「旭山動物園」
初めての北海道は50年以上前、大学生の時に一人夜汽車に乗って上野駅から出発した。終着駅青森から「青函連絡船」に乗り換えて「津軽海峡」を渡って「函館」から札幌に向かった。それは「北大」のポプラ並木がお目当てだった。その後も「函館」や「知床半島」「利尻・礼文島」「富良野」を目的地にして4〜5回北海道には飛行機で渡っている。
今回は道南、道央という地域には用がないので、時間の節約で「旭川空港」を中心に選んで正解だった。3日目は西側の「白金温泉」から東側の「層雲峡温泉」に移動するので再び「旭川市街」を通ることになった。6年前の「富良野」旅行で立ち寄る時間のなかった「旭山動物園」に寄ってみた。特別の展示の仕方が人気で当日も押すな押すなの盛況ぶりだった・・・
3年生のNAさんは「関係詞」の文法作文をやった。He is not what he was ten years ago. (彼は10年前のすがたではない。) something which を一語でwhat に置き換えたものだから「こと」「もの」の日本語にすればいいけど、be動詞の場合は「姿」という訳語を覚えておこう。「明治大」の並べ替え問題で、「桜の木は昔から日本においては、西洋諸国におけるバラのようなものである。」が難しかったね。「〜のようにたいせつなもの」と言い換えてみればいい。The cherry tree has been important to Japan. の文に、The rose is important to Western nations. の文を組み込まないといけない。共通項のimportantを関係代名詞のwhatにおきかえるとA is to B what C is to D. の公式が浮かぶ。The cherry tree has long been to Japan what the rose is to Western Nations.
2年生のYAさんは前回、「関係詞」を含む英文の和訳をたくさんやってかなり正解が出せた.。「立命館大」で、The settlers turned at once, as all settlers in a new land should, to the food-supplies found in the new home. が難しかった。カンマカンマの挿入語句をカッコでくくれば、主要部がturned to〜「〜のほうに向かう」が読み取れる。「新天地での植民者がすべてそうすべきであるように、その移住者たちも新しい居住地で見つけられる食糧のほうにすぐに目を向けた。」今日は、久しぶりに出席して「時制」の文法作文問題に集中した。この2週間、S高校の代表として台湾に派遣され世界の数か国の高校生とともにセミナーに参加したそうだ。すばらしい体験をしてきたらしい。
1年生のMA君は「動名詞」の(2)を勉強した。having -edを完了形の動名詞といって、「昔〜したこと」の意味になる。「彼のことを心配しても無駄だ」は、it is no use worrying about him.という。「覆水盆に返らず」という日本のことわざも、英語ではIt is no use crying over spilt milk.(こぼれたミルクを嘆いても無駄だ。)のように言うよ。 ほかにも「動名詞」を用いる慣用語法をいくつか勉強した。 尾上
(追記)小高い丘の中腹に作った動物園だから、どこも斜面で家内を車いすに乗せての移動なので汗かきかきで大変な思いをした。おまけに30度超の暑さと時々襲ってくるスコールのせいで雨宿りを余儀なくされた。ここは50年前の創設だけど、テーマを「形態展示」から「行動展示」に切り替えた20年前から、来園者が急に増加し東京の「上野動物園」と1―2位を争うような人気動物園に成長した。
最初の「アザラシ館」では、水槽の下にガラスの円柱を立ててその中を2匹の子供アザラシがじゃれついて泳ぐ姿に魅了された。「ホッキョクグマ」が池に飛び込み泳ぐ姿も水族館のようにガラス越しに目前で観察できるし(この画面の壁紙の写真)、「ペンギン」も泳いでいる手足が下から見えるように水槽の下に通したガラスのトンネルを観客が歩きながら見上げるのだった。まったくユニークな仕掛けだね!









