2022年8月14日(日)
裾野市民文化センター
「富士山のアサギマダラ」
11日の「山の日」は雲一つなく晴れ渡った美しい朝で、家内を神場のリハビリ施設に送り届けてから「大野原」を走り抜けた。東富士演習場の広大な草原にはピンク色のナデシコや黄色のコオニユリが風に揺れていた。須山の「浅間神社」に立ち寄ったら参拝者がちらほら。ここは世界文化遺産の構成要素の一つに選ばれている。社殿の前にいたガイドの男性から「ぜひ歩いてみてください」と、最近復活した「須山口登山歩道」の案内地図を分けてもらった。昔「宝永山噴火」で廃れる前はよくここから山頂を目指したそうだ。最近「忠ちゃん牧場」から沢沿いに登って、遊園地の「ぐりんぱ」や「イエティ」スキー場から富士山一合目の「水が塚」に向かうように整備されたそうだ。
「須山登山道」を一部だけでも歩いてみたくて、「十里木別荘地」の中の「エバーグリーンライン」を走って、「ぐりんば」の有料ゲート手前で駐車して車道を歩き始めた。「水が塚」まで4〜5キロだから目標「一日一万歩」に丁度いい。時折「登山歩道」が現れて「弁当場」の標識が見えた。鎌倉時代、源頼朝が「富士の巻狩り」をやった名所旧跡がこの十里木あたりに残っている。富士市側の「勢子辻」も狩猟で鹿やイノシシなどを追い出す役の「勢子」が語源かな。路傍に標高1400m、1450mの標識が立っていよいよ「水が塚」が近づいた。赤いツリフネソウや黄色のキツリフネが咲き、白いフジバカマの穂先には水色の透き通るような蝶々「アサギマダラ」が夢中で蜜を吸って・・・
3年生のICさんは関係詞whatの慣用用法を勉強した。What with A and what with Bは「AやらBやらで」と暗記させられるけど、なぜだろうか?withは「理由」だけどこのwhatはsomewhat(いくらかは)という副詞と同じ働きのようだ。partlyと言ってもいい。英文和訳ではThe vanity of desiring to make yourself look far better than what you really are is one of the bad characteristics of the Japanese.が難しかった。isの主語の中心語がthe vanity(虚栄心)だと分かれば、「自分のことを実際の姿よりもずっとよく見えるようにさせたいと願う虚栄心が日本人の悪い特徴のひとつなのだ」。whatは「こと」「もの」「すがた」と覚えておこう。
YAさんは前回語句並べ替え問題で、「助けを求めるのは気が進まなかったので、彼はそれをすべて一人で完成した」は、As he was reluctant to・・と書けばいいところを「分詞構文」を使うならば、(Being)reluctant to ask for help, he completed it all by himself. でOK。次の語が形容詞なので現在分詞のbeingは省略してよい。今日は「関係詞」の「継続用法」をやった。つまり関係詞の前にカンマが付く場合の文だ。I respect her father, who is a great scholar. は「立派な学者であるお父さん・・」のように、修飾させないで、「私は彼女のお父さんを尊敬してます。なぜなら立派な学者だからです」のように、2文に分けて和訳すればいいから「継続用法」という。4接続詞はandだけでなくbutやfor(なぜなら)でつなぐこともあるよ。
WAさんも「カンマ付きの関係詞」を勉強した。I shall very probably buy more than I need at the supermarket, where I shall only have to stretch out a hand to get something that is not on my shopping list.で関係副詞のwhereの前にカンマがあるから2文に分けよう。「スーパーでは必要でないものまできっと買ってしまうだろう」で、次はその理由が書いてあるからwhereはfor・・・thereと言い換えできるね。「なぜなら、買い物リストにないものを買うにはそこではただ手をのばすだけでいいから」。「助動詞」の英作文では「荷物をまとめて今日の午後の便でイギリスへ帰る方がましだ」は、助動詞のmight as wellを使うとI might as well pack my bags and fly back to England this afternoon.でいい。andが一つながりの行為(pack〜and fly〜)を述べているよ。 尾上