裾野市民文化センター
「ホトケノザ」
21日「春分の日」は「お彼岸」の中日。「富士霊園」の我が家の墓参の後、高校時代の英語の恩師であり、外語大の大先輩でもあった半澤儀三郎先生のお墓にもお花をお供えした。母校の「甲陽学院」は西宮市にある中高一貫の男子校で、8年後に神戸市に設立の私立「灘高」をライバルとしてきた。母校の特徴は1学年3クラスだけで卒業までクラス替えもないこと。英語の半澤先生は3年間持ち上がりで、毎日「読解」「文法」「作文」の3科目を全部一人で3クラス全部で担当。私は高校から編入試験で入学し、毎日先生に接していながらついに出身大学については知らなかった!
恩師のほかに国内の著名人もおおぜい眠るこの霊園は、江戸時代の「宝永噴火」で火山灰におおわれた「三国山」の山腹にあって、ヨシノザクラの広大な桜並木が有名で4月には花見客であふれる観光名所でもある。芳香のロウバイが咲き終わった今は紅梅白梅の梅林が富士山を背景に広がり、随所に自然のままの草花がみつかる。この日は春一番の「フキノトウ」のほかに白花の「ユリワサビ」やピンク色の「オドリコソウ」「ホトケノザ」を発見。茎を巻く葉が仏様の台座のようなので「ホトケノザ」・・・
2年生のKA君は「Itの構文」を勉強した。「大阪工大」の英文で苦労した。It seems to them that having more animals before a dry year means that some will still be alive after it. 「乾燥の年までに動物をもっとたくさん飼っておくことはその年の後も一部はまだ生きていることを意味する、と砂漠の人たちには思われる」で、動詞meansの主語はhavingから全部なんだね。someの後にはanimalsを補わないといけない。
YAさんは前回「名詞節」の英作文で、「初めてアメリカに行く人が、はたして自分の英語でわかってもらえるかと、不安になるのは当然のことだ」、はIt is natural that a person going to America for the first time should feel uneasy about whether he can make himself understood in English. 後半は「〜もらえるかどうかについて」と補わないとつながらない。主語はa first visitor to Americaも簡潔でいいね。It is natural that〜「〜するとは当然だ」の意味で「助動詞」shouldが必要。
ICさんは「青山学院」の英文で構造把握が難しかった。It is better to work to limit pollution today than to wait until increasing damage to the atmosphere results in problems we cannot now predict. 接続詞のthanでto work〜とto wait〜が比較されているね。until以下の節にも注意すると、「大気に与える一層の汚染が今は予測できないような諸問題の原因になるまで待っているというよりは、今日汚染を制限するように働きかけるほうがずっといい。」
WAさんは前回「助動詞」の英作文で、「彼は陰で君の悪口を言っているが、そんなことは気にするには及びません」は、He speaks ill of you behind your back, but you need not mind it. 日常使う「ドンマイ」からmind(気にする)が思い浮かぶけど、be concerned about(心配して)もいいね。今日はbe+to〜が「助動詞」will、should、canなどの働きをする場合を勉強した。Not a soul was to be seen in the street.は「通りでは人っ子一人見かけなかった」と訳せる。つまりcould be seenのことだ。
ご父兄の皆様・・・今日からやっとホール使用が正常に戻り、6:30〜9:30まで3時間たっぷり勉強できました。週に1回でもこうして英文和訳、和文英訳にじっくり取り組むことで、本当の英語力を身につけることができます。わからないところはその場で質問し解決できるのが「UG会」の強みです。
先週の生徒募集の新聞広告を見たご父兄で「見学会」の参加者が2名いました。もう少し増えるといいですね。いよいよ来週から「春期講習」も始まります。申し込みお待ちしております。 尾上









