「富士山眺望遺産・・・乙女の鐘」
草刈り機の回転刃で左足の甲を切ってからそろそろ6週間。刃が骨にも腱にも届いていなかったのが幸いだったのに、土の中の雑菌がたくさんついていたらしくかなりひどく化膿してずっと腫れが収まらなかった。「破傷風菌」が入っていたら致命的になるところだった。「フジ虎ノ門病院」で予防注射を打っていただいたから少し安心できるかな。
診察のたびに聞いたのだけどドクターストップがかかって、治りにくい足に負担をかける登山は禁止、と言われ続けた。今もまだ通院が終わらないけど化膿も止まったので少し体を鍛えようと思って快晴の先日の午後、車で箱根に向かって「乙女峠」のトンネル前のカフェに駐車した。昔は「富士見茶屋」というレストランがあった展望台からは富士山が最高の眺めだ。すぐ裏の斜面をちょっと登ると「乙女の鐘」があって、富士山に向かう「祈りの聖地」なんだ・・・
2年生のSI君は前回、語句整序問題で「エミリーの友達はどうなったと思いますか。」が難しかった。Do you think と What has become of Emily’s friend?を一文にして「間接疑問文」を作るには、疑問詞のWhatを文頭に「移動」させないといけない。What do you think has become of ~となるよ。think(思う)やsay(言う)などの「軽い」動詞の時には、「疑問詞」に対する答えを求めているから最初に言わないといけないのだ。Do you knowの時に「移動」しないのはYes, I do.やNo, I don’t. と答えるから。学校や教科書ではdo you thinkが「挿入」されている、と説明するけどそれはマチガイ!
今日は「比較構文」でnot so much A as B (AというよりむしろB)を勉強した。比較の文のasは「接続詞」で「~と比べると」の意味だったから、結局「Aが少なくてBが多い」ということになるね。最後に「英作文」を5題やった。「中央大」や「学習院大」の「受動態」を使う難しい問題だった。日頃からこの種の難問にチャレンジしていこう。TU君は風邪でお休みした。
ご父兄の皆様へ・・・「冬期講習」は二転三転しましたが、最終的に12月29日、30日、31日に「UG会本部」で、つまり「御殿場・尾上先生の家」を教室にして午前9:30~12:00で実施します。期待した「三島ゆうゆうホール」も今年から年末年始休館となったため、結局どの市民会館も借りられません。さらにコロナ感染対策で、冬休みが短くなった高校もあってこの日程しかありません。大学入試共通テストも間近なので受験生はもとより、1・2年生も参加できます。赤い色の用紙に記入して次回に申し込んでください、
私の家は御殿場駅から2km、徒歩30分。「御殿場南高校」の前を過ぎ、東名高速をくぐり、「南テニス」のコートの先の橋を渡って右折し2軒目です。「矢崎・一休荘」の裏門の前のとんがり屋根の二階家で、昼間ならすぐ見つかります。家庭の送迎が難しい人のために、29日の朝は9:30に御殿場駅の送迎場まで車で迎えに出ます。帰りも12:20には御殿場駅に着くよう送ります。 尾上
(追記)その翌日の診察でやっとドクターの許可が下りた。「破傷風」の注射を一年後にもう一度打てば10年は大丈夫、と言われた。破傷風はしつこくてよい治療法がないらしい。忘れないようにしよう。でもやっと解除になったので、さっそく「金時山」に向かった。足に負担がかからないように、「仙石原」の別荘地からゆっくり歩き始めた。月に2回をノルマに課していたのに、6週間のブランクだからヒザに負担がかかる。あせらずゆっくりゆっくり。
もう昼過ぎだから下ってくる人が多い。さすがマスクをしている人はいないから「こんにちは」は小声だ。お互いに息せき切っているから飛沫が飛ばないようにしよう、と心がけている。山頂に出た。自分には久しぶりの懐かしい思いだ。沼津湾に日光が反射して大瀬崎が光っている。堂々と横たわる富士山はまだ積雪がまだらで、その右肩には「鳳凰三山」と「甲斐駒」が見えた!
