「諏訪大社上社の御柱」
高さが17メートルもあるというこのモミの大木は、3年前に諏訪の山奥から切り出され斜面を駆け下りて、川を越え鉄道の下をくぐり勇敢な氏子たちによって引かれてきたものだ。裏側へまわって見ると、カマボコの様に平らにすり減っていていかに激しく引きずられたかが想像できる。本宮のこの御柱は4本で、向かって左側の聖なる「神域」の四隅に置かれていた。初めて訪れた夕暮れの「上社」の厳粛なたたずまいに神秘的なパワーを感じたよ。
昨日はやっと青空が見えたので「諏訪湖」ドライブに出かけた。だいぶ前に山梨・南部町の弟夫婦から2組4人で一泊旅行しようと計画があったけど、「佐野川温泉」を経営していてなかなか予定が立たない。GW明けの今なら一番客が少なくてチャンスというので急遽日帰り旅行に決定。昔私が行った「諏訪湖」の老舗ホテル「紅や」でランチと温泉にしようと提案した・・・。
3年生のMAさんは前回英文和訳でYou will realize at once what a terrible disadvantage it is to be cut off from communication with those around you.は、what以下が「感嘆文」の語順だったんだね。What a pretty flower it is! と同じだ。「自分の周りの人たちとのコミュニケーションを遮断されることがどれほどひどい不利益であるかにすぐに気づくでしょう。」
2年生のADさんは前回「関係詞」でwhoseを勉強した。I know a man whose wife is a famous singer. の後半はhisが関係詞のwhoseにかわっただけ。This is the mountain whose top is covered with snow.もits top is covered というべきところを「所有格」のwhoseで置き換えた。「人」でも「物」でもwhoseを使うんだ。
OB君も前回「関係詞」の復習をやってみた。ほぼ理解できているけど「所有格」のwhoseが難しい。The boy whose bag was stolen was Ken. にはHis bag was stolen.が埋め込まれているんだ。
以上3人は中間テストが間近かすでに始まっているために、試験対策の勉強に専念した。2年生のSU君はまだ1週間後なので新しいプリントに取り組んだ。今日は「不定詞の意味上の主語」を勉強した。It is 形容詞 for人to〜(人が〜することは・・・だ。)に対して、特殊なIt is 形容詞of人 to〜(〜するとは、その人は・・・だ)の二つの違いがよく理解できていたね。前回は「関係副詞」のwhen とwhereを勉強したので添削しながら返却した。That is the year when I came to Japan.はI came to Japan then.のthenがwhenにかわったもの。I came to Japan in the year.ならin whichに置き換えてThis is the year in which I came to Japan. といえばいい。関係副詞は「前置詞+関係代名詞」の働きなんだね。 尾上
(追記)諏訪大社が4つもあることは知らなかった。今まで旅行の道すがら国道20号線に面した「下社」にばかり立ち寄ることが多かった。「塩羊羹」が有名なお土産だったなあ。実は「下社」にも「秋宮」と「春宮」の二つがあるそうで、「上社」は今回の「本宮」のほかに「茅野市」のほうに「前宮」がある。そしてそれぞれが6年に一回、4本ずつの御柱を立てる。「上社本宮」は中央高速の「諏訪インター」が近いので多くの観光客が立ち寄るようになったそうだ。
写真の「上社本宮」の第1の御柱は最大のもので重量15トンもある。前回2016年の5月のGW中に「大祭」が行われて「建立」したもの。その最中に犠牲者が出た。ワイヤーで巻き上げた御柱に乗って作業していた氏子の一人が地上に落下して死亡したのだ。坂落としの御柱に乗っている氏子がその下敷きになったり、見物客が巻き込まれて死んだケースもある恐ろしいお祭りだ。次回は2022年だそうだ。見に行ってみようかな。
