高校英語UG会 三島・裾野・御殿場

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what a terrible disadvantage it is 〜「〜がどれほどひどい不利益であるか」
what a terrible disadvantage it is 〜「〜がどれほどひどい不利益であるか」
2019年5月16日(木)裾野市民文化センターにて
「諏訪大社上社の御柱」
 高さが17メートルもあるというこのモミの大木は、3年前に諏訪の山奥から切り出され斜面を駆け下りて、川を越え鉄道の下をくぐり勇敢な氏子たちによって引かれてきたものだ。裏側へまわって見ると、カマボコの様に平らにすり減っていていかに激しく引きずられたかが想像できる。本宮のこの御柱は4本で、向かって左側の聖なる「神域」の四隅に置かれていた。初めて訪れた夕暮れの「上社」の厳粛なたたずまいに神秘的なパワーを感じたよ。
 昨日はやっと青空が見えたので「諏訪湖」ドライブに出かけた。だいぶ前に山梨・南部町の弟夫婦から2組4人で一泊旅行しようと計画があったけど、「佐野川温泉」を経営していてなかなか予定が立たない。GW明けの今なら一番客が少なくてチャンスというので急遽日帰り旅行に決定。昔私が行った「諏訪湖」の老舗ホテル「紅や」でランチと温泉にしようと提案した・・・。

 3年生のMAさんは前回英文和訳でYou will realize at once what a terrible disadvantage it is to be cut off from communication with those around you.は、what以下が「感嘆文」の語順だったんだね。What a pretty flower it is! と同じだ。「自分の周りの人たちとのコミュニケーションを遮断されることがどれほどひどい不利益であるかにすぐに気づくでしょう。」
 2年生のADさんは前回「関係詞」でwhoseを勉強した。I know a man whose wife is a famous singer. の後半はhisが関係詞のwhoseにかわっただけ。This is the mountain whose top is covered with snow.もits top is covered というべきところを「所有格」のwhoseで置き換えた。「人」でも「物」でもwhoseを使うんだ。
 OB君も前回「関係詞」の復習をやってみた。ほぼ理解できているけど「所有格」のwhoseが難しい。The boy whose bag was stolen was Ken. にはHis bag was stolen.が埋め込まれているんだ。
 以上3人は中間テストが間近かすでに始まっているために、試験対策の勉強に専念した。2年生のSU君はまだ1週間後なので新しいプリントに取り組んだ。今日は「不定詞の意味上の主語」を勉強した。It is 形容詞 for人to〜(人が〜することは・・・だ。)に対して、特殊なIt is 形容詞of人 to〜(〜するとは、その人は・・・だ)の二つの違いがよく理解できていたね。前回は「関係副詞」のwhen とwhereを勉強したので添削しながら返却した。That is the year when I came to Japan.はI came to Japan then.のthenがwhenにかわったもの。I came to Japan in the year.ならin whichに置き換えてThis is the year in which I came to Japan. といえばいい。関係副詞は「前置詞+関係代名詞」の働きなんだね。 尾上

(追記)諏訪大社が4つもあることは知らなかった。今まで旅行の道すがら国道20号線に面した「下社」にばかり立ち寄ることが多かった。「塩羊羹」が有名なお土産だったなあ。実は「下社」にも「秋宮」と「春宮」の二つがあるそうで、「上社」は今回の「本宮」のほかに「茅野市」のほうに「前宮」がある。そしてそれぞれが6年に一回、4本ずつの御柱を立てる。「上社本宮」は中央高速の「諏訪インター」が近いので多くの観光客が立ち寄るようになったそうだ。
 写真の「上社本宮」の第1の御柱は最大のもので重量15トンもある。前回2016年の5月のGW中に「大祭」が行われて「建立」したもの。その最中に犠牲者が出た。ワイヤーで巻き上げた御柱に乗って作業していた氏子の一人が地上に落下して死亡したのだ。坂落としの御柱に乗っている氏子がその下敷きになったり、見物客が巻き込まれて死んだケースもある恐ろしいお祭りだ。次回は2022年だそうだ。見に行ってみようかな。
2019/05/16 (Thu) 23:42


and、but、or、for、so「等位接続詞」
and、but、or、for、so「等位接続詞」
2019年5月13日(月)
三島ゆうゆうホールにて 
「自生のキンラン」
 我が家の裏には手つかずの林が少し残っていて、そこに今年もキンランが2本咲いた。地主も来ないから見つけているのはきっと私だけ。クリーム色の花弁のうち一枚だけ赤い紅をさして小さいけれど拡大してみるととてもおしゃれな花だよ。絶滅危惧種の美しい花が我が家のすぐ裏に咲いていてくれるのがうれしい。
 御殿場市内も別荘や分譲地の開発とか道路拡張のため自然のままの姿が次第に消えつつある。「二ノ岡神社」や我が家のあたりは今も貴重な自然遺産だ。その林の際には箱根の水を集めた「押出川」という小川が流れていてすぐに「黄瀬川」の本流と合流する。さらに岩波、裾野へと流れて大河となり香貫の山裾で狩野川に合流して駿河湾に注ぐ・・・。
 
 3年生のNAさんは前回難しかった長文問題の下線部和訳を復習した。He thinks the man deliberately lied to him, for obviously he must have known the distance quite well.「その道を教えてくれた人が自分に嘘をついたと考える。」の後のforは「なぜならば」で、カンマの後のbecauseと同じ。and、but、or、for、soの5つを「等位接続詞」と呼んで、前文と後文を対等の関係でつなぐもの。特にor(あるいは、いかえれば、つまり:説明)とfor(なぜならば:理由)に注意しよう。今日の課題は文法作文で「Itの構文」をやった。基本的なことはどれもしっかり理解できていてすばらしい。
 裾野教室のYAさんが出席した。前回は「関係詞」でもカンマのついた非制限用法の和訳を中心にやった。カンマの後の文は直前の「先行詞」を修飾するようにかぶせて和訳するのではなく、一度そこで「キル!」のが大切。独立させて接続詞のand、but、or (すなわち)、for(なぜなら)などの等位接続詞を補ってつなぐことが大切だ。The princess said she would like to taste the wine of Africa, of which she had heard so much.の後半はShe had heard so much of the wine.が前文の理由になっているね。今日の文法作文は「助動詞」で、「この時期にしては暖かすぎる」の並べ替えが難しかった。The weather is warmer than it ought to be this time of year. (この時期ならその温度であるはずよりも暖かい温度だ。)と助動詞ought toでいいかえる。
 2年生のYAさんは中間テストの対策勉強に専念してプリントは来週に回した。

 いつも三島教室にくるのに裾野市に入ってからの大渋滞になんとかならないか、といつも悩んでいた。20キロ、40分のところを70分もかかることがあるから。しかし今日はうれしいルートの発見!長泉から「伊豆縦貫道」に上がって、遠回りだけど「加茂IC」で降りそのまま加茂団地を抜けて「ゆうゆうホール」までスイスイの一直線だった。45分で着いた! 
 「ご父兄様」・・・来週20日(月)の三島教室は休館のため向かいの「三島商工会議所」の4階で実施します。送迎よろしくお願いいたします。 尾上

(追記)9日の夕食にスーパーで買った生のハンバーグを焼いて食べたら食あたり。ひどい下痢が3日も続いてなにも食べられず。サルモネラ菌がうようよいたようで、ベタベタした変なハンバーグだなあと思ったのだけど。もっとしっかりと焼くべきだったし、この時期にはしては不注意だった。この菌は加熱しても一億個いるとそのうち一個は必ず生き残るらしい、というのは畑仲間KAさんの受け売り。
 薬も注射も効果なくて72時間で自然に体内から出し切れるというから、じっと我慢して4日目の今朝やっと朝食を食べてみた。体調が戻ってくるのが感じられたので、「秩父宮公園」に家内と散歩に出かけた。ラン科の花ばかりが気になるけどこの公園にはカヤランが咲くのだ。柘植の灌木の中をのぞくと、その枝に寄生したクリーム色の小さな「カヤラン」が開花していた。上記のキンランと似て赤い紅をつけているよ。これもおしゃれだね。
2019/05/13 (Mon) 23:38


She had only been employed for two months before she was fired.(雇われて2か月で首になった。)
She had only been employed for two months before she was fired.(雇われて2か月で首になった。)
2019年5月12日(日)
御殿場市民会館にて 
「富士山のサクラ」
 薄曇りなのに富士山の五合目あたりだけ明るく輝いているので歩いてみようか、と須走から「ふじあざみライン」を車で登っていった。山頂にはまだ雪が残っているけど5月の連休に合わせて大きなコンクリートのゲートが取り外されて、五合目登山口まで全線開通していた。
 冬の積雪の頃はなんどか「ソリ滑り」を楽しんだスロープには両側に桜の並木がずっと続いて、正面に大きく広がる富士山と美を競っている。4合目の標高1500mくらいまで来ると素朴な一重のヤマザクラや小粒のマメザクラがちょうど見ごろでお花見をもう一度楽しめたよ・・・。
 
 3年生のARさんは文法作文で「時制」をやった。どの問題もほとんどが正解なので「素晴らしいねえ!」と言ったら、「明日の中間の範囲なんです」と。そりゃピッタリでよかった。「彼女は雇われてからほんの2か月で首になった。」はbeforeを使う指定だから「首になる前に雇われていたのはほんの2か月」と言い換えてShe had only been employed for two months before she was fired. だね。前半が「過去完了」の動詞でないといけない。和訳プリントを次回に回して残りは試験対策に手中した。
 TUさんは前回、「名前と住所と職業を書くだけでいいのですよ。」を英訳した。「〜だけでいい」は「〜だけする必要がある」だからhave only to〜とかonly have to〜という。toの前にneed(必要)が省略されていると考えれば覚えやすいでしょ。今日は「関係詞」の和訳をやった。If you have ever traveled to a country of which you did not know the language,は「もしあなたが知らなかった言語の国に旅したことがあれば、」で、後半は独立させればyou did not know the language of the country.だね。所有格のthe language of which の代わりにwhose languageともいえるね。プリント「長文読解」の代わりに、6月受検の「英検」の練習もやってみた。とくに「英作文」で得点を稼ごうか。 尾上

(追記)そこからさらに登っていくと景色がまるで冬のままなので車を止めた。五合目登山口にあるなじみの「東富士山荘」に問い合わせの電話をすると、「まだ登山道にはお花は何も咲いてないわねえ。今山に登ってくる人はたいてい『幻の滝』がお目当てですよ・・・」この時期、富士山の雪解け水が一部溶岩の岩肌の上をしぶきをあげて豪快に流れ落ちるさまは一見に値するよ。ほんの一時なので「まぼろし」なのだ。
 今日は脚力を鍛えにきたので、5合目まで行くのはやめにしてサクラを見ながら少し斜面を登ることにした。薄紫のタチツボスミレやヘビイチゴがたくさん咲く林の中を行くと、途中で大掛かりな「砂防ダム工事」が行われて、富士宮の「大沢崩れ」のように富士山がどんどん崩れていく様子に驚いた。「ふじあざみライン」が通行止めになってしまうこともありうるな。
2019/05/12 (Sun) 22:49


「カンマカンマをカッコに入れて」挿入語句
「カンマカンマをカッコに入れて」挿入語句
2019年5月9日(木) 
裾野市民文化センターにて
「桐の花」
 今年も我が家の庭で薄紫色の桐の花が満開になった。実生から20年たった高木なので2階から平屋の屋根に出て近づくと甘くてとてもいい香りがするよ。めったに見たことがないだろうけど、遠目には同じ時期のフジの花と勘違いする。近寄ってよく観察すると、フジのような蔓の下がり花ではなくて上向きの枝に大きな花をつけている。東北地方では桐ゲタや桐ダンスなど家具づくりの材料にするからよく見かける。河口湖の「御坂道」に大木が一本あるけど御殿場や箱根ではあまり見かけないなあ。
 40年前の島田時代に金谷の茶畑をハイキング中に初めて巡り合った。高貴な気品のあるたたずまいに魅力を感じ、女の子が生まれたら「桐子」という名がいいな、なんて考えた。しかし二人目も男の子だったので誕生記念に桐の木を植樹した。花札の絵柄にも「桐」があるでしょ。太閤秀吉の豊家の旗印もこの「桐の花」だね・・・。

 3年生のTAさんは前回「イディオム」の問題をやった。Don't talk behind my back. Tell me in person.は「私の陰でしゃべらないで。私本人に話してね。」だからto my face(面と向かって)であっていたね。今日は文法・作文で「Itの用法」を入試問題でやってみた。「形式主語」や「形式目的語」のitはto以下とthat以下のほかにwhether(〜かどうか)や疑問詞で始まる節の代わりにも使えるんだね。
 MAさんは前回、語句の並べ替えで「大雪のために」はon account of the heavy snowとやりたかった。ほかにdue to his efforts(彼の努力のおかげで)、やNow that the bridge is completed.(その橋は今はもう完成しているので)のような「理由」の表現を覚えておこう。今日は「Itの用法」で、並べ替えをやった。「たいていの主婦は家計のやりくりに苦労している。」はMost housewives find it hard to make both ends meet.で、「両方のエンドを合わせる」とは何か?家計簿の収入の合計と支出の合計を合致させると、家計がやりくりできているわけだ。
 YAさんは前回「関係詞」を使う英文の和訳を7問やった。The settlers turned at once, as all settlers in a new land should, to the food-supplies found in the new home.では「カンマカンマをカッコに入れて」、動詞がturned to〜とつながることを見抜くとよかった。挿入部分は「新しい土地に定住した人たちが皆そうすべきであるように」の意味。「新しい土地で見つかる食糧のほうにすぐに目を向けた。」今日も和訳をたっぷりやった。No one I know of has ever experienced one success after another without defeats.はI know of himが(whom) I know ofとなって先行詞のno oneを修飾しているから、「私が知っている人ではだれも、失敗せずに次々と成功を経験した人はいない。」
 2年生のSU君は前回「不定詞」の勉強で、I want you to go out.「人に〜してほしい」のような表現がたくさんあることを勉強した。She allowed me to play her piano.(彼女のピアノを私に弾かせてくれた。)とかMother told me to eat more vegetables.(食べるように言った。)今日は「toのない不定詞」をとる動詞を2種類勉強した。それはmakeやlet、haveのような「〜させる」の動詞で、その後には「人」+「原形」がくる。「人に〜させる」。それを「使役動詞」と呼ぶよ。
 OB君は前回「関係詞」を使って2文を1文につなぐ問題をやった。「先行詞」の直後に関係詞を含む節が続くことが良く理解できている。今日はさらに「前置詞+関係詞」の働きをやってみたらどれも正解が出せた。The bench on which we sat was a little wet. 「私たちが座ったベンチはちょっと湿っていた。」は、we sat on the benchがon whichに代わって主語の前に出したのだ。所有格のwhoseもうまく使えていたね。
 ADさんは前回、「関係代名詞」をやってみた。「君が書いた答えは正しくなかった。」はThe answers weren't correct.の文にYou wrote the answersの文をどうつなげるかを考えればいい。which you wroteにかえてthe answers の後に割り込ませるのだ。「関係詞」の勉強で、A woman is called a widow. とHer husband is dead.をつないで、「その夫が死んでしまった女性は未亡人と呼ばれる。」の一文にするには、代名詞のherを関係詞のwhoseに置き換えた文をA womanの跡に割り込ませればいい。A woman whose husband is dead is called a widow.のように。 尾上

(追記)今の桐は3代目。初代は島田の教員住宅で庭に植えたけれど青桐で花の咲く桐ではなかった。桐の幹は竹のように中が空洞だから成長が実に早い。御殿場に引っ越して10年後、家庭菜園用に購入した裏の分譲地に新たに苗木を買って植えたらずいぶん大きく成長した。しかし我が家に大きな災難のあった年に、いきなりその2代目の大木が枯れてしまったのだ。
 すると翌年その木の下に「実生の」苗木が3本伸びてきた。死んでも子孫をしっかり残すとは不思議な木だね。そのうち玄関前に移植した一本が見事に成長して、10年前から平屋の方の屋根を覆うほどに成長して太い枝を伸ばし、今年も見事な花を一杯に咲かせているんだよ。
2019/05/09 (Thu) 23:10


They had not been married for a month before they began quarreling.
They had not been married for a month before they began quarreling.
2019年5月6日(月)
三島ゆうゆうホールにて 
「長葉のスミレサイシン」
 また「金時山」に登ったよ。これが199回目で、時折雨がパラパラっとくる山道を「仙石原」から登って行った。いつもより脚力が弱いなあ。「沖縄旅行」があったので2週間ぶりの山登りのせいか。やはり週に2回は登るようにした方が筋力も心臓も快調に維持できるようだ。登山口からずっとスミレの群落が続く。はじめはハート形の葉でタチツボスミレ、1000mを越えると細長い葉のナガハノスミレサイシン。共に薄紫色の花で区別がつかないよ。山頂に近づくと白花のタチツボスミレが現れる。
 頂上の「元祖金時小屋」で87歳になった名物「金時娘」の妙子さんにひさびさに会えた。一昨年秋の大腿骨折以来入院やらリハビリやらで、山に登ることも少なくなり少々痩せたようだ。週3回の養護老人ホームで風呂に入れてもらうのでトレードマークの「三つ編みのおさげ髪」をバッサリ切っておかっぱになった。次回も会えたら「200回登頂証」を色紙に達筆で書いてもらおう・・・。

 3年生のNAさんは「重要構文101」の最後の章「全文修飾の副詞」をやった。She followed his advice wisely.でwiselyはin a wise wayの意味で動詞のfollowedを修飾するから、「彼の忠告に賢く従った。」となる。しかしwiselyが文頭や動詞の前につくと、全文に対してIt was wise that〜の意味で使うのだ。「従ったのは賢いことだった。」の意味になるよ。文法・作文では「特殊構文」をやった。「彼らは結婚して一か月もたたないうちにケンカを始めた。」はbeforeを使え、とあるから「ケンカをする前には結婚生活が1か月たっていなかった。」といいかえて、They had not been married for a month before they began quarreling.
 2年生のYAさんは前回、文法作文で「否定」をやった。「立命館大」の「革命以来、多くのことが改善されてきたことは否定できない。」はThere is no denying that many things have improved since the revolution. 文頭にはWe can’t deny〜やIt’s impossible to deny〜でもいいけど「動名詞」の慣用表現There is no -ingを使ってみた。今日の文法作文は「疑問文」をやった。「乗客がどうなったかについてはいまだ情報がない。」が少し難しかった。There is no information yetの後に「〜について」のas to〜を知っていれば、what has become of 〜というイディオムが使えるね。
 1年生のMA君は「助動詞」を勉強した。英語で言うとAuxiliary Verb「補助的動詞」のことで、動詞を助けるのではない。Must you and your brother go home now?(君とお兄さんはもう帰らなければならないの?)という疑問文ではgoを助けてないよね。文全体に対して、それはmust(義務)なのかな?と話者が言っている。つまり「話者」の判断を表すものだ。can、may、mustにはそれぞれ2つの意味があること、willの過去形wouldも様々な意味を持つことを勉強した。2枚目の長文「マザー・テレサ」はしっかりと和訳できていたね。 尾上

(追記)「金時山」に初めて登ったのはもう40年も前。御殿場に引っ越してきて間もない頃、小学生の息子たちを連れて家族で「足柄峠」の登山口から登って行った。最初の40分はなだらかな尾根道歩き。後半は急傾斜のジグザグ道に変わり、クサリを頼りにさらに40分よじ登ってやっと山頂にたどり着いた。それが私の第1回目の「金時登山」だった。4年前の正月には100回目の登山となり、「金時小屋」の天井に氏名入りの木札を下げてくれた。「金時娘」に100回目記念の色紙を書いてもらったよ。
 私が本格的に登山を始めたのは停年退職後。健康促進のためだけでなく「金時山」が貴重な高山植物の宝庫であることを知ってから夢中になった。5月にはピンクのコイワザクラやイワカガミ。7月にはイワタバコ、8月にはシモツケソウ、9月にはシラヒゲソウが咲くんだ。特に6月には「オノエラン」(尾上蘭)というラン科の白い小さな花が咲く。自分の名前がついた美しい花があったとは!
2019/05/07 (Tue) 16:41


See to it that this letter gets posted today.「この手紙が今日投函されるようにお願いします。」
See to it that this letter gets posted today.「この手紙が今日投函されるようにお願いします。」
2019年5月5日(日) 御殿場市民会館にて 
「こどもの日」
 新天皇が即位され「令和」の新時代になったので気分も一新しよう。そうだ、こいのぼりが2階の屋根裏にしまってあったな。久しぶりに飾ってみようか。一日飾りになるけど。以前は島田市の教員住宅に9年住んでいて、2人の息子のために「鯉のぼり」は団地サイズを買った。「白馬」や「鍾馗」などの人形もしまったままだけど、窓際に飾れるように「兜」だけでも出してみようか。カビが出ていなけりゃいいけどね。
 御殿場に越してきた40年前、横浜の人の別荘だった森の中の一軒家を買って隣に二階家を増築した。デザインは古い英国風のとんがり屋根の2階家を基にしたから、隠し階段で登るとその屋根裏が結構広くて物置スペースになっている。長男の受験勉強の部屋にもなった。玄関前に植えた2本のブナの苗木がずいぶん成長して今年も美しい緑の若葉を茂らせた・・・。
 
 3年生のARさんは前回She dislikes people looking at her.「彼女は人が自分を見るのがイヤだ」は、「人に見られるのがイヤだ」と言い換えてShe dislikes being looked at. でいい。動詞dislikesが動名詞lookingを目的語にして、peopleはその意味上の主語だ。今日から文法・作文は新しいテキストに変わった。少し難しめの大学入試問題がちりばめてある「日栄社」の定評のある問題集だ。See to it that this letter gets posted today. は「この手紙が今日投函されるようにお願いします。」の意味で、itはthat以下をさす「形式目的語」だ。see to〜(〜に気をくばる、〜の面倒を見る)のイディオムに注意。
 裾野教室のMAさんが出席した。前回は英作文で「あなたはなぜ誰も部屋にいないと思ったのですか?」はWhy で始めれば簡単だけど「Whatで始めよ」、とあるから難しかった。例の「無生物主語の文」を思い出せば、What made you think that〜が使えるね。今日は「明治大」の英文和訳でJust doing what is expected of you may not be enough〜が難しかった。述語の「十分ではないかもしれない。」に対して主語は何か?前半Just doing〜の「あなたに期待されていることをやるだけでは、」だね。文法作文では「特殊構文」で、Little did I dream〜「〜とは夢にも思わなかった」のような「否定語+倒置の文」を勉強した。
 今日も授業が終わって帰り際に事務所窓口に立ち寄ると、5月に4回使用する会議室の利用料合計が5%だけ還元されるという。女子職員は「ジュース代ぐらいですけど・・・」なんて言って小銭を渡してくれた。理由はよくわからないけどありがたく受け取った。「こどもの日」じゃなくて、初めてのことだからきっと「令和」への改元記念か、天皇の即位記念のためかもしれないね。
 御殿場教室は3月の新聞折り込み広告でもあまり効果なくてただ今3年生が2名だけ。あと2・3名増えるといいなと思っています。皆様の口コミでぜひ新会員をご紹介ください。 尾上

(追記)ゴールデンウィークも終盤でやっと天気も回復し、いつもの大学同窓の山仲間3人が「日光」の「半月山」と「中禅寺湖」トレッキングに行った。今日は日曜日だから御殿場教室で私は参加できなかったよ。しかし、日光駅からバスで大渋滞の中「いろは坂」を上るのも大変だったろうな。途中の「明智平」でロープウエイに乗り換えると「華厳の滝」が真下に見えるそうだ。ツツジの仲間のアカヤシオが真っ盛りで、新緑の中きっと楽しかっただろうな。
 山梨県十島で「佐野川温泉」を経営している実弟が、大忙しのGWが終わったら「伊豆・北川」の温泉に夫婦同志4人で行こうよ、と提案してきたのでその計画を立てている。同じ東伊豆町の「稲取」にも立ち寄って懐かしの新任校「稲取高校」も見てみようかな。50年前、家内と新婚時代の半年を過ごした「稲取」の海辺の町は懐かしい。みかん畑の中の教員住宅は今どうなっているだろう。
2019/05/05 (Sun) 23:08


「うわさによると〜」Rumor has it that〜
「うわさによると〜」Rumor has it that〜
2019年5月2日(木)
裾野市民文化センターにて
「モミ蒔き」
 今年も中畑のたんぼを借りておいしいコメを自分で育てるぞ、と意気込んでいる。畑の仲間のTAさんからゴテンバコシヒカリのタネを頂いて、栽培用のトレイ7皿に蒔いてから2週間になる。専業農家のTAさんが3月末のまだ寒いうちに機械で温めて発芽させたモミがすこし残ったので分けてくれた。ビニールのトンネルの下でまだやっと2・3センチほどの高さに伸びた苗だけれど一面に緑に色づくと嬉しくなる。
 御殿場では「田植え」が早くてどの農家もこの連休中にやっている。GWの間に帰省してくる家族の手助けが期待できるからだ。今年は自作のモミでもゼロからやってみようと「国華園」という種苗店から取り寄せたもち米「ミドリ米」のモミ100グラムを、まず水につけて平温で待っていたら3週間でやっと発芽した。先週それをトレイ3皿に蒔いてみたよ・・・。

 3年生のTAさんは「構文101」で最後の「全文修飾の副詞」を勉強してGenerally, as a country becomes more 'modern,' the average age of marriage goes up.で接続詞のasは比較級の語句があるときには、「より〜になるにつれて・・・」の意味だ。「一般的にいえば、国がより近代的になるにつれて結婚の平均年齢は上昇する。」
 YAさんは前回、文の書き換えでWhy did he fail in the examination?をWhatで始めるにはWhat made him fail in 〜と「使役動詞」のmakeを使えばよかった。今日からは「大学入試、英文法・英作文」実戦編がスタートします。まずは「It構文」から始めよう。「うわさによると、彼はスピード違反で罰金を取られたそうだ」。イデイオムのRumor has it that〜を使うとよかった。このitはthat以下をさす「形式目的語」なんだ。
 2年生のSU君は前回「関係詞」を勉強して、2文を1文にまとめるやり方をやってみたがまだ未完成なので今日も復習した。第2文の代名詞のhe、his、himを関係代名詞のwho、whose、whomに置き換えることで、第1文の名詞(先行詞)の後につなぐことができる。同じ問題をもう一度やってみたらずいぶん上達して正確に言えるようになった。今日はさらにin whichやfor whomのような前置詞+関係詞の例文をたくさん書いてみた。前置詞のinやforはそのまま文尾に置いておいてもよい。
 OB君は前回「時制の一致と話法の書き換え」を勉強した。書き換え問題でいくつか間違いがあったのでもう一度一緒に勉強しなおした。間接話法はHe said that〜かHe told me that〜とやる。「疑問文」を伝えるならならHe asked me if〜かHe asked me when〜・「命令文」を伝えるならHe told me to〜か、ていねいに頼む場合はasked me to〜と言い換えるよ。尾上

(追記)お米には白米のほかに赤米、黒米、緑米などがあるのを知ってる?昨年畑の仲間のIKさんが育てたのを分けてもらったミドリ米がとても美味しかったので自分でも作ってみようと思い立ったんだ。九州の方で栽培される品種だそうで収穫すると価格は白米の5倍もする。秋の稲刈りの頃は黒い稲穂になるからコシヒカリの黄金色とのコントラストが面白い。話題になった「田んぼアート」ができそうだ。
 私たち7人の農作グループのために無料で空いた農地を貸してくれている地主さんは、10面以上の広大な田んぼを持っていてこの連休中に田植えをやる予定らしい。その1区画のうち三分の一の50坪だけをお借りして7人の仲間の力を借りて今年も稲作をやってみようと思う。10年前にたった1坪くらいの田んぼから始めたのが次第に大きくなり今では50倍の面積になって、昨年の収穫は50キロにもなったよ。
2019/05/02 (Thu) 23:38


It was no use pretending that I knew the fact.(その事実を知っているというふりをするのは無駄だった。)
It was no use pretending that I knew the fact.(その事実を知っているというふりをするのは無駄だった。)
2019年4月29日(月)
三島ゆうゆうホールにて 
「沖縄旅行、ジェットスター」
 今回の旅行で乗った飛行機はLCCのジェットスター。1月に乗ったバニラエアと同様、安価な分だけいくつかの点で不便があった。成田空港では第2ターミナルに着くと、そこではなくてさらにずっと先の第3ターミナルでの乗降になるからまた徒歩またはシャトルバスで移動しなくてはいけない。建物もプレハブ風で天井にパイプがむき出しになっているのはいいとしても、いよいよ搭乗するには搭乗口から階段を降りて一度空港ビルの外に出て、飛行機の下まで歩いて行って横付けしたタラップの階段をあがらないといけない。
 昔、大学4年の秋「モスクワ合唱団」のロシア語の通訳アルバイトとして九州公演に行くのに、初の国産旅客機YS11に乗った時もこういうタラップを登って搭乗したなあ。足の不自由な家内には車椅子が使えないから苦労する。しかし今回もジェットスターの職員はとてもよくしてくれた。階段を使用しなくていいようにリフト付きのトラックを手配してくれて、車椅子に座ったままリフトで上げて操縦席側の出口から搭乗させてくれたんだ。一般乗降口とは反対側にある食事などの搬入口から乗ったのは初めて・・・。

 3年生のNAさんは前回、書き換え問題でAs the sun had set, we hurried to our house.をthe sunで書き始めるなら、つまり接続詞のAsが省略されるなら「分詞構文」を思いつく。前半を The sun having set,と直せばよかったね。今日は代名詞を使った構文でsome〜,others〜「〜という人もいるし〜という人もいる」など相関的な用法をいくつか勉強した。文法も和訳もとてもよくできていた。「スイスは国としてまとまっているか」の英文は少々複雑で難しかったかな。
 2年生のYAさんは前回、文法作文で「It構文」をやったらどれもほぼ正しく解答できていたね。It was no use pretending that I knew the fact.(その事実を知っているというふりをするのは無駄だった。)では、no useはuselessと同じ形容詞の働きでof no useのこと。このItは動名詞以下をさす「形式主語」だね。
 今日は「There構文」という単元を勉強した。As there was no money left in my pocket, I could not buy it.(ポケットになにもお金が残っていないのでそれが買えなかった。)は、No money was leftという受動態の文が疑問文のように「倒置」された文で、主語の位置に形式だけのthereを置いたものだ。意味上はno moneyが主語だけどこの倒置の文構造ではthereが主語なのだ。なぜなら、上の文をもし「分詞構文」に換えるならThere being no money left・・・となるから。 尾上

(追記)那覇空港は特にLCC(Low Cost Carrier格安フライト)の差別はなくて、皆ボーディング・ブリッジ(搭乗橋)から搭乗できるから気分がいい。この帰りの飛行機でも障害のある家内が一緒なので、搭乗も一番先に案内してもらったし前から2列目の近さだった。昔スチュアーデスと呼ばれた客室乗務員(CA、キャビンアテンダントは和製英語で、本当はFlight Attendant)は皆にこやかで、LCCの涙ぐましい企業努力が随所に見られてとても気に入った。(様々な問題だらけの日航、全日空も見習ってほしい。)
 水平飛行に入ると前列の短パン姿の若い白人がいきなり椅子をリクライニングにした。私の脚にぶつかり窮屈なので膝でつついてやった。エコノミークラスは座席が一センチ単位で計算されているからこれだけで私自身のスペースが侵害されたことになる。相手がCAに英語で文句を言い出したから、No, I don’t like it! Put it back! It’s a bad manner! と大声で言ってやったらやっと席を元に戻した。いくら権利があると言っても2時間くらいの短いフライトで一人だけ楽をしようとは身勝手だよ。(いざとなったらケンカのできる英語力をめざしましょう!)
2019/04/29 (Mon) 23:32


「自分の子供を愛さない人はいない。」There is no one but loves his or her own children.
「自分の子供を愛さない人はいない。」There is no one but loves his or her own children.
2019年4月28日(日) 御殿場市民会館にて 
「沖縄旅行、プルメリア」
 1月の「奄美大島」旅行で選んだホテルは、広い浜辺のロッジ風の作りで暖かな海風が気持ちよい「ばしゃ山村」だった。今度の「沖縄旅行」でも「美ら海水族館」に近い海辺のホテルを探したら一つだけ発見。それは「オクマビーチ&リゾート」といって、北部の名護市からさらに70キロ北に向かって海岸線を走ったところ。広大な敷地に4〜6グループ用のコテージが20も30も建っていて、私たちは一番奥のコテージの2階に2泊した。
 もとは米軍の保養施設だったところで、半分が日本に返還されてニッコー(JAL)が経営するロッジ風のホテルだった。残り半分は今も米軍が「奥間レストセンター」の名で使っていて今年もこのGW中にフェスタが計画され軍関係や家族が大勢集まってにぎやかになるそうだ。大きなガラス窓の外に芳香のプルメリアの白い花が咲き、大きなガジュマルの向こうに白砂のビーチが見える店で朝食はビュッフェスタイル。夕食は浜辺のロッジ風レストランで水平線に落ちる夕日を見ながらバーベキューが楽しめたよ・・・。
 
 3年生のTUさんは前回「書き換え問題」で、Everyone loves his or her own children.は、「二重否定」で「自分の子供を愛さない人はいない。」とするのが正解。There is no one but loves his or her own children. このbutは関係代名詞で「〜する以外の」の意味だからwho〜notで言い換えできる。今日は重要構文101の最後で「全文修飾の副詞」をやった。Luckily he didn't die.やHe luckily didn't die.は「幸運なことに彼は死ななかった。」で、副詞のluckilyがIt was lucky that・・・の意味だけど、He didn't die luckily.は「幸運な死に方をしなかった。」(つまり、不幸な死に方だった。)で、文尾に置くとin a lucky wayの意味で動詞のdieだけを修飾しているんだ。
 ARさんは前回「英語学習の大切さ」を読んで設問に答えた。下線部訳ではStudents of English will sound like what they are−students.が難しかった。look like〜が「〜に顔が似ている」だからsound like〜は「〜に声や話し方が似ている」の意味で、「英語の学生は話し方がその姿、つまり学生らしく聞こえるでしょう。」と訳す。関係詞のwhatは「こと、もの、姿」と覚えよう。ARさんも「全文修飾の副詞」を勉強してUnfortunately not everybody is able to do so.がうまく和訳できた。「不幸なことに、誰でもがそうできるわけではない。」という「部分否定」で、文頭の副詞-lyはIt is unfortunate that・・・と言いかえできるんだ。
 2年生のKAさんはseem to be〜(今〜であるようだ)とseem to have been〜(昔〜であったようだ)の違いを勉強した。It seems that Jane was sick in bed. 「ジェーンは病気で寝ていたようだ」という文を、単文(SVが一組の文)に書き換えると、Jane seems to have been sick in bed.となるんだ。 このseem toはmay(〜かもしれない)と置き換えるとJane may have been sick in bed. となって似たような意味だね。だからseem toは「助動詞」みたいに動詞の前にはめておけばいいんだ。 後半は「時制の一致と話法の転換」を勉強してたくさんの書き換え問題をやってみた。 尾上

(追記)こんなリゾート保養地も含めて、日本の米軍施設は全面積の70%が沖縄県に集中しているそうだ。よく耳にする飛行機墜落事故で一番危険な「嘉手納基地」や「普天間飛行場」など軍施設の大半は、島の南部や中部の人口密集地にあって危険なため、県知事を始め市町村長が全県民と一致して返還を求めてきた。日米の話し合いで飛行場を「県内移転」する予定の「辺野古」は米軍訓練場「キャンプ・シュワブ」の一帯で、那覇から北に離れた名護市の郊外だけれど、サンゴ礁の美しい岬で今度は海の自然破壊が心配されている。
 10年前の民主党政権時代に叫ばれていた「本土移転」が実現せず、政府はいよいよ「辺野古飛行場」建設に向けて海岸の埋め立てを始めた。昨年秋の県知事選挙では政府と対決姿勢の「玉城デニー氏」が新たな知事に選ばれて県民の期待がかかっている。私の英語塾の生徒だったSAさんは青山学院に進学し今は家族の住む北海道旭川市と東京を行き来しているけど、沖縄県知事の選挙期間中フェイスブックで必死に玉城支持を叫んで応援していた。当選してよかったね。
2019/04/28 (Sun) 23:44


with her back against the wall. (塀にもたれて)
with her back against the wall. (塀にもたれて)
2019年4月26日(金)三島ゆうゆうホールにて 
「沖縄旅行、首里城」
 3日間の沖縄旅行の最後に、復元再建され生まれ変わった「首里城」は是非見ておきたかった。那覇市内の小高い丘から「守礼の門」を抜けてゆっくりと進んでいく。家内の車椅子を押しながらのスロープは結構しんどい。30度近い暑い日でかなり汗をかいたよ。到着した「正殿」は壁も柱も予想通りの華やかな朱塗りで、まるで北京の「紫禁城」のミニチュアを思わせる。2000年にユネスコの世界文化遺産に認定された。
 正殿内部にも入館できて、最奥部には「尚王」の玉座も真っ赤な漆塗りできらびやかであった。ちょうど企画展示の「王家の秘宝」と「琉球レッド」が開催中で様々な展示品を見ることができた。日本よりも中国との文化交流が多かったことが想像できる。来てみてよかったなあ・・・。

 2年生のYAさんは前回、並べ替え問題で「彼は目を閉じてハーモニカを吹いた。」はHe played the harmonica with his eyes closed.がきちんと書けた。with+名詞+〜が「付帯状況」の表現だとわかっていたから、The girl stood with her back against the wall. (塀にもたれて立っていた。)も同じことだったのにね。
 今日は「挿入」の(2)という単元を勉強した。しかしこれは解説の誤りで、「移動」正確には「WH移動」という名で最近の英語学では分析する。テキストでWhat do you think will happen next?(次に何が起こると思う?)は「疑問文」の中にdo you thinkが「挿入」されたというけど、それは間違いなのだ。こんなテキストがまだまだ市販されているから高校生には気の毒だ。「チョムスキー理論」つまり「UG理論」を生かした新しい文法書がはやく出版されて高校現場で使われることを希望します。
 Do you know what will happen next? なら「ええ、知ってます。」と答える「間接疑問文」だけど、「思う」や「言う」は「軽い動詞」で、「はい思います、はい言います」という答は必要ないから、文の最初に聞きたい疑問詞が「移動」してくるのです。「関係代名詞」の時も、You ‘d better take this medicine which the doctor said would do you good.「君に効くだろうと医者が言っていたこの薬を飲んだ方がいいよ。」も関係詞のwhichが「先行詞」medicineの直後に「移動」したからこういう語順になるので、the doctor saidが「挿入」されているのではないのだ。YAさん、十分理解して解答できていたね。
 1年生のMA君は「時制」のUで、「完了形」を勉強した。しっかり理解できて、文法問題はどれも正確に答えることができた。「母は10月で半年間生け花を習っていることになります。」は「未来完了」の動詞が必要で、will have taken(〜してしまったことになる)が使えたね。My mother will have taken flower arrangement lessons for half a year by October.

「家庭連絡」・・・今日は第3週の22日(月)の分を、私的な事情(沖縄旅行)で変更させていただきましたが、次の「三島教室」は通常に戻って29日(月)に実施します。その後はほぼ安定して月曜日に実施できると思います。 尾上

(追記)世界遺産に認定されたのは「那覇市」の「首里城」だけではない。北部「名護市」の近郊にある「今帰人城」(なきじん城)も長い歴史を持つ城で9つの遺産の一つに数えられている。2日目の朝、「美ら海水族館」に行く途中なので立ち寄ってみた。地元の石を高く積み上げて、波打つように美しい城壁に囲まれていた。テッポウユリの咲き乱れる長い石の階段を登って一番高い「本丸」の跡まで行ってみた。
 ここから見渡す「東シナ海」の沖合にはまん丸い「古宇利島」が浮かんで、そこまでは長い橋を渡って上陸することができるというので走ってみた。そこは最近はやりの「パワースポット」の一つで、白いサンゴの島で中国人観光客が浜辺の砂や波と戯れてのんびりと遊んでいた。私もサンゴの破片をいくつか拾って記念にしたよ。
2019/04/26 (Fri) 23:52


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