裾野市民文化センター
「一富士二鷹三茄子」
「高原ビール・時の栖」は我が家から南に6キロ。年末から人気のイルミネーションが始まって夕方頃には県内外から来た車で駐車場がいっぱいになる。40年前の「旧富士牧場」の頃からある桜並木が、この冬の時期は光のトンネルになって点灯されると実に美しい。家内の歩行練習にもちょうどいいし、ランチの時間にはいろいろな店が選べて楽しいのでドライブがてらよく出かける。日帰り入浴のできる「茶目湯殿」に併設の和食処がお気に入りだ。吹き抜けの大きな古民家を移築して利用している。
「お江戸日本橋」のような大きな赤い「太鼓橋」の向こうに「富士山」がそびえ、橋のたもとに大きな「タカ」の作品となぜか巨大なナスの張りぼて。そうか、これは「初夢の橋」だったのだ。お正月にはちょうど縁起の良い取り合わせだね。最近はそのもう少し先にある「高原ホテル」まで歩いて一休みする。待ち合わせにも利用できる広いロビーにはソファーや肘掛け椅子がたくさんあって、軽食やドリンクバーのある読書コーナーもお気に入りだ。有料だけど数人で会議をしたり高校生が受験勉強している姿も見かけるよ・・・
2年生のKA君は「英検準一級」の受験対策に専念した。今週末には大学入学の「共通試験」が実施されるが、ほぼ同じ日程で「英語検定」第3回も一次試験筆記テストが実施される。第1問は「語彙力」でかなり難しいレベルの単語知識を求められる。ここで合格点が調整されるようだ。第2問、第3問は「長文読解」でかなり長めの英文を読み4択の設問に答えないといけない。最後の第4問は「英作文」で、与えられた「テーマ」に沿って自分の意見を述べる。今日はこの「英作文」を実際に書いてもらい添削してみた。構成はうまくできていたが、文法のミスが多かった。指定の語数を満たすためには、such as・・(例えば・・)のように実例を列記したりその注釈をつけたりすればいい。がんばってください。
ICさんは前回「仮定法」の英作文で「東北大」をやった。「もしあの時私たちの一人一人が事態の改善にもっと努力していたなら、こんなにひどい批判を受けないだろうに」は、前半が「昔」のことで、後半が「今」のこと。If each of us had tried harder to improve things at that time, と「過去完了形」でよかった。代名詞のeachを「移動」(正確には「数量詞の遊離」と言ってall、both、eachだけができること。)してwe eachとやったのは惜しかった。allやbothと同じだけど副詞のneverと同じ位置にしないといけないから If we had each tried〜となるんだ。後半は「助動詞+原形」になるからwe would not be criticized severely like this. 「ひどい批判をうける」は「厳しく批判される」と言い換えると英語らしい。今日は「代名詞」の用法でthat of 〜(〜のそれ)やthose who〜(〜する人々)を勉強した。「明治学院大」の英文はNone of these seriously weakens the national consciousness of the Swiss. 「これらの事柄の内のどれも、スイス国民の国家意識をひどく引き下げることはない」。
御殿場教室のWAさんがこちらにも毎週参加するようになった。前回は「仮定法」の英作文で、「たとえ失敗してもいいから、とにかく全力を尽くしてやるだけやってみなさい」は、前半の「〜してもいい」は助動詞のmayではなくて「〜しても問題ではない」の意味だからIt doesn’t matter if you should fail. と続ける。「万が一」の意味で助動詞のshould(仮定法未来)を添えよう。そこで文を区切って後半を「命令文」にすればいい。Try to do your best any way.今日も「仮定法」の英作文で「武蔵大」の「常識のある人なら、その理屈はおかしいということがすぐにわかるだろう(が)」は、やはり「〜であったならば」の意味だから動詞に「仮定法」を使って〜would soon understand・・とするといい。主語はA man who has common senseでも通じるけど通常A man of common senseでオーケー。目的語は「間違っているかもしれない」だからthat the reasoning may be wrong. 尾上









