「世界遺産・須山浅間神社」
富士山がユネスコの「世界文化遺産」に登録されたのは11年前2013年のことだ。富士山本体は「自然遺産」の対象から外れ、「信仰の対象と芸術の源泉」となる「文化遺産」として登録された。富士宮や山梨県富士吉田の「浅間神社」や、そこからスタートする登山道など24箇所が構成資産として登録された。名所「白糸の滝」のほかに、遠く離れた清水の「三保の松原」が文学や詩歌などに古来取り上げられたという理由でさらに一つ加えられたのも面白い。構成資産のNO1はもちろん「富士山」、NO4は「開山祭」で水垢離や結界切りの行事が今も見られる「村山浅間神社」で、NO5が裾野市須山にあるここ「須山浅間神社」であるが余り知られていない。日本武尊の創建とされ、江戸時代1823年再建された古い本殿を右側に移して、正面の本殿がその世界遺産決定の2013年に改築されている。
先月南側の「村山古道」を登り継いで「海から山頂まで」を完成したので、先週は「須山古道」にチャレンジすることにした。浅間神社の急な階段を登って真新しい白木の本殿に参拝、水場で手だけ清めて赤い鳥居を背にスタートした。昔は「御師」と呼んだ登山者のための宿舎らしき家々が並ぶ坂道をのぼって集落をぬけ、森の中に25年前に整備された広い登山歩道をまっすぐに登って行った。須山の人々が使う水道の配管がずっと続いている道だ。広大なスギの植林の中は日が差さないので薄暗いが、紙の原料になるミツマタの木がたくさん来年の白いつぼみをつけて海のように広がっていた。ひたすら90分ほど登って森が開け、富士山を正面に望める明るい場所に出た。ここが今日のゴール「忠ちゃん牧場」だ。次回はここから「水が塚」まで歩こうかな・・・
昨夜の「英字新聞を読もう」講座では10月20日の「ジャパンタイムズ」から、信州八ヶ岳の山麓にある人気のイタリア料理店「カエンヌ」の話題だった。コースが1万円からというから多分食べに行くことはなさそうだけど、毎春母校の同窓会コンペが開かれる蓼科高原にある。イタリアの有名店で修業したシェフが、東京からこの高原に移転したワケは?The area’s specialties, such as Shinshu soba and Shinshu salmon, along with its high-quality agriculture, make it a favorite destination among foodies and chefs alike.(例えば信州そばや信州サーモンのような特産物があるので、高品質の農業と共にあいまって、この土地は食通と料理人の両方の憧れの移転先になっている。)このmakeは「〜を・・にさせる」の意味で、主語が「人」ではなく「物」なので、「物のおかげで〜は・・になる」と訳したDorisさん、おみごと!
昨夜は継続会員が3人、新規が3人でとてもにぎやかになった。男性も1人いてよく質問が飛んでくるし、中国系のDorisさんには私から中国語ならどうですか?と質問できるし、実にインターナショナルな講座になったな。Chef Noriyuki Usui grew up in the coastal town of Yokosuka in Kanagawa Prefecture, but he, too, found himself drawn to the mountains of Nagano.(臼井憲幸シェフは神奈川県の海辺の町横須賀で育ったが、彼もまた長野の山に惹きつけられたのだ。)はhe finds oneself drawnは「自分が惹かれるのに気づく」というSVOCの文型で、「気づいたら惹かれていた」とか単に「惹かれた」でかまわない。問題はtooだね。「〜も」をどこにつけて訳したらいいのか。普通は文の最後に,tooと付け加えるのに、ここではあえてheの後だから「彼も」でいいと思うけど。He also loves her. は「彼も彼女を愛してる(ほかの男がいる)」か「彼は彼女も愛してる(ほかの女がいる)」か「彼は彼女を愛してもいる(単なる友だちだけど)」のように、日本語では焦点Focusに「〜も」を付けないといけない。英語ではたいてい動詞の前に置くけど。 尾上
