「甲武信ケ岳の紅葉」
甲斐の国(山梨県)、武蔵之国(東京都)、信濃の国(長野県)の三国にまたがる山、それが「こぶしがたけ」だ。「日本百名山」の一つで私の38座目のチャレンジに選んだ山。この時期は紅葉で人気の高い「西沢渓谷」がその登山口になる。標高差が1100mあるから山頂の小屋に泊まる人たちばかりだけど、私はどうしても日帰りしないといけないから「ハーフ登山」ということにした。ここは石和温泉や甲府南部に下って鰍沢で「富士川」に合流する「笛吹川」の源流だ。5月の花の季節には「アズマシャクナゲ」が咲きほこり美しい渓流や滝見物で最高の観光地なんだ。
8:30道の駅「みとみ」の大駐車場から出発した。真っ赤なイロハモミジ、黄色のイタヤカエデなど10月末は紅葉の見ごろの季節で、一周4時間の「西沢渓谷」に向かうハイカーたちがほとんどだった。私ひとり別れて「旧西沢山荘」の前から「徳ちゃん新道」の樹林帯を登っていく。1時間ほどでカラマツの林の向こうに展望が開け、「鶏冠山」(とさかやま)のごつごつした山頂が木々の合間に見えた。今日も快調に歩けて3時間で「合流点」に来た。昼食を食べていると、上から下から次々登山者が挨拶していく。実に悔しいけどここで下山だ。さあ、帰りは「近丸新道」を通って「ナレイ沢」の渓谷に下っていこう・・・
2年生のMUさんは前回プリントをやって残った時間で「英文日記」を書いたので添削してあげた。「修学旅行」の計画では、We are going to Kansai District on our school trip. It will be tiring to spend three nights talking with my classmates, but I’m looking forward to visiting many places. のように、「未来」の内容はspending〜を主語にするより「不定詞」でto spend〜の方がいいね。今日は形式主語It の用法を勉強した。The Milky Way is so large that it takes light about 100,000 years to travel across it. は「時間」のitが使ってあるが、「天の川はとても大きくて、光が横切るには約10万年かかる」と訳す。It takes人 時間 to〜の構文だ。
IKさんは前回「文法の間違い探し」で、Sound travels four times as fast in water as it is in air.「音は水の中では空気中の4倍の速さで進む」でit is はit doesとしないといけない。比較の接続詞as (〜と比べて)は前の文SV〜と同じ文型が必要だからIt travelsの「代動詞」 でit doesとなる。今日はIt seems that〜(〜と思われる)の構文を勉強して、特に「接続詞」の働きを学んだ。Because the people know・・・, they want more of them. 「人々は・・・を知っているので、家畜がもっとたくさんほしいのだ」では、前半が「従属節」で後半が「主文」という関係だ。こういう「主従関係」の文を「複文」と呼ぶよ。一方、The people want more of them, for they know・・・「〜がもっとほしい。なぜなら・・を知っているので」と訳すよ。「主文」と「主文」を対等につなぐだけだからforはandやbutなどど同じく「等位接続詞」と呼んで、「重文」を作っている。
3年生のWAさんは「知覚動詞」のsee、hear、feelなどがSVOCの文型で-ing(現在分詞形)をとる場合があることを学んだ。普通は「原形動詞」をとるから、I saw him cross the street. (彼が通りを横切るのを見ていた)だけど、I saw him crossing the street.なら「彼が通りを横切っているのが見えた」で、「一部だけ見かけた」の意味になる。英作文では「武蔵大」の「常識のある人なら、その理屈はおかしいということがすぐにわかるだろう」は「仮定法」の動詞を使ってうまくかけた。People with common sense would immediately understand that the reasoning is strange. 「おかしい」はsilly(ばかげている)やwrong(間違っている)でもいい。前半はA man of common sense という慣用句を使うのもいいね。 尾上
