「三つ峠の屏風岩」
忍野の森で花めぐりをした後は「河口湖」に足を延ばし、ラーメンの「れんげ」でおいしい「つけ麺」を味わった。「河口湖図書館」は町役場に隣接して、平日なのに訪れる利用者の多い活気のある新しい図書館で今回が二度目。吹き抜けの天井にも床にも木材をふんだんに使って、自然の採光もよく考えた美しい館内では本の陳列にも新鮮なアイデアがふんだんで、畳に座ってお勉強や話し合いをするコーナーもある。
脚の不自由な家内にはここでじっくり4時間ほど読書してもらい私は花の名山「三つ峠」登山に出発した。御坂峠の「裏登山口」からいつもの山道を1時間ほど歩いて山頂の山小屋「四季楽園」に着いた。そこの植え込みを見ると、先月見たピンクの水玉模様の「カモメラン」がまだ5本ほど咲き残っていてうれしかった。すると、今まで雲に包まれていた山頂が突然晴れて眼の前に巨大な「屏風岩」が出現したよ・・・。
3年生TUさんは「名詞・代名詞・冠詞」の文法作文をやった。「昨夜のリサイタルには多くの聴衆がいた。」は、There was a large audience at the recital last evening. が正しい。「聴衆」は listeners なら「加算名刺」だからa lot of でOKだけど、audienceはfamilyやclass、team、populationのように「集合名詞」で、a large familyやa small classのように「規模の大小」で表すよ。「私は思わず笑いだしてしまった。」は、I couldn't help laughing(笑わないわけにいかなかった)と書いたけど少し違うね。「突然〜しだす」でsuddenly began to laughのほうがより素直でしょ。しかし「名詞」を使う問題ではlaughter(笑い)を考えて、burst into laughterが書けるかどうか。イディオムでburst into tears(いきなりわっと泣きだす)を知っていたなら。
ARさんは前回、「関係詞」whatを使う英文を和訳した。どれも難しい構文が読み取りにくかったけど「子供の教育」は示唆に富んだとてもいい英文だった。Love and enjoy your children for what they are, for what they look like, for what they do, and forget about the qualities that they do not have. ではand で2つの命令文がつながって、「自分の子供は、そのままの姿を、そのままの容姿を、そのままの行動を愛してあげなさい。そしてそれを楽しみなさい。子供が持っていないような特質などは忘れなさい。」今日は「受動態」の文法作文をやった。「明日台風が九州をおそう見込みです。」は「〜と見込まれている」で、It is expected that〜で始めることができる。それはIt is said that SV〜と同じように、S is said to V〜と言い換えられたね。だから A typhoon is expected to hit Kyushu tomorrow. となるわけ。
ご父兄様・・・「夏期講習」の案内を黄色のプリントで配布しました。それから明日の「三島教室」は、17日(水)に変更しました。会場はいつもの「ゆうゆうホール」です。送迎よろしくお願いいたします。 尾上
(追記)「三つ峠」連山の一つ「木無山」山頂の草地には一面に紫色の「アヤメ」が咲き乱れて美しい。先月はここにも大型のピンクのラン「アツモリソウ」が咲いていた。もう一軒の「三つ峠山荘」に立ち寄って花の開花状況を聞いてみると、小屋主人の中村さんから「植物の保護活動を一緒にやってみませんか?」と誘われてしまった。ここには何回も登って「花好き」を認めてもらえたのだろうけど、御殿場からでは50キロもあるしやっぱり約束できない。
こんどは東側の「表登山道」から崖を下ってみた。まもなく「屏風岩」の直立した岩壁の下に着いた。この岩はロッククライマーたちに人気の格好の練習場所で、今日も2組のグループが声をかけあってロープでよじ登っていたよ。この大岩を見上げながら行ったり来たりして目を凝らした。この岩のどこかに愛好家あこがれの貴重な花「ウチョウラン」が咲くはず、と忍野出身のGOさんが教えてくれたんだけどね。まだ早すぎたかな。









