「二ノ岡神社のさいと焼き」
久しぶりに川柳の畑まで自転車で登って行った。富士山に向かって登山道を7キロ、ずっと登りで50分かかるけど健康維持のためだ。新年になって初めてだから少々心配だったけど、まん丸い聖護院ダイコンがまだ3個残っていて収穫できた。ハクサイは小さいからこのまま花を咲かせてしまおう。菜の花と同じできれいなものだ。さてと、「麦踏み」もやっておこうか。農家の冬の風物詩だけど、根を強くしたり「分けつ」を促して本数を増やす意味があるのだ。
アレー!コムギの穂先が食われているよ。またまたスズメたちのしわざか?農協が「鹿よけ」対策で、広大な畑全体に「高圧電流」の電線を張り巡らしてくれたおかげで、3年前からシカの被害がなくなって喜んでいたら、今度は空の上からスズメの大群だ。昨年は6月の刈り取り直前にコムギをすっかり食われてしまった。今年はまだ若い新芽のうちにやられたよ・・・!
3年生のOSさんは前回、助動詞のmight as wellを使う英文を和訳した。One might as well throw money away as spend it in betting.は、as〜asに注目すると「比較構文」でもあり、「賭け事に金を使うのはそれを投げ捨てるのと同じようなものだ。」と訳せるね。may ではなく過去形のmightを使うのは「仮定法」で、「本当はやらないけど、やった方がましだろうに。」の気持ちなんだね。今日は「否定」を勉強した。「法律を学んでいる学生がみな法律家になれるというわけではない。」はNot every student studying law can be a lawyer.で、 「部分否定」と呼ばれている。
KI君は前回、「比較」で「中央大」の英文を和訳した。難しかったのは「旅行で泊まったホテル」について I’m sure I have forgotten a few, some of which, being so bad, might as well be forgotten. 「忘れたものも少しあると思う。そのうちのいくつかはとてもひどいものだったので、忘れたほうがましかもしれない。」初めのカンマは「非制限用法」で一度そこで切る。次の「カンマカンマ」は分詞構文だとわかればカッコに入れて、「〜なので」と付け加えておこう。今日は上智大の「会話問題」をやって合格点が取れた。「大阪電通大」の長文「妻のアルツハイマー」を読んでほぼどれも正解だった。
裾野教室の2年生TAさんが出席して、前回やりきれなかったプリントを勉強した。長めの文を和訳してみよう、ということで「テレビの悪影響」を読んだ。There is evidence that in fact TV leads people to accept more violence in everyday life. では接続詞のthatが「同格関係」(〜という)を表すとわかれば、「事実、テレビが日常生活でますます暴力を人々に受け入れさせている、という証拠がある。」と訳せるとよかったね。
1年生のKAさんは学校でも今月から「比較」に入ったという。プリントでは整序問題で「彼女は夫をその欠点のゆえに一層愛した。」が難しかった。She loved her husband all the more for his faults.「一層」のmoreに「〜だからその分だけ〜」の意味のall theをつけないといけない。「山本さんは学者というよりむしろ文筆家だ。」はMr. Yamamoto is a writer rather than a scholar. といえば簡単そうに見えるけど、逆に並べてHe is not so much a scholar as a writer.という表現は難しいね。asは接続詞で「〜とくらべると」の意味だから「文筆家と比べると、学者の方はそんなにたくさんやってない。」と直訳できるのだ。
2年生のTUさんは今週末の「英検・準一級」のために模擬問題を1回分やって、リスニングにも挑戦した。語彙力問題がかなり厳しいけど、読解力やリスニングで挽回できそうだ。頑張ってきてください。
OSさんとKI君は今週末19日、20日がいよいよ「センター試験」だ。実力が十分発揮できるよう体調管理に注意してください。健闘を祈ります。 尾上
(追記)翌日、恒例の「新年会」を郊外の台湾料理店「味珍」でやった。畑の仲間7人の集まりだけど、この日は毎年家族同伴で参加するメンバーが多い。私も初めて家内を連れて参加した。会長のYAさんも愛妻家で奥様と一緒だった。さらにゲストとしてあの青森県鯵ヶ沢出身のIKさんも参加してくれた。この農作仲間の以前の会長だけど、1年の半分は大阪・高槻市の長男の家に同居するようになって今は脱会している。年末年始と8月のお盆の頃だけ御殿場の次男の家に戻ってくる生活だ。
「ギョウザ」や「焼肉」などそれぞれが好きな定食を注文した。安くてボリュームがあって人気のお店だ。中国人の経営で店員もみな中国人。KAさんの奥様は中国の人だから連れてくればよかったね。KA さんもOKさんも共に小山の「セイコー」の社員だったから技術屋さんで二人とも中国語で注文ができる。年齢も40歳から80歳まで、元の職業も様々でじつに面白いグループだ。
「新年おめでとうございます。昨日畑にムギフミに行ったら、コムギが2割ほどスズメに食われてしまっていたよ。去年のようにネットをかぶせようか?」と私が言うと、「ダメですよ、スズメの足がネットに絡んで逃げられずに干からびてしまうから・・」と反対するのは若手のTA君で「野鳥の会」で活躍している。









