2023年11月21日(火)
御殿場市民会館にて
「河口湖もみじ回廊」
先週末、「河口湖」を周回するサイクリングを計画したよ。途中「山中湖」を通ると標高が1000mもあるから早くも「もみじ祭り」は終わっていたが、坂をぐんぐん下って行って「河口湖」まで来るとちょうど紅葉が真っ盛りだった。「河口湖大橋」のたもとにある「大池公園」で自転車を組み立て出発した。イチョウの大木が色づいて落ち葉が黄色のカーペットだ。行楽シーズンで大渋滞の車の列を尻目に大橋を渡り北岸へ。「音楽と森の美術館」の向かいの「ファミマ」で弁当の買い物。店の前にイートインのテーブルがあってオルガンの音色を聞きながら食事ができるお気に入りの店だ。中国人のグループや欧米からの旅行者たちも隣に座って国際交流のランチタイムだ。
路傍に駐輪して観光客の大集団の仲間になってそぞろ歩きを始めた。湖にそそぐ枯れ川の橋から両岸が大人気の「河口湖もみじ回廊」で、真っ赤に色づいたイロハモミジのトンネルが山の方に向かってずうっとつながっている。先端で折り返し対岸を下ってくると、紅葉が燃えるように美しい広大な庭園に吸い込まれてしまった。そこは「久保田一竹美術館」だった。染織の美しい工芸品が展示されているようで館内のカフェも人気のようだ。緑の森に赤い紅葉が混じる日本庭園と小さな滝と洋画の額縁のような石の表門は観光客の絶好の撮影ポイントのようだ・・・
19日(日)は学校の模試があったので、UG会を今日に変更した。
3年生のMUさんはnot A but Bの否定構文をやった。Joe didn’t come here to help us, but to bother us. 「ジョーがここに来たのは私たちの手伝いをするためじゃなくて、困らせるためだった。」で、「ジョーは来なかった」と訳すと動詞の否定になってしまう。notは「文否定」の副詞で「〜来た、ということではない」。He came here not to help us. のnotが動詞の前後に移動することに注意。I think he is not happy. のことをI don't think he is happy.と言うでしょ。He was not happy because his mother got better.も「〜嬉しくなかった」じゃ変な訳文だよね。「お母さんが元気になったから嬉しかった、というわけではない」が正解。文全体を「肯定文」として訳してから、それを否定すればいいんだ。
KO君は「関係代名詞」としてwhoやwhichの代わりに使うasを勉強した。As many people as listened to his English speech were amazed at his fluency.で、「先行詞」にas many(同じ数の)がついているのでpeople who〜と言わずにasを使うんだ。「彼の英語を聞いた人は皆、その流暢さに驚いた」。Would you find them of such a high quality as you might have in the past? themはテレビ番組のことだから前半は「そんなに質の高いものだと思うだろうか」。関係代名詞のas以下の省略を補うと、as you might have(found them) in the past のこと。仮定法の助動詞に注意して「昔ならそう思ったかもしれないのと比べて」と付け加えればいい。 尾上