「ボランティアガイド」
この歳になってまたひとつ資格が増えたよ。先日、河口湖の「富士山スバルライン」入口にある「山梨県富士山科学研究所」の「修了式」に集合したオジサンたちは、私を含め自然観察の大好きな人ばかり。最初30人が受講して始まった「カレッジ」は、2年目の「大学院」で数が絞られ、そして3年目は「ガイド育成研修」の講座が7人でスタートし全単位を認定されたのはそのうち5人だけ。研修成果が評価されて、先日副所長から「修了認定証」を授与されたんだ。「自然解説員育成研修の全課程を修了したことを認めます」と。来年になったら週末にはこの研究所の観察園でガイドをやっているはず。
河口湖から自動車道「スバルライン」を走って「五合目登山口」に行ったことがあるかな?ガレキと砂利ばかりの富士山に頑丈な舗装道路がある理由は、すべて「剣丸尾溶岩流」という長細い溶岩の帯の上に作ったからで、この研究所もその延長上にあるよ。周囲をアカマツ林に囲まれた環境に木道を渡して「自然観察園」が設置されている。有名な「青木ヶ原樹海」と似たような環境で、「溶岩樹形」など溶岩が冷えて固まった姿、そこに植物が育っていく様子、野鳥やコウモリなどの動物が集まる環境、などに私たちガイドが来訪者を案内し「エコロジー」を考えてもらう、という仕事なんだ・・・
2年生のMUさんは前回「読書は子供のうちに習慣化」を読んで和訳した。Some modern children seldom, if ever, read for fun. 「現代の子供たちには趣味で本を読むことが少しはあってもめったにやらない子がいる」。副詞のseldomはrarelyと同じく「頻度、回数」で、その後に条件if ever(たとえあったとしても)を加え後半を否定する。形容詞ならlittle, if any, money(お金が、たとえあってもほとんどない)のように言うよ。今日は「熊本大」の英文「手紙のよさ」を訳した。You should keep a little notebook for writing down ideas for letters, which should always be entertaining.「手紙のためのアイデアを書き留めるため、小さなメモ帳を持ち歩くといいよ。それはいつでも面白いはずだ。」で、whichの先行詞はwriting down ideasだね。最初のshouldは「〜すべき」で、後のshouldは「〜のはずだ」と訳すといい。つまり「話者の推量」の意味だ。
IKさんは前回、誤文訂正の問題が難しかった。He rarely read more than a page before he fell asleep.(彼はめったに2ページ目を読まないうちに眠ってしまったものだ。)は「否定語」のrarelyをneverと同じ位置に置くけれど、強調したいときには文頭に移動する。その時「S+Vの倒置」つまり「疑問文の語順」が生じてRarely did he readのように言わないといけない。様々な「否定語」についても勉強しておこう。今日は「東京女子大」の英文「ユダヤ人の書物」を訳した。If a book should become old and unreadable, it must be buried. 「もし本が万が一古くなって読めなくなったら、埋葬しないといけない」。この助動詞shouldは「仮定法・未来」で「将来ありえないことを仮定する」場合に使うから「万が一にも」と訳す。mustは「埋葬する」という「動作」だから「〜ねばならぬ」。「〜に違いない」と訳すのは「状態」の動詞の時、と覚えよう。
3年生のWAさんは前回「九州大」の長文「タッチのしかたと意味」を読んで、ほとんどの設問に正解が出せたね。テーマが何かを問われたとき、冒頭の一文をまず疑うこと、一番頻出のキーワードを探すこと。ここではtouchだったね。今日は「分詞構文、-ing〜」が「理由、時、条件、譲歩」など、様々な意味で主文を修飾することを学んだ。Looking back on my childhood, I am convinced that naturalists are born and not made.は「自分の子供時代を振り返ってみた時」と訳すと、後半にうまくつながるよ。「自然科学者というのは生まれつきのもので作られるものではない、と信じている。」ではThey are born, not madeとかThey are not made but bornの意味でandの働きを理解するとよかった。 尾上









