高校英語UG会 三島・裾野・御殿場

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May で始まる祈願文
May で始まる祈願文
2025年3月16日(日)
「御在所岳」
 「御在所岳」1212mに一昨日登ったよ。祖母の故郷が三重県伊賀上野で、父母の法要や墓参に行くたびに通った「東名阪自動車道」の「御在所PA」で休憩してはなんども見上げていた山だ。といっても400mの「湯の山温泉ロープウエー駅」から15分で山頂に着いてしまったから登山にはならないね。子供の「そり」と滑り止めの「アイゼン」を持参して山頂の「山上公園」に着いてみるとそこは白い雪におおわれたアカヤシオの林で、かなたに大きな伊勢湾と眼下に四日市の市街地が展望でき、眼の前にスキーゲレンデが広がっていた。ここが三重県で唯一のスキー場なのは日本海側の雪雲が琵琶湖を越えてこの伊勢湾をのぞむ鈴鹿山脈にまで流れてくるからだ。リフトが一本で小さなゲレンデは終わっていたけど「ちびっこ広場」までそりで滑り降りていくのは実に爽快で、中国人の家族が何組も来て夢中になっていた。
 御在所岳は巨大な花崗岩の奇岩がいたるところに突き出して、その合間をロープウエーはぐいぐいと登っていく。支柱の高さが日本一というから強風のために左右に揺れて真下を見ると怖い。落ちたら命がないね、と同乗のおしゃべりな若いペアも顔が引きつってきたよ。6人乗りの赤いゴンドラから前夜泊まった宿が見下ろせる。渓流の音が窓外に聞こえる急な坂道の温泉宿だった。今年は全国的に天候が不順で2月に行く予定があの大雪で車が登れないのでキャンセル、天候の回復を待ってもう一度キャンセルしやっとこの日の実施になった・・・

 「英字新聞の会」に最近送ったジャパンタイムズはOto, Japan’s oldest lion, dies at 25 — equivalent to 100 human years(国内最高齢のライオン、オト死す。人間なら100才)。メスのオトは1999年北海道のあの「旭山動物園」に生れた。2才の時、愛知県豊橋の「動物園」に迎えられ、年をとっても光沢ある毛皮をたたえ慢性病にもかからなかった。Beloved by lion enthusiasts across the country, Oto brought joy and lasting memories to countless visitors. (国中のライオンファンに愛され、オトは多くの来園者に喜びと思い出となった)。冒頭の過去分詞形belovedは「受け身の分詞構文」で、As she was beloved by〜のことです。
 We would like to express our deep gratitude to her for gracing us with her presence.(オトがこの園にいてくれたことに深く感謝したいと思います)、と「動物園」のウェブサイトは書いて次のようにしめくくった。May she rest in peace, (オト、安らかにねむってください)と。助動詞のMayで始まる倒置の文は昔、高校の授業で教えていた「祈願文」で、イギリスの(May)God save the Queen! (女王万歳!)やクリスマスソングの May all your Christmas days be white!(クリスマスの毎日が白銀の世界になりますように!)がそれだ。現代の英語ならI hopeとかI wishで始めればいい。 尾上
2025/03/16 (Sun) 0:10


not so much A as B の構文「AというよりむしろBだ」
not so much A as B の構文「AというよりむしろBだ」
2025年3月9日(日)
「オペラ映画アイーダ」
 「オペラ映画」を見に藤沢市の映画館に行った。それはJR東海道線「辻堂駅」の北口に展開する広大な「テラスモール湘南」の中にあった。三島市の「サントムーン」のような大型のショッピングモールで、映画館のほか銀行・レストラン・書店・楽器店などが軒を連ねていた。平日なのに駐車場は渋滞し、このオペラ映画もほぼ70%座席が埋まる盛況ぶりだった。この「METライブビューイング」シリーズの上映は東京で5箇所、神奈川では川崎・横浜と藤沢だけ、静岡県はゼロなので一番の近場がここだった。オペラファンはマイナーだけど湘南地域は鎌倉や逗子などがあって文化人の多い所なのかな。米国ニューヨークの「メトロポリタン歌劇場」でつい1月に上演したばかりの大好きな名作「アイーダ」の豪華な舞台を映画館で見てきたよ。
 勝利の栄冠を得たエジプト軍の将軍ラダメスが敵軍エチオピアの王女アイーダに恋する物語。しかし自国の王女アムネリスに横恋慕されてその嫉妬のあまり2人は地下牢に送られる。私はヴェルディ作曲のこの最後の激しく悲しい場面が大好きだけど、「アイーダ」は「凱旋行進曲」の壮麗な大合唱と豪華な舞台が世界中によく知られている。実際に生きた馬や象を登場させたりする。1869年(明治2年)エジプトで「スエズ運河」が開通し、その記念にヴェルディが作曲したのがオペラ「アイーダ」なのだ。今回の新演出では序曲が演奏される間に現代の遺跡の探検家が登場し、古代エジプトの宮殿の中で一本の短剣を発見する場面はユニークで面白い。この伏線が最後に恋に破れた王女アムネリスの自害につながっていたとは・・・

 昨日8日は「英字新聞を読もう!」の講座7回目だった。御殿場では珍しく朝から雪が降り我が家の辺りも10p近く積もった。それで19時からの集合が困難になってオンライン会議を思いついた。コロナの頃にリモート会議をよくやったように。LINEグループに呼びかけたら4人の参加があって、いつものように2時間の「読書会」が楽しく開催できた。。。。
 最近「英字新聞の会」に送った記事はAboard Japan’s most luxurious train, the journey is the destination (豪華列車の旅、目的は旅)、ジャパンタイムズ紙の記者が「ななつ星」に体験乗車したレポートだ。豪華な寝台列車に乗って博多駅を出発、九州の美しい景色を堪能し、海岸の小村に停車して戦国時代を偲ぶ。Unlike Japan’s high-speed alternatives, this train asks passengers to surrender to slowness, to observe the countryside not as a blur from a window but as an unfolding narrative. (高速列車とは違って、乗客は列車の低速走行に慣れて田園風景を窓外のぼんやりした映像ではなく展開する物語として見るように求められる)。
 2人用のスイート10室だけのホテル列車は12年前にスタートし年間80回をこなす。最大乗車20人限定でチケットは68万から277万もして乗客は裕福な退職者や記念日を祝う夫婦が中心だ。ヨーロッパの「オリエント急行」などの体験者もいれば、瀬戸内海を走るJR山陽線の豪華列車「瑞風(みずかぜ)」に乗った人もいる。しかしこの「ななつ星」はもっと落ち着いた雰囲気らしい。It is not a train of grandeur so much as one of refinement, its luxury expressed through meticulous detail.(壮麗なというよりむしろ洗練された列車で、細心の注意を払って贅を尽くしている)。この英文はnot so much A as B の構文で、「Bと比べるとAはそれほどでもない」、つまり「AというよりむしろBだ」=B rather than Aのことです。 尾上
2025/03/09 (Sun) 0:10


外国人旅行者の急増で地方行政は、、
外国人旅行者の急増で地方行政は、、
2025年3月2日(日)
「まつだ桜まつり」
 小田急線の新松田駅から歩いて行ける山の斜面に河津桜がやっと咲き始めた。カワヅザクラは伊豆半島の南端、河津町が元祖で50年前に新種が発見されて以来人気の観光スポットになった。河津川の両岸をそぞろ歩きしながらピンクのサクラのトンネルをくぐるのは楽しそうだ。各地にこの早咲きのサクラが移植されて、この松田町のみかん山でも地元の市民の協力で大規模に植樹されて、今年は26回目の「桜まつり」となった。山頂は来場者にあふれ、中国人や欧米人の旅行者もおおぜい思い思いに記念写真を撮っていた。早咲き桜と黄色の菜の花が咲き乱れる「西平畑公園」からは眼下に「酒匂川」、遠くに「小田原」の海岸線、西には箱根の山々と富士山が青空を背景に美しく横たわっていた。
 先月は松田町寄(一文字で「やどろぎ」とは!)の「中津川」で建設中の「新東名高速」の現場で、一般市民に解説してくれる「事業PR館」を訪問した話を2月9日のブログに書きましたが、一昨日28日には山北町の「河内川」でNEXCO西日本が展開するもう一つの「事業PR館」にも行ってみた。「東名高速」を走るたびに目にしていた高いクレーンの建設現場だが、ここ「河内川橋」は更に2倍の高さで120mの支柱の上に建設されていた。大きなジオラマが展示されて前回の「松田PR館」よりも設備が整っていた。ここでもバーチャルリアリティ(VR)というゴーグルをのぞきながら、8年前の着工から今までの建設経過をすべて見せてくれる。NHKテレビの番組「ウルトラ重機」で紹介されたのはここだったな・・・

 Japan Times の1月29日にはこんな記事が載った。Japan’s ‘hidden gems’ overwhelmed as social media drives influx of tourists (日本の「お宝」に群衆の波。旅行者の流入をかき立てるソーシャルメディア)と。それで外国人旅行者の急増に地方行政は奮闘しているというお話だ。Social media has fueled the boom, drawing crowds to picturesque spots such as a convenience store with a perfect view of Mount Fuji and scenic film locations.(ソーシャルメディアがこのブームに火をつけ、”映え”のスポットに人々を呼び込んでいる。例えば富士山の眺望とよい撮影場所のあるコンビニのように)。しかし、それを見た旅行者がどっと流入してきたため、地域に新たな問題を引き起こしている。
 富士河口湖町のコンビニ問題のほかにも、北海道小樽の街での歩行マナー違反、同じ美瑛町のクリスマスツリー人気、山形尾花沢のランプの宿(大正ロマン人気)殺到、などによる交通渋滞や不法駐車などに市町村は苦慮している。Local stakeholders are feeling the strain.(土地の業者はのんびりしてはいられない)。“We want tourists to come,” one said, “but it is difficult protecting the scenery and ensuring residents' safety with our resources alone.” (旅行者には来てほしい。でも、私たちの資金力だけで美観を維持したり住民の安全を確保するのはむずかしいよ、)という人がいる。 尾上
2025/03/02 (Sun) 0:17


英語教育はもっと広い展望で
英語教育はもっと広い展望で
2025年2月23日(日)
「西洋セツブンソウ」
 花々を大事に育てている「秩父宮記念公園」が身近にあって幸せだ。2月も下旬になってやっと早春の花が咲きだしたよ。ユキワリソウは葉が三角形なので別名ミスミソウといって、雪を割って咲きだす花という名前で白・ピンク・赤・紫など実にカラフルだ。また節分からだいぶ日がたったが、白いセツブンソウも一輪だけ林の下に咲いていた。宮様のお住まいだった母屋の裏にまわると黄花の西洋セツブンソウが8輪ほど、球のような花の首に緑の襟巻を広げているのが可愛い。庭先にはスポーツ好きだった秩父宮様のゲートル登山姿の銅像が真正面に白銀の富士山を見上げておられる。高原の花もお好きだったのだね。
 私立大学の入試が終わって、いよいよ国公立大学の個別の入試は明後日25日からですね。1月に実施した「共通テスト」を振り返ると、英語は今年もReadingは100点だけでリスニングに100点も課してます。会話力ではなく、テープを聴いて4択でマークするだけのテストで本当の能力がはかれるのか怪しいですが。全問が読解力中心で昔のような発音・語彙・作文力は全く問題にされていません。発音もできず英文も書けないのでは国際人に必要な「発信力」がこれでは育たないよ。ほかの選択外国語でドイツ語・フランス語・中国語・韓国語はReading200点でセンター試験時代と変わらないのになぜ英語だけなの?・・・

 さて今日の「ジャパンタイムズ」は17日の記事Japan’s English-language education doesn’t pass the test (検定に通らない日本の英語教育)の見出しに注目した。readingとspeakingのテストのために単語と例文をたっぷり暗記させる方式でやってきたけどこれでは英語嫌いを生むだけで、小学校では1/3の生徒が嫌っているそうだ。日本人の英語能力は世界で92番目の低さという調査があるけれど、一方中学生の半分は英検で3級に合格し、高校生も準2級に半数が合格している、というデータもある。またlisteningとspeakingがすぐれ基礎力はついている、タブレットなどデジタル教材になった原因でスペルや作文に苦労するけれど、という意見もある。One of the biggest problems in English education in the Japanese public system is the gap between the government’s expectations and the reality in schools.(公立学校の英語教育で最大の問題は、国の期待値と学校現場の現実との格差なのだ)。
 たとえば、2022年に始まった東京都の「中学生英会話能力テスト」は不具合が多く生徒に重荷となっているのに予算43億円もが無駄使いされているという批判がある。While the current exam-focused approach might yield some short-term results, a more holistic outlook to language learning, while hard to quantify through standardized grades, is long overdue. (現今のテスト中心の方式は短期の結果を出すかもしれない。しかし、標準的な成績では評価しにくいが、言語習得のもっと総合的な展望が昔から見逃されている)。そしてこの記者は最後にこのように結論している。 Children’s efforts should not be wasted on robotic tests and it is adults’ responsibility to ensure that a genuine love for the language can take root. (子供たちの努力が機械的なテストのために無駄にされてはいけない。そして英語大好きが根付くようにするのは大人たちの責任なのです)。まったくその通りだね。 尾上
2025/02/23 (Sun) 0:12


バレンタインデーの変化
バレンタインデーの変化
2025年2月16日(日)
「真鶴半島のスイセン」
 早春の花が待ち遠しくて湘南の海に行ってみた。小田原から湯河原に向かう海岸のハイウエーはすばらしい!穏やかな大海原の向こうに伊豆半島の熱海、伊東や城ケ崎の方まで見渡せる。切り立った崖の下をくねくねいくと、湯河原の手前で一般道に出て「JR真鶴駅」の前から「真鶴港」に下っていった。のどかな漁港の風景は大好きだ。新婚の頃住んでいた東伊豆町の「稲取漁港」を思い出す。サザエやキンメダイが特産で、私の「稲取高校」の生徒の中には漁師の子供がいて、箱に一杯のサザエをもらって閉口したことがあるよ。この真鶴半島を先端まで行くと「ケープ真鶴」という名のレストランがあった。そこでランチに出たのはエビ・イカ・ハマグリ・サザエの姿焼き、ウマイ!青い大海原を見ながら海の幸をたくさん頂く幸せ!
 ここには幕末の頃に外国船打ち払いの砲台があった、という石碑あり。真鶴半島も東京湾の入り口になるからね。最先端は「三ツ石」という岩礁が波に洗われている景勝地だ。そこまで急な階段で下る斜面には早咲きのサクラとスイセンの花々が光っていた。。。さて今日のもう一つの目的地に向かおう。森の中の「中川一政美術館」で大好きな「薔薇の絵」にまた対面した。椿や百合の絵も素晴らしい。箱根と芦ノ湖の絵も豪快だ。独学孤高の画家・中川一政は後半生この真鶴を愛し住んで港の風景や採れた魚介類のデッサンを多く残した。数十年前に前回訪問した時には、偶然女優の「中川安奈」が来ていて祖父の絵をじっと見つめていたなあ。映画「敦煌」(井上靖作)のヒロイン役が素晴らしかったのにガンで早世してしまった・・・

 2月14日はバレンタインデーだったね。横浜の姪がいつも送ってくれるが、今年もおいしいベルギーのチョコレートで美しく飾りつけ上品な味だった。それで昨日の「英字新聞の会」のLINEには次の記事を送った。How giving chocolates on Valentine’s Day is evolving in Japan (バレンタインデーのチョコの上げ方が進化中)という見出しで、「義理チョコ」が少なくなって「自分チョコ」が増えてきているそうだ。For one, fewer people are handing out chocolates to others at work, which had been a widespread practice over the past few decades.(一つは、職場の仲間にチョコを上げる人が少なくなっている。この数十年広まっていたのだけれど。) had been は「過去完了形」で過去より昔(〜していた)を表す。これが2020年の「パンデミック」以前の半分に減ったわけを「日本生命」の調査が説明している。
 “This is thought to be due to the further decline in the culture of giri choko as remote work further takes root, as well as the increasing prioritization of chocolates to partners and reward chocolates (to oneself) due to the increasing prices,” (この理由は、(コロナ渦で)リモートの仕事がいっそう根付くにつれて、ますます「義理チョコ」文化が衰えたせいだと思われます。物価上昇のせいで愛する人や自分自身へのご褒美を最優先する状況が増えてきたこともありますが。)冒頭はIt is thought that this is due to〜というのと同じ。動詞is thoughtをseemsに置き換えればわかりやすい。接続詞のasは比較級の語句があると「〜するにつれて」の意味。ここではfurther(さらに)がfarの比較級で2度使われているね。A as well as Bは「BはあたりまえだけどAまでも」とAを強調する前置詞のひとつ。逆順でNot only B but also Aというのと同じです。 尾上
2025/02/16 (Sun) 0:25


Osaka Expo 2025
Osaka Expo 2025
2025年2月9日(日)
「新東名高速・松田事業PR館」
 新東名高速道路は全線開通まであと3年かかるそうだ。当初の計画では2024年春の開業だったが、予期せぬ難工事のため新秦野ー新御殿場間25キロがいまだ建設中なのだ。それで先週6日(木)鉄橋建設現場の一つ松田町高松山の「中津川橋」に行ってみた。「高松トンネル」を出てすぐに「萱沼トンネル」に入るまで300mの長さの鉄橋で、谷底から60mの高さに巨大な赤いクレーンが何本も稼働して重そうな機材を持ち上げていた。ここに「NEXCO中日本」が建設工事の進捗状況を開示してくれる「PR館」があることを知ったのは偶然だった。NHKテレビの「ウルトラ重機」とかいう番組で、「山北」の河内川にかける鉄橋の建設現場が放送されて、先月「夕日の滝」見物の後その現場に立ち寄って車から見上げて驚いていたのだ。
 事前にネットで予約しないと参加できないのだけれど、この朝電話してみたら幸運にもキャンセルがあって11時の回に5人の1人になることができた。中年女性の野中さんの解説が丁寧で質問にもわかりやすく答えてくれて1時間たっぷりと聞き入ってしまった。後半はVR(Virtual Reality)のゴーグルを顔に装着して、鉄橋を上空から左右からドローンが飛ぶ鳥のように観察し内部にまで進入して行くのだから少々めまいを起こしてしまう、人生はじめての体験に興奮した。次回は「山北」の現場にもPR館があるというので是非行ってみよう。。。この日は中津川の上流、松田町「寄(やどろぎ)地区」で開催されている「ロウバイ祭」に行く計画でその途中であった。3日の立春をすぎて「祭」は観光客で大賑わい。集落の急斜面に地元の中学生が植えた最初のロウバイが20年で3000本にも増えていい香り・・・

 「大阪万博」Osaka Expo 2025がテレビでもあまり話題にならないが、4日のJapan Timesの記事を「英字新聞の会」に転送した。Excitement for the Osaka Expo is low. Can organizers build hype?(大阪万博人気上がらず。回復できるのか?)という見出しで、あと2か月後の4月13日大阪「夢洲」で開幕予定の万博会場の準備状況をリポートしている。Whether it was the display of a rock from the moon, the unusual Tower of the Sun or early showcases for cell phones and maglev trains, the 1970 Osaka Expo was met with much fanfare and enthusiasm as nearly 65 million people passed through the gates over a six-month span.(月の石であれ、太陽の塔、携帯電話、リニアであれ、1970年の前回「大阪万博」はファンファーレと熱気にあふれ、会期6か月で約6千5百万人の入場者だった。) 冒頭のwhether 〜or〜は「譲歩構文」で「〜であろうと〜であろうと」。
 しかし、人気は今一つでチケットの前売りが遅れていて心配するむきもあるようだが会場のシンボルとなるGrand Ringを写真で見た。高さ20m周囲2キロの巨大な木製のリング状の構造物が完成している。「夢洲」の会場まで鉄道も延長され稼働しているし各国のパビリオンも最後の仕上げにかかっている。 Similar to the lead-up to the opening of the Osaka Expo this year, the Milan Expo in 2015 was met with protests over costs and concerns about the potential for poor attendance. In the end, over 20 million people visited as criticism turned to curiosity, with ticket sales peaking in the final weeks of its six-month run.(今年の大阪万博までの準備と同様に、2015年の「ミラノ万博」も建設コスト反対と入場者の見込み薄の心配があった。しかし最後には批判が好奇心に変わって2千万人を越える来場者があった。会期最後の数週間で売り上げがピークに達したのだ。) 尾上
2025/02/09 (Sun) 0:10


山梨のグルメツアー
山梨のグルメツアー
2025年2月2日(日)
「フジアザミラインでそり滑り」
 須走の「富士浅間神社」では今日「節分祭」が予定され、厄年になる年男・年女の「豆まき・福餅まき」が前日の1日にあると聞いたので行ってみた。しかし駐車場はガラガラ、境内にも人気が少ない。15:30より、のチラシを見てがっかり。待ってはいられないので本殿にお参りだけして社務所で「あまざけ」を頂いた。境内を歩いてみると「富士講」にまつわる石碑があちこちにたくさん残されている。東京の麻布にあった江戸時代からの大きな「富士塚」が取り壊されて、そこに建っていたたくさんの石碑がこの神社境内に移されている。当時の江戸の富士講登山者は山梨側の「吉田口」から登って、帰りは「砂走り」で早めに「須走口」に下山するのが習わしで、目を凝らして読んでみると33回・66回などと祈願成就の記念碑を自前で作って誇りにしたらしいものがたくさんあった。
 また、須走登山道は野鳥の宝庫、36種類の野鳥が観察され神社の案内板に写真で紹介されている。それで鳥の鳴き声が聞きたくなって、「フジアザミライン」を少し走ってみると「第1回探鳥会会場跡」の石碑が立っていた。昭和9年に日本最初の探鳥会が開催され、昨年が90周年記念で先週26日にも記念大会がこの神社で開催されたそうだ。しかしここでは鳥の声も姿も見えないのでさらに登っていくとゲートで冬期閉鎖なので、駐車して雪の残る車道を歩いて登って行った。(下りは滑ってこられるようにプラスチックのソリを手に)。1時間ほどで「馬返し」に来た。標高は1370mで、五合目登山口2000mまであと3.3キロとある。ここは2年ほど前に観光バスが下りでブレーキが効かずに横転し、死者を出す大事故が起きた現場だったな・・・

 先週「英字新聞を読む会」に送った記事はOf sake and spirits: Indulging in Yamanashi’s best(酒と精霊、山梨の最高に浸って)で、キンバリー記者が「山梨のお酒(と小淵沢のミソギ神社参拝)ツアー」に参加した体験を語っている。最初に立ち寄ったのは甲州市勝沼のGrace Wineという有名なワイナリーでブドウは今も手摘みだそうだ。勝沼は日本最初のブドウ栽培地で, with a history dating back some 150 years and local production accounting for around a third of the domestic total(山梨県はブドウの歴史が150年ほどさかのぼり、県内生産は国内全体の約三分の一を占めている)。However, never before had I ventured into the deep mountainscapes of the prefecture’s far west,(甲府市に来たことあるけれど、この県の最西端の山間の奥深い地域には今まで来たことがなかった)。普通はI had never before venturedで、「否定語」never beforeを強調するとこのように「倒置」の語順になるよ。 
 so it was with considerable anticipation in late November that I joined a gastronomy-themed tour centered on one primal force: Yamanashi’s pristine source waters and the rich cuisine and liquors they help produce.(だから去年の11月、このグルメをテーマにしたツアーに参加したのはかなりの期待を抱いてのことだった。それは山梨の清らかな源泉とそれが生みだす豊かな料理や酒、という大きな魅力に焦点をあてた旅だった。) ここのIt was〜that・・は「強調構文」(・・なのは〜だ)でしたね。強調したい語句を文頭に出すから英語学では「分裂文」Cleft Sentenceと言います。次の訪問地は北杜市の「サントリー白州醸造所」で、Replete with colors and sounds, the high-tech installation features explanations for each segment in the five-step process of mashing, fermenting, distilling, maturing and blending. (色彩と音響にあふれ、ハイテクを駆使した装置で醸造工程各部門の説明をしてくれた。それは「攪拌、発酵、蒸留、熟成、配合」の5段階だ。) 尾上
2025/02/02 (Sun) 0:11


寄せ鍋、おにぎりはユニーク!
寄せ鍋、おにぎりはユニーク!
2025年1月26日(日)
「地蔵堂・夕日の滝」
 「金時山」の隣の「矢倉岳」の登山口の一つ「夕日の滝」に行ってみた。キャンプ場から奥に進むと豪快な水音が聞こえてくる。滝つぼの上23mの高さのオーバーハングした岩の合間から透明の幅広い水が帯状にまっすぐに流れ落ちる様は豪快で美しい。この時期に夕日が半円形の滝口にかかって美しいからついた名前らしい。最寄りのバス停「地蔵堂」は南足柄市の矢倉沢地区にあって、足柄峠の「万葉公園」から小山町に下る県道と、矢倉沢トンネルの「金時見晴らしパーキング」を抜けて仙石原に下る昔の林道との分岐点だ。一週間前に「足柄峠」に駐車して最短距離で「矢倉岳」に登った時、出会ったハイカーから「地蔵堂」の「万葉うどん」がおいしかった、と聞いていたのでそれを味わいたいのも目的の一つだった。
 地蔵堂の「地蔵尊」に参拝してからその隣にある田舎風の茶店に入った。看板には「足柄古道・万葉うどん」とありカレーうどんを注文したら美味しいこと。セルフの竹串のおでんにも手が伸びてウマイ!登山者だけでなく一般の観光客も次々と入店してきた。「夕日の滝」は「金時山」の登山口でもあって、足柄峠コースの途中にある「猪鼻砦」に直接取りつくことができるそうだ。いつかそのコースでも登ってみたい。。。帰り道に山北の豆腐屋「絹華」に立ち寄って「湯葉」と油あげを購入。30年も前、東京の大学院に通っていた時帰り道に東名の松田ICで下りてここに立ちよったなあ。ここの店主は研究熱心で古来の「黄檗豆腐」を復活させている。京都の「黄檗宗万福寺」で作っていた秘伝の豆腐で、大豆の濃厚な味わいが楽しめるそうだ・・・

 「英字新聞を読む会」に送った19日の「ジャパンタイムズ」はFor kids, Japanese food ‘is a doorway to exploration’(子供たちには、日本料理が探検の入り口)。LAに住む日系人ナオコ・タケイは「寄せ鍋」の料理本を全米に広めた作家で昨年11月に’A very Asian Guide to Japanese Food’を出版した。そこにはレシピが2つ紹介されている。One recipe is for Japan’s favorite comfort food — onigiri (rice balls) — and the other is for yose-nabe, a style of hot pot where strict adherence to culinary rules pales in comparison to the addition of your favorite ingredients. (一つは大好きな癒しの食べ物ーオニギリ。もう一つは「寄せ鍋」で、自分の好きな具材を加えられて料理法にあまり縛られないですむ料理だ)。
 アメリカの家庭に韓国料理やマレーシア料理の紹介する企画で始まった「アジアの料理案内」シリーズの第6回目がこの「日本料理」で、静岡出身でオレゴン州のイラストレーターYoko Baumとの合作だ。 The resulting book is a wonderful introduction for youngsters and everyone around the world looking to deepen their knowledge of a cuisine they may not know much about, to Japanese kids themselves in need of some emphasis on what is so special about homegrown cuisine that they may otherwise take for granted.(世界中の人々に未知の料理を紹介し、日本の子供たちには当然と思っている自国の食べ物に特別の意味を教えることができる素晴らしい入門書だ。)著者は最後にBut it is really the food that opens up that door to expand your curiosity.”(その扉を開けて好奇心を刺激するのはそういう食べ物だ)と結んでいる。 尾上
2025/01/26 (Sun) 0:49


どら焼きの起源は?
どら焼きの起源は?
2025年1月19日(日)
「ディズニーを連弾で」
 先週の「ひろがり学習教室」の「ピアノ弾こう会」は皆さんとても楽しかったようだ。御殿場市民会館の視聴覚室にはピアノが1台と電子ピアノが3台並んでいて、一人一台使って4人で一つの曲を合奏できたんだよ。昨年10月にこの会を始めたときにはこんな想定はしてなかった。昔習ったけどもう何十年も弾いたことがない人たちに、「猫ふんじゃった」などの易しい曲を弾いて遊ぼうかと呼びかけてたちあげたグループで、NHKテレビの「街角ピアノ」を見てあこがれていた。しかしピアノは左右2本の手で弾くものでそれがなかなか難しい。特に左手は動きにくいし楽譜の高音と低音の2段を同時に弾くには10本の指に覚えさせないといけない。そうだ!右手だけで楽しめる方法があるぞ。連弾用の曲なら4段で書いてあるから、4人の右手で分担して合奏すればいいんだ!
 年末のクリスマス会で「ジングルベル」などをそのスタイルでやってみたらうまくいって「合奏」の楽しさを味わうことができた。それで今回はYAMAHAの「ピアノ連弾曲集」の「ディズニー名曲集」から選んで4人で合奏したら楽しいこと!第1ピアノの高音はNORIさん、低音はMIEさん、第2ピアノの高音はMIEKOさん、低音はHIROさんが休みなので私が担当。先月みなさんの希望をとったらまずやりたいのはIt’s a small worldで決まり。「東京ディズニーランド」で船に乗ってそのアトラクションを見た事あるかな?子供たちが「世界は一つ、小さな世界」と歌っている。ディズニーが「平和と絆」を祈って考案したものだ。。。郵送が面倒なのでスマホで楽譜の写真を撮ってそれをLINEで送っておいた。皆さんはその写真をコンビニのネットプリントでプリントして自宅で練習してきてくれたよ。便利な時代になったな・・・

 17日の「英字新聞の会」に送った「ジャパンタイムズ」の記事は‘Dorayaki’ creators say flavors trump the dessert’s murky origins (どら焼きはおぼろな起源よりも風味が大事)で、美味しそうなどら焼きの写真に眼が惹きつけられた。この記事を書いた英国人はUsed to the much sweeter treats of the United Kingdom, I was so confused by the mild sweetness of the anko (red bean paste) sandwiched between two pancakes that it was years before I came to appreciate the classic — or so I thought — treat.(母国のもっと甘いお菓子に慣れていたので、二枚の皮に包まれたアンコ(小豆の練りもの)の程よい甘さがわからなくて、その古風な(と思われる)お菓子が好きになるまで数年かかった)。文頭は「分詞構文」でAs I was used to〜と同じ意味です。さらにso〜that・・の構文「とても〜なので」にも注意しよう。
 記者は東京日本橋の人気甘味処「うさぎや」を訪問しインタビユーすると、江戸時代から伝わる老舗「梅花亭」を紹介される。御殿場にも支店のある和菓子の「とらや」など、「東都のれん会」に加盟するのは東京で100年以上暖簾を守っている老舗で、今でも2300軒もあるそうだ。米国で成功した金融業を捨てて帰国し、7代目の老母を手伝っている「梅花亭」の女主人の話では Baikatei’s original location was by the Sumida River, where Tokugawa Ieyasu, the unifier of Japan in the 16th century, and his fleet would sail, using a gong called a dora to row in time. This gong may have been the inspiration for the dorayaki’s shape and name, with a single layer of thin batter. (梅花亭の発祥地は隅田川河畔で、徳川家康の艦船がドラを鳴らして往来していた。このドラが薄皮と共に「どらやき」の形と名前のヒントになったのかもしれませんね。) 尾上
2025/01/19 (Sun) 0:12


手帳がブーム?
手帳がブーム?
2025年1月12日(日)
「六本木で新年会」
 高校の同窓会幹事が恒例の「新年会」をやろう、というので東名高速を走って行った。この日は一番の親友だった藤本君の顔で貸し切りの「住友会館」だ。日本板硝子で大出世して社長・会長を歴任した「住友グループ」のCEOなので、ここは特定の地位の人だけの会合場所だそうだ。(いなか教師の入れる所ではないな)。六本木ヒルズの有名な「森ビル」に囲まれた「泉ガーデンタワー」に到着し、ガラス張りエレベーターで最上階の42Fまで上がると急に展望がひらけた!眼前に真っ赤な東京タワー、東京湾とレインボーブリッジ、西に目を転ずれば大山・丹沢山系の向こうに白銀の富士山もくっきりと見えるよ。さてそろそろ集まりだしてぴったり正午に昼食会が始まった。
 西宮市の「甲陽学院」を昭和37年に卒業した180人のうち、東京近郊在住者が17人参加し私も含めて5人は夫人同伴だった。こういう同窓会も珍しいだろうが「甲陽イズム」とでもいおうか、家族的な長いお付き合いが信条なんだ。私と小谷、水上君は高校から編入した30人の内だが他はみな中学からの6年一貫だ。坊主頭の男ばかりで高校3年間は同じクラス、同じ担任だったから実に仲が良いし兄弟のようなものだ。宴たけなわとなり各人のスピーチが始まった。「阪神タイガース」の私設応援団長をやっていた藤本君の自慢話、ヒートショックで急死した女優の話など。私は「英字新聞の会」と「ピアノ弾こう会」をたちあげて、生涯学習の講師を楽しんでいます、と報告した・・・

 1月10日(金)の「ジャパンタイムズ」から、American stationery nerds are fueling a Japanese notebook boom (アメリカ人の文具オタクが生んだ日本の手帳ブーム)を選んでLINEでメンバーに転送した。40年前、バブルの時代には「黒革の手帳」がサラリーマンの理想だったらしい。“It was said that a man who had a system techo could do his job well, and that a man who could do his job well had a system techo,”(システム手帳を持つ人は仕事のできる人、仕事のできる人はシステム手帳を持っていると言われた)が、1998年、糸井重里がたちあげたサイト「ほぼ日新聞」Almost daily Itoi Shimbunに推薦文を投稿してから「ほぼにち」製品が画期的な売り上げになったらしい。
 No longer the sedate sign of a productive businessman, the techo has become a fashion item beloved by hobbyists. (手帳はもはや意欲的なビジネスマンの隠れた象徴ではなく、趣味人たちにお気に入りの流行アイテムになったのだ。) And rather than a work tool used for meetings and reminders, it’s now just as commonly used as a record of memories and a means of self expression. (そして、会合や覚書用のツールというよりは、記憶の整理や自己表現の手段として今では普通に使われています)。こういう手帳ブームはソーシャルメディアやクチコミ(word of mouth)によるもので、日本だけでなくアメリカやその他の国にもみられる。The U.S. community is now spreading the good word of the Bible-size notebooks, touting their attention to detail, high-quality paper and general cuteness. (アメリカ社会も今は聖書サイズの手帳の評判を広め、上質紙やかわいらしさなど細かな点に注目している)。 尾上
2025/01/12 (Sun) 0:10


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