「湯島聖堂の孔子像」
大学時代のクラス仲間で続けてきた「望露会トレッキング」は、いつもの山仲間4人にさらに4人が参加してこの年末もまた東京の町中を歩いたよ。北区西ヶ原の懐かしの旧キャンパスにあつまり記念撮影した後、今でも走る路面電車「都電・荒川線」に乗って「早稲田」へ。「早稲田大学からスタートして神田川に沿って歩こうか」と、「静岡福祉大学」の学長をやっていたKA君のガイドで、まず「大隈講堂」と「重信像」を拝んでからトレッキングの開始だ。
江戸時代に玉川上水をひいて作った神田川沿いは桜の古木が続き市民の散策のコース。にぎやかな「目白通り」に出て、「飯田橋」「水道橋」と3時間も歩いたころ「お茶の水」に着いた。昨年は閉館後で見逃した「湯島聖堂」に立ち寄った。ここは元禄時代に「孔子」を祀って江戸幕府の「昌平坂学問所」だったところ。東大や東京外語大の発祥の地だ。遅ればせながらしっかり拝んでおかないと。「頭がよくなりますように」と・・・。
3年生のNAさんは前回「中央大」の「子供の感受性」を読んでほぼ正解が出せた。「鳥の見分けさえつかない」は I don't even know one bird from another.だね。「AとBを区別する」distinguish A from Bは知っていたんだね。tellでもknowでもいい。今日は「前置詞」の整序と作文をやってどれもほとんど正解だった。難しかったのはSomething is wrong with this engine.やWhat's the matter with the computer? やStop finding fault with everything he does.の前置詞withで、共通に「〜に関して」の意味になるんだ。These magazines are popular with young people.も「若者に人気がある」だから同じwithだね。
2年生のYAさんは前回「仮定法」を使う英作文をやった。「明治学院大」の「若い人たちが話しているのを聞くと、・・」は、When I hear young people talking to each other, といえばいい。hear人-ing の第5文型SVOCだね。今日は「譲歩」の整序と作文をやってどれも正確に答えることができた。Be it ever so humble, there is no place like home.(どんなに貧しくても家庭ほどいいところはない)は、前半が「疑問文」の語順だね。「接続詞」がないのに「条件」や「譲歩」の意味の「副詞節」になる特殊な文型だ。書き換えれば However humble it may be, ・・・
1年生のMA君は新しい長文問題に取り組んで「イギリス人のペット好き」の下線部訳が難しかった。If nothing else, they will have pets in common, which, in England, is reason enough for friendship. 「もし他に何もなくても、彼らは共通にペットを飼っていて、そのことがイギリスでは友情のためには十分な理由になる。」, whichはand thatのことだ。今日は「仮定法」の上級編をやった。Should it rain tomorrow, the game will be put off. (あす万一雨が降るようなことがあるとしたら、ゲームは延期になります。)は「仮定法未来」と呼ぶ働きで、未来でも事実に近いような事柄の反対の仮定をするときにshould+動詞の形にする。これも「疑問文」の語順だけどIf it should rain tomorrow,・・のことだね。
ご父兄の皆様へ・・・来週30日の「三島教室」は、年末ですがいつもの通り実施します。会場予約の都合で、「年末休み」を1月20日(月)にずらしました。 尾上
(追記)週末の「都内トレック」は昨年同様男性8人が参加して、12キロの長距離を5時間かけて歩いた。「万歩計」を見たら2万5千歩だったよ!ルートには地下鉄がずっと並行しているから調べたら合計8kmだったけど、実際には寄り道するからその1.5倍も歩くことになるんだね。「お茶の水」からは「旧中山道」に入って「神田駅」をくぐって「日本国・道路元標」のある「日本橋」を渡る。江戸時代の街道はここから東海道も中山道も始まったのだ。さあ、あと少し「銀座通り」を歩いていこうか。日も暮れてクリスマスのイルミネーションがあちこちに輝いて美しい。
昨日のブログ日記に書いたように、トレッキングの締めくくりは「忘年会」を兼ねて銀座5丁目の「ロシア料理店・ロゴスキー」で反省会をやった。日頃は群馬の「赤城山」や「榛名山」山梨の「大菩薩峠」「三つ峠」などの山歩きを計画して常連の4人で楽しんでいるが、真冬のこの時期は都内を歩くことで仲間も増やそう、という趣旨が昨年末成功し今回も参加者は10人を超えた。卒業したクラス40人の中には7人がもう物故者なのに元気な仲間がたくさん集まった。(つづく)
