御殿場市民会館にて
「湯坂道のヤマザクラ」
箱根の山にたくさんの白い斑点が見える季節になった。仙石原から国道を小田原に向かって下っていくと、早川の渓谷に沿って山々が新緑の若葉に燃え立つようになって、山桜が満開になっている様子が見える。15年も昔、大学の山仲間との例会で歩いた時に発見したのだが、今日こそは「湯坂道」で一番巨大なヤマザクラの咲く姿を見てみたいと計画し、箱根湯本のにぎやかな街に着いた。まずは駅裏通りの「日新亭」で腹ごしらえしよう。この店の目玉「角煮ラーメン」は先月食べて胃もたれしたのでので「チャーシュウ麺」を注文したら手打ちの麺に分厚い焼き豚が5枚も入っていたよ。
「箱根八里は馬でも越すが、」と詠われたけど、一部に石畳の残る狭い山道を登って「芦の湖畔」の箱根の宿までの四里を昔の旅人は一気に歩いた。鎌倉時代から江戸時代になるまでの6世紀以上、東海道はずっとこの「湯坂山」を越える「湯坂道」だった。アーチ型の橋で「早川」をわたると国道と別れすぐに急な狭い山道になる。うっそうとした森の中をぐんぐん登っていくと「湯本城跡」にでる。さらに30分登っていくといよいよあの巨大な桜の木が見えてきた。その幹は根元から八本に別れ、四方八方に大きな枝を青空に伸ばして真っ白な花を満開に咲かせていた。やっぱり素晴らしい・・・
新2年生のMUさんは「不定詞」で、be to〜が「助動詞」willやshould、canなどの働きをする場合が5つあることを勉強した。The woods were to be destroyed for a new highway. 「その森は新しい幹線道路を作るために伐採される予定だった。」で、ここではbe going toの意味がいい。しかし前後の文脈から「〜すべきだった」とか「〜する運命にあった」と訳す場合もある。People who do not recycle are to pay high fines.「リサイクルをやらない人は高い罰金を払わないといけない」では助動詞のshouldに相当するね。
新3年生のICさんは前回「熊本商大」の作文をやった。「日本がいい国だから愛するというのではありません。母国だから愛するのです。」は、not〜but〜(〜ではなくて〜だ)が使えるともっとよかった。I love Japan not because it is a good country, but because it is my homeland. I don’t love〜で始めてもよい。今日は「ゴミ問題」の英文がほぼ和訳できた。There are a few simple rules we should follow to keep the earth natural and avoid too much waste. 「地球を自然の姿に維持しあまりたくさんゴミを出さないようにするため、守らなければいけない簡単なきまりがいくつかあります」。
新3年生のWAさんは「春期講習」でやった「前置詞」のプリントについて解説した。動詞のagree(人が同意する)は後に〜with人、〜to物事、を使い分ける。ただし「物」が主語の時にはYour explanation doesn't agree with the facts.(あなたの説明は事実と一致しない)というけどね。consist with 〜(〜と一致する)と同じ意味に使う場合だから。今日はいわゆる「時間構文」を勉強した。No sooner・・than〜とかHardly・・when〜「・・するとすぐに〜した」の構文のこと。She had hardly gone to bed when she heard the door open.は否定のhardly(ほとんど〜ない)を使うから「寝床につくかつかないうちにドアが開くのが聞こえた」となる。「着くや否や」や「着くとすぐに」でもいいよ。 尾上
