裾野市民文化センター
「樹海のバイカオウレン」
春の遅い御殿場でも「桜祭り」がはじまったというのに真冬に戻ったような寒さと雨で、5日朝の富士山はまた真っ白に冠雪。「西湖」の近くまでお目当ての花を見に行こうと、県境の「篭坂峠」まできて驚いた。道路わきには除雪車が積み上げた雪が30センチも。これでは標高が同じくらいの「鳴沢村」も積雪で、小さなバイカオウレンは雪の下に埋もれてしまっているかな。昨年山野草の店で買った一鉢が今年も咲いてくれたので、その自然の姿をぜひ見てみたくて、心配しながらはるばる60キロを走っていった。
座間市に住む花友のUEさんからLINEで「バイカオウレンが今頃いいはずですよ。」との情報をもらっていたのでこの日を選んだ。「西湖」近くにある「富岳風穴」に着いた。ストックを出しスパイクのブーツに履きかえて雪道を進んで行った。ここは「青木ヶ原樹海」の中を通る「東海自然歩道」で、「鳴沢氷穴」に向かう道の脇にオウレンの群落があると聞いていた。心配したとおり20センチほどの雪の世界、だけど木の根まわりは雪どけが早いはずだ。諦めたころやっと一か所の岩場に真っ白な小さな花たちが・・・
新3年生のKA君は「関係詞」whatを勉強した。Leaves are to the plant what lungs are to the animal. 「葉が植物にとって大切なのは、肺が動物にとって大切なのと同じだ」。このwhatは2つのareそれぞれの補語だから「大切なもの」の意味に使われているね。参考書などの訳ではまるで「公式」のように、「AのBに対する関係はCのDに対する関係と同じ」を覚えさせられているけど、なにが言いたいのかはっきりしないねえ。
今日は「関係詞」の勉強で英文和訳をやってみた。(1)whoやwhichの代わりにasを使う場合、(2)関係詞の前にカンマがつく「非制限用法」、(3)関係副詞whyやhowなど、(4)複合関係詞のwhatever、whoeverなど。「近畿大」の英文There are such people as want a university education because they were unable to have one when they were younger. 「若いころに受けることができなかったために大学教育を望むような人たちがいる。」も、suchがある時のasはwhoの代わりの関係詞だ。
同じく新3年生のYAさんはso〜that・・(とても〜なので・・だ)はsuch〜(名詞)that・・でも言えることを勉強した。Such was his fear that he couldn’t stand there. (彼は恐怖心がすごかったのでそこに立っていられなかった)のように、suchが単独の代名詞(たいしたもの)として「倒置文」に使われることもある。次にso that・・(・・するために)が一つの接続詞として使われる文も学んだ。In order that‥ということもあるから「不定詞」でin order to〜と言い換えることもできそうだ。(ただ、2つの主語が同じとき)。so as to〜も同じ意味だからこれはso that・・に対応すると考えてもいいね。ともに助動詞のwillやmay、canを使わないといけない。In America, early newspapers were edited so that citizens could see what people in power said. 「アメリカで、初期の新聞は権力の地位にいる人たちが何を言っているのか市民にもわかるように編集されていた」でも助動詞のcouldが使われているよ。 尾上
