2022年5月1日(日)
御殿場市民会館にて
「まぼろしの滝」
これが「まぼろしの滝」なのか!富士山五合目の荒涼とした砂漠のトレイルを登った先に、5mもの落差の滝がゴーゴーと轟音を響かせて前方眼下に現れた。雪解け水は想像以上の水量で大自然の豪快さに感動した!さらにその先に進むと2段に連なった滝も目の前に出現、胸に響くほどのすさまじさだ。水辺によって手を浸してみるとさほど冷たくない。この狭い渓谷に敷き詰めた溶岩が滑り台のようになって、急斜面だからその上を流れ下る水のスピードが実に早い。滝の上に迸ってくる勢いだ。あたりをガスが包んでいい写真が撮れない。青空と富士山頂を借景にして撮りたかったな。
例年5月初旬に見られるという「まぼろしの滝」が予想外に見られてラッキーな一日だった。10連休のGWが始まって2日目。富士山須走口の「フジアザミライン」が再開したので、雲に包まれていたけど標高2000mの五合目登山口に行ってみた。残雪を踏みながら六合目に向かって岩がごつごつした登山道を登っていくと、スキーを背負って下ってくる若者に出会った。8合目3200mあたりまで登ってから滑って降りてきたという。雪がアイスバーンになってエッジが効かず実に恐ろしかったと。1時間ほど登るといきなり青空になってダケカンバの白い林の向こうに壮大な富士山の全容が・・・
新2年生のMUさんは「態」の書き換えで難しい問題をやった。What is it that covers the new table?(新しいテーブルに掛けてあるのは何?) は疑問詞のwhatを強調する文だね。「受動態」なら基本構造でthe new table is covered with whatとなるから答えも「強調構文」でWhat is it that the new table is covered with? となる。Pencilled notes don’t copy very well on a fax. 「鉛筆書きのメモはうまくFAXできない」では、copy wellがイディオムになっている。「物」を主語にしてsell well(よく売れる)とかcut easily(よく切れる)のように「受動態」にしないで言えるよ。
新3年生のICさんは「副詞節」を使う英作文をやった。「首都大」の「平穏にやってくれるかぎり、ここで誰が集会を開こうと私たちは反対しない」は、後半が「譲歩構文」で「誰が〜しようとも」の意味だから No matter who holds a meeting here, we won’t object to himと書ける。その後にas long as it is held peacefullyとかonly if it is peaceful を加えればよい。文頭のNo matter whoの代わりにWhoeverで書き始めてもいいね。someoneは不特定の「誰かさん」で使えない。
WAさんは「譲歩構文」でwhether〜or notを勉強した。文の主語や目的語になる時は「〜かどうか」の意味だけど、主文の修飾語になる時は「〜であってもなくても」となる。Whether you like it or not, it is no longer possible for nations to shut themselves off from the world. 「好きでも嫌いでも、国が世界のほかの国々から自国を閉ざしてしまうことはもはや不可能だ」。the rest of〜は「〜のうちの他の部分」の意味だ。the rest of my lifeなら「私の人生の今後」「これからの人生」だね。 尾上