいいね。
 数年前「管理事務所」近くにスペイン風の赤い瓦屋根の「集会場」ができたので時々利用している。地域のコミセンみたいなものだけど、調理実習室があったり会議室やカラオケルームもあってなかなか楽しい。宿泊設備はないけれど多少は別荘気分にひたれる。三方が大きなガラス張りで暖かく、今回もここでランチをたべて昼寝をしたよ。
2018/02/08 (Thu) 23:46


Young as he is,・・「彼は若いけれど・・」
Young as he is,・・「彼は若いけれど・・」
2018年2月4日(日) 御殿場市民会館にて 
「沼津魚市場」
 今日は春分の日、とはいえまだ御殿場市内はどこにも雪が残っている。昨日は2月3日「節分」で、いつもの畑まで50分、雪の被害を確かめに運動がてら自転車で登って行った。途中で「節分祭」の案内に誘われて日蓮宗の「感応寺」に立ち寄ってみた。寒いのにおおぜいの檀家たちが家族ぐるみで参集し本堂はすしずめの大盛況だった。ここは有名なお寺なのかな?
 入口では参加者に甘酒がふるまわれ「赤鬼」姿の娘さんが元気に「恵方巻」を売り込んでいたのでひとつ買ってみた。きっと縁起物なんだね?ただの太い鉄火巻きだったけど・・。

 3年生EN君は前回「仮定法」で接続詞as ifを使う英文を良く理解して正しく和訳できた。「白百合女子大」の The happiest men I know are those who approach their work as if it were their hobby, something to be done for the sheer fun of it, not for the money involved. ではカンマ以下が「挿入」ではなくて、直前のhobbyの「説明」であることに気づかなかったね。「まるで自分の趣味、つまり全くの楽しみのためにやることであって関係するお金のためではないこと、のように・・・」今日は私立大入試のまっただ中で、今週の受験の対策として少し難しめの問題をやってみた。
 2年生のAOさんが久々に出席して「接続詞」の働きを勉強した。Even if は「たとえ〜でも」の意味でeven thoughと言うこともある。二文を逆接でつなぐから英語では「譲歩文」と呼ぶ。後半ではYoung as he is,・・「彼は若いけれど・・」が Though he is young, と同じ意味を表すよ。補語のyoungを強調して接続詞thoughの前に移動して、さらにそれをasに置き換えた文なのだ。In spite of her great poverty,・・ でも「彼女の大きな貧困にもかかわらず・・」ではおかしいから、「彼女はとても貧しいかったけれど・・」と「文」の形で和訳した方がいい。
 OSさんは新しい単元の「特殊構文」に入って今日は「名詞構文」を勉強した。I’m sure of his success in business. は「彼のビジネスでの成功を信じている。」と訳してもいいけど、「彼がビジネスで成功するだろうと・・・。」と訳したらどうだろう。つまり「〜の」を何度も繰り返すと意味不明の日本語になるから、名詞のhis successを動詞のhe will succeedに置き換えて「文」の形に言い換えた方が明瞭になる場合が多いのだ。
 1年生ARさんは前回「第5文型」SVOCを含む「語句整序」の問題が難しかったね。 Don’t leave the door open,やI found it difficult to read 〜は、OとCが主語・述語の関係に並んでいることが大事なんだ。今日は「関係詞」を勉強した。中学で勉強した基本事項はとてもよく理解できていた。高校ではwhatも関係代名詞に加わって難しくなったね。Something which〜に置き換えれるから「〜すること」とか「〜するもの」と訳すと良い。 尾上

(追記)お昼は家内と外食にしようと、寒い御殿場を逃げ出して海の見える「沼津港湾」へ下って行った。たしかに海辺は風がなければ温かく4度くらい気温が高いね。いちばん人気の「丸天」を選び、隅っこの席に案内されて「金目の煮付け」など魚料理を堪能した。昨年の6月には東京・横浜の大学同窓たちを登山の帰りにここに案内しておおいに喜ばれたよ。「魚市場」で食べる「魚料理」は最高だ。
 食後の昼寝には海が見えるところがいいな、と「港口公園」に行った。沼津港の出口にある「びゅうお」は津波よけの巨大な水門だ。高さ30m、巾30mのブリッジの下を観光船や漁船が頻繁に出入りしている。海岸を少し歩いてみると港の灯台のむこうに伊豆の山並みと大瀬崎が見渡せた。春が待ち遠しいね。
2018/02/04 (Sun) 23:47


代名詞 it、its、it の代わりに使う which、whose、which
代名詞 it、its、it の代わりに使う which、whose、which
2018年2月1日(木) 裾野市民文化センターにて 
「雪の朝」
 昨夕は満月で我が家からも珍しい「皆既月食」が見られたのに今日はまた雪になった。先週10センチも雪が積もったのは久しぶりだ。我が家はかなりトンガリ屋根の2階家だから雪が積もると大変。北側に積もった雪は隣接の平屋の屋根にどっさり落ちるし、南側は隣家の庭にドッシーンと飛び込む。近所の竹林や檜の並木に積もった雪の景色は美しいけど溶け出した頃が悩みの種なんだ。
 狭い土地に増築して2階の屋根裏を物置スペースにしたためのトンガリ屋根だ。折りたたみのハシゴ階段で上れるようにしてある。長男は高校時代その屋根裏を勉強部屋にしていたよ。10m以上の高さだから東に箱根の山並み、西には林越しに富士山がちらちら見える。しかし年寄りには階段の昇り降りがだんだん苦痛になってきた。家内の骨折を機会に生活を1階中心に切り替えなくては・・。

 今日から2月だね。私立大学の入試が本格的に始まったので3年生は全員お休みだった。1年生のTAさんが風邪をひいたので出席は1年生一人だけ。夕方になって雪も降り出したのでそれが安全だったかな。私の帰宅もスリップが心配でおそるおそる走ったよ。3年生の皆が希望通りに合格を勝ち取れるように祈っています。
 KA君は前回「分詞構文」の作り方を勉強した。When he heard the news , は「ケス・ケス・ING」のやり方で Hearing the news とすればいいだけ。ただしS(主語)が主文と異なるときは「Sを消さないで残す」。また、V(動詞)が主文より以前のことなら「完了形」having –edとしないといけない。たとえばSince he lived abroad for a while, he speaks some English. は分詞構文に直すとHaving lived〜となる。
 今日はいよいよ「関係代名詞」の勉強だ。中学では「人なら who、物ならwhich、thatはどちらにも使える」と教えておしまい。誰でも覚えているけどそれでは大学入試には通用しない。代名詞の he、his、himや she、her、herが必要な場所に代わりにそれぞれ who、whose、whomを使えば直前の名詞につながる(=関係づける)から「関係代名詞」というんだね。そう覚えればすべての難しい問題に正解が出せるんだ。「物」を示す代名詞 it、its、it の代わりには which、whose、whichを使うだけのこと。前置詞+関係代名詞の働きや、Something whichを一語に言い換える what(こと、ものと訳す)についても勉強してよく理解できていた。 尾上

(追記)先週から大工さんが来て我が家のリフォームが始まっている。我が家の一階廊下と隣接の母屋の間にドアを取り付けて母屋と行き来が出来るようにしようという計画。96歳の私の母が老人ホームに入ってからは母屋もずっと前から空き家だ。そのリビングをリフォームして私たちの生活を1階中心にしようと思う。
 しかし困ったな。35年前に中古の平屋を買って両親の住まいにし、そこに2階家を増築したときの内装建材と同じものがもう製造されていない。ナショナルはパナソニックと名前を変えネットでカタログを調べても、我が家のマホガニー色のヨーロッパ調のドアもドアノブも見つからない。玄関とリビングは明治大正の洋館のイメージで建てたんだ。その頃はドアの高さが一間、つまり1.8mだったのに今は全て2mだって。いつの間にかツーバイフォー工法がここまで普及していたよ。
2018/02/01 (Thu) 23:11


「分詞構文」は「ケス・ケス・ING」
「分詞構文」は「ケス・ケス・ING」
2018年1月28日(日)御殿場市民会館にて 
「ソリ滑り」
 月曜に降った大雪が富士山をすっかり冬姿にして五合目まで真っ白になった。雪山を少し歩いてみようとカンジキとソリを乗せて出発した。無風で青空のお出かけ日和で「太郎坊」のトンネル先の駐車スペースは数台の車で一杯。しかたなくノーマルタイヤでおそるおそる「水ケ塚公園」まで行ってみた。
 ここには40〜50台もの車。夏の登山シーズンにはこの駐車場でシャトルバスに乗り換えて「富士宮口五合目」に向かう。ここから見る富士山は実に雄大だ。山頂と宝永山の頂上が親子のように宝永火口を挟んでそびえ立つ。公園の周囲の斜面が「雪遊び」広場になっていて大勢の親子連れがソリ滑りに興じていた。私たち家族も40年前には「太郎坊」の旧スキー場であんな風に遊んだなあ・・・。

 3年生EN君は前回「お茶の水女子大」の英文が上手く和訳できていたけど、最後の一文が難しかったね。 I never knew Henry to do a vicious thing toward me or toward anyone else – but he frequently did righteous things that cost me as heavily. 後半のas heavilyの後には接続詞のasがあるはず。では省略語は?前出の「悪いこと」と比較しているから as a vicious thingだね。「しかし弟のヘンリーは悪いことと同じくらい私には重くのしかかる善良なことをしょっちゅうやった。」今日は「立教大」の英文で「イギリス人と列の並び方」を読んだ。パラグラフごとの内容理解テストでミスがもっと少なくなるように、解答の選択肢の英文の読み込みに細心の注意を払おう。
 2年生のMU君は前回「否定表現」のいろいろを勉強した。「國學院大」の The environment was anything but natural. 「その環境は自然なものでは決してなかった。」 anything 「なんでも、すべて」とbut「〜を除いて」を組み合わせたイディオムで、「〜以外のすべてだ」の意味だから「決して〜ではない」という否定の意味になるのだ。今日は新たな章で「名詞構文」に取り組んだ。前半はtake a bathやmake a promiseのように「名詞」を含むイディオムとして暗記すればいいけど、後半がいわゆる「名詞構文」でhis great success「彼の大成功」という名詞中心のひとまとまりを「文」のかたちで「彼が大成功したこと」のように和訳できるようにしよう、というテーマ。
 2年生OSさんは前回「東京女子大」の英文を和訳した。 An elderly gentleman came up and seated himself beside me. 「座る」のseat oneselfは主語に合わせてmyself、himselfのように変化させる。「座らせるseat」という動作が自分自身に戻るから「再帰代名詞」と呼んでいるよ。今日は「否定語noやnotを使わない否定表現」を勉強した。the last to 〜とかtoo〜to〜、far from、anything butなどのことだ。期末テストの範囲に桐原書店の「入試・重要構文問題集」が含まれるので、この「否定」だけでなく苦手な「関係詞」もしっかり勉強しておきたいね。次回もたくさん質問してください。
 1年生ARさんは前回「不定詞」の前半を勉強した。どの問題もほとんど正解が出せていたね。too〜to・・「余りにも〜なので・・できない」は中学でやったけど、「肯定」の意味の 〜enough to・・「十分に〜なので・・できる」には注意が必要。old enoughや hard enoughのように後から前の形容詞や副詞を修飾するよ。名詞なら前からenough money やenough timeのように修飾するのにね。今日は「分詞」の勉強で前半は「形容詞用法」で-ing(〜している)と-ed(〜された)を整理する問題に取り組んだ。後半は特に「分詞構文」の作りかたの練習をやった。「ケス・ケス・ING」と覚えるといいよ。When he arrived at the airport, he phoned his mother.で「接続詞+S+V」の部分を単純にArrivingとすればいい。 尾上

(追記)「水ケ塚」にはここを通る古い登山道があって、裾野市の「須山」からのぼるから「須山口登山道」と呼んでいる。宝永火口の中を登ったあとは「御殿場口登山道」に合流して山頂に向かうコースだ。10年前、皇太子様が「富士登山」された時には「富士宮五合目」から混雑を避けてこの「宝永火口」に迂回し、人が少なめの「赤岩八合館」に宿泊されたそうだ。
 広場で年寄りが一人ソリ滑りをするのは体裁悪いので、ストックをついて林の中の踏み固めた雪の登山道をすこし登って見た。ここにもそりの痕跡(シュプール)が残っているから私も持ってくれば良かったかな。下ってくる人に聞いたら、「宝永山」に向かってまっすぐ登って「御殿庭」まで行って帰ってきたという。そこは噴火口の一番下の名所で展望がとても良いはず。
2018/01/28 (Sun) 23:29


He had his hair cut at the barber’s. (床屋で髪を切ってもらった)
He had his hair cut at the barber’s. (床屋で髪を切ってもらった)
2018年1月25日(木)裾野市民文化センターにて 
「三浦半島の桜」
 最近は忘年会と新年会で遠出することが多かったなあ。先週末は「三浦半島」で大学の同窓生との山登りと温泉。その3日前には高校の東京支部同窓会があって「お茶の水」まで車で行った。年末は「中野駅前」で小学校の同窓会。1ヶ月の間に3回も10代・20代の若い頃にタイムスリップするチャンスに恵まれ実に楽しい時間を過ごしたよ。実は3ヶ月前には中学の同窓会にも呼ばれた。高校も一緒だったMA君からだが、兵庫県の「宝塚」まで来いというのではちょっと無理があって欠席の連絡をした。
 高校の同窓会では吹奏楽部で一緒だったSI君と思い出話が楽しかった。「3年生の夏、甲子園の全国大会に出場した佐賀県の高校を友情応援したよね?数学のON先生の母校だった。レパートリーが6曲しかなくて、何度も同じ曲ばかりで文句言われたけどお礼に一人5千円ももらったよね?」私の高校は甲子園球場のすぐ隣だった。この時はサックスの私が指揮棒を振ってアルプススタンドで応援演奏する姿がNHKテレビの中継にちらっと写ったんだ・・。

 MIさんは前回「鹿児島大」の「ことわざRaining cats and dogs(土砂降りの雨)」の英文でit is a reference to the kind of rain seen during a typhoon or a very heavy tropical thunderstorm. でミスをした。それは接続詞orの働き。同じものなのにここで「や」と訳すとおかしいね。「台風」は欧米人には元来外来語だから知らない人のために「或いは言いかえれば」の意味で説明を付け足すのだ。「台風、つまり激しい熱帯性暴風の間に見られるような種類の雨をさす表現だ。」正式にはカンマで区切ってthat isとか that is to sayと言うけどカンマだけでもいい。
 SEさんは前回「お茶の水女子大」の英文「母と私と弟」の和訳が難しかった。冒頭に My mother had a good deal of trouble with me・・「母は私には大変な苦労をした。」でこの withは「〜に関して」の意味とわかれば、次の文 She had none at all with my brother.でも「弟にはぜんぜん何も苦労しなかった。」となるね。noneはno troubleということ。今日は「立教大」の過去問で「英国人と列の並び方」を読んだ。何事もあけすけに物を言う米国人とは対称的に英国人は「割り込み」にたいしても控えめに抗議する、という話だった。未知の単語queuing も後にカッコでlining upとあるから「列に並ぶこと」だと想像できるよね。
 KI君は前回「筑波大」の英文「手紙の力」がとてもうまく和訳できていた。ダッシュ(―)の後に加えた to name just a few of the things that are part of the routine of living. が初めてだったね。「日常生活の一部になっている物事のうちほんの2―3の例をあげてみれば。」の意味。to nameは「条件」でif I nameの意味だ。文頭でTo hear・・・, とあったら「〜を聞けば」ともなる。今日は「上智大」の過去問をひとつやってみた。語句の並べ替えはほぼ完璧だったけど、長文読解でミスが多かったね。
 TAさんは前回「中央大」の英作文をやった。「年配者の間で株取引への関心がたかまっているが、老後の蓄えをすべて失う危険があることを認識しているだろうか。」前半は Elderly people are more interested in the stock business.でほぼいいね。後半は「〜の危険にあること」と考えて I wonder if they recognize they are in the risk of losing all their money for their old age. 動詞wonderの後には疑問だからthatでなくif「〜かどうか」を用いるよ。今日は「津田塾大」英文科の過去問をやったら正解が多かったね。長文「ディズニーは同時代の人たちの願望を映画に反映した点で、現代の語り部 story-tellerといえる。」が面白かった。
 1年生のKA君は前回「不定詞」で It is believed that George was a very honest boy.この「〜と信じられている」は It seems that〜「〜と思われている」と同じように、主語Georgeを文頭に出してGeorge is believed to have been a very〜と書き換えできるよ。「以前」の内容だから「完了形」の不定詞になおすことはよく理解できていたね。今日は「分詞」を勉強し、「〜を・・してもらう」の表現に苦労したね。have+物+-edの構文をしっかり覚えよう。He had his hair cut at the barber’s. (床屋で髪を切ってもらった)とか He had his bicycle fixed by his father.(自転車を修理してもらった)のように。ちなみにat the barber’sは後にshopが省略されているんだ。MacDonald’s も後にrestaurantが省略されている。
 1年生のTAさんは前回、「不定詞4」でseem to〜(〜と思われる、〜のようだ)の用法を勉強した。解説をていねいに読んで It seems that〜との関係も理解できたし正しく使えるようになったね。今日は「分詞」の勉強で「現在分詞」-ing (〜している)と「過去分詞」-ed (〜された)の用法を勉強した。それぞれbe 動詞の後におけば「進行形」と「受動態」が作れるけど、直前や直後の名詞を修飾する「形容詞」の働きがある。また文頭におけば、カンマの後の文SV〜を副詞的に修飾して、「〜したので」とか「〜したときに」のような意味にもなる、と勉強した。 尾上

(追記)若い頃の部活動は音楽一辺倒だったな。「中野区立桃園第三小学校」では4年生から「合唱部」のボーイソプラノに選ばれて楽譜が読めるようになった。関西に引っ越し「市立宝塚中学」では吹奏楽部に入った。最初にアコーディオン、2年でトランペット、3年になると買ったばかりで金ピカのアルトサキソフォンを吹かせてもらえた。昭和33年だから戦後の経済がやっと復興した頃のことだ。
 「甲陽学院高校」でも吹奏楽部に入ってサックスを吹いた。まだ吹奏楽コンクールの存在も知らず、すぐ近所の「今津中学」が全国大会の常連になっていることも知らず、顧問の先生にも面倒みてもらえず、20人くらいの部員でこじんまりと行進曲を中心に練習していたな。指揮棒を振ったのもこの時が初めて。
 「東京外国語大学」では始め「ボート部」に入ってみたけど半年で落伍して、やはり音楽の道を選んでオーケストラに入部した。自分で楽器も買ってトランペットを始めたけど、2年生でホルン担当になった。モーツアルトやシュトラウスのホルン協奏曲に惚れ込んで自分でもずいぶん挑戦したよ。2年生の夏には「北海道」へホルン片手に一人旅した。「北大」のポプラ並木でホルンを吹いてみようと夢見て。
2018/01/25 (Thu) 23:43


「カンマ・カンマはカッコ」
「カンマ・カンマはカッコ」
2018年1月21日(日)御殿場市民会館にて 
「海の学校」
 週末はとても天気が良く夕陽が海に沈むのを見たくて、三浦半島の先端にある「海の学校」に一泊した。オーシャンヴィレッジというペンションも併設していて誰でも泊まれるホテルだ。私たちのような老人夫婦でも受け入れてくれた。カヤックやダイビングに夢中の人たちに人気のようで前日申し込みでやっと一部屋確保できた。
 三浦半島西岸「油壺」の近くの静かな小さな入り江に、早朝7時から若者たちはパドルボードに立って漕ぎ出した。2階の洋室から見ていると大学生の合宿のようだ。朝日が空をほんのり赤く染めて楽しい日曜日の始まりだ。ここで練習を重ねてから沖縄やパラオなど南の島々にレジャーで出かけるそうだ。私もカヤックを漕いでみたい・・・。

 3年生EN君は「立教大」の過去問をやってみた。長文のパラグラフごとに設問があってほぼどれも正しく答えることが出来た。「時間は経済学的に考えよ」というこのエッセイの主題を決める問題が難しかったね。最初の1・2文に戻ればテーマがみつかるよ。
  先週休んだ裾野教室の3年生TAさんがこちらに参加した。「津田塾大」の難しい過去問にじっくりと取り組んだ。文法、語彙、会話などマーク式の問題はやさしかったけど、英文和訳が難問だったね。でも、「A and A’」や 「カンマ・カンマはカッコ」のルールに気がつけば大きな誤訳はしないはず。
 2年生のMU君は「否定構文」で not やnoを使わないけど、意味が「否定」になるような表現をたくさん勉強した。たとえば He is the last person to tell a lie. は「ウソをつきそうな最後の人」とは、そんな可能性が全くない、ということだから「否定的な意味」につながるよね。anything but〜やfar from〜などもneverに相当する。
 2年生OSさんは「二重否定」の文を勉強した。They never meet without quarreling. は「二人はケンカしないで出会うことがない」と直訳するよりはズバリ、「二人は出会うと必ずケンカする」のほうがスッキリするね。英語で言い換えたら Whenever they meet, they quarrel. と言えるよ。後半は It is not until 〜that SV・・「〜になって初めて・・・した」が「強調構文」であることを勉強した。
 1年生ARさんは前回やった「不定詞」の続きで上級編を勉強した。学校でもうすでに学習した項目はとてもよく理解していて正解だった。「不定詞の意味上の主語」には@for人と Aof人の使い分けが必要であると勉強した。S seem to Vの構文も間違えやすい重要構文だ。今日は学校で「進研模試」を受けてとても難しかった、と言っていたけど、1年生の内の学習進度には学校差や指導者の差があって、未習の文法事項や難しい単語・熟語が全国模試では問われることがよくある。それほど気にしなくていいよ。 尾上

(追記)大学仲間とのハイキングの会の104回目は暖かな「三浦半島」の「富士山と温泉」を提案した。京急の「津久井浜」駅から歩いて行ける家族向けコース。わずか200mの低山だけど「三浦富士」という名の山頂からは三浦半島の海岸線を東から西までずうっと見渡せてすばらしい展望だった。尾根続きの「武山」まで縦走するとリスに出会った。ここは野の草の宝庫だという。
 紅梅が満開の「東光寺」から出発した。ハウス栽培のイチゴ農園の中を抜け広大なダイコン畑を横目に本格的な山道を登っていく。左右が切り立った尾根道もありロープも使って急斜面を下ったりした。もうスイセンは満開で野草のオドリコソウ、オオイヌノフグリも咲き始めていた。さすが三浦半島は春が早いなあ。
 下山後「三浦市図書館」に預けておいた家内も乗せて「城ヶ島」の磯にある京急ホテルに行った。こんな海辺に温泉が湧いていて「立ち寄り湯」ができる。丁度夕陽が海の向こうに沈む時間で、「露天風呂」に出ると磯に打ちつける波の音が心地よい。聞きながら旧友たちのハダカ談義が続いた。さあ、これから5人で「新年会」だ。三浦半島に来たからにはやっぱり「マグロ丼」だね!
2018/01/22 (Mon) 0:36


total : 103231
today : 68
yesterday : 59