「新宿で4組夫婦の新年会」
新宿駅西口と真っ白な繭の形をしたビル「コクーン・タワー」を眼下にして、とても見晴らしの良い高層の住友ビル47階に「住友クラブ」がある。ここで大学同期の山仲間がそれぞれ細君同伴で5年ぶりに「新年会」をやったよ。横浜のAO君は「住友商事」の商社マンとして、旧ソ連のモスクワやオーストラリアで大活躍してきた人。彼の紹介でこの会員だけのレストランが会場となった。
私も家内を同伴し出席。4人の亭主たちが定年退職後15年もの間「トレッキング」の例会を続けてこられたのも内助の功、元気でいつも気持ちよく送り出してくれる奥さんたちのおかげだからそれに感謝する新年会だね、と述べた。次々と運ばれてきた彩り豊かな「懐石料理」もとてもおいしく、新年会にはぴったりの和やかな楽しいパーティ―になった・・・。
3年生のTUさんは前回「関西大」の英文「一年はいつ始まる?」を読んだ。下線部の和訳だけが難しかった。It has no more natural importance than Christmas Eve. 「12月31日の午前零時にはクリスマスイブと同じく自然界での意味の重要性は何もない。」は、例の「クジラの公式」 A whale is no more a fish than a horse is. と同じでしょ。今日は「関係詞」の整序と作文をやってほぼ正解だった。
ARさんは最初にTOEICの過去問を今日もすこしやってみた。E-mailやビジネス上の手紙のやりとりの文章の的確な読み方が難しい。今日の文整序と作文は「不定詞」で、「喜怒哀楽を表さないのが日本人の国民性の一つである」は、A tendency not to show emotion is part of the Japanese national character.で、動詞ならthey tend not to show〜という部分を名詞で書き換えたもの。
受験生のINさんは「筑波大」の英文Then write the letter in the kind of language and phrasing that is your everyday speech.が命令文であること、the kind と関係詞thatがsuch〜asのような「係り結び」の関係であることに注意して訳すともっとよかった。「次に、その手紙を日常の話し方になっている種類の言語と言葉づかいで書きなさい。」 今日は「副詞節」の整序と作文をやった。「どんなにお金があっても、健康なしでは人間は幸福には暮らせない」は、No matter how rich one may be, one cannot live happily without health. 前半はOne may be very richが基本文で、how rich を文頭に出してそこにno matter (大したことではない)をつけ加えてできた「譲歩」の意味の「副詞節」だ。
1年生のTU君は「仮定法」の勉強で上級編を勉強した。This would have been a tragedy two years ago. はwould have beenが「仮定法」の動詞の形をしているから、「10年前だったら、このことは悲劇になってただろうに」の意味。
ご父兄の皆様へ・・・明日の「三島教室」は、商工会議所の貸し切りのため31日(金)に変更です。 尾上
(追記)東京に住むTA君も住友商事でソ連貿易に長らく携わり、定年後「厚労省」の臨時職員としてずっと採用されてロシア語を生かしている。旧ソ連に今も眠っている多くの日本人戦没者の遺骨調査がおもな仕事で毎年1回はロシアに出張し「古文書資料館」を訪問する。つい2か月前にも訪れた大都会モスクワの著しい変貌ぶりを語ってくれた。30年前の崩壊まで、ソビエト政権時代の首都モスクワは貧困にあえぐ庶民の姿が目に余ったそうだが今はじつに豊かになった。
千葉のON君は昨秋また、大好きなポーランドを旅行してきた。今回の体験から海外ではスマホがいかに役に立つかを悟り、ガラケーから切り替えたえたけど不慣れでまだ使い切れていない。ほかの3人が「望露会トレック」の名でLINEグループを立ち上げトークを開始しているのにまだ登録できていない、というので皆でああでもないこうでもないとアドバイスしてやっと加入にこぎつけた。本日の大収穫だ、と皆で大喜びした。









