「紅シュスラン」
田んぼの水をチェックしに行った帰りに印野の「野の花苑」に立ち寄った。お店の中は右の棚も左の棚も一番人気の「ウチョウラン」(羽蝶蘭)でずらりと。小さな鉢に一株立ちで安くても1000円。色や形の珍しいものは1万円を超える。お目当てだった芳香の「フウラン」(風蘭)はまだ少し早いせいか隅のほうに少しだけ。去年1鉢だけ買った我が家のフウランもつぼみが膨らんできたが。
ここで初めて見た「ベニシュスラン」(紅繻子蘭)は、ほのかなピンク色とかすかな芳香が気に入ったし10本くらい寄せ合つめで600円と特別安いので一鉢買ってみた。店主が言うには、地元の人が近所で見つけてここに持ち込んだものだとか。そうか!専門家に栽培されて商品化したものだけでなく、こうして自分で掘ってきて「おこずかい」にする人が今でもいるんだ。それは盗掘じゃないか!・・・
3年生のYAさんは前回「比較表現」の英文を和訳して難しかったのは、His papers in English required far less editorial correction than might have been expected.で、less〜thanに注目すると、「彼の英語の論文は、必要とされる校正が予想されたかもしれないよりもずっと少なかった。」このthanは関係代名詞で、比較級のlessがあるためにwhichがthanになったもの。mightで始まる「仮定法」の動詞が続いている。今日は「仮定法」の一日目。If we lived on the moon, each day would be equal to a month.「もし仮に月に住んでいるとしたら、一日が一か月と同じ長さになるだろう。」もうまく訳せたね。
SU君は前回「関係詞」の語句整序の問題をやった。「スミスだとジェフが考えていた背の高い男性はブラウンであることが判明した。」は、The tall man turned out to be Brown. の文に、Jeff thought he was Smith.を組み込みたい。大事なのはheをwhoに置き換えて文頭に出し、第2文をmanの直後に割り込ませないといけない。The tall man who Jeff thought was Smith turned out to be Brown.となる。ちょっと難しかったかな。今日はas if以下の文が「まるで〜のように」の意味になる「仮定法」の文を勉強した。Americans often speak about time as if it were a container. 「アメリカ人は時間のことをまるでそれが容器であるかのように語ることが多い。」で、wereが「今」の現実の裏返しを言っている。「容器ではないのに」の意味。 尾上
(追記)畑仲間のIKさんのご主人は53歳の誕生日を境に自衛隊を定年退職し、ある企業に再就職することになった。それで体力維持のために私と一緒に山歩きをしたい、というので今日は十里木の「忠ちゃん牧場」のあたりへ「花探しハイキング」に誘った。しかしIKさんは演習場を歩き回ってさんざん花々に出会っているはずなのに花にはまったく興味がないというので、まずは「野山の花の勉強」をしてもらおうと印野の「野の花苑」に乗せていった。
ちょうど来ていた他の客との話が弾み、その一人NOさんは先日の「紅シュスラン」の盗掘の張本人であることが判明した!セッコクから始まってランの収集が30年来の趣味だそうで、今回は杉林の伐採地で見つけたもので放っておけば全滅してしまうので、専門の「野の花苑」に預けた・・・のだそうだ。(いいわけ?)ここで名刺交換を申し出て、友人となったら信用されてその発見場所を丁寧に説明してくれた。さっそくIKさんと「忠ちゃん牧場」のもっと先まで車ですっ飛んでいった。あったよ、暗闇の杉林の中に10も20も、お宝発見!









