御殿場市民会館にて
「五合目のヒメシャジン」
今日は祝日で「山の日」。山に登ろう、健康に注意しよう、自然に親しもうという趣旨で、7月の「海の日」に対抗して海のない山梨県などが推進して6年前に制定されたそうだ。今夏は「富士登山」が3年ぶりに再開されて、山梨県側の「スバルライン」から登山する人たちが戻ったそうだ。丁度シーズンの中間になって、一昨日は「富士山スカイライン」を走って「富士宮口五合目」に向かった。一般車は通行不可なので一合目の「水ケ塚」駐車場でシャトルバスに乗り換えないといけないのだけど、家内が「障碍者手帳」を提示することでゲートでは特別に「駐車証明書」が発行された。
紫色のヒメシャジンが咲き乱れる五合目の登山口に着いた。プレハブの案内所が設営されて、下山してきた大勢の人たちが疲れた顔でバスを待っていた。さて、私は今年はどうしようか決めかねている。登るとすればまた閉山後で人の少ない9月中旬になりそうだ。昨年は9月20日で、10回目になった記念に「田子の浦」の海抜ゼロメートルから山頂の「剣が峰」3776mまで登り切った。普通は3〜4日かけて山小屋泊で上るところを、私は7月〜11月にかけて7回に分けて自宅から通いながら登り切った。特に六合目の「宝永山荘」までは復活した旧「村山古道」を歩いたのも思い出深い・・・
2年生のMUさんは「動名詞」を使う構文でIn -ing(〜するときに)、On -ing(〜するとすぐに)がよく理解できた。英作文では「我々は他人を完全には理解することができないし、また誰からも完全には理解してもらえない」が難しかった。We can’t completely understand others, or we can’t expect others to understand us completely. と書ける。completelyやquiteはalways、necessarilyなどと同じように100%を意味する副詞で、否定文で使うと「完全には〜ない」とか「完全に〜だということはない」という「部分否定」になるんだったね。一方「完全に〜ない」は「全部否定」だからnot〜at allというよ。さらに後半もまた「否定文」なので、「特殊構文」で否定のnorでつないで、 nor can we expect・・・のように「倒置」の文にも言い換えできるが、そこまで書くことはないね。
3年生のWAさんは英文和訳でThe new wired world is already allowing us to watch television on our computer screens, download shows, and, before long, will even allow us to choose between a happy or sad ending to a movie. が難しかった。wired worldとは「有線の」から今は「ネット化した」の意味に使われている。allow(許す)は「無生物主語の文」で使うとenableのように「〜を可能にする」の意味だから、主語を「理由・手段」にして「人」を主語に置き換えるといい和訳になるよ。「新しいネット社会のおかげで、私たちはパソコン画面でテレビを見たり番組をダウンロードしたりがすでに可能になりつつあるし、もうじき私たちは映画の結末に楽しいものか悲しいものかを選べるようにさえなるでしょう」と訳す。A and A’のルールに注意すれば、動詞のwill allowが前方の動詞is allowingと並列であることがわかるね。
ご父兄の皆様・・・明日12日から「夏期講習」が始まります。参加者は2年生1名、3年生1名です。たっぷりと時間をかけて英語の理解力をもっともっと高める充実した講座を目指します。残暑の厳しい中ですが一緒に頑張りましょう。 尾上









