2023年12月24日(日)御殿場市民会館にて
「特急あずさで白馬へ」
アルプス登山の基地上高地の清流「梓川」からその名がついたという中央線の特急「あずさ」に始めて乗ることができた。人気の「白馬スキー場」に行って雪山を歩いてスノートレッキングをやってみたい、との思いで計画した。しかしスタッドレスタイヤに交換したとはいえ、マイカーで雪道を走る勇気はないので久々に列車旅行に決めた。新宿発「特急あずさ5号」が朝の1本だけ白馬駅に直行するので、「甲府駅」から乗車すればわずか2時間少々だ。それで21日の朝「御坂峠」を越えて「石和温泉駅」に駐車して各駅で甲府駅に向かった。特急は「上諏訪」「塩尻」「松本」をすぎるとほぼ各駅停車になり「大町」あたりから景色が白くなりだした。ここは雪国だ!
ほとんど外人ばかりのスキーヤーに混じって「白馬駅」のホームに降り立つと真っ白な世界、寒いっ!昼食の後はホテルに荷物を預けて、街に出て雪道を歩くうちにスキー場に着いた。曇り空の墨絵の世界に2本の白いジャンプ台(白馬ジャンプ競技場)が見えてきた。1998年オリンピック冬季大会はここで開催され、日本がジャンプ団体(男子4人)で優勝した記念のスロープだ。個人でも舟木が1位、原田が3位になったラージヒルが右側だ。
翌朝はいよいよ「岩岳スキー場」へ。送迎バス20分、ゴンドラ10分を乗り継いで山頂1289mには10時に着いた。長靴で雪に足を突っ込んだら膝上まで埋もれてしまうほど。いよいよ「かんじき」をセットして歩き始めた。新潟産で「まんさく」の枝をまげて輪を作り麻のヒモで結わえるもので実に軽くていい。スノーモービルで固めてくれた雪道は歩きやすい。山頂標識「岩茸山」を見つけ記念撮影。「白馬三山」とは「白馬岳」「杓子岳」「白馬槍岳」のこと、その最高の展望台にきた、が見えない。15年前に登った山稜のイメージを瞼に浮かべて我慢だ。山小屋のレストランが開業していてなんと大好きな「ボルシチ」が飲めたよ・・・
3年生のMUさんはWe do not know the blessing of health until we lose it.(健康を失って初めてそのありがたみがわかる。)の強調文に二つある、と学んだ。Not until we lose health do we know its blessing.は、「否定語句」を文頭に出して強調した場合で、SVが疑問文のように「倒置」している。It is not until we lose health that we know its blessing. はいわゆる「強調構文」 It is〜that・・を使った場合だ。和訳ではThese machines seem to have been installed everywhere for hundreds of purposes for which no one could have imagined they would be used. が難しいけどほぼよかった。完了形の不定詞と「could+完了形」に注意して、「こういう機械は、その使用の目的が昔はだれも想像できなかったような何百もの目的のために、いたる所に設置されてきたようだ。」後半はthey would be used for the purposesを前文につなげるためfor whichとしてpurposesの直後に「移動した」ものだ。
OK君はanything but〜が否定語neverと同じ意味であると覚えた。butがexcept(〜を除いて)の意味だからnothing but〜も「〜以外の何物でもない」から「ただの〜にすぎない」でonlyと同じ意味になるね。今日の和訳ではfindの第2の用法に気づかなかった。We have long dreamed of journeying to the moon. If this were possible, we should find the experience anything but enjoyable.でanything butはneverと同じ意味だから、「我々は昔からずっと月旅行を夢見てきた。(しかし)これがもし可能だとしたらその経験は決して楽しいものでないとわかるだろう。」後半はI find the book interesting. (その本は面白いと思う)と同じ文型SVOCだから「見つける」ではないね。
二人とも今年はしっかり学力がついたね。この冬休みが終わればいよいよ「共通試験」だ。1月13日まであと3週間、残り時間を有効に活用してさらに高みを目指そう、ガンバレ!Merry Christmas to you all ! Toshioki Onoe, Dec 24, 2023