「湧水にバイカモの花」
ここは三島の柿田川じゃないよ!御殿場市高根地区の人の畑の清流にミシマバイカモが咲いていたとは!その家の近くに住むインスタ友だちのハコさんが教えてくれたんだ。幼い頃からずっとこの畑の家の子供と長靴はいて水の中をザブザブと遊んでいたという。その家のおばあさん、ニコニコと玄関に迎えてくれてにぎやかな孫たちに「お花に案内しておやり」と命じた。白い五弁の梅の花に似て黄色いおしべの花が、清流に揺れる美しい緑の藻の上にポツンポツンと一面に咲いていた。家の裏庭に豊かな湧水の井戸があってそこから田んぼの水路に入るまでの6,7メートルが手つかずの小さな小川になって冷たい湧水が流れていた。御殿場バイカモ(梅花藻)と呼ぼうか,牧野先生?
先週はピアノコンサートの準備の関係で三島まで行ったついでに「柿田川公園」に立ち寄り、ミシマバイカモが咲いているはずの川に下りてみた。木道を歩いて湧水池を見ながら河岸を散策してみたが、柿田川の流れの沖合に白い花の群落らしいものが見えるだけ。はっきり見れずに帰ってきたので、インスタにポストしたばかりのハコさんにLINEで尋ねたら教えてくれた、というわけ。。。来週15日はいよいよ私が企画した「三宅麻美ピアノコンサート」の本番だ。5月大和市での三宅コンサートを聞きに行って思い立ち、御殿場でもやろうと6月に委員会をたちあげ、7月からポスター「時の栖チャペルでショパンを聴こう」を貼ってチケット販売を開始したら、8月末で早々に前売り券が完売したのだ・・・
9月1日のジャパンタイムズ・デジタル版を読んでまず目に入ったのは美しい茄子の写真が添えてある記事でJapan’s autumn eggplant: Too delicious for your daughter-in-law (日本の秋茄子はうますぎて嫁にやれない)つまり、古くからの諺「秋茄子は嫁に食わすな」の話だ。これは次の「英字新聞の会」にふさわしい教材になるな、とLINEでグループに転送した。Aki nasu are such a prize that it’s mother-in-laws being reminded that their delicate flavors should be saved and savored all for themselves.(秋茄子はすごく価値あるもので、その繊細な香りを自分だけの物にして味わわなきゃ、と姑に思わせるほどのものなのだ。) such名詞that・・はso形容詞that‥と同じく、「程度」(・・するほどに)の接続詞thatだね。
このことわざにはもう一つの意味合いがあって、Since Japanese eggplants are nearly seedless, there is the (symbolic) suggestion that the bride who indulges in the pleasures of eggplant might become “without seed” — in other words, childless. (日本の茄子はたいてい種なしだから、茄子の美味さに溺れる嫁は「種なし」つまり「子なし」になるかもしれないよという隠れた教えがある。)そうか、知らなかった。義母が息子の嫁を大切にするんだ。このthatはsuggestionを説明する「同格」(〜という)の接続詞だね。whoやwhichの代わりに使う関係代名詞のthatもあるからややこしい。 尾上
