2022年11月10日(木)御殿場市民会館にて
「男体山に登った」
「日光」は今紅葉シーズンのまっさかりだね。有名な「華厳の滝」に向かう「いろは坂」が大渋滞しているニュースが報じられている。その奥の「中禅寺湖」まで行くと「二荒神社」が鎮座しその背後に「男体山」がそびえている。それは日本百名山の一つで今回私の第39座目として選んだ山だ。夜中に「東北自動車道」を走って早朝5:00、ヘッドランプの明かりで「戦場ヶ原」の裏登山口からスタートした。太陽が昇ると真っ青な秋空が広がったのに、昼前から急変し雪もちらついたりして8時間かけてやっと2486mの山頂へ。そこからは眼下の「中禅寺湖」に向かって岩だらけの斜面を一直線に下っていくコースだった。途中2度もコースを間違えて、計画よりも4時間余計に歩く羽目に。
歩数計をみたら3万6千歩になって18キロも歩いたことになる。こんなロングコースは久しぶり、「北アルプス」の「燕岳」(つばくろだけ)以来かな。四合目から下が林道で二又に別れて、そこの判断が狂ったために1時間のロスタイムをだしてしまった。「中善寺湖畔」までなんとか無事に下山できて一安心だが、年齢不相応に体力の限界に挑戦してしまったなあ。今回は大学のトレッキング仲間が10年前に踏破したコースを私も追体験しようと計画したのだった。しかし実際はネット上で個人の登山記録を見てもそれは珍しいコースで、普通は「二荒神社」で参拝してからその参道を登って往復する7時間のコースだった・・・
2年生のMUさんは前回「学習院大」の英作文をやった。「私たちは他人のことに無関心である反面、おかしいほど他人のおもわくを気にしています」は、We are indifferent to other people, but on the contrary, we are strangely careful about their attitude toward us.「他人のおもわく」は「私たちへの態度」とするかwhat they think of us(私たちをどう思っているか)とするかだね。接続詞butまたはwhile(一方)を落としてはいけない。今日から新しい文法問題のテキストに変わった。第一日は「動詞句」で、You must keep up with the times.(時代に付いていかなければいけない)はYou must not fall behind the times. (遅れてはいけない)と言い換えできる。たくさんの表現を覚えてほしい。
IKさんは前回文法問題で、I’ve been deceived by the man who I thought was my best friend.で関係詞にwhomを選んでしまった。後半は複文のI thought he was my〜をつなげるわけだからheをwhoに置き換えてmanの直後に「移動」させないといけない。第5文型のI thought him to be my〜ならwhomでよかったが。今日は「不定詞」でIt is・・・to〜の構文だった。It is easy to teach very young children, for they have inquiring minds, and want to understand things for themselves. 「幼い子供にものを教えることは簡単だ。なぜなら、探求心があって物事を自分の力で理解しようと思うから。」このforは接続詞で「なぜなら」の意味で、andやbut、or、soと同じように文と文を「対等」の関係でつなぐ「等位接続詞」なんだ。このカンマはピリオドに近いからそこで文を一度切らないといけない。
3年生のWAさんは構文「have+物+-ed」が「物を〜してもらう」の意味で、使役動詞haveなら「have+人+原形」で「人に〜してもらう」というのと対比して理解するとよい、と学んだ。たとえばHe had his house painted by them. はHe had them paint his house.を「受動態」に置き換えただけで意味は同じ、と気づくね。It is better to have one’s teeth looked at regularly. 「人の歯は定期的に見てもらった方がいい」も〜to have the dentist look at one’s teethと言い換えできるね。「神戸商科大」の英作文「僕の車の修理ができたかどうか電話で聞いてくれませんか?」は、Would you call to ask them whether they have finished repairing my car?で、ask them by telephoneでもかまわない。 尾上