「歩きたくなる道500選」
健康維持にはウオーキングがいいけど、平地では汗をかかないし筋力もあまり使わないね。できれば坂道や階段を登る方がトレーニングにはいい。山に登る計画がない時には家の近所の斜面を私は歩くようにしている。我が家は箱園外輪山の「丸岳」の麓なので坂道にはこと欠かない。先日は「乙女キャンプ場」に向かって歩いてみようと「東山湖」の「フィッシングエリア」に行ってみた。
冬休みに入って周囲1kmの湖岸には隙間なくびっしりと釣り人たちが、たいていは関東近県から車で来てニジマスの大型を狙ってる。富士山を一日中真正面に拝みながら釣り糸を垂れるのは格別な気分だろうね。無風状態なら「逆さ富士」も見られるよ。南には「愛鷹連峰」が、北には「丹沢連峰」がずうっと見渡せるんだ。ここから「乙女キャンプ場」のある「展望台」までは、「美しい日本の歩きたくなる道500選」の静かな細い坂道が・・・
大晦日としては素晴らしい青空に恵まれたけれどすごっく寒かった今日、4人の男子が参加して3日間の「冬期講習」が無事終わったので報告します。
3年生のOB君は2週間後の「共通試験」対策に専念した。出題形式が記述式に変わる、という国の方針が突然消えたので、また「センター試験」の形式にならざるを得ないだろうと考え、過去の「筆記問題」の第1問、第2問をやってみた。60%の時もあり90%も正解もあって不安定ではあるが、本番ではちょうど高い波に乗っているといいね。発音問題はアクセントの位置が難しいようなのでレジメのプリントで勉強してほしい。
1年生のKA君は1年、2年で学ぶ単元のうち「時制・態・助動詞」をやってみた。基本事項ではあるけれどどれも過去の入試に出題された難問ばかりで、「文法」「和訳」「英訳」にわたって実力増強に大きな刺激になった。「人はせっぱつまらないとベストをつくすものではない」は、「強制されるまで〜しない」と考え否定のseldomを使うから、People seldom do their best until they are forced to. 最後はto以下が省略だ。
2年生のSI君は、「関係詞」「形容詞・副詞」「比較」の3つの単元が関係する「入試問題」を勉強した。「書き換え問題」ではThe Olympic Games are held at intervals of four years.(オリンピックは4年の間隔で開かれる)は、〜take place every four years.と書けるとよかった。「4年ごとに」ではfour yearsを一つの単位にするとeveryが使えるよ。日本語では「3年おき」ともいうけどね。
卒業生のKA君は、最終日だけ参加してやはり「共通試験」の「筆記問題」と「リスニング」をやってみた。どちらもかなり正解率が高くて安心した。知名度に惑わされず合格可能性が90%以上の大学も含めて、チャレンジ校に向かってあと少し頑張って受験校を4〜6校堅実に選んでおけば2度目の失敗はないと思う。「大学」ならどこも経営に頑張っているから必ず長所がみつかるはず。何をしたいかは入ってから考えても遅くはない。理系志望の生徒が文系を受験しておくこともよくあるよ。
ご父兄の皆様へ・・・会場と期日で二転三転した結果、「冬期講習」は29日から3日間「UG会本部」つまり私の家で実施しました。裏の林を切り開いた家庭菜園の一画に設置した古い「トレーラーハウス」を教室にして、高校1年、2年、3年と卒業生の4人が参加してくれました。知識を求めて熱心にプリントに取り組む姿はいつ見ても美しいですね。初日には今年「東京外語大」に進学したYAさんが会場を訪れて、後輩たちに刺激を与えてくれました。新年最初の「UG会」は1月7日(木)の裾野教室です。いよいよ明日から新しい令和3年が始まります。この「UG会」がますます発展しますように、そして皆様のご多幸をお祈りいたします。 尾上
(追記)静岡県では11か所が「歩きたくなる道」に指定されている。特に東部が多く「下田・爪木崎」「伊東・城ヶ崎海岸」「修善寺・文学の道」「三島せせらぎの道」と共にわが御殿場市の「秩父宮記念公園と富士山絶景のみち」を含めて5か所も。ここを歩く人はめったに会わないけれど私はとても気に入っている。「金時山」に登った人が下りに御殿場駅まで全部歩こうとして、車の来ないこの静かな道を選ぶこともある。
湖から歩きだすと新しい住宅の脇に立つ「馬頭観音」に気づく。昔ここは農耕用の馬を飼う農村だったようだ。杉並木を抜けてその先の「富士カントリー」のゴルフ場のネットに沿って登っていく。映画監督「黒沢明」の別荘は火災でなくなってしまったけど、その左手に瀟洒な真っ白の家がある。「柳家・・・」とかいう若い落語家が建てたらしい。急な斜面を登りきると私のお気に入りの「富士八景の湯」が見えてくる。
