御殿場市民会館にて
「沖縄竹富島で牛車に乗る」
寒い御殿場を抜け出して家内と二人、飛行機で沖縄に行ったよ。まだコロナが収まったわけではないけれど政府の「旅行支援」を使わなきゃもったいないし、冬の旅は温かな土地に限るから沖縄が一番、今回3度目になるので最南端の「石垣島」にした。台湾の台北までほんの至近距離だから確かに温いはずで20℃もある。3時間半もかかっって着いた空港でレンタカーを借りて島をひとめぐりする計画にして、まずは宿泊地の北西部「底地ビーチ」にむかった。予約した「ビーチサイドホテル」は、一面のサトウキビ畑の中に飛び上がった真っ白な7階建てで、その最上階に2泊部屋が取れた。窓からは白いサンゴの砂浜が果てしなく続き沖合に白波が立っているあたりがサンゴ礁の先端になっているらしい。
2日目は西海岸を南下し「石垣港」からフェリーに乗って向いの「竹富島」に渡った。お目当てはもちろんテレビやガイドブックで見てきたあの「水牛車」。大きな角を左右に広げた真っ黒な水牛が一頭だけで10数人の大人を乗せた車を牽く。驚くほどの力持ちだがよく飼いならされて、御者のオジサンは先頭に座って島のお話や三線(さんしん)の演奏に夢中で、水牛は放っておいても立ち止まることなく、石垣で囲われた村の狭い砂道をゆっくりゆっくり進んでいく。海が目の前なのに漁業はやらず農業を少しとほとんどの家が民宿やカフェなどの観光業で生計を立てているそうだ・・・(つづく)
2年生のMUさんは前回「旅行」の英作文で、「英国について最初に目につくのは庭ではない」で、「・・なのは〜だ」の構文を見たら「強調構文」のIt is〜that・・か、又はWhat・・is〜を思いつくとよかったね。英語学では前者を「分裂文」、後者を「疑似分裂文」と呼んでいるよ。文の一部を引き裂いて移動させるから英語も日本語も同じだ。What we first notice when we visit England is not its gardens. 今日は「関係代名詞」の「非制限用法」を勉強した。簡単に言えば「カンマ」が付く用法のこと。I tried to answer the question, which I found impossible.で後半は先行詞the questionを修飾(つまり制限)するのではなくて、ほぼ独立した文を追加する働きなのだ。but I found it impossible.のように。「その質問に答えようとした。しかしそれは不可能だとわかった。」一方、New York City, which is on the northeast coast of the U.S., is one of the largest cities in the world.は、「ニューヨーク市は、アメリカの東海岸にあるが、世界で最大の都市の一つだ。」のように主語の追加説明として「挿入」している。「は、が」と覚えるといい。
3年生のWAさんは前回「名詞節」を使う英作文をやった。「松山大」の「勉強さえしっかりやってくれれば、君がどう余暇を過ごそうとかまいません」は、If only you study hard,で始めて、「どう〜するかは問題ではない」と言い換えてIt doesn’t matter how you spend your leisure time.がすっきりしている。how以下が名詞節で形式主語のitが使える。 今日は「動名詞の意味上の主語」を勉強した。I remember my mother coming home tired from her job at the restaurant and saying that we were luckyーthat there were people far worse off than we were. で、接続詞and はsayingとcomingを並列しているが、二つの行為じゃなくて一連の動作として「帰宅して言ったこと」と訳す。my motherがその意味上の主語になっているから、「私は母がレストランの仕事で疲れて帰ってきて『うちは幸運なのよ、うちよりずっと生活の苦しい人たちがいるんだから』と言ったことを覚えています。」 尾上









