高校英語UG会 三島・裾野・御殿場

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a piece of advice、two pieces of information
 a piece of advice、two pieces of information
2018年3月25日(日) 御殿場市民会館にて 
「ミズバショウ」
 フェイスブックを見ると「ミズバショウが咲きました。」というので箱根・仙石原の「湿生花園」に家内を連れて行ってみた。今年は例年の20日よりオープンが半月早くて、1日に特別に開園した時にも箱根の友人と行ってみたがまだ寒くてお目当てはまだ葉の新芽だけ。やっとセツブンソウとユキワリソウがちらほらくらいで他には咲いていなかった。だから入場料金も割引だった。
 しかし今日は素晴らしかった。3日前の大雪も溶けてカタクリやキクザキイチゲ、ザゼンソウもかわいかったけど、咲いたばかりのミズバショウの一番純白で瑞々しい姿が湿原一面に広がっていたよ。「尾瀬ヶ原」の方が有名だから6月の梅雨時に咲くものだ、と思われているけどここでは今が早春の雪どけでミズバショウの季節なのだ・・・。
 
 2年生のOSさんは前回、「挿入」を勉強した。Many of my friends, however, were very cynical about the Japanese・・(しかし、友人の多くは日本人に関してとても冷笑的で・・)のように文頭に移動すれば接続詞Butと同じ働きの副詞を文中に挿入することがよくある。今日は「挿入」の(2)でWhere do you think he lives? のように、疑問詞が文頭に出る場合を勉強した。間接疑問文Do you know where he lives? との違いはなにか?それは前者が「wh-疑問文」で後者が「Yes-No疑問文」ということだ。
 2年生AOさんは前回、「Ifのない仮定法の文」を勉強した。The Japanese sometimes feel it is necessary to say something when a native speaker of English would usually say nothing.「日本人は、英語を母国語とする人ならば何も言わないだろうと思われるときに、何か言う必要があるなと感ずることが時々ある。」助動詞のwouldを見かけたらIf〜がなくてもその文のどこかに「仮定」された部分を見つけて「〜ならば」と和訳しよう。今日は最後に「仮定法・現在」を勉強した。
 1年生ARさんは前回「話法の書き換え」を勉強した。疑問文を間接話法に書き換えるには ask 人 if SV〜「〜かどうかを尋ねる」とする。感嘆文の場合はそのままHow(What)〜SVの語順で伝えればいい。今日は「名詞・冠詞」を勉強した。学校で教わった項目だったのでどの問題もほぼ正確に答えられたね。不可算名詞には数種類あるけどadviceとinformationが抽象名詞でa や-sがつけられないから物質名詞のpaperと同じように a piece of advice とかtwo pieces of informationのようにいうよ。
 今日は会員のご紹介や新聞折込で広告を見たご父兄が二組も見学に来てくださりとてもうれしかった。「UG会」は来週4月1日からいよいよ新年度がスタートとします。ぜひ入会して英語力にさらに磨きをかけましょう。先週見学に来てすぐに入会してくれた新1年生のKAさんは今日から出席して、入学前に渡された課題を今日の3時間で一冊全部やってしまった。中学英語の総まとめを長文読解も含めてやすやすと。楽しみだな。 尾上

(追記)箱根に行くと必ず立ち寄るのは仙石原の「長安寺」だ。「花の寺」といわれるだけあって、いつも珍しい山の花に出会える大好きなお寺だ。ここで春一番に咲くのはショウジョウバカマ。夏山のシーズンが始まると、木曽駒ケ岳など2000m以上の高山で溶けた雪の合間にみられる珍しいピンクの花だ。それがこの標高600mで咲くとは!
 ちょうど住職さんがお孫さんと散歩に出てきたのでご挨拶した。「珍しい山の花を上手に咲かせていらっしゃいますね」というと、「ショウジョウバカマは新潟からもらってきて植えてみたらついたんです。あの一面のカタクリは種をまいたんですよ・・・」。ユニークな顔つきの五百羅漢が一面に鎮座している裏山には、すでに紫色のカタクリも斜面一杯に咲いて「ちょうど見頃ですね。」とのお話。
2018/03/25 (Sun) 23:50


抽象名詞、物質名詞、固有名詞
抽象名詞、物質名詞、固有名詞
2018年3月22日(木)裾野市民文化センターにて 
「ヒスイカズラ」
 マメ科のヒスイカズラが咲いた、というので小田原の「フラワーパーク」に行ってみた。まるでバナナのように、ツルの先に透明感のあるコバルトブルーの花が房状に密集して咲いていた。フィリピン原産というけどなんともいえない神秘的な美しさだよ。むかし東京深大寺の「神代植物園」の温室で見つけて感動した覚えがある。ヒスイとはこういう色なのか。英語でもJade Vineというから漢字で書けば「翡翠蔓」だね。
 ここは小田原市でも国府津の方に近いから、東名高速で松田ICから行く方が近いけれど、先に平塚市の病院に入院中の友人を見舞ってからにしようとこの日は乙女峠を越えてから箱根湯本に出て西湘バイパスを走っていった。いつも山の中にいると真っ青な空とキラキラ輝く海を眺めながらのドライブは実に楽しい・・・。
 
 3年生MIさんはいよいよ今日が最後になった。お母様も一緒にご挨拶に見えてくださった。来月から津田塾大で英語を専攻するには翻訳コースか通訳コースを選ばなくてはいけないそうだ。東京外語大で中国語を専攻しているお姉さんと一緒の下宿に住むようで安心だね。西武線の小平までは少々遠いけど。今日もまたTOEICとTOEFLの問題をやってみたらそれぞれ今までで一番正解が多かった。難しいTOEFLも読みやすい問題で90%以上得点できていた。素晴らしいね。今後が楽しみだ。
 1年生TAさんは前回、総合問題で「関係詞」を選ぶ問題でいくつかミスをした。特にwhoseやwhatの働きをもう一度勉強しておきたいね。今日は「名詞」をまとめて勉強した。可算名詞(数えられるもの)は単数と複数がある。不可算名詞(数えられないもの、量的なもの)は抽象名詞、物質名詞、固有名詞などがある。後半は「冠詞」のa(ひとつの、ある〜:不特定の名詞につける)やthe(その〜:特定の名詞につける)の用法を勉強した。TAさん、長い間の疑問がすこしスッキリしたようだ。
 1年生KA君は前回、総合問題で「代名詞」を選ぶ問題が難しかった。「もうひとつ」の意味ではthe other とanotherの使い分けが重要。前者は2つかしかない場合、後者は3つ以上ある場合で「定冠詞」のtheと「不定冠詞」のanとの違いということだ。今日は「話法の書き換え」を勉強した。人のセリフをそのまま伝える「直接話法」を、内容だけ要領よく伝える「間接話法」に書き換えるのは、その会話の当事者を想定していないと代名詞のIやyouの置き換えに失敗する。
 保護者の皆様へ。毎回ご子息の送迎ご苦労様です。「UG会」での学習成果がしっかり出ているでしょうか。新聞折込みで20日(火)、裾野・御殿場地区に「UG会」の生徒募集を出しました。三島・長泉・裾野地区には24日(土)の朝刊で依頼してあります。しかし最近は少子化のためか、小さな広告のためか反応が少なくて困っております。皆様からも是非お知り合いにご紹介いただき、私の大切なこの「UG会」の存続にお力添えをお願いできますれば幸いです。 尾上

(追記)平塚市で入院中の友人YA君はもと東京の武蔵工大と東京都市大の思想史教授。市内の松風町という海岸近くの閑静な住宅街で美しい奥様と2人のお嬢さんに囲まれて暮らしていた。三島の日大国際関係学部にも週一で教えに来ていた。私と同じ東京外語大のオーケストラでともにホルンを吹いた後輩だ。ドイツ語科を出て一橋大学の院に進学し教壇に立ったけど趣味のホルンとは終生のおつきあい。
 多数の著書の一つに「音のアルカディア」(ありな書房)がある。副題が「角笛の鳴り響くところ」といって、ホルンという楽器の歴史と音楽文化を熱っぽく語っている。今も4〜5台持っていて本当にホルンが好きなんだ。プロの演奏家に交じって「日本ホルン協会」の副会長までやっていたから。もう一冊の「オルフェオ」は古典オペラの誕生を語る力作で、若くしてガンで早世した奥様の追悼の思いから書いた。
 この日もまだ寝たきりで鼻からパイプで栄養をとる状態。目が見えなくなっているし声も出しにくいから手を握って私から一方的に話しかけた。「来月また後輩たちの定期演奏会が予定されているから、その開演前に3年ぶりにまた皆で集まって同窓会をやりたいと思っているよ。前回は私が家まで迎えに来て一緒に荻窪の杉並公会堂まで行けたのにね。今度は練馬文化センターだよ。メンデルスゾーンの5番をやるそうだ。聴きに行けるといいねえ。」
2018/03/22 (Thu) 23:16


新会員の募集。新聞の折り込み広告。
新会員の募集。新聞の折り込み広告。
2018年3月18日(日) 御殿場市民会館にて 
「月刊誌・高校英語研究」
 UG会の御殿場教室に入会を希望する新2年生のご父兄から電話で、塾の「ブログ」が見てみたい旨の問い合わせがあったので、私の氏名「尾上敏起」でGOOGLE検索してみてください、とお話しした。念のため私も久しぶりにサーチしてみるといくつかの項目が出てくる。昔のめりこんでいた吹奏楽コンクールの結果や「学芸大・大学院」の修士論文など。FACEBOOKも尾上個人とUG会の2つ。
 ネットの検索能力のすごさは驚きだ。さらに1988年の受験雑誌「高校英語研究11月号」の表紙写真が載っていたよ。それは最近「ヤフオク」でオークションに出品されて1700円で落札されたらしい。30年前「御殿場南高校」時代に、辞書で有名な「研究社」の友人ON君を通じて依頼されて私が書いた「特集記事」が載っている。題して「英作文で80%モノにする方法(自分の知っている単語と構文を使って)」・・・。

 3年生EN君は今日もTOEICの語彙選択問題を40題やった。According to〜(〜によれば)、order物from〜(〜に注文する)などのイディオムで少しミスしたけどおおむね合格だ。TOEFLの方はすこし難しくて、長文「アメリカ人の開拓魂」を読んでパラグラフごとに内容の理解度を4択でためす問題。裾野教室のMIさんと同様50%の出来だった。religious toleranceなんて難しいよね。「宗教上の寛容さ」とでも訳せるかな。
 2年生のOSさんは前回「省略」を勉強した。前述の文を否定してnot一語で受けて、「そうでないと思う」は良いことならI hope not.良くないことなら I am afraid not. というよ。前述が肯定文ならI hope so. とかI’m afraid so. という。今日は期末テストを持参してくれたので答案のミスの部分を検討した。特に語句の並べ替え問題で少しずつ惜しいミスが目立っていた。次の試験のためには大切な反省の機会になるね。
 2年生AOさんは「仮定法・未来」を勉強した。条件を示すIf節の動詞に助動詞のshould かwere to を加えて「将来もありえないようなことがら」を仮定する場合に使う。If the sun were to rise in the west, (仮に太陽が西から昇ことがあっても・・)のように。後半はIf のない「仮定法」の文を勉強した。助動詞would、could、mightが文中で使ってあったら、「仮定法かな?」と疑ってSやOやMに仮定の「〜ならば」を補って和訳してみよう、という項目だ。
 1年生ARさんは前回「仮定法」の慣用表現をやって If it were not for〜(〜がなければ)、It is high time SV〜 (〜してもよさそうな頃だ)などを覚えた。今日はさらに接続詞ifを省略して「倒置文」にしてもよいと勉強した。よく理解できたので、次の「話法」の項目に進んだ。「直接話法」を「間接話法」に書き換える問題はすで学校でも習ったのでよく理解できていて、ミスをしてもすぐに正解が言えたね。
 今日は8時に新しい入会希望者がお母様と見学に来てくれた。新1年生の第1号で、参考までに「動詞の時制」に関するプリントをやってもらった。3単現のsにも注意が配れてかなり英語の力がありそうだ。その場で「入会申し込み」をしてくれたので、さっそく来週から始めてみよう。入学前に渡された課題もやっておいてね。 尾上

(追記)その「高校英語研究」は定価540円だった。なんと3倍以上で売れたようだ。30年も昔の雑誌を欲しがる人がいるんだね。今はもう廃刊になっているけどその当時は評価の高い「英語青年」と共にユニークな大学受験英語の月刊誌で、読者が回答して郵送してきた英作文を添削する仕事も私は毎月1回頼まれて続けていたよ。
 ネットオークションで入札した人は私の書いた特集記事が目的だったかどうかはわからないよ。冒頭の5ページは私の記事だけどほかにもたくさんの先生が寄稿している受験雑誌だからね。改めて開いて見てみると、私の次は「河合塾」の人気講師・森田勝之先生、さらにわが恩師の「東京外語大」斎藤次郎教授、英作文で有名な「神戸大学」吉田一彦教授と続いていた。
 高校教師の肩書では私一人だったよ。「駿台」の名物講師・高橋義昭先生、「お茶の水女子大」の宮川幸久教授も書いていたとはまたまたオドロキ。こんなスゴイ高校生雑誌は今どこにもない。
2018/03/18 (Sun) 23:17


See to it that〜(〜に気をつけよ。)
See to it that〜(〜に気をつけよ。)
2018年3月15日(木)裾野市民文化センターにて 
「熱海サンビーチ」
 天気のとても良い朝、また熱海の海を見ようと出かけた。先月満開だった「糸川」沿いではもうすっかり葉桜になっていたけど、熱海サンビーチの数本の熱海ザクラが満開で遊歩道をそぞろ歩きする人たちでいっぱいだった。ベンチで寿司を食べていると餌を求めてカモメやハトが群れで飛んでくるのどかな風景。初島行きの観光船が港に出入りし、潮風にのってどこからともなく「焼きイカ」のいい匂い!
 この日は熱海に行く途中で大学の後輩NA君の住む「函南エメラルドタウン」のお宅に初めて立ち寄った。ガーデニングが趣味だと聞いていたので早春のお庭を拝見しようと、熱函道路をそれて丹那盆地からくねくねと坂道を登って行った。ずいぶん高い山の上で標高400mもあるそうだから御殿場の拙宅とあまり変わらない。それでも日当たりのよいお庭ではクロッカスやアネモネが一足早く咲いていたよ。
 NA君とは大学のオーケストラで一緒だった。タイ語科を卒業後「明治乳業」で活躍しタイのバンコック駐在が長く、後にメルボルン駐在で定年となり帰国して、富士山が真正面に望めるレンガ造りのこの二階家を永住の地と決めた。前庭には大きなカキの古木が、裏庭には白梅が満開だった。バラのアーチをいくつも手作りしたそうでシーズンになったらまた訪問してみたい・・・。

 3年生MIさんは前回、プリントで接続詞thatの特別用法を含む英文を和訳した。See to it that〜(〜に気をつけよ。)とか、・・in that〜(〜という点で)などほぼうまく和訳できていた。今日ははじめにTOEICの語彙の選択問題をやった。90%も正解がだせたけど、しかしTOEFLの方は難しかった。長文で「アメリカ人の開拓魂」を読んだ。段落ごとの要旨を問う問題や代名詞が指す語句を探す問題などで正解は50%。やはり語彙力をもっとつけることだね。
 1年生TAさんは今日「話法」の勉強をした。他所での話を人に伝えるには@直接話法」(そのセリフのまま伝える)と、A「間接話法」(内容だけ簡潔に伝える)の二つがある。学校では教わっていないけどTAさん、解説文をしっかり読んでから問題をといたので練習問題ではミスが少ないし間違えても自分ですぐに訂正ができたね。伝達文が「疑問文」や「感嘆文」のときの「話法の書き換え」が一番難しかったね。
 1年生KA君は前回「仮定法」の基本が終わり重要表現に入った。「まるで〜のように」の接続詞as ifはifの場合と同じく「仮定法」の動詞を使う。「今まるで〜であるかのように」なら過去形で、「昔〜であったかのように」なら過去完了形になるよ。今日は「仮定法」のしめくくりに「接続詞Ifの省略」や「ifのない場合の訳し方」を勉強した。今月はあと2回で1年の文法を完了し、4月からは「重要構文101」のテキストを使って文法の応用力を高めやさしい入試問題が解けるまでの力を養います。
 保護者の皆様へ。今日は「春期講習」の案内プリントと、新会員募集の「UG会紹介」のプリントを配布しました。3月31日から4日間「三島ゆうゆうホール」で恒例の「集中講座」をやります。非会員でもこれだけ単独で参加できます。また新聞に折込み広告を依頼しました。裾野・御殿場地区は20日(火)に、三島・長泉・裾野地区は24日(土)に「企業ニュース」の片隅に載りますのでご覧になってお知り合いにもご紹介ください。特に今ゼロの三島教室に生徒がたくさん来てくれることを願って。 尾上

(追記)NA君は古希を過ぎた今もアマチュアのオーケストラ「三島フィル」でバイオリンを弾いている。その前身は「駿河フィル」という名で、実は私も20年前まではそこでチェロを弾いていた。40年前の1976年、ヨーロッパ8か国一人旅をしたときにドイツのフランクフルトで買った中古のチェロなんだ。独学で始めて20年ほど駿河フィルで弾いていたけど、今は全く弾かないので同じく大学の後輩で新座市に住むSA君に貸してあるよ。
 東京外語大オ−ケストラの現役学生たちが今春95回目の定期演奏会をやる。私たちが定演第1回目を始めたころは30人ほどの小所帯だったのに、50年後の今では100人の大楽団になって毎年春と秋の2回もコンサートを開いている。それで85回目と90回目の時に後輩たちの応援を兼ねてその会場で「同窓会」を実施してきた。そろそろまた同窓会の幹事として企画をたてなくては。
2018/03/15 (Thu) 23:41


「倒置構文」Little did I dream・・
「倒置構文」Little did I dream・・
2018年3月11日(日) 御殿場市民会館にて 
「大涌谷のイワカガミ」
 今にも降りそうな天気だけど体力と気力の維持のために山にでかけよう。箱根に向かって車を走らせるうちにどこの山に登るかを考える。きっと人にたくさん出会えるのは「大涌谷」かな。「姥子」の「船見石」に車を置いて歩き始めた。ハイキングコースは3年前から閉鎖されたままなので自動車道を歩く。渋滞している車の列を横目にぐいぐい追い越していくのは気分がいい。
 たしかにここは国際観光地だね。様々な国の人々の姿を見るのが楽しい。「黒たまご」売り場でもロープウエー乗り場でも中国人の元気のよい声があちこちで響き渡っている。白人もアラブ系の人たちもいるけど・・・。

 3年生EN君は高校の卒業式が終わった後も英語の勉強を忘れずに、立教大学での学生生活を充実させようと頑張っている。今日もTOEICとTOEFLのリーデイング問題をそれぞれ一問ずつやってみた。後者は「霊長類の脳のサイズと社会性」をテーマにしたエッセイを読んだ。So the question is, what in fact does correlate with brain size?The answer is group size. The larger their neocortex is , the larger the average size of the groups they live with. 「脳のサイズと実際に関係しているのは何だろう?(ある人類学者によると)それは集団のサイズだ。脳の新皮質が大きいほど彼らの社会生活の集団の平均サイズは大きい。」
 2年生のOSさんは期末試験が終わって、「試験結果は勉強量に比例すると実感しました」とのこと。頑張ったんだね。今日は「倒置構文」をやってみた。Little did I dream that・・「・・とは夢にも思わなかった」のように I little dreamed that・・で否定語のnever やlittle、hardlyを文頭に出すとSVが倒置になる。つまり「疑問文」と同じように助動詞のdo、does、didやcan、will、haveなどが主語の前に出るということだ。
 1年生ARさんも期末試験の対策で止めていたプリントを再開した。今日は「仮定法」の全体をひととおり勉強した。学校でもすでにやった分野だけどいくつかの点で弱い部分があったね。基本は述語動詞の形が2通りということ。「今」または「昔」の事実と裏返しに、遠回しに表現するのだ。さらに上級編に進んで「仮定法未来」やas if以下の節(まるで〜のように)についても勉強を深めた。 尾上

(追記)平成27年の地震と噴火騒ぎ以来、「神山登山道」がまだ閉鎖のままのゲートまで行ってみると、「黒たまご」の作業小屋にむかう道にブルドーザーが2台入ってなにか造成中だ。「シェルター」を作っているのだった。巡回の男性に聞いてみたら「やっと県が重い腰を上げてシェルターの予算をたてたんです。大涌谷に来た観光客はやはり黒たまごの小屋まで登っていきたいですからね。」
 「大涌谷」のゲートが開くのはいつだろう。「早雲山コース」も「神山コース」もさらに「駒ヶ岳コース」もここがスタート地点だから、箱根の登山の楽しみが半減してしまっている。とりわけ私が一番好きだったのはゲートから「冠が岳」に向かってわずか20分ほど登った分岐点で、かわいいフリルの花弁を広げた「紅花イワカガミ」が斜面一帯に咲き乱れるお花畑だ。5月の連休の後そのあたりにはピンクの「ミツバツツジ」のトンネルがずっと続いてそれは見事なんだよ。
2018/03/11 (Sun) 23:47


have my bad teeth pulled out (虫歯を抜いてもらう)
have my bad teeth pulled out (虫歯を抜いてもらう)
2018年3月8日(木) 裾野市民文化センターにて 
「バイカオウレン」
 市内印野の「野の花苑」などで買って楽しんだ後の花は、ポットや鉢植えのまま玄関先の植込みの下に置いておく。我が家は林の中だから日差しが少ないのでそのほうが好きな花もあって、今朝もふと見ると小さなポットに真っ白な「オウレン」の小さな花が咲いていたよ。これは梅の花の咲き方に似ているから「バイカオウレン」という名だ。とても珍しく信州「八ヶ岳」の中腹にはその名も「オウレン小屋」という山荘があって、自然のままに咲くのを見るにはそこまで登らないといけない。
 そろそろ「ユキワリソウ」が咲いたかな、とサイクリングで「秩父宮記念公園」に行ってみた。まだ冬枯れの林の中に赤、ピンク、紫、白の花をいっぱいにつけた株が群れを作っていたよ。入口の案内所でいつも顔なじみの職員が、「今月で定年退職です。いつもありがとうございました」と話しかけてきた。そうか、高校の先生たちも退職や転勤の時期だし学生たちは卒業の季節だね・・・。

 3年生MIさんは前回、TOEFLのリーディング問題「大麦の栽培」を読んだ。パラグラフや構文の読解力は十分だけど、細かな枝問でfor all intents and purposes(あらゆる点で)やresilient(弾力性のある)など未知の単語・熟語に困ったね。今日はビジネス向けのTOIECと、米国留学のためのTOEFLのそれぞれリーディング問題を一つずつやってみた。ともにしっかり読み取れていたね。10〜20%のミスは仕方ないか。
 1年生TAさんは前回「総合問題」で「分詞」をやった。He saw an old man crossing the street. は「第5文型」SVOCの普通の例だけど、have my bad teeth pulled out (虫歯を抜いてもらう)やmake himself understood(ことばを理解してもらう)などの慣用表現をたくさん覚えよう。今日は「仮定法」の続きで「上級編」をやった。接続詞のas if(まるで〜のように)も、事実とは異なる内容を述べるので動詞を過去形(今のこと)または過去完了形(昔のこと)で使うのだ。
 1年生KA君は前回「仮定法」の勉強に入った。彼の高校では2年生に持ち越したようだけど基本は単純で、If節の中の動詞が「過去形」なら「今」の事実の裏返しで、「過去完了形」なら「昔」の事実の裏返し。そのどちらかだ。しかし特例として「未来でも確実なこと」に反する仮定もありうる。そこで今日はさらに「仮定法未来」も勉強した。未来でもほぼあり得ないことに対しては「万が一〜なんてことがあったら」とか、「仮に太陽が西から昇っても」とかの時に、前者は動詞の前に助動詞のshouldを加え後者はwere toを加えるのだ。 尾上

(追記)新しいパソコンが予定よりも早く手元に届いたので、こうしてWORDで下書きしてからブログ日記を投稿できるようになった。昨年無料でダウンロードできたwindows10の使いにくさを友人たちから聞いていたので心配だったけど、しばらくやっていけば慣れるだろう。wordやexcelも2007年のものからバージョンアップして2016年版になったから2日目ではまだ不慣れで困っている。
 機種交換で親切にしてもらったパソコン専門店「OAナガシマ」のMIさんによると、パソコンの寿命は5年と見られている。わたしの前の機種「オンキョウ・ソーテック」が8年も使えたなんて異例だそうだ。こんどのwindows10も実は2025年、つまりあと7年で終了と決まっているそうだ。windowsやexcelのソフトをそのたびに購入しないといけないからマイクロソフトがますます儲かる仕組みだね。
 PCメーカーも価格競争が激しくて、今回購入した台湾のACERや中国で組み立ての米国DELLなどのように価格競争に勝てるところだけが生き残る。技術力は一番なのに人件費の高い日本のメーカーはどんどん撤退を余儀なくされるらしい。私の昔のSONYのVAIOも家内のまだ使っている日立のPRIUSももう販売していない。今生き残っている富士通とNEC、パナソニックの3社もデスクトップの生産をいつ終了するだろうか。
2018/03/08 (Thu) 23:04


新会員募集中。春期講習は3月31日から三島ゆうゆうホールで。
新会員募集中。春期講習は3月31日から三島ゆうゆうホールで。
2018年3月4日(日) 御殿場市民会館にて
「皆既月食」
8年使ったデスクトップのPCがとうとう壊れた。その間にお気に入りのメーカー「ソーテック」は製造をやめているし、便利なwindows7も2020年にはサービス終了だそうだ。市内の「ナガシマ」に持ち込んで新品のwindows10に交換することにした。データ移行で一週間かかるとのことで、このブログはタブレットのiPADで書いている。文書はやはりwordでないと実に不便だよ。

3年生のEN君は前回、接続詞のneither A nor Bのある英文を和訳した。they were coming to a promised land where they would neither be pesucuted for their religion nor oppressed because they were born into a low class.「アメリカの移民たちは、その宗教のために迫害されることもなく、社会の底辺に生まれたばかりに抑圧されることもないような「約束の土地」に向かっているのだと、、、、」A とBがそれぞれ長い文だったね。今日はTOEFLの問題を先週に続きやってみた。語彙レベルがすごく高くて難解だったね。
2年生のAOさんは特殊な接続詞を勉強した後「仮定法」に入った。和訳では「ーだろうに」とか、「ーだろうが」としたほうがよい。「実はそうではないのだが」の意味だから。
OSさんは今週の期末テストのために、学校の課題にとりくんだ。関係代名詞と関係副詞の違いを説明してあげた。
1年生のARさんも期末テストの対策に集中した。
2018/03/04 (Sun) 22:15


not so much A as B(AというよりむしろBのほうだ)
not so much A as B(AというよりむしろBのほうだ)
2018年3月1日(木) 裾野市民文化センターにて 
「ユキワリソウ」
 昨夜の激しい風雨が朝にはやんで青空が見え始め暖かくなった。「春一番」だったのかな。今日は3月1日だからほとんどの高校で卒業式があったね。私立大学の志望校に合格した人もそうでない人もみな卒業おめでとう。26日に国公立前期を受けてきた人は来週中にその結果がでるね。悲喜こもごもの季節だ。
 午後から箱根仙石原の友人KA君をさそって「湿生花園」に行ってみた。昨年までは3月20日オープンだったけど、今年は3週間早めて今日1日から開園、とフェイスブックで見たから。お目当てのミズバショウは早すぎたけど、それでも緑の葉の先端をもたげた株が水辺に点々と。白やピンクの小さなユキワリソウ、薄紫のセツブンソウも黄金色のフクジュソウと同じキンポウゲの仲間でもう咲き始めた。待ち焦がれた「花のシーズン」がやっと・・・。

 3年生MIさんは「津田塾大」に合格し入学をきめたが、入学早々にクラス分けの英語テストがあるので今月もUG会に出席することにした。きっとTOEFLの問題を使うだろうから今日も難しいのを2つやってみた。「文化の所有権」と「大麦栽培」で、単語やイデイオム、内容に関する四択の質問には易しいものとむずかしものが取り混ぜてあってなかなか70%の正解を出すのが大変だった。
 1年生TAさんは前回「比較構文」を勉強した。not so much A as B(AというよりむしろBのほうだ)は覚えにくいけど、「Bと比べるとAはそんなに多くない」と直訳してみれば納得できるね。今日は「仮定法」の勉強に入った。中学でも「ていねいな表現」would like to〜(〜したいのだけど)やCould you〜?(〜してくれませんか)で勉強しているはず。過去形の助動詞wouldやcould、mightを使って「事実とは反対の予想」をするのだ。 解説のページをていねいに読んでしっかり問題に正解が出せたね。
 1年生KA君は先週やり残した「比較構文」の後半をやった。「最上級」の内容を「原級」のas 〜as・・や比較級のmore 〜than・・で書き換える問題など。The 比較級S V,the 比較級 S V. は「〜すればするほどますます・・」の日本語に相当する難しい構文だ。後半はKA君も「仮定法」に入った。助動詞の過去形wouldやcouldが「今」の事実に反する「仮定」の気分を表すのだ。「〜するだろうに」とか「〜できるだろうが」と訳せるといいね。 尾上

(追記)今週も「山梨百名山」にひとつ登ったよ。この冬の内に御殿場の自宅から短時間で行ける低い山を順番に制覇しよう。まだまだ山の花は咲かないからせめて白銀の山稜を見たいと思う。ガイドブックの「百名山手帳」を見ると「春日山」は「・・・甲府盆地越しに白根三山等の南アルプス、八ヶ岳、金峰山の峰々の眺めがよい。」とある。この日は「春がすみ」がかかって残念ながら遠方の景色は見えなかったが。
 河口湖から「若彦トンネル」を抜けて山間の「芦川村」に向かった。春には白樺林の中にスズランが一面に咲き乱れ、夏には小紫の「レンゲショウマ」が斜面に群生するから毎年楽しみに出かけている。石和に通じる「鳥坂峠」のトンネル横に駐車して登山開始。今日もスマホでNYからのネットラジオをかけ、それをブルートゥースの強力スピーカーで拡大し低音を楽しみながら歩く。ボーカルが好きで「オペラ」もいいし「ジャズ」もいい。一人も出会わない山道だから「熊よけ」にもなるよ。
2018/03/01 (Thu) 23:50


TOEFL検定とIELTS検定
TOEFL検定とIELTS検定
2018年2月25日(日) 御殿場市民会館にて 
「ダイヤモンド富士」
 この冬最後の「ダイヤモンド富士」を見たくて「山中湖」の「パノラマ台」に行ってみた。他県ナンバーの車が駐車場からあふれて40〜50台も路肩を占領しているよ。一番いい斜面にずらっと一列に並んでカメラを三脚に載せて、もうすぐ始まる自然の一大ページェントを待ち構えている。
 例年にない寒さでこの冬は山中湖が半分凍結し、山の上から見ると東端の平野のあたりの湖面は結氷で真っ白だ。4:30いよいよはじまるぞ。夕陽が富士山頂にかかった。眩しい光が四方八方に分散し山頂で大爆発が起こっているような荘厳な瞬間だ・・・。

 3年生EN君からも今夜は嬉しい報告。「第一志望の立教大に合格しました。明治大は80%取らないと受からないらしくダメでしたが。」でも良かったねえ。直前に「英検準一級」にも合格していたから心配しなかったけど。「立教は4月早々に英語クラスの振り分けテストがあるのでノンビリできません。大学が始まるまで3月もUG会に出席させてください」、とのこと。今日からTOEFLの模試問題をやってみよう。米国の大学や院に進学するには必須の検定試験だ。ビジネス向けのTOEICよりずっと難しいよ。英文和訳と英作文もそのまま続けることにしよう。
 2年生のOSさんは前回「強調構文」 It is 〜that・・の勉強で和訳をやった。It was not until about the year 1100 that paper was made in southern Europe. 強調部分に注意すると「1100年頃になってはじめて南ヨーロッパでは紙が製造された。」という和訳がいいね。今日はプリント学習を中断して学校の期末テスト対策をやった。入試頻出問題集が文法や構文のかなり広い範囲で出題される。解説書を見ながら自習せよ、という課題だ。しかし、解説の膨大な中身はなかなか覚えきれるものではない。代名詞のmostやanotherで苦労していたね。most students(ほとんどの学生)に対してmost of the students(その学生の内のほとんどの人)は、mostが形容詞か代名詞かの違い。次回もおおいに質問してほしい。
 1年生ARさんは前回総合問題をやってみた。「動名詞」を使う重要構文でinsist on –ing が難しかった。 She insists on my taking her to a nice restaurant. 「彼女は私に素敵なレストランに連れて行ってとせがんでいる。」 my taking(私が連れて行くこと)のmyは動名詞の「意味上の主語」と呼ぶよ。今日はARさんも期末テスト対策に切り替えたら質問を次々と投げかけてきた。英文法の入試問題集をやってみよ、という課題だから1年生で勉強した内容ではとても歯が立たないようなレベルの問題ばかりだ。学校の授業では時間不足で扱えないから将来のために自分でやってみろ、ということだね。いくらでも手伝うからこの「UG会」でどしどし質問していいよ。 尾上

(追記)山中湖で最高の自然の光景を堪能したあとは、須走にある食堂「山小屋」で夕食とした。ここの御主人はシーズン中には「須走口五合目」2000mの「東富士山荘」で登山者の案内やみやげものを売っている。私がよく利用する山荘で、昼食を注文しながら山の花の開花情報をもらったり付近で採集したきのこを鑑定してもらっている。11月から4月まで「ふじあざみライン」が閉鎖される期間はこの須走の街中でレストランを経営しているのだ。
 私たち夫婦は御殿場南高での教え子の仲人をやったことがある。私が顧問をやっていた吹奏楽部で、打楽器とトロンボーンを吹いていた同級生の二人だ。その結婚から20年、その可愛い一人娘がこの春高校を卒業してイギリスの大学に留学することになった。そのお祝いということで、この日は夕食を共にしようと須走町内に住むそのYO君一家を「山小屋」に招いたのだ。
 「ランカスター大学」は創立50年ほどの英国王室公認の公立大学。英国中部のランカシャーにあってロンドンから300キロ北だそうだ。まだ若い大学なのに英国のランキングではいつも上位に入る難関校だ。英国留学の検定試験をIELTS(アイエルツ)というがそれで英語力を伸ばし、娘さんは今月試しに受けてみた「早稻田」や「上智」にも合格したけどやはり「ランカスター」に行くと決めた。夢は「チャーミングな人間になるために・・」だって。いいなあ。
2018/02/25 (Sun) 23:29


She is by far the brightest in her class.
She is by far the brightest in her class.
2018年2月22日(木)裾野市民文化センターにて 
「菜畑山」
 「山梨百名山」の登山記録をまたひとつふやしたよ。「山中湖」の東にある道志村の温泉「道志の湯」から出発して「菜畑山」に登った。山の名前になっている菜の花は暖かな南伊豆や房総ではもう咲いているだろうけどそこはまだまだ雪道の残る冬景色だった。山の花も野草の楽しみもないけれど、空気が澄んでいるから遠くの山々の展望がいいんだ。
 急傾斜を100分ほど登って1283mの山頂に着いた。正面には昔友人と登った西丹沢の「大室山」や「畦が丸」が雪をかぶって雄大に聳えている。眼下の谷間には「道志川」に沿って一直線に集落が伸びて神奈川県の「津久井湖」に向かっている。鮎釣りで人気の川でもうすぐイワナが解禁になるそうだ。美しい渓流だったよ・・・。

 3年生MIさん、今日は教室に入るなり嬉しい報告。「津田塾大の英文科に合格しました!」なんとすばらしい。よく頑張ったね。東京外語大にいるお姉さんとも近くになるので同居するそうだ。「英語学」の伝統校でもあるからおおおいに「UG理論」も勉強してください。前回は「鳥取大」と「徳島大」の英作文をやって上手に和訳できていた。今日は前回のTOEICの問題に続いてTOEFLの過去問にもチャレンジしてみた。「自動車の開発の歴史」と「微生物の生存能力」の二つ。難しいけど60〜80%は読めていたね。
 1年生TAさんは前回、「複合関係詞」のwhoever(〜する人はだれでも)やwherever(〜するところはどこへでも)が、anyone who、to any place whereと同じ意味であると勉強した。少々難しくて覚え切れなかったね。今日は高校生の苦手な「比較表現」の勉強だった。原級のas〜as・・、比較級の more〜 than・・は中学でもやったけど、日本語を英語に直すとなると難しい。「日本の気候はインドより穏やかです。」はThe climate of Japan is milder than India. ではマチガイだ。〜than that of India「インドのそれ(気候)より」のように2語補わないと理屈が合わないのだ。
 1年生KA君も前回「関係詞」をやって、関係詞の前にカンマがある時にはそこで一度文を切って訳すと良い、と勉強した。He said he knew nothing about the matter, which was a lie. 「かれはそのことについて何も知らないと言った。しかしそれはウソだった。」では whichが前文の内容を受けてbut thatの働きをしているんだ。KA君も今日は「比較表現」で What is the third longest river in Japan?(3番目に長い川)とかShe is by far the brightest in her class.(クラスでずば抜けて一番頭がよい)など大切な表現を勉強したね。 尾上

(追記)ネットで何でも見れるすごい時代になったね。「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」を書いたロシア語同時通訳の「米原万里」さんが1996年、NHK・BSの「我が心の旅」に出演してチェコやユーゴスラビアなど東欧の国々を訪問した番組をユーチューブで見ることが出来たよ。特に親友のヤースナを30年ぶりに尋ねた首都ベオグラードの町の風景は私も懐かしさがこみ上げた。
 ベオグラード「白い都」と呼ぶのは、「カレメグダン公園」の旧城壁が攻めてきたトルコ軍には遠くから白く見えたためらしい。ドナウ川とサバ川の合流点で市内一の観光名所で私も行ったことがある。それより20年も前の1976年、ヨーロッパ列車一人旅の時にホテルや列車の中で私が書きとめた赤表紙の小ノートを引っぱり出して読み返した。偉大な大統領チトーがまだ元気で、共産圏の異端児として複雑な連邦国家を一つにまとめていた夢のある時代だった。「ユーゴスラビアのこと」と題してつぎのように書いてあった。・・・
 最近共産党世界会議が東ベルリンで開かれたときの、モスクワに対するチトー大統領の勝利は、市民に対する大きな期待を更に抱かせることになったのではないか。セルビアと比較して何かと優位に立っているクロアチアの首都ザグレブでもチトーの名でスプレーのいたずら書きが電停やビルの壁にたくさん見えるのはその証拠だろう。アメリカの経済力を目標にして憧れているのはユーゴ一国ではない。ここでは国民がソ連よりもよく働いている、と感じた。
2018/02/22 (Thu) 23:55


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