「富士山とオールコック卿」
明日は第2月曜日で「スポーツの日」ですね。でも季節はずれの台風が立てつづけに接近ししばらく荒れた天気が続きそう。55年前に第1回「東京オリンピック」が開催された10月10日が国民の祝日「体育の日」に採用されたのが機縁で、この日は統計上いちばん晴れる日だという理由だった。。。それで9日、小笠原に台風22号が来るけどこちらは青空も見えるので富士山五合目へ行ってみようと出発した。北海道では紅葉のニュースも聞こえるので、一合目のゲートが冬期閉鎖する前のラストチャンスとして「スカイライン」を車で登って行った。この高さで紅葉する木は少ないけれど道の両側に広がるカラマツ林が緑から黄色に変わっていく景色が美しい。花の季節は終わりかけで出会ったのは樹上のダイモンジソウ、咲き残りのムラサキモメンヅル(壁紙参照)、黄色のフジオウギ、紫色のトリカブトなどわずかな花々だった。
富士山五合目2400mの富士宮ルート登山口には大岩に外人のレリーフが埋め込まれ、横に「サー・ラザフォード・オールコック富士登山記念碑」の案内柱が立っていた。江戸時代末期に英国領事館の一行が富士登山をした最初の外国人になった。その領事がオールコック卿で、帰国後に出版したThe Capital of the Tycoon (訳書「大君の都」、岩波書店)にその登山記録が詳しく記されている。とても興味深いので、その原書をアメリカの図書館のデータベースで発見して読んでみた。領事館のあった横浜から東海道を西進し箱根を超え、三島・沼津・原・吉原と旅をするが多分ずっと馬で来たのだろう。吉原からは「東海道」を右折し「大渕街道」をあがって「村山神社」から登山を始めている。ここからは最近発見された「村山古道」のルートで「宝永火口」に向かって行ったのだろう。旧暦9月で初雪が降る直前の登山だったが無事成功し、富士山の標高や火口の大きさなどの測定もなしとげて下山したそうだ・・・
9日のJTの記事では、日本の教育に触れて次のような見出しが目についた。Teachers in Japan still work the longest hours, OECD survey finds (日本の先生が今も一番勤務時間が長い。OECDの調査結果)However, the hours dedicated to teaching were lower in Japan than in other countries, meaning the long work hours were spent on class preparation, administrative duties and extracurricular activities.
(しかし、日本では勤務時間の教室に占める割合が外国より低かった。それは長い勤務時間が授業の準備や担任の仕事、課外活動などに費やされているという意味だった)。カンマの後のmeaningは「分詞構文」でand it meantと言い換えられるね。
For junior high schools in Japan, 35.6% of principals cited a shortage of teachers, up from 27.5% in the previous survey, and compared to the world average of 23.1%.(日本の中学校では、校長の35.6%が「教員の不足」をあげた。前回6年前の27.5%より高く、世界の平均23.1%と比較してみても高い)。 On information and communication technology, only around 12% of both elementary and junior high school principals said education in the field was lacking — far below the global average.(情報伝達のテクノロジーについて、そういう分野での教育が不足していると述べた校長は、小中共に約12%しかいなかった)。授業でAI(人工知能)を使っていると述べた校長は17.4%で、世界平均の36%よりかなり低い。それで日本はビリから2番だったのだ。 尾上









