御殿場市民会館にて
「箱根登山ケーブルカー100周年」
コロナはもちろん、このところ風邪もひいたことないから健康維持には手軽な「山登り」が一番だと信じている。でも一人きりも寂しいから天気が悪いときには箱根の観光地「強羅」に行くことが多い。先日も宮城野の街中を流れる早川のほとりに駐車して、車道に並行する急な階段を強羅駅に向かって登って行った。この道は「早雲山」の登山道に通じているよ。今日は標高400mから750mのケーブルの終点まで登ることにした。20分ほどで強羅の駅舎に着くと、湯本から登山電車で到着した観光客で今日もにぎわっていた。スイスアルプスの登山電車と姉妹関係らしい。外人グループも増えてコロナ前に戻ってきたなあ。
ここからたいていの観光客は「ケーブルカー」と「ロープウエー」を乗り継いで「大涌谷」をめざすのだが、私は「強羅公園」と次の「箱根美術館」を左手に見ながら「ケーブルカー」と並行する直線の急な坂を登って足腰を鍛えるのだ。「中強羅」「上強羅」の駅を過ぎると終点「早雲山」だ。新装なった駅舎の二階に上がると素晴らしい「展望テラス」に出る。ここに無料の「足湯」ができたのもうれしい。子供連れの家族や若い二人連れらと一緒に裸足になって、冷たい脚と手を温泉につけながら谷の向こうにそびえる「明神岳」を展望するのは最高の気分・・・
2年生のMUさんは前回、入試の英作文がどれも難しかった。日本文の(述語)動詞を中心にSVOを組み立て、修飾語(M)は普通文尾につける。余計なものから述べる日本語とまさに逆順であることを忘れないでね。今日は「青山学院大」の「環境汚染」が難しかった。・・・than to wait until increasing damage to the atmosphere results in problems we cannot now predict. 「大気汚染がますます増えることで今は予言できないような諸問題が生まれるその日まで待っているよりは・・・」で、result in〜(〜という結果になる)はcause(〜を引き起こす)とかlead to〜(〜に通じる、〜を生む)とおなじ意味だね。
IKさんは前回長文で「子供の教育、日米の差」を読んだ。日本の先生は理解できない生徒にできるまで頑張らせるから、その生徒はHe spends the rest of the class there, his work on display. 「その授業が終わるまで黒板の前に出て、答えを皆にみせるようにする」。the restとは「残りの部分」の意味で、the rest of the worldは「世界のほかの国々」、the rest of her lifeは「これからの人生」。今日は「比較」、高校生の一番苦手な構文をやった。特に「鯨の公式」A whale is no more a fish than a horse is.(鯨は馬と同様で魚ではない)をその代表として覚えておこう。thanは「〜より」じゃなくて「〜と比べると」の接続詞。no moreはa little more(ちょっと上)に対して「少しも上じゃない、同じことだ)と分かれば、「鯨は魚だ、といえば馬が魚だというのと差がないよ、同じだよ」と訳せる。煎じ詰めれば「昔からの定番の訳」になるけど「面白くない」訳し方だね。
3年生のWAさんは前回、長文で「子供の成長」を読んだ。The difficulties must not be so great as to cause discouragement, or so small as not to stimulate effort.は、must notで「禁止」を表し、not so〜as to・・は「・・するほど〜ではない」の意味だから、「(子供が挑戦する)困難さは、失望させるほど大きなものでもいけないし、努力を刺激しないほど小さなものでもいけない」。A and A’のルールを覚えているかな。「and」の直後と同じ仲間を前方に見つければいいんだね。A or A’でも同じことで、orの直後のso small が前のso greatと並列だとわかればもっとうまく和訳できのに。今日は「会話」の試験問題をいくつか解いてから、「前置詞+動名詞」の構文をたくさん勉強した。be used to 〜ing(〜することに慣れている)、on 〜ing(〜するとすぐに)、in 〜ing(〜した時に)など。 尾上









