高校英語UG会 三島・裾野・御殿場

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不定詞to〜は「未来」、動名詞〜ingは「今か昔」
不定詞to〜は「未来」、動名詞〜ingは「今か昔」
2020年7月12日(日) 御殿場市民会館にて
「金時山のイワタバコ」
 天気予報によると明日も明後日も雨、雨、雨だ。まだまだ梅雨明けは遠い。古いカレンダーを見ると去年も遅くてなんと29日だった。しかし山の花たちは待ってはくれないから少しの晴れ間を見つけては山に登る。山梨の友人たちからラインやインスタグラムで開花情報が次々と送られてくる。山梨市役所職員のAMさんも野山の花の愛好家で、昨日雨の中を「八ヶ岳」の「権現岳」に登って「コハクラン」と「ニョホウチドリ」を見つけたという。ラン科の美しい花だ。見てみたいなあ。
 3日前、タブレットのSIRIに音声で質問したら「今日御殿場市は午後から3時間ほど晴れ」という回答。すぐにレインコートを着て傘持参、ブーツ履きで「金時山」に向かった。スタートの「足柄峠」には私の車だけ。晴れているのにもったいないね。コアジサイが終わって真っ白なヤマアジサイが美しい。仲間では最後に咲くタマアジサイのつぼみが大きくなっている。ゆっくりと90分ほどかけて山頂に到着。ピンクのシモツケがごつごつの岩の合間にここにもあそこにも。お目当ての紫色の「イワタバコ」も一杯咲いてたよ!真っ黒に光る大岩の垂直カベに・・・。

 2年生のMA君は明日からの期末試験対策に専念し時々質問した。動詞のregret(〜を悔やむ)の後にはto〜と〜ingがくる。使い分けは原則通りで、「過去にやったことを悔やむ」ならregret -ing、「これから(未来)にやらなくてはいけないのが悔やまれる」ならregret to〜だ。不定詞to〜は「未来」、動名詞〜ingは「今か昔」のことと覚えておけば間違いない。rememberやforgetもそうだったね。
 TU君は期末試験が終わったのでじっくりとプリントに取り組んだ。今日は「動名詞」の慣用表現のいくつかを覚えた後、「助動詞+完了形」を勉強した。must、may、cannotに中学でもやった「義務、許可、不可能」の根源的な意味に加えて「推量」の意味にも使われる。それは話者が自分の判断に「義務、許可、不可能」を加えて、「〜と考えなくてはいけない。→〜にちがいない」とか「〜と考えることはできない。→〜であるはずがない」のように意味が「拡張」したと考えるよ。 尾上

(追記)今年の高校の夏休みはどうなるんだろう。県立ではまだ1学期の授業計画が終わっていないから8月までずれ込むことになり、夏休みは1週間だけという高校もあるらしい。高校野球は変則的に甲子園で実施らしいが、県内すべての高校部活は校内活動のみで対外試合や練習に出かけることが禁止されている。吹奏楽コンクールは地区大会をはじめすべての予定をキャンセルしたそうだ。2m間隔では息が合わないし50人の合奏もできないしね。
 マスクをしてでも今年の夏はまた「北海道」に行けるといいな。コロナ後の景気対策で「GoToキャンペーン」とかを利用すると半額で宿泊できるらしい。昨年の夏は梅雨が明けた翌30日から「北海道旅行」に出発した。旭川空港からレンタカーを使って移動し、「白金温泉」に泊まって「富良野岳」、「層雲峡」に泊まって「大雪山・赤岳」に登ったよ。大雪渓を越えエゾコザクラの花園にうっとりし、コマクサやエゾツツジの大群落を満喫したなあ。
2020/07/12 (Sun) 22:49


in order to〜はso as to〜でも同じ
in order to〜はso as to〜でも同じ
2020年7月9日(木) 裾野市民文化センター
「三国山のバイケイソウ」
 小山町須走から山中湖に向かって「篭坂峠」を登りきったところには、都会のハイカーに人気のコースの登山口がある。山中湖を見下ろす「アザミ平」でナデシコや巨大なフジアザミなど高山の花々を楽しみ、振り返るとデッカイ富士山が間近だ。さらに樹林の中を進むと右手下方から「スピードウエー」の爆音が聞こえ御殿場高原や箱根の山並みもちらちらと見えて楽しい。半日コースで「三国峠」に下山できるよ。
 先週、小山町の「富士霊園」に墓参してからその背後にそそり立つ「三国山」1343mに登った。駐車場のある三国峠が1200mもあるから楽なもの。ほんの30分で山頂だ。そこの林の中にお目当てのユリ科のオオバイケイソウ(大梅恵草)が一面に広がってちょうど咲き始めたところ。1mを越える高さで緑色がかった6弁の梅のような白い花を下から順に咲かせる。ちょっと香りがきついけど上品ないい花だ・・・。

 3年生のYAさんの高校では1学期の授業が早々とオンラインで実施されたので、普通の予定通りに期末試験が実施され終了した。夏休みも予定通りらしい。今日は今週末にあるTEAP検定の問題に取り組んだ。特に英文のエッセイを読んでそれを要約する問題が難しい。解答を見ても要領を得ないので自分の書いたものは先生に添削してもらうしかない。文法や表現、語彙の問題でいくつかアドバイスしてあげた。あと2日頑張って、高得点がとれるよう祈ります。
 SU君は特殊な「接続詞」をいくつか勉強した。名詞のthe moment(瞬間)がSVとSVをつなぐ接続詞になると、「〜するとすぐに」でas soon asと同じ意味になるんだ。副詞もDirectlyが「直接に」ではなくて、接続詞として「〜するとすぐに」になる。文頭のSupposing〜は「〜と仮定すれば」の意味で後の文とつなぐからIfと同じ働きなんだ。過去分詞のProvided〜も「〜という条件が与えられれば」の意味でこれもIfだね。
 OB君は前回「不定詞・分詞」の語句整序問題が難しかった。in order to〜(〜するために)はso as to〜でも同じだったね。「新しい発見をする最良の方法は・・・」は、The best way to make a new discovery is・・・で、動詞discoverをmake a discoveryと言いかえてるね。「〜する」はmakeを使った表現がたくさんある。今日は期末試験対策に専念して時々質問した。 尾上

(追記)前回のブログでは除草のための農薬について書いたのでその後編です。スーパーやジャンボエンチョーのようなDIYでもよく見かける黄色のボトルに入った「ラウンドアップ」という人気の除草剤は、米国「モンサント社」から輸入して「日産化学」が販売しているが、最近米国やフランス・カナダで発がん性が証明されて訴訟で敗け超多額の賠償金を払うことになった。欧米ではすでに発売禁止になっているというのに、日本では農協でも率先して大々的に売っているんだよ。「グリホサート」という主成分に発がん性があって、たくさんの「除草剤」は商品名が違ってもほとんどがこれだ。公園や墓地、道路わきの除草に利用して農作地には撒かないように、と小さく書いてあるけどだれも注意しない!
 50年前の「ベトナム戦争」で米軍が撒いた「枯葉剤」が原因で、双子の「ベトちゃん・ドクちゃん」のように奇形児が大勢生まれたのを知ってる?その薬剤を製造したのが米国のその「モンサント」という種苗会社なんだ。最近ドイツの薬品大手の「バイエル」社に売却してしまったが、一部の植物を枯らす効力でいうとあの「枯葉剤」と同じものらしい。よく耳にする「遺伝子組み換え」植物とは、そういう除草剤に耐性のある種をつくって除草剤とセットで販売しているから恐ろしい!
2020/07/09 (Thu) 22:47


「感謝の気持ちを表す言葉もありません」I have no words with which to express my gratitude.
「感謝の気持ちを表す言葉もありません」I have no words with which to express my gratitude.
2020年7月5日(日) 御殿場市民会館にて
「田んぼのネジバナ」
 ラン(蘭)といえば、結婚式のブーケに使われる豪華なカトレア(日の出蘭)や開店祝いに飾る真っ白なコチョウラン(胡蝶蘭)、生け花に添える黄色のシンビジウム(春蘭の仲間)のような高級花を思い浮かべるけれど、野生ランの好事家たちの間でこの時期に羨望の的になるのはセッコク(石斛)、フウラン(風蘭)そしてウチョウラン(羽蝶蘭)なんだ。特にウチョウランは可愛らしさが仇になって盗掘され自然のままに咲く姿が見られなくなった。
 この写真の10センチほどのピンク色の花なら家の近所や道端で見かけたことがあるでしょう。茎がねじれてループ状にたくさんの花を咲かせるから「ネジバナ」(捩花)といって私の田んぼの畔で一本だけ咲いていた。よく見るとこれもランの仲間なんだ。大きな白い唇弁と側弁を3枚のピンクのガク片で6弁の花に見える。(今週の壁紙を見てね。)古くはモジズリ(文字摺り)とも言って「小倉百人一首」の一つに「みちのくのしのぶもじずり誰れゆえに・・・」と詠み込まれているよ・・・。

 2年生のMA君は前回「仮定法」の文の語句並べ替えをやった。「君の援助が途絶えていたら、事業に失敗していただろう」は、簡単にBut for your helpということもできるけど、「昔」のことだから動詞の「過去完了形」をつかって、Had you given no more help to me. が正解。If を省略するとSVが「倒置」になるんだったね。添削の解説の後、今日は期末試験を間近に控えてその対策勉強に専念した。
 TU君は前回「否定」をテーマに語句並べ替えをやった。「理科大」の「感謝の気持ちを表す言葉もありません」は、I have no wordsの後に、I should express my gratitude with the words.の文が続くとすれば、関係詞を使ってwith which I should express〜と言えるね。それをさらに不定詞に直してwith which to express〜と言えるんだ。解説の後TU君も期末試験対策に専念しいくつか和訳の質問をした。 尾上

(追記)50坪ほどの私の小さな田んぼは先月、四方の畔をシロツメクサが敷き詰めて美しかった。ネジバナの発見のあとにはユリ科のヤブカンゾウもそろそろ咲きそうだ。オモダカという水草もまもなく咲くはず。純白の3弁の花と槍のようにとがった葉が美しいのでどこかで見つけたらまた2、3本いただいて自分の田んぼに移植しよう。一般の農家は雑草として嫌っているけどね。歌舞伎役者の市川家の屋号が「おもだかや」(澤瀉屋)といって家紋にこの花と葉をデザインしている。
 それにしても私の田んぼは雑草だらけで困っているよ。生育中の稲の根元にドクゼリ(毒芹)が根をしっかり張りめぐらし抜くのに苦労する。三大有毒植物のひとつだそうで、食用のセリと間違えて食べると死に至るケースもあるそうだ。しかし、隣の地主さんをはじめどこの田んぼを見てもドクゼリどころか雑草がちっとも見つからない。よっぽど手入れがいいのだ、と思ったら大間違い。「除草剤」をたっぷり撒いて手抜きしているのだ。(つづく)
2020/07/05 (Sun) 22:36


whether〜or〜の構文
whether〜or〜の構文
2020年7月2日(木) 裾野市民文化センター
「河口湖のラベンダー」
 梅雨の晴れ間を狙って29日、河口湖岸の「八木崎公園」に行ってみた。紫色のラベンダーが大きな花壇一面に広がってハーブのいい香り!半分は遅咲きの種類でまだつぼみだけどすでに満開の花が多くて十分楽しめる。しかし例年とは違う雰囲気なのは「ハーブフェステイバル」が中止になったから。いつものテント張りの露天もなく実に静かに散策できる。犬を散歩させているのは近所の人たちばかりのようだ。
 湖岸の散歩道を「あずまや」まで来るとブルー一色のアジサイの並木が。時折紫色の花もあるけど赤や白のアジサイが混ざっていないのはかえって統一感があってとても素敵だ。整備された広大な美しい芝生の丘に上がると北岸には「黒岳」から「王岳」に至る連峰が同じブルー色に染まり、ブルーの湖面の小島には黒い鵜たちの姿がいくつも遊ぶ。湖に浮かぶ「鵜の島」に住みついている鳥たちかな・・・。

 SU君は前回「語句並べ替え」問題で、「優れた作家になるのに必要なのはそれだけです」は、That is all (それがすべて)で始める。動詞takeは「・・するのに、(時間、努力など)が必要」という意味で使うからIt takes〜to・・と書く。答えは関係詞でつないでThat is all (that) it takes to be a good writer.「それが〜するのに必要なすべてだ。」今日は期末試験の対策勉強に集中した。「関係代名詞」をつかって第2の文を第1文につなぐ問題に取り組んだ。たとえばwhoをheやsheの代わりに使うと直前の単語を修飾できる、という仕組みだ。Itやtheyならwhichに代えればいいだけ。
 OB君は前回「広島大」の英文Useful as it is, a computer・・・が、「コンピューターは役に立つけれど、・・」の「譲歩」の意味であるとよく理解できていた。Though it is useful, と同じなんだね。今日はwhether〜or〜の構文を勉強した。Whether you write in black or in blue, it makes no difference. 「黒で書いても青で書いても違いはない」のように、次の文の修飾語句として「譲歩」、つまり「逆接」の意味になる場合だ。「三重大」の英文Whether we like it or not, it is no longer possible for nations to shut themselves off from the rest of the world. 「好きでも嫌いでも、国が世界のほかの国々から自国を閉ざすということはもはや不可能だ。」 尾上

(追記)私事で恐縮ですが、今日7月2日は私の母の誕生日。大正10年(1921)の生まれだからいよいよ99歳になった。市内「ぐみ沢」の介護老人ホームがとても居心地よく、もう10年そこで世話になっている。毎週金曜日、私は「畑仲間たち」の活動の後、新聞と週刊誌と大好物のプリンをもって面会に行っていたのに、施設はコロナ感染予防のため4月以来ずっと面会謝絶になっているからずいぶん対面していない。今でも差し入れとして玄関で職員に手渡すだけ。耳が遠くなったし認知症は仕方ないが、大腿部骨折してホーム入所する前に白内障の手術をしたから視力はしっかりしていて小さな活字も読めるし私宛の年賀状も達筆で書けるんだ。
 母は「三島北高」、昔の三島高等女学校の出身で「長泉村」から毎日歩いて通った。卒業後は東京に出てスポーツ用品の「ミズノ」に就職した。そこで父と出会い結婚して戦争中は実家の長泉村に疎開していて私と弟を生んだ。昭和24年、東京に戻って渋谷区に2年、杉並区に4年住んだのち、父の転勤で関西へ転居。兵庫県宝塚市に2年、西宮市に4年。そして父の会社経営破綻のためまた東京へ。日本橋橘町、清瀬市、千葉県流山市と何度も転居を経験し、そして父の定年退職と共に私の住む御殿場市に引越してきてやっとここが「終の棲家」となった。大きな病気ひとつせずにきて今もホームでは最高齢で一番元気だと評判のおばあさん。来年は100歳だよ。
2020/07/02 (Thu) 22:43


There is no accounting for tastes.「蓼食う虫も好きずき」
There is no accounting for tastes.「蓼食う虫も好きずき」
2020年6月28日(日) 御殿場市民会館にて
「忍野のキンセイラン」
 梅雨明けはまだまだ先だね。やっと青空が戻った昨日土曜日、忍野村の「杓子山」の下山口に駐車して、山麓で「山野草の探索」としゃれこんだ。昨年の「たなばた」の時期に地元のGOさんに案内してもらって初めて対面した幻の花「キンセイラン」に今年も会いに行ったのだ。前日GOさんがフェイスブックにクリーム色の花の美しい写真をのせたものだから、急遽計画を前倒しにして。昨年より10日も早い開花だよ。
 このキンセイラン(金星ラン、金精ラン)は私の好きなラン科の花でエビネの仲間なんだ。森の中の我が家の玄関前はほぼ一日日陰なので、5月になると普通の地エビネと黄エビネが咲くし、7月にはピンク色の夏エビネも咲いてくれて嬉しい。どれも園芸店で買ってきて植えてみたらよく根付いた。キンセイランは絶滅危惧種なのに1000円くらいで市販されているそうだ。盗掘されたものかもしれないからこれは買わない・・・。

 2年生のMA君は現在分詞-ingと過去分詞-edが第5文型SVOCの補語になる文を勉強した。Don't leave the baby crying.(赤ちゃんを泣かせておくな)やThey left the problem unsolved.(その問題を未解決のまま放っておいた)はともに動詞leave(放っておく)の後で、「進行形」か「受動態」の文が組み込まれているね。have+物+−edの構文も注意しよう。The king had the land planted with potatoes.「王様はその土地にポテトを植えさせた」は、plant the land with potatoes.(その土地にポテトを植える)という文の受動態が組み込まれているでしょ。
 TU君は前回「受動態」の語句並べ替え問題で、「私は財布を盗まれた。」はI was robbed of my walletと書く。「盗む」でもstealの対象は「物」だけどrobは「人」なんだ。rob 人of 物は「人に盗みを働き、物を取り去る」の意味。deprive(奪う)も同じ使い方だ。今日は「動名詞」の慣用用法をたくさん覚えた。It is no use crying over spilt milk.「こぼれたミルクを嘆いても無駄だ。覆水盆に返らず。」や、There is no accounting for tastes.「人の好みは説明できない。蓼食う虫も好きずき。」のようなことわざでも使われているよ。 尾上

(追記)忍野は「忍野八海」で有名だけど、GOさんによるとこの盆地は古代すべてが湖の底だったらしい。杓子山から湖面越しに富士山を望む景勝地だったと想像できる。この山麓が数10年前新たなゴルフ場の候補地となったが、まず建設用の舗装道路を造成したところで経営的に計画がとん挫した。その後すべてを忍野村が買い上げてそのおかげで、自然の森がそっくり手つかずに保存されているのだ。
 隣の富士吉田市と合併しないところを見るとどうも忍野村はリッチな「村」がいいらしい。その忍野村で生まれ育ち、長年その役場の職員だったからGOさんにとってこの土地は自分の庭のようなもの。野生植物の観察が趣味になって定年退職後はほぼ毎日のように忍野の「高座山」や河口湖町の「三つ峠」に登る。というより山麓歩きが多いようだからトレッカーと呼んだほうがいいかな。いい人と友達になれたよ。
2020/06/28 (Sun) 23:18


「90歳まで生きる人は少なくない。」Not a few people live to be ninety years old.
「90歳まで生きる人は少なくない。」Not a few people live to be ninety years old.
2020年6月25日(木) 裾野市民文化センター
「二岡神社のツチアケビ」
 秋の果物「アケビ」を食べたことある?熟してうす紫色の殻が割れると中にバナナのようなヌルッとしたゼリー状の実がたくさんの黒い種をくるんでいて口に含むとほのかな甘みがしておいしい。家内は「カエルのタマゴのようだわ」といって一切口にしないが。アケビには初夏に赤い花の咲く三葉のものと、ピンクの花の咲く五葉のものがあって、我が家の庭で植木のどれにも構わずツルを伸ばしてはびこっているのは後者だ。
 上の写真の「ツチアケビ」は近所の「二の岡神社」の林の中で見つけた。20本くらい密集していてこんな大きな群落も珍しい。前述のアケビとは似て非なるもの。あまり似てもいないね。前回ブログの優美なピンク色の「アツモリソウ」やこの壁紙の純白の「オノエラン」と同じラン科の花だと言えば信じられるかな?スプーン形の黄色の「唇弁」が5枚の花弁に囲まれていてなかなか美しい。秋になるとこの花が真っ赤なウインナソーセージのような実をたわわにつけるんだ。名前の由来は「地面から生えるアケビの実」だけど、これは食べてもうまくなさそうだぞ・・・。
 
 3年生のYAさんは前回、語句並べ替え問題で、「付帯状況」のwithを使うような構文の入試問題もよくできていた。「このレストランは魚もおいしいし、ステーキもおいしい。」は、The fish is good at this restaurant, and so is the meat.後半は「〜もそうだ」の表現で「倒置」になるんだったね。「私もそうです」なら相手の言った文に合わせてSo am I, とかSo did I. と言うんだったね。今日は定期試験前なので対策勉強に専念した。1・2の質問に答えてあげた。
 SU君は前回「不定詞・分詞」の並べ替えで、「90歳まで生きる人は少なくない。」は、Not a few people live to be ninety years old. で「結果」を表す不定詞の用法はよくできていた。Not a few で字句通り「少なからず、たくさん」の意味になるよ。今日は「譲歩構文」で代表的なNo matter who says so, I’ll never agree to it. (誰がそういっても私はそれに賛成しないよ。)を勉強した。「疑問詞」で始まる文の冒頭にNo matter(たいした問題ではないが) を付加すると次の文が「逆接」でつながるんだ。Whoever says soともいえるから、疑問詞+everでも同じ「譲歩文」が作れる。 尾上

(追記)「鎌倉時代」に創建の「二の岡神社」はわが地区の守り神で、先代宮司の内海さんには40年前、我が家の新築の時「地鎮祭」で祈祷をしていただいた。現在の宮司さんはその後継者で、東京の省庁勤務を離れて地元に戻り御殿場市長も一期やった人。そしてその次男は私の東高勤務時代の教え子の一人。父親の血を継いで一浪して「東大」に進学した。
 この「二の岡神社」は箱根「丸岳」の登山口にもなり、森の中の野鳥の宝庫だ。6月はいつもなら「ヒメボタル」の乱舞を求めて全国から蛍ファンがあつまるのだが、ことしは「コロナ感染」を避けるために恒例の「ホタル鑑賞会」を中止した。鳥居の前に建つ宮司さんの邸宅の庭と背後の森が開放され、真っ暗闇のなかで三脚を立てて静かに光の流れを追いかけるカメラマンたちの姿が今年は見られない。
2020/06/25 (Thu) 23:06


「・・・は当たり前のことと思っています。」We take it for granted that ・・・
「・・・は当たり前のことと思っています。」We take it for granted that ・・・
2020年6月21日(日)  御殿場市民会館にて
「三つ峠のアツモリソウ」
 忍野村の友人GOさんから「明日ビッグスリーを見に三つ峠に行くよ。どう?」と誘われては二つ返事でOKだ。もちろん、この時期の三つ峠の「三大名花」とはアツモリソウ、カモメラン、黄花アツモリソウのことだ。早朝、河口湖から甲府に向かって「御坂峠」を上りきり、トンネルの手前を右折して旧道の「御坂みち」をしばらく進む。するとそこが「三つ峠」裏コースの登山口で、私のほかに4名の参加者がすでに集まっていた。
 山頂には「三つ峠山荘」と「四季楽園」という2つの山小屋があって、運搬用のジープも行き来するから広い登山道だ。今までいつもこの道を一人で登山したけど今日は違ったルートを案内してくれそうで楽しみ。真っ白なマイヅルソウはすぐに見つかったけど、林間の道で「ほらそこに!」と指さされた枯葉のなかに一本小さな薄茶色の花が。「ヒメムヨウラン」と教えられた初めてのラン科の花。「姫無葉蘭」と漢字で書けば覚えやすいでしょ・・・。

 2年生のMA君は前回、空所埋め問題でThe noise of the traffic ( ) me from studying. の動詞が難しかった。「交通の騒音のために勉強できなかった。」の意味なら、preventedかkeptが正解。「〜させないでおく、邪魔をする」の意味になる「無生物主語の文」だね。今日は「動詞+分詞」の構文でAmerican businessmen often complain that the Japanese market remains closed to foreign businesses.でも、受動態の動詞is closedが「いつまでも〜」の意味を加えてremains closedに変わっただけ。「日本の市場がいつまでも外国の企業に対して閉鎖したままであることに・・」と訳せる。
 TU君は前回、代名詞 it を使う構文の入試問題で、「私たちは学生が毎日勉強するのは当たり前のことと思っています。」はWe take it for granted that students should study every day. grantedは名詞扱いで「神から授けられたもの」つまり「当然のもの」の意味で、take A for Bは「A をBだと考える」。Itはthat以下を指す形式目的語だね。今日は「動名詞」の構文で、They insisted on my attending the meeting. を和訳した。「私の会合出席」とういう語句は「私が会合に出席すること」のように、SVに言い換えできる。つまりmyとattendingが主語述語の関係になっているから「動名詞の意味上の主語」と呼ぶよ。 尾上

(追記)「四季楽園」の脇道に「マイヅルソウ」が群落で咲いていて、仲間はみなカメラを間近に構えて、鶴が舞う姿に似た小さな花の撮影に夢中だ。三つの峰の最高峰「開運山」1786mはもうすぐそこだ。ロッククライミングで人気の「屏風岩」を右に見下ろしながら急な階段を登る。道のわきに鉄格子の檻に囲まれて黄色い花が咲いていた。「黄花のアツモリソウ」というまるで虫取り草のような筒型の面白い花。
 山頂に着いてランチタイムにしよう。「富士山」が雲の中ではあるけど、南アの「甲斐駒」「鳳凰三山」から「赤石岳」までの白い峰々がはっきり見える。梅雨のさなかにこんな展望が楽しめるとは!コロナ騒ぎで自粛している東京の大学の山仲間にも見せてやりたくて、スマホを取り出してLINEで「実況中継」してあげた。真っ青な空に浮かぶ白雲や山頂の登山者の楽し気な雰囲気が伝わっただろうか。
 ここから反対側に少し下っていくと「カモメラン」の群生地だ。白にピンクの斑入りの可愛い花たち。5センチほどの高さで白花もある。次のピーク「御巣鷹山」に向かうといよいよ最高の花園だ。ロープと鉄格子と檻で二重、三重に保護された「アツモリソウ」がそこここに!袋のように膨らんだ唇弁を包むように左右の側弁と3枚のガクが伸びて、花の中までアップで撮るには苦労するよ。
2020/06/21 (Sun) 22:50


whether・・・or not「・・・であろうとなかろうと」
whether・・・or not「・・・であろうとなかろうと」
2020年6月18日(木) 裾野市民文化センター
「コアジサイの甘い香り」
 初夏の花が咲き乱れる季節になったが、梅雨に入って山登りの計画が実に立てにくい。テレビやネットで天気を調べたり、タブレットで音声ガイドを聞いたりする。月に2回と決めて「金時山」にはよく登るよ。「仙石原」からの明るい南斜面と、「足柄峠」から樹林の中を上る北斜面では花の植生が全く対照的なんだ。6月の花はなんといってもオノエラン!私がラン科の花に取りつかれた最初の白い花。北斜面でもう咲いたかな?
 梅雨入りから5日ぶりに晴れて待ちに待った一日で、足柄駅の先から山道をくねくねと県境に向かうと「足柄峠」の登山口には車がぎっしり。半月ぶりなのにもうすっかり森の緑が濃くなって小鳥たちの鳴き声も本調子だ。12個あるアルミの急階段を上り始めるとコアジサイの茂みがどこまでも続く。里のアジサイの様な装飾花がないから地味だけど透き通った紫色の軸がとてもいい。鼻を近づけると何ととろけるような甘〜い香り・・・!

 3年生のYAさんは前回「比較表現」の英文を和訳した。If it is not the largest in the world, the English vocabulary is certainly among the largest. で接続詞Ifは時々Even if 「たとえ〜でも」の意味にもなることを知っていれば訳せたのに。Even thoughと同じで「譲歩」の意味だ。「英語の語彙数は、たとえ世界で一番多いことはないとしても、きっと一番多い言語の一つではあるだろう。」今日は、TEAP検定の問題をやってみたらミスがとても少なくて、要旨をまとめる英作文も合格点だった。
 SU君は接続詞のwhether・・・or notの譲歩構文「・・・であろうとなかろうと」を勉強した。「関西学院大」の英文People who work at night and sleep during the day will have a drop in body temperature during the day, whether they go to bed or not. は動詞will haveの主語をさがす。who〜the dayが修飾するpeopleだね。「夜働いて昼間寝ている人は昼間に体温の低下があるだろう。寝床についてもつかなくても」のように文の最後に追加することもある。
 OB君は前回、総合問題をやってみた。「あなたは髪を切りなさい」は、you'dで始めるし、自分では切れないから「切ってもらったほうがいい」と言い直してYou'd better have your hair cut. がいい。重要構文のhave物 -ed (〜させる、〜してもらう、〜される)に注意。今日は接続詞asの特殊な用法で、Useful as it is, a computer is neither more nor less than a machine that faithfully follows our instructions. で、冒頭の接続詞asの前に形容詞usefulが強調のために移動している。するとThough it is useful, (役に立つのだけれど)と同じ意味になるわけだ。後半は「コンピューターは我々の指示に忠実に従う機械にすぎないのだ。」と訳せるね。Neither A nor Bは両方否定して「〜以上でもなし以下でもなし」だから「ただの機械にすぎない」でいい。

 御父兄の皆様へ・・・今日から「裾野教室」も元の「市民文化センター」に戻ることができたので、6〜7月の計画表を改訂したものを黄色で配布しました。それと2枚の赤い紙は「新入生募集」のチラシです。親子で見学のための日程も盛り込んであります。お知り合いや後輩にぜひご紹介いただければ幸甚です。 尾上

(追記)横浜にいる大学時代の仲間を誘って「金時山」に登り始めたのはもう15年も前。山頂の山小屋で「金時山の花」という小冊子を購入したのがきっかけで「オノエ」という名の白いランがあることを初めて知って驚いた。尾上は「尾根の上」の意味だから私の姓だけでなく古来歌舞伎役者の芸名でも知られている。南足柄市に住む著者のTAさんに図々しくも電話をしてみたら、その場所まで喜んで案内してくれることになった。
 6月の中旬、北斜面の階段を4つほど登ったあたりでコースを少しそれ、垂直の高い崖の上におそるおそる近づくと、咲いていたよ!3枚の花弁と3枚のガクからなる真っ白な小さな花。中心の唇弁にはオレンジ色のWのマークが美しい。(この画面左の壁紙で見てください。)今年も同じ秘密の場所を尋ねてみたら、わずか2株になってしまった。摘まれたのか踏まれたのか、どうもここも秘密ではなくなったようだ。
2020/06/18 (Thu) 22:59


新会員を募集中
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2020年6月14日(日) 御殿場市民会館にて
「コムギの収穫」
 まだ6月初旬というのに猛暑の一日となり、自転車に乗って富士山に向かって坂を上って行った。標高差は200mくらいで、家から7キロあるので50分くらいかかる。きついけど山登りのための訓練だと思いノルマにしているよ。市内中畑で借りている田んぼの水が干上がっていないか心配で見に行った。いつも中間点にあるセブンイレブンで小休止。挽きたての100円コーヒーがうまい。
 畑の7人のグループ活動は金曜の午後だから週に一回しか顔を合わせない。しかし稲作を一人でやっている私は2日に一回は草取りやら水の管理のためにここに登ってくる。今日も田んぼには水が十分で稲も順調に育っていた。畑の方に移動してみると、黄色い花をたくさんつけたミニトマトの隣で、真っ赤なケシの花(ポピー)と青・白の矢車草が混ざって咲いていた。今年はうまくいったなあ。アッ!コムギ畑にスズメが・・・!

 今日は会場の市民会館に、この3月「三島教室」を卒業したNAさんがお母様とご挨拶に来てくださった。第一希望の「首都大東京」にはすこし及ばなかったものの名門「明治大学」の経営学部に見事合格。まだ東京には行けないけれどすっかり大学生らしくなり、オンライン授業で出されるたくさんの課題に取り組む毎日らしい。さっそくLINEの「UG会」グループに入ってもらい、新生活の話でトーク交流ができるといいなと思う。
 2年生のMA君は「不定詞」の慣用用法で、「目的」を表すso as to〜(〜するために、〜できるように)と、「程度」を表すso・・as to〜(〜するほど・・)の違いを勉強した。前者はin order to〜ともいうのに対し、後者は〜enough to〜で言い換えができる点でずいぶん違う。さらにhave something to do with〜(〜と何か関係がある)を使う英文をうまく和訳した。The quality of the film had little to do with whether or not I had a good time. 「その映画の質(良しあし)は、私が楽しく過ごしたかどうかとはあまり関係がなかった。」
 TU君は前回、「前置詞」の文法問題が難しかった。「この計画に賛成ですか、反対ですか」は、Are you for or against this plan?と前置詞で表す。「この部屋にはたくさんの本があるが、二度以上読む価値のある本はほとんどない」の後半は、but few of them are worth reading more than once. fewは不定代名詞で 「そのうちのほとんどが二度読む価値がない。」の意味。今日は「分詞構文」の慣用用法でStrictly speaking,(厳密にいえば)やTaking〜into consideration,(〜を考慮に入れれば)など10以上を覚えた。

 ご父兄の皆様へ・・・自転車で町中を走ると、下校しながらおしゃべりしている小学生や中学生の楽しそうな顔がとても新鮮に見えます。若い人が活気づいている町に少し戻ってきましたね。「UG会」も今週からは裾野でも元の会場が使えるようになったので、まだ感染対策には十分注意しつつ元気を取り戻していきたいと思います。
 この春6名の卒業生を送り出した直後のコロナ騒ぎで、あたふたしているうちに気づいたら生徒の数が御殿場2名、裾野が3名になってしまいました。3月に出した新聞折り込みも全く反応がなく少々がっかりしました。あまり多くても無理ですが、各教室5〜6名が理想的ですのでぜひ皆様のご紹介でこの会を盛り立てていただければ幸いです。
 会場などに少し変更があったので、今日は6月〜7月の計画表の改訂版を配布しました。それと一緒に「生徒募集」の広告ビラも2枚配って友人や後輩に「UG会」を紹介してね、とお願いしました。尾上

(追記)仲間で共同作業する区画には昨秋植えたタマネギやジャガイモがもう収穫してもよさそう。そしてコムギも6列がよく生育してそろそろスズメが狙う頃になった。昨年も一昨年もコムギは実がふっくらとおいしくなった頃にスズメの大群が押し寄せて大半が食われてしまった。コムギ畑全体に大きなネットをかぶせてみたけど、糸を破って入り込むし、出られずに干からびている一羽を見つけたこともある。
 スズメに食われるのも癪だから今年は梅雨入り前にやってしまおう、と思い立ちLINEで畑の仲間に臨時の参加を呼び掛けた。2人が集まってくれたのでカマを使って刈り取りやったら1時間で終わった。次はすぐに「脱穀」だ。稲刈りの時にも使っている足こぎ式の「センバコキ」を使ってムギの穂から実を弾き飛ばす。不要になった千葉の農家から譲ってもらったものだがとても重宝しているよ。
2020/06/14 (Sun) 23:09


来週から裾野も「市民文化センター」で
来週から裾野も「市民文化センター」で
2020年6月11日(木) 裾野市商工会館にて
「ヤマシャクヤクの赤い花」
 5月にはどの家の庭でもシャクヤクやボタンが、赤やピンクのあでやかな大型の花を咲かせるでしょ。「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という風に、昔から美しい娘さんを形容してきたよね。この花に野生の原種があることを知ってる?「ヤマシャクヤク」といってふつうは純白の大きな卵のような花だよ。愛鷹山の「黒岳」に私の秘密の花園があって毎年それを見に登っている。
 先日、ワラビ採りなどの市民のために日曜日だけは自衛隊の演習場が立ち入りを許可している、というので忍野村の友人GOさんがヤマシャクヤクの観察にガイドを申し出てくれた。それも見たこともない赤い花(!)だそうだ。「北富士演習場」は富士山に向かってほとんどが草原だけど、東端の一部は落葉樹の原生林として残っている。そこにちょっと分け入ったら艶やかに数株咲いていたよ!「ベニバナヤマシャクヤク」・・・!

 3年生のSU君は前回、「物」が「人」に働きかけるという「無生物主語の文」の並べ替え問題をやった。日本語では言わない表現で、高校生にはとても難しいけれどかなり正解が出せた。「彼女が手伝ってくれればもっと早く仕事を済ませられる。」は、「手伝いが私に〜を可能にしてくれる」と言い直すことができれば、Her help will enable me to do the job sooner.と書けたはず。
 今日は接続詞asの特殊な用法を勉強した。Old as he is, he still has the ability and the will to work. (彼は年だけどまだまだ働く能力と意欲がある。)のように、Though he is old, と同じ意味になるんだ。補語のoldを接続詞thoughの前に移動して強調するはたらき。そのときthoughの代わりにasもよく使われるよ。
 OB君は前回「準動詞」の問題で、I really want to make myself understood in English. 「本当に英語が通じるといいと思う。」が難しかった。直訳すれば「英語で自分の考えを(人に)理解されるようにさせる」の意味だから「過去分詞形」のunderstoodなんだ。今日は「譲歩」の構文で、even if he is tired, (たとえ疲れていても)がeven though you may fail, (たとえ失敗しても)と同じように「譲歩」(逆接)の意味になって、even if やeven though が「たとえ〜でも」の意味の接続詞になることを学んだ。

 御父兄の皆様へ・・・県内も昨日からいよいよ梅雨の季節に入り、さっそく一日雨と風に翻弄されましたね。先週に続き今日も「裾野市商工会館」をお借りして「UG会」を実施できました。今日から私も対面で個人的に解説をするときには、マスクに加えて「フェイスシールド」を着用しはじめました。高校の先生方も一部では授業に利用しているそうですね。
 問い合わせしたところ、「裾野市民文化センター」は来週16日(火曜)から夜間も開放し、県内の人に拡大して貸し出すそうです。というわけで「UG会」もやっと元の会場に戻ることができます。次回18日(木)には「裾野市民文化センター」に送迎お願いいたします。以前通り18:30〜21:30で実施いたします。 尾上

(追記)この日は朝10時に忍野の「紅富士の湯」でガイドのGOさんと待ち合わせだった。着いてみるとそこには昔「青木ヶ原樹海」で花の探索中に知り合いになった山梨市のAMさんが、長野の友人と共に来ていて偶然の再会を喜んだ。ランの仲間の珍しい「ジガバチソウ」と「コアツモリソウ」の自生地に案内してくれた人だった。GOさんも同様に忍野の「高座山」山頂で私から話しかけて仲間になった人なんだ。
 もう一組の参加者SUさんご夫妻は私と同年配で、同じ御殿場市の塚原に在住だった。ご主人は富士山の写真マニアで今年も御殿場市のカレンダーに採用されていた。ご夫婦で北アルプスの「白馬岳」と南アの「北岳」、私が憧れる「槍岳」や「剣岳」にも登った、という。北海道の「利尻岳」など日本百名山のほとんどを踏破しているから私もかなわないすごい登山歴だ。
 花好きの奥様が長年「インスタグラム」に写真を投稿しているそうなので、ハンドルネームをお聞きして私もインストールしてみた。さっそくこの日の「紅花ヤマシャクヤク」の可憐な姿を投稿していたので、私も一枚投稿してみたよ。
2020/06/11 (Thu) 22:39


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