「榛名湖ゆうすげの道」
いつもの山仲間と高崎の「榛名湖」に行って「相馬山」に初めて登った。5月の「赤城山」に続いて再び群馬県を訪れることになった。JR高崎駅に集合した3人は私の愛車で出発。まず山腹の「榛名神社」に立ち寄り登山の安全祈願をした。渓谷にそって巨岩がいくつも屹立してる長い参道を大勢の観光客に挟まれてぞろぞろと進む。石碑や石柱にはイワタバコがびっしりと紫色の花を一杯につけていた。
榛名湖はカルデラ湖で周囲をいくつもの山に囲まれている。そのうちの「相馬山」1411mは最高峰ではないけど、「関東ふれあいの道」が通っていろいろな花に囲まれた人気のコースなんだ。今回のお目当てはその中腹に咲く紫色の「レンゲショウマ」と、登山口の「沼の原」という広大な草原に咲き誇るユウスゲだ。その名のごとく夕方から真夜中にかけて花開くレモンイエローの高貴な美しい花だったよ・・・。
3年生のNAさんは前回「不定詞」を使う英文を和訳した。「京都大」は「科学の機能」の難しいパラグラフで、A and A’のルールを知らないと誤訳になってしまう。to establish・・・,and thereby to enableの並列、さらにto connect・・・, and to make・・・の並列も見抜ければ正解が出せたのだが。今日は「否定」の文法作文をやったらどれもかなりの正解率だった。「早稲田大」の「水は一滴も残っていなかった」は、指定語句を使うとThere wasで始めるしかない。Not a single drop of water was left.と受動態で書ければ、「倒置」にしてThere was not a single drop of water left.という。こういうのを「there構文」と呼ぶよ。
2年生のYAさんは前回「関係詞」whatを使う英文を和訳した。「明治学院」の「生徒の学びたいこと」では、文中のマーク:(コロン)の働きがわからなかった。読み上げならちょっと間を開けて、「つまりね」とか「たとえばね」というべきところだ。和訳も一度そこで文を切ればいい。今日は「助動詞」の文法作文をやった。Can the rumor that he’ll get married be true? 「彼が結婚するという噂は、いったい本当だろうか?」で、「助動詞」のcanは動詞beを助けてはいないよね。文全体に対してIs it possible?(そんなことあるの?)と疑問を投げかけているんだね。「助動詞」は正しくは「補助的動詞」のことで、「話者の判断、気持ち」を付け加えているのだ。「動詞を助ける」ではないよ。
1年生のMA君は「不定詞」(1)を勉強した。中学で勉強した内容とほぼ同じだけど、「形容詞用法」で難しかったのは「書くものを何かくれませんか?」。Will you give me something to write? では「書くべき手紙、日記」のことになってしまう。ここでは多分筆記用具のことだからto write withと言わないと。to write with somethingの変形だから。something to write onなら「紙かノート」のことになるね。後半は長文読解で、「すもうはどんなスポーツ?」をやった。会話文を完成させる問題はすべて正解だった。 尾上
(追記)今回はいつもの4人がそろわず流山市のON君が欠席した。「相馬山」には苦い経験があって、前回は山頂近くで古い鉄梯子をよじ登らなくてはいけなかったそうだ。「実は高所恐怖症だからそれが怖いんだよ。今月はケガしたくないし。私にかまわず皆さんで行ってください。」と正直に欠席理由をメールで書いてきた。
同じロシア語科の同窓生だけど私より年長のON君は、かつては「辞書出版」で老舗の「研究社」の編集長として辣腕を振るった人物。今も意欲的で勉強熱心でこの夏もまたポーランドに飛び立つ。定年後に始めたポーランド語はロシア語と親せきで勉強しやすく、「スピーチコンテスト」で一位をとって招待旅行に行ってからは自費で何度か留学もしている。年齢を全く感じさせないタフな男だ。負けてはおれないな。









