2022年4月28日(木)
裾野市民文化センター
「100マイルレース」
3年ぶりに開催された「100マイル・トレラン大会」は、真夏の暑さながら素晴らしい青空の下、富士山の全景をくっきりと望みながら22日から24日まで3日間開催された。主催者によるコース解説をユーチューブで見たら、15:30に「こどもの国」からスタートし富士山南麓を西に向かい、「田貫湖」から「本栖湖」「精進湖」をまわり、暗闇の中をヘッドランプで照らしながら「青木ヶ原樹海」と「紅葉台」の中の「東海自然歩道」を抜けて行くコースだ。翌朝になってさらに「忍野村」から「山中湖」に向かう。ここからは前回のブログに書いた通りで、一位で入賞した男性はゴールの「富士急ハイランド」に翌朝9:45なんと18時間でゴール。自転車より早いよ、すばらしい!
初日にスタートの様子も見たくて「こどもの国」に行ってみた。ゲートの先に「こいのぼり」が無数に泳いでいる下をくぐって最高所の「草原の国」に向かった。参加者やサポーターたちと一緒に急ぎ足で1キロも歩いて大会の会場に着いた。参加者は2400人(!)だそうで応援の人もいっぱいだ。開会式も終わってスタート地点に第一陣600人が立ち、全員が秒読みをカウントし始めた。「3,2,1,出発!」「頑張って!」「行ってらっしゃい!」の声援に男子も女子も満面の笑顔で答えながら、芝生の斜面を駆け下りていった。160キロ耐久レースの始まりだ・・・
3年生のKA君は前回「書き換え問題」で、He is not only a scientist but also a writer. は「〜であるのに加えて」の意味でBesides being a scientist, he is a writer.と書けると学んだ。今日は英文「ジェスチャー」を和訳した。Whereas one gesture may be common in a particular culture and have a clear interpretation, it may be meaningless in another culture or even have a completely opposite meaning. で、接続詞のandもorも次の動詞原形haveと前のbe動詞を並列していることを見抜ければよかったね。つまり「A and A'のルール」だ。orでも同じ。「ある一つのジェスチャーは、ある特定の文化では普通のものではっきりした解釈ができるとしても、一方別の文化では意味不明だったりまったく反対の意味を持つことさえあるかもしれない。」
YAさんは前回「和歌山大」の英文Advertisements are one of the most important cultural factors, reflecting and even forming our lives today. を和訳した。「A and A’のルール」に注意すれば「分詞」のreflectingとformingが並列している。ともに他動詞でour livesを目的語にするね。カンマの後が「分詞構文」だとわかれば、「広告は文化の最も大切な要素で、今日のわれわれの生活を反映し(映し出し)、形作り(提案や指示)さえもしている。」の意味だ。今日は「譲歩構文」で、Old as he is , he still has the ability and the will to work.がThough he is oldの意味で、形容詞のoldを文頭に出して強調すると、接続詞のthoughがasに変わる例だった。「彼は年を取っているがまだ働く能力も意欲も持っている。」とうまく訳せた。
WAさんは前回「語句並べ替え」で、「学生たちは長い間歩いたので疲れた」は「疲れる」はbe tiredというがbe動詞がないよ。The long walk tired the students. とすれば「〜が〜を疲れさせた」という「無生物主語の文」が出来上がるね。surpriseもexciteもinterestも皆「〜させる」(他動詞)だから「人」が主語ならbe +-ed「受動態」で書かないといけない。今日は「〜させる」(使役動詞)のmake、let、haveが後に「人」+「toなし不定詞」を使うことを学んだ。プリントにはhelpも書き加えておきたい。同じ「使役」でもmakeは「命令して〜させる」、letは「やらさせてあげる」、haveは「やってもらう」、helpは「手伝ってやらせてあげる」のように使役の強弱を使い分けるといい。それぞれはget人to〜、allow人to〜、ask人to〜、help人to〜のようにいいかえできるよ。 尾上









