「源頼朝と政子」
AMAZONが運営する「オーディブル」のサブスクをやっている。日本の「オーディオブック」というのもあるけれど、これは英語版もあるからシェークスピアの詩も読んでくれる。歴史小説で司馬遼太郎の短編が面白くてたくさん聞いた。原作を朗読してくれるから家事などやりながらでも音楽のように聞いていられる。目も老眼で疲れやすいからペーパーじゃ読む気になれないけれど、23巻もある吉川英治の長編「新・平家物語」を聞き始めて3分の1まで来た。NHKテレビ「鎌倉殿の13人」のブームもあって、韮山に配流された頼朝が北条政子を妻に得て、源氏再興の旗揚げをするいきさつが面白い。
先日韮山高校の近くにある「蛭が島公園」に行って「頼朝と政子の像」に対面。800年前にタイムスリップして歴史を実感しながら「北条の里さんぽ道」をチャリンコで出発した。テレビの主人公北条義時の父、時政の墓がある「願成就院」、2代将軍頼家の病相の面がある「光照寺」、頼朝の最初の恋人で後に義時の妻になる伊東八重の菩提寺「真珠院」など名所がたくさんあった。それらの寺の裏山「守山」をぐるっと回って「狩野川」に出たら「北条氏邸」の跡は遺跡発掘のため草地のままに保存されていた。川を見ながら桜並木を走ったら白い大きな校舎が見えてきた。ああ、伊豆中央高校だよ、吹奏楽の講習でなんどか訪問したなあ・・・
3年生のICさんは前回「早稲田大」の715語の長文「老人の労働力」を読んで内容がしっかり読めていたが下線部訳が難しかった。With unemployment in the USA and European countries hitting near record lows and significant skills shortages in some areas, a strong push to retain older workers is developing. は文頭のwithが何か?「付帯状況」を表すwith+名詞+-ing〜の構文だね。主文の「高齢者の労働力を維持しておこうという強い動きが高まっている」に追加する理由として前半は、「アメリカやヨーロッパ諸国の失業率がほぼ記録的な低さになり、かなりの技術者不足が一部分野で起こっている状況で、」と訳せる。shortagesの後にbeingを補うといい。今日は過去の習慣を表す「助動詞」のused to(昔は〜だった)とwould often(よく〜したものだ)の問題がよく理解できていた。
WAさんは前回「大分大」の英作文で、「もし私たちがもっと早く東京に戻っていたらどうなっていただろう」は、「昔」の事実に反する仮定なのでIf we had come back to Tokyo earlier, what would have become of us? とする。What has become of him? (彼はどうなったの)の応用だ。what would have happened to us?もいいね。今日はanything but〜が否定のneverと同じ働きだと勉強した。butは本来「〜を除いて」(=except)の意味なので、「〜以外のすべてだ」は結局「決して〜ではない」の意味になるんだね。「月旅行の夢」でWe should find the experience anything but enjoyable.の訳は、SVOCの文型You will find it difficult,(それが難しいとわかるだろう)と同じだから、「そういう経験は決して楽しいものではないとわかるはずだ。」
ご父兄の皆様・・・今回は30日(日)が裾野市民文化センターが「市民文化祭」で貸し切りのために今日に変更となりました。次回はいつもの日曜日で11月6日になります。3年生は大学受験もまじかに迫って、放課後講習などで忙しくなりましたね。体調を崩さないよう睡眠時間を確保して健康な生活を心がけましょう。 尾上









