「富士山四合目」
春一番の吹いた昨日、久しぶりに晴れ渡った真っ青な空のもと、再び真っ白に雪化粧した富士山に登ったよ。登山シャトルバス駅の「水が塚」の少し先まで行って、雪が完全に溶ける4月末までは閉鎖されているゲートに駐車して、スカイラインを歩いて出発だ。昨日一日で道路上の雪が消えてしまいこれでは持参の赤いソリが使えないなあ。帰り道をスイスイと滑って来ようと思ったのに。
「とりあえず五合目まで登ってみます。」という若者に追い抜かされた。標高2400mの富士宮登山口までは13キロもあって、雪道だと片道5時間くらいかかるぞ。二合目の「高鉢駐車場」までくると、もう一人の若者が帰ってきて「今日はここまで」。ここからは雪が一面に積もった急な坂道になって滑りやすいからね。私は自慢のスパイク長靴で来たから心配ない・・・。
2年生のTUさんは前回「比較」で、「英作文」の入試問題が少し難しかった。「あの喫茶店のチーズケーキは、噂ほどおいしくはないと思う。」で、前半はThe cheesecake at the cafe is not more deliciousでいい。後半は接続詞thanの後がSVにならないといけないから、「おいしいと噂されているほど」と省略語をしっかり補ってみればthan it is rumored that it is delicious. で、that以下が前半と同じだから省略できるのだ。
今日は「名詞構文」を勉強した。People's lives have been changed because of the immediate spread of news.の和訳で、「人々の生活はニュースの即座の拡散のために変化させられてきた。」とやったね。こういう英語直訳の「名詞の羅列」の日本語はわかりにくいよね。「の」が何度も続くとパソコンでは赤や緑色の下線が付くよ。名詞のspreadはもともと動詞だから、「名詞構文」をSV〜の「文」に変換して、because news spread immediately.「ニュースが即座に広がるために」と言い換える力が求められるんだ。ちなみにof〜は「主語」の働きだ。
ARさんは「省略」と「挿入」を勉強した。接続詞S+V〜,ではSVを省略できる例で、When a boy、while watching TVやif necessary、if any、if possibleなどがある。どれも「代名詞+be動詞」が省略されているんだね。例えばWhen left at home, the dog sits on the front step.もleftは過去分詞で、when he is left at home,「家に置いておかれた時には」の意味だね。
「挿入」では、What is stressful for one person, after all, is not necessarily stressful for everyone. 「 結局、一人の人にストレスになることがすべての人にも必ずストレスになるという訳ではないよ。」で、挿入されたafter allは文頭に置くべき副詞句だね。「カンマ、カンマはカッコに入れよ」と覚えておいて。
1年生のKAさんは前回、文法で「態の書き換え」をやった。Who will look after the child? はBy whom will the child be looked after. 熟語動詞look after(世話する)の受動態はbe looked after。難しいのは「命令文」の受動態だ。Do it at once.はLet it be done at once.(それがすぐになされるようにさせよ。)で、Letを使うよ。
今日は「関係詞の構文」でwhatの慣用語法を勉強した。学校や教科書ではA is to B what C is to D. の和訳は、「AのB に対する関係はC のDに対する関係に等しい。」と暗記させられたね。でも何のことか意味がわからないでしょ。たとえば、Leaves are to the plant what lungs are to the animal.でそもそも関係詞のwhatの働きは?一見「様態(〜のように)」のasのように見えるからやさしく言い直すと、Leaves are important to the plant as lungs are important to the animal.「動物にとって肺が重要であるように、植物にとっては葉が重要なんだよ。(だからむやみに葉をむしってはだめだよ)」の意味なんだ。つまり関係詞のwhatがsomething important(大切なもの)に相当するよ。what以下がわかりやすい「たとえ」になっているんだね。
裾野教室のYAさんが出席した。プリントを次回に回して英語のスピーチ原稿作成に専念した。高校生の「模擬国連」の会議スピーカーとして学校代表に選ばれたそうでおめでとう。今日は、主催者から与えられた「堅い表現」の解説原稿を、「柔らかく説得力ある」語りかけるような英文に置き換えていく作業だ。そこで私のアドバイスを5つあげた。
(1)短い文、できるだけ「単文」で。(2)「関係代名詞」はやめてand、but、or、for、soの5つの「等位接続詞」で単純につなぐ。(3)SVOの文で「動詞」を中心にして語る。(4)「名詞」にはour、yourや必要ならaやtheを忘れないこと。(5)「動詞」には「助動詞」が付くのが普通だ。「助動詞」というのは単に動詞のおまけじゃなくて、話者の心情、確信、不安などを表す大切なものだからね。
今日はもう一人見学者が出席した。山登りの知人の長男で、私は「ツバサ君」と小さい頃から呼んでいた。ただ今二次募集の大学受験中で、その結果もし浪人した時には「UG会」で勉強したいそうだ。 尾上
(追記)雪の上に時折小さな足跡が林の中から飛び出しては消えていく。3本指はシカの足跡だな。路肩には100メートルごとに標識が立っていて、山頂まであと5.8キロまで来た。展望がいいのでここで昼食にしよう。ソリの上に座って食べるおにぎりがうまい。スマホの「コンパス」というアプリを使うとここの位置や標高がわかる。見ると1940mで標高差はあと500mだけどまだ2時間はかかりそう。今日はここでいいか。
愛鷹山系の「越前岳」をみおろす位置で、上空にはジェット機が飛行機雲を残して西に飛んでいく。せっかく富士宮市に来たので、「内船」という隣町で「佐野川温泉」を経営する実弟に電話した。「おどろいた。おふくろがどうかしたかと思ったよ・・」。「もうじき98歳で7人兄弟姉妹では一番長生きだね。昨日もホームに慰問したけどとても元気。差し入れのチキンラーメンをうまそうに半分も食べちゃったよ。」









