2022年3月27日(日)
御殿場市民会館にて
「雪どけコンサート」
昨日は御殿場南高校・吹奏楽部の43回定期演奏会。OBもおおぜい賛助出演しますよ、とWAさんのお母様に連絡を受けたので懐かしさのあまり聞きに行ってみた。コロナ感染防止の影響で練習もままならないのになんとか開催にこぎつけたようだ。1・2年生わずか15名の部員だけど元気よく明るいマーチから始まった。トランペットやトロンボーンの輝かしい響き、息のぴったり合ったクラリネットやフルートの木管群、指揮の先生の的確な無駄のないタクト。よくぞここまで仕上げたものだなあ、ブラボー!!
ステージには少し頭の薄いプレーヤーも学ラン姿で何人か吹いているよ。ああ、あれは私の若い頃の教え子たちだ。トランペットのYO君とMA君、トロンボーンのkA君、サキソフォーンのIS君のほかにも数名。35年前、テープ審査で選ばれて東京の「普門館」という2万人収容の会場で開催された「普門バンドフェスティバル」に出演した時のメンバーだ。今もそのパネル写真を私の書斎に飾ってある。最前列でクラリネットのトップを吹いたのがWAさんのお母様で、音楽講師になって私の後任の指揮者もやった・・・
1年生のMUさんは「無生物主語の文」を勉強した。「どうして日本にきたのですか」はWhat has brought you to Japan?「何(の理由)があなたを日本に来させたの」と、日本語では違和感があるけれど言い換えできる表現のことだ。「赤ん坊に泣かれて一晩中寝つけなかった」も、The crying of the baby kept me awake all night. のように「理由」を主語にできる。しかし、日本語では「人」を主語にする方が普通だから「〜で私はずっと起きていた」となるね。「その少女はとても驚いたのでほとんどものがいえなかった」はAstonishment almost deprived the girl of her speech. 「驚きがその少女から言葉を奪うところだった」となるよ。
2年生のWAさんは「接続詞」のso〜that・・(とても〜なので・・)とso that S can V・・(・・できるように、・・するために)を勉強した。High school and college students are sent to a “foreign” country for summer jobs so that they can develop fluency in that country’s language. 「高校生や大学生が夏休みのアルバイトに「外国」に派遣されるのはその国の言語の会話力をのばすことができるようにするためです」。接続詞in order that・・でも言い換えができるし、主語が同じだから簡潔に「不定詞」でin order to develop・・と言い換えてもいい。〜in order that we may stay mentally healthyは「精神的に健康でいられるように」と、助動詞はmayやwillも使うよ。
ご父兄の皆様・・・今週は明日から4日間「春期講習」が始まります。新2年生1名、新3年生2名の参加で、中身の濃い授業になるように期待しております。
4月になるといよいよ新しい学年が始まりますね。「UG会」も3年生2人を希望の大学に送り出し、進級した2年生3年生に加え新たな会員を迎えて元気よくスタートを切ります。意欲溢れる生徒たちに英語と日本語の勉強を通して「ものを深く考える力」が身につくように、英語がますます好きになるように教えていきたいと思っております。ご家庭でもご協力をお願いいたします。 尾上