2022年1月16日(日)
御殿場市民会館にて
「スノートレッキング」
私の妻は脚が弱くて週に3回の午後、歩行訓練のためにリハビリにいく。その間に私は登山やサイクリングなどをするように心がけている。体温を上げると「免疫力」が増えてウイルスに強くなるというよ。昨日は富士山五合目の「太郎坊」に行った。「スカイライン」の道路際の空き地はすでに5台も駐車していた。昔はここに市営のスキー場があったが知る人ぞ知るいいゲレンデなんだ。スキーを担いで下ってきた2人組、「二子山」まで登ってきたという夫婦や男性グループなどとあいさつを交わした。
カラマツ林を抜けると眼前に真っ白な「富士山」が広がった。「大石茶屋」を過ぎたあたりで雪質がザックザックという氷の音からキュッキュッというパウダースノーの心地よい音に変わった。標高1700mの「二子山」あたりまで来ると一面に「シュカブラ」ができていて強風が作り出した雪の造形美に見とれてしまう。富士を背景に記念写真を撮ったらさあ下って行こう。持参のプラスチックの「そり」に乗るといきなり滑り出した。左右の足で制動を効かせようとするけど雪面が凍っていてうまく止まらないよ・・・
1年生のMUさんは前回「オオカミは悪魔?」を読んで下線部訳To survive is as much their right as it is ours.が難しかった。as〜asは「比較構文」で、後のasは接続詞「〜とくらべて」前のasは副詞で「同じくらいに〜」の意味だから、「生き残ることが私たちの権利であるのと同じくらいに彼ら(狼たち)の権利なのだ」。今日は「否定」を勉強した。「彼はめったに誤りを犯さない」はseldomを使って、He seldom makes an error. でいいわけだけど、問題は否定の副詞seldomで始めよ、なので「倒置構文」にしないといけない。つまりSeldom does he make an error. となる。次に「ほとんど時間は残されていない」もLittle time is left.でいいけど、そのかわりにHardly any time is left. とも言えるね。これを「There構文」に書き換えると、やはり「倒置構文」になってThere is hardly any time left. となる。「倒置構文」とは「疑問文」と同じ語順なのだ。
2年生のWAさんは前回「仮定法」の英作文をやった。「北九州大」の「もう何日かここに滞在してその川で魚釣りができたらいいのにと思う」は、I wish I could stay here another few days and enjoy fishing in the river. 「数年をもう一回」と考えてanother few years という。「4年ごとに」をevery four yearsというのと似ているね。今日は「重要構文」シリーズ最後の第101課「文修飾の副詞」をやった。Fortunately he wasn’t killed in the accident. 「幸運なことに、彼は事故で死ななかった。」のように「形容詞+ly」の副詞を「文頭」に置くと、後のSV〜全体を修飾するのだ。副詞のneverの位置でHe wasn’t fortunately killed〜でもいい。しかし「様態」のslowlyとかpolitelyのように文の最後においてはいけない。動詞を修飾するだけだから「幸運な殺され方をしなかった」の意味になってしまって変だ。英語は語順で意味がすっかり変わることが多い言語なんだ。
今日は「大学入学共通テスト」の2日目で、3年生のSI君とTU君が受験した。終了後は早速各自の予備校に行って「自己採点」をやったようで今日はお休みした。どの科目も実力がしっかり発揮できているといいなあ。 尾上