「エビ山のニッコウキスゲ」
野反湖の北端に横たわる「エビ山」に登ったら、その山頂の先の展望台にも黄色のニッコウキスゲ(別名ノゾリキスゲ)の群落が見つかった。その近くには艶やかなクルマユリも。ここは本当に花の山だなあ。野反湖を見おろし対岸にそびえる「八間山」を背景に写真を一枚。さて下山はどうしようか。来た道を戻るより縦走コースで新たな発見を期待し、若者たちに人気のキャンプ場に降りるほうがおもしろそうだな。
湖畔に下りたらそこは「野反湖キャンプ場」のテントサイトで若者たちがテント張りの最中だ。湖畔一周のハイキングコースがあるのに標識には気がつかず、水際を歩けばきっとスタートの富士見峠に戻れるはず、と打ち寄せる波の音を楽しみながら歩き始めた。砂浜にデッキチェアをだして涼しい風に吹かれている麦わら帽子の女の子が絵になっているなあ。釣り糸を垂れている若者たちにもあいさつした。「どうですか釣果は?」―「マスの小さいのが一匹だけ・・・」
2年生のKA君は「無生物主語構文」をやった。「物事が人に働きかける」表現、たとえば「彼の訪問が私たちを驚かした」なんていうのは英語では普通だけど日本語ではほとんど奇異な感じがするね。やはり「人」を主語にして言い換えたほうがいい。つまり「受動態」に書き替えた文として和訳するとうまくいくよ。「上智大」のModern science will discover strange new kinds of knowledge, and keep us ever faithful to the motto, “Toward the Unknown.” も直訳せずに、「現代の科学のおかげで、未知の新しい種類の知識が発見され、『未知なるものに向かって』というモットーを私たちはずっと信じていくことができるだろう。」このandの後のkeepはdiscoverと並列して助動詞willにつながるわけだ。
ICさんは前回「独立不定詞」で、文を修飾するTo tell the truth, やNeedless to say,などを勉強した。Your idea is good, to be sure, but how can we fulfill it? は、to be sureが前の文を修飾して「確かに君の考えはいいね」。今日は「倒置構文」を勉強した。テキストの解説がヘタで、きちんと2種類に分けて説明すればいいのに高校生に余計な混乱を招く記述だったね。第1の「倒置」は、SVM(第1文型)→MVS、SVC(第2文型)→CVS、第3文型SVO→OSVということ。第2の「倒置」は「否定語句」の強調による「倒置」(SVが疑問文の語順になる)。例えばLittle did I dream that・・・のように。これはI little dreamed that・・・の否定の副詞littleを強調して文頭に移動したのでSVが「倒置」になったよ。
YAさんは前回「知覚動詞」や「使役動詞」を使うSVOCの文型を勉強した。In modern zoos, people can see animals live in more natural environments. 「現代の動物園では、動物が(昔より)もっと自然な環境で暮らしている姿を見ることができる。」今日は様々な語句の「強調」の仕方を学んだ。「早稲田大」のThe very discovery of the New World was the result of a search for food supply. でthe veryはdiscoveryを強調しているから、「新世界(アメリカ)の発見そのものは食料供給源の探索の結果だった。」がいい。コロンブスが大西洋から西に向かえば「東洋」に着くと信じて船出したのに、上陸した大陸はインドではなくアメリカ(新大陸)だった、というお話。
ご父兄の皆様へ・・・この裾野市民文化センターでは、来週29日(木)より3日間、吹奏楽コンクール中学の部・東部大会が開催されます。そのためいつもの「裾野教室」は27日(火)に変更しました。送迎よろしくお願いいたします。そして、8月17日(火)からの夏期講習は夜間に裾野教室で実施することになりました。希望者は現在3名ですがもうすこし余裕がありますのでぜひご応募ください。 尾上
(追記)湖岸の水際が砂浜や岩石ばかりで、心配しながらもなんとか半周歩きとおすことができた。この「野反湖」は1500mの標高でなぜ絶壁の箇所もなく、なぜこんなに花が多いのだろう。WIKIDEDIAで調べたら、ここは新潟県の「信濃川」にそそぐ「中津川」の水源で、もとは「野反池」を中心とする湿原だったらしい。60年くらい前に建設された「東京電力」のダム湖で、今では夏のキャンプ、ハイキング、フィッシングで人気のスポットになっているのだった。
5月には薄紫の「シラネアオイ」、6月にはオレンジ色の「レンゲツツジ」が峠の斜面を一面に埋め尽くす、という「天空の花園」にまた来年も来たいものだ。さあ、帰りはどうしよう。「草津温泉」に回って立ち寄り湯を予定していたけど、「エビ山」で出会ったガイドさんおすすめの「川の湯」という渓流の温泉に行ってみることにした。川の大岩の合間から熱湯が沸きだして冷たい川水でちょうどいい湯加減になるのだった。「尻焼温泉」の名前がぴったりだね。
