「こどもの日」
裾野市民文化センター
「パイプオルガンの超低音」
昨日は5ケ月ぶりの東京だった。私も団員だった「東京外語大」のオーケストラが102回目の定期演奏会をやったので聞きに行ったよ。会場は錦糸町駅前の「すみだトリフォニーホール」。東京の西部、府中市にある大学が東京の東端にある会場を選んだのは曲目が特殊だったから。サンサーンスの「交響曲第3番、オルガン付き」を演奏するためで、「パイプオルガン」という巨大な装置を備えたホールを探したらここだったというわけ。「サントリーホール」「東京芸術劇場」「東京オペラシテイ」や「NHKホール」にもあるが多くはない。元来は教会で使う楽器で2億円から4億円もするドイツ製の代物なんだ。
「UG会」の卒業生でもあるトランペット矢田安曇さんも含めて、90人もの若い団員たちのエネルギッシュな素晴らしい演奏に大きな拍手を送った。リストの「レ・プレリュード」も、リムスキーコルサコフの「シェヘラザード」も、それぞれがコンサートのメインプログラムに値する曲目で私の大好きなもの。共に吹奏楽の編曲で私も演奏指揮したことがある懐かしい曲だった。そして、パイプオルガンやピアノ・ハープが加わる3曲目の「第3番」は初のナマの演奏に胸がときめいた。チューバやコントラバスの最低音をはるかに凌ぐ超低音が、ホールを丸ごとすさまじい地響きで包み込み聴衆の全身を揺さぶった・・・
3年生のKA君は「英作文」の力がかなりついてきた。「慶応義塾大」の「近頃の子供たちは親に何度も言われないと、宿題をしなくてはという気に慣れないものらしい」は、It seems that children today don’t feel like doing their homeworkと書き出してとてもよかった。動名詞の慣用句feel like -ing(〜したい気がする)は大事だ。後半は, if their parents don’t tell them to do many times. で「tell人to〜」を使う。今日は「仮定法」の勉強だった。「法」とは方法、法則じゃなくて「ムード」moodとかmodalityというよ。話者の「気分」を動詞の語形にこめるんだ。遠回しに婉曲的に表現するから、素直に表現する「直説法」とは反対なんだね。
YAさんは前回「関西学院大」の英文訳でThat is why a person who is sleeping must be covered.が難しかった。whyはthe reason(理由)が省略された「関係副詞」だから「それが〜の理由だ」の意味。普通「その理由で〜」(for that reason)のように訳すといい。must be covered ( with futon)の主語はa personだから、能動態に直して「眠っている人には布団を掛けてあげなくてはいけない」と訳すよ。YAさんも「仮定法」の勉強で、よく理解できていた。If it were not for〜, (〜がなければ)はよくわかっていた。But for〜とかwithout〜で言い換えることもできる。でも、肯定文で「〜があれば」ならどうするの?と聞いたらわからない。notをとればいい、じゃないよね。普通にIf there were〜,とかIf we had 〜, のようにいうしかない。with〜でもOKだけど。「否定文」だけの特殊な慣用表現なんだね。ちなみにBut for〜は「〜を除けば」の意味だったね。 尾上









