御殿場市民会館にて
「仙石ゴルフコース」
「箱根にドライブしよう、ランチはおいしいものが食べたいね。」と決まって、家内と乙女峠を越えて仙石原の「富士屋ホテル」の経営する「ゴルフコース」に行った。サンダルからシューズに履き替えていつもはゴルフをやっているようなそぶりで「今日はランチだけでもいい?」と聞いたら、丁重に「どうぞどうぞ」とレストランに入れてくれた。午前の部でコースを一回りしてきたグループの男女が楽し気な会話を楽しみながら食事をしている。街中のレストランと変わらないリーズナブルな値段で富士屋ホテルのシェフの食事が楽しめるし、マナーに厳しいゴルファーの健康的な雰囲気が気に入っている。
大きなガラス窓の向こうには緑の美しいゴルフコースが広がり、内輪山の大涌谷と神山がそびえている。ここは大正6年にオープンした日本で2番目に古いゴルフコースであの「渋沢栄一」が関わっている。明治の初めころ乳牛や羊の牧場として開拓したのも渋沢だった。今もガスを噴出している「大涌谷」の地熱を利用して仙石原に温泉別荘を開発したのも渋沢だ。その頃の白黒写真がホールの壁に展示され、5年前に「仙石ゴルフコース開場100周年」を祝ったらしいポスターが飾ってあったよ。「タコの唐揚げ」を前菜にして家内が「天ぷらそば」、私が「冷たい担々麺」を頼んだらなんともおいしいこと・・・
今年の「夏期講習」は参加生徒2名と日程を調整し、12日(金)13日(土)と16日(火)の3日間に変更し、「御殿場市民会館」で実施することになった。2年生のMUさんは「形容詞・副詞」「比較」「接続詞」の文法・作文・英文和訳をやった。3年生のWAさんも「夏期講習」で「仮定法」「時制の一致・話法」「否定」を勉強した。共に三位一体のテキストで定評のある「数研出版」のもので、2人ともかなりの実力がついたと思う。
MUさんは「夏期講習」でやったプリントの未添削のものをかなり時間をかけて解説したあと、今日は「動名詞の意味上の主語」を勉強した。Like many other ‘gaijin’, I was surprised at Japanese youths being disrespectful to their elders. 「他の多くの外人と同様に私も、日本人の若者たちが年長者を敬う気持ちが足りないことに驚いた」。動名詞beingの意味上の主語がJapanese youthsだから、書き換えるとI was surprised that Japanese youths were disrespectful・・・と同じ意味になる。
WAさんは今日「不定詞」の慣用用法で、seem to〜、appear to〜(〜と思われる)やhappen to〜、chance to〜(たまたま〜する)を勉強した。350語の長文読解では「長寿は幸せか?」が難しかった。My students saw it, even at their young age, as boring, frustrating and full of problems. 「カンマカンマはカッコのこと」だから「彼らのような若い年代でさえも」を飛ばして読めばsee A as Bが見えてくる。「AをBとみなす」だからregard A as Bやthink of A as Bなどと同じだ。andが3つの形容詞を並列していることが分かれば、「私の学生たちは、それ(人生)を退屈で不満だらけで、問題にあふれているものとみなしていた」。
ご父兄の皆様・・・今日は予定をずらして「金曜日」の実施になりました。市民会館の公式行事で17,18日が全館貸し切りだったためです。今日は「9月〜10月」の予定表を赤いプリントで配布しました。3年生はいよいよ「入試共通テスト」の出願が始まります。9月下旬には志望校を記入して出願しないといけません。来年1月の本番まであと5か月たらず。早め早めの対策を始めてください。 尾上









