「秩父宮公園にも春が」
御殿場では春の訪れが沼津や三島より半月も遅い。我が家の玄関先をふと見ると、一昨年「野の花苑」で買って放っておいたポットに白い花が咲いた。「バイカオウレン」の小さな花が一輪だけ。標高460mの高原に住んでこそいろんな山野草との出会いがあるんだ。市内印野のそのお店を先週も訪れて「リュウキンカ」に似た小さな花を買った。真っ黒な艶のある葉の間から黄色の小さな花が立ち上がるから「カラスバ・ヒメリュウキンカ」(烏葉姫立金花)という名がついたらしい。
先週は家内のリハビリがてら近所の「秩父宮公園」に出かけた。林の中を歩くと期待したように原種の「リュウキンカ」が一面に咲き、赤・紫・白と色とりどりの「ユキワリソウ」(雪割草)も咲き始めていた。丸い三角形の大きな葉の間から花が立ち上がるので「ミスミソウ」(三角草)ともいう。この公園では早春真っ先に芳香のあるロウバイ(蝋梅)が咲き、その次に咲く可憐な花で大好きだ・・・
2年生のSI君は前回、「語彙力」の問題が難しかった。We can [apply] this rule to the case. (このルールをそのケースに適応できる)とWhen are you going to [apply] for the job?(いつその仕事に応募するの)との文で、カッコに共通する動詞applyを入れさせる問題だった。applyが本来「〜をくっつける」の他動詞だから、後者はoneselfがないけど「その仕事に対して(自分を)適応させる」が元の意味なんだ。他にも名詞のapplicationはスマホの「アプリ」(適用ソフトのこと)だし、applicantは「応募者、志願者」の意味。形容詞ではapplied scienceが「応用科学」の意味になる。少し時間をかけて「紙の辞書」を引くのも大切だよ。新しい発見がいくつもあるしそれこそが語学力になる。
今日は「名詞構文」を勉強した。People’s lives have been changed because of the immediate spread of news. の後半は、「ニュースの即座の拡大のために」でも通じるけど「の」をなんども繰り返す日本語訳は悪文だ。名詞spreadを動詞(拡大する)に戻して全体を「接続詞SV〜」に直して和訳するともっとよくなる。because news spreads immediately 「ニュースが即座に広がるために、」のように。このように動詞や形容詞を名詞に置き換えて簡略化した表現を「名詞構文」と呼んでいるよ。
TU君は前回「分詞」に関する整序問題がすべて正解だった。空所埋め問題ではAt last I have found the man ( ) I think will solve this problem. はwhomではなくwhoが正解。元の文はI think he will solve〜だからheを関係詞whoに置き換えて「先行詞」the manの後に「移動」させればいいのだ。今日は長文で「超自然現象」について読んだ。各国の迷信、ポルターガイスト、テレバシー、UFOなどの例が書いてある。下線部訳ではCritics have pointed out that the results could have been achieved by cheating.が難しかった。「そういう結果はごまかしで得られたものだろうが、と批評家たちは指摘した。」 動詞が「Ifのない仮定法」であることに注意しよう。 尾上
(追記)秩父宮ご夫妻のお住まいだった茅葺屋根の「母屋」の崖下が「ロックガーデン」になっていて、花の季節になれば登山で出会う山野草をたくさん見ることができる。ここだけは公園の職員ではなくて老婦人YAさんがお世話をしている。ご夫婦で市内に山野草のお店をかつて開いていたし、今も「草花教室」の先生をやっておられるから経験豊富だ。この公園でよく展示会もやるので何度もお会いするうち親しくなった。
昨年の展示会では彼女の蔵書「春蘭・銘品写真集」を安く譲ってもらった。シュンランも私の好きなランの仲間で3月になればこの公園にも咲きだす。若いころは夫婦で長野県の山々を駆け巡って珍しい山野草を見つけては撮りためたそうで、個人撮影の膨大なコレクションも見せてもらった。「中でも新潟県境の雨飾山がよかったですよ・・・」という。もう90歳に近い高齢なので「だれか後を継いでくれる人を知りませんか?」と言っている。









