「御在所岳」
「御在所岳」1212mに一昨日登ったよ。祖母の故郷が三重県伊賀上野で、父母の法要や墓参に行くたびに通った「東名阪自動車道」の「御在所PA」で休憩してはなんども見上げていた山だ。といっても400mの「湯の山温泉ロープウエー駅」から15分で山頂に着いてしまったから登山にはならないね。子供の「そり」と滑り止めの「アイゼン」を持参して山頂の「山上公園」に着いてみるとそこは白い雪におおわれたアカヤシオの林で、かなたに大きな伊勢湾と眼下に四日市の市街地が展望でき、眼の前にスキーゲレンデが広がっていた。ここが三重県で唯一のスキー場なのは日本海側の雪雲が琵琶湖を越えてこの伊勢湾をのぞむ鈴鹿山脈にまで流れてくるからだ。リフトが一本で小さなゲレンデは終わっていたけど「ちびっこ広場」までそりで滑り降りていくのは実に爽快で、中国人の家族が何組も来て夢中になっていた。
御在所岳は巨大な花崗岩の奇岩がいたるところに突き出して、その合間をロープウエーはぐいぐいと登っていく。支柱の高さが日本一というから強風のために左右に揺れて真下を見ると怖い。落ちたら命がないね、と同乗のおしゃべりな若いペアも顔が引きつってきたよ。6人乗りの赤いゴンドラから前夜泊まった宿が見下ろせる。渓流の音が窓外に聞こえる急な坂道の温泉宿だった。今年は全国的に天候が不順で2月に行く予定があの大雪で車が登れないのでキャンセル、天候の回復を待ってもう一度キャンセルしやっとこの日の実施になった・・・
「英字新聞の会」に最近送ったジャパンタイムズはOto, Japan’s oldest lion, dies at 25 — equivalent to 100 human years(国内最高齢のライオン、オト死す。人間なら100才)。メスのオトは1999年北海道のあの「旭山動物園」に生れた。2才の時、愛知県豊橋の「動物園」に迎えられ、年をとっても光沢ある毛皮をたたえ慢性病にもかからなかった。Beloved by lion enthusiasts across the country, Oto brought joy and lasting memories to countless visitors. (国中のライオンファンに愛され、オトは多くの来園者に喜びと思い出となった)。冒頭の過去分詞形belovedは「受け身の分詞構文」で、As she was beloved by〜のことです。
We would like to express our deep gratitude to her for gracing us with her presence.(オトがこの園にいてくれたことに深く感謝したいと思います)、と「動物園」のウェブサイトは書いて次のようにしめくくった。May she rest in peace, (オト、安らかにねむってください)と。助動詞のMayで始まる倒置の文は昔、高校の授業で教えていた「祈願文」で、イギリスの(May)God save the Queen! (女王万歳!)やクリスマスソングの May all your Christmas days be white!(クリスマスの毎日が白銀の世界になりますように!)がそれだ。現代の英語ならI hopeとかI wishで始めればいい。 尾上









