「米神漁港」
先週は沼津・内浦の海岸をサイクリングして「やっぱり海はいいなあ」と思ったけど、「今日は湘南・小田原の海が見たい。そのあと映画も・・」と家内が言うので箱根を越えて1号線を下って行った。仙石原から早川の渓谷に沿って走っていくと真っ青な空に紅葉が映えて実に美しい。もう紅葉の季節になったんだな。湯本まで下って高速に入るといつの間にか小田原を通過して「石橋インター」に着いた。目の前は真っ青な海、太平洋だ!
「早川」の漁港に行ってランチのつもりが、行き過ぎて根府川寄りの見知らぬ「米神」(こめかみ)の漁港に来てしまった。幸い道路わきに一軒だけ「磯料理」の店を見つけて立ち寄ってみた。見晴らしの良い2階のレストランで大海原を眺めながらの「アジのたたき」定食はうまかったよ。目の前の漁港で上がった生きのいい魚が食べられるのだから・・・。
2年生のMAさんはThe moment(〜するとすぐに)やNow that(今はもう〜なので)のような特殊な「接続詞」をいくつか覚えた。後半はいよいよ「仮定法」に入って助動詞の過去形would(〜するだろうに)、could(〜できるだろうに)、might(〜かもしれないが)の使い方を勉強した。「専修大」のOurs would be a dull world if this were not true.「もしこういうことが仮に真実でないとしたら私たちの世界はつまらないものだろう。」で、動詞の語形を見ると「今〜なら今〜なのに」だとわかる。oursはour worldのことだね。
KA君は「仮定法・未来」を勉強した。未来でも事実とみなしてよい事柄に反対の仮定をする場合がある。If the sun were to rise in the west, 「仮に太陽が西から登っても・・」のように。その時は動詞の過去形でなくて「助動詞」のshouldやwere toを補うのだ。「東海大」のIf Japan were to lose its Japanese identity, this would be a great loss not only for it but for the whole world.「もし仮に日本がその独自性を失うとしたら、そのことは日本だけでなくて全世界にとっても大きな損失になるだろう。」はうまく和訳できたね。
1年生のOB君は前回「比較構文」で英訳をやった。Nothing is as much fun for me as talking to my friends. 原級の構文Nothing is as precious as time 「時間ほど貴重なものはない。」にならえば、「友人と話をすることほど私に楽しいことはない。」となるね。今日はまず「和文英訳」の問題をたくさんやった。「彼はわたしに何歳かと聞いた。」は簡単に「直接話法」でHe said to me, “How old are you?“でもいいのだけど、内容を簡潔に伝える「間接話法」ならHe asked me how old I was. とするのが難しいね。節にすると、疑問詞+SVの語順だよ。
SU君は前回、英作文で「今晩はお泊りになってはいかがですか。」が難しかった。重要イディオムをつかって、What do you say to staying with us tonight? は難しいね。今日の基礎学習は「受動態」だった。「〜される」は動詞をbe+-ed に言いかえるのだけど、主語の単数・複数や動詞の時制をしっかり見ないとなかなかマルがもらえないね。さらに「否定文」「疑問文」の場合(1)や助動詞の後の場合(2)、動詞が「進行形」の場合(3)や「完了形」の場合(4)などもしっかり把握できればいいね。もう一度ペーパーに正解を書いてみてね。 尾上
(追記)満腹になったのでひと眠りしよう、と白波が打ち寄せる浜辺に降りて車を停めた。背後の山に向かって集落の狭い道を散策していると、どうもここには来たことがあるような気がしてきた。中腹には東海道線の列車が走りビワの畑やミカン畑は見覚えがある。そうか、数年前の春大学のトレッキング仲間とこの集落を通過したなあ。東海道線の「根府川」から「早川」まで車道を避けて山道を歩いた時にこの少し先の「石橋山」の古戦場を目指していた。それは平安時代に源頼朝がそこで旗揚げして合戦が行われた旧跡なんだ。
浜辺に戻ると、一艘のカヤック発見!沖合100mくらいで釣りをして今陸に上がったところだ。その救命胴着と黒いウエアを着た好感の持てる青年に話しかけた。「静かな川や湖でカヤックは漕ぐものだと思っていました。こんな波の荒い海では転覆してしまうでしょう?」と聞くと、「ええ、しょっちゅうひっくり返りますよ。荷物も釣り竿もみな船体に結び付けておかないと流されてしまう。今日はこんなのが釣れました。」とクーラーボックスを開けて見せてくれた。カサゴや鮮やかな鯛のような魚が4匹も。ちょっと危険だけどこういう「海釣り」もあるんだね。









