御殿場市民会館にて
「東京で高校の同窓会」
東名高速が集中工事期間で大渋滞らしいので、いつもの高速バスもやめて久しぶりに電車で東京に行ったよ。御殿場を出ると電車は「鮎沢川」を右に左にまたぎながらぐんぐん坂道を転がるように下っていく様子がよくわかって面白い。「国府津」の乗り換えもうまくつながって、東海道線の「東京・上野」ラインに乗るといつのまにか「新橋」に着いた。一番古い黄色の地下鉄「銀座線」と新しい「南北線」を乗り継いで「六本木一丁目」で降りた。同窓会の会場は改札口前の「住友会館」で、高層ビル42階のパーテイ会場へ案内された。眼下に赤い「東京タワー」がそびえ、その向こうに「レインボーブリッジ」と「お台場」がかすんで見える。素晴らしい眺め!
西宮市夙川の家が近くて一番の親友だった藤本の音頭でカンパイ!今も「日本板硝子(株)」の会長を続けて、仲間では一番羽振りがいい。夫婦での参加者もいれて20人も集まった。幹事の前田と吉村も甲陽学院高校では同じクラスだった。「忘年会」「ゴルフコンペ」「研修会」など年間に4〜5回もの同窓会の世話役だ。吉村と下川は吹奏楽部でトランペット、私もアルトサックスをやった。私のスピーチの番になったので、「私たちが3年の夏、甲子園球場で全国大会の応援演奏をしたのです。数学の恩師・小野先生の依頼で、先生の母校が佐賀県代表になったのに応援団が来られないので友情応援をやってほしいと。その小野先生のお孫さんも甲陽出身で、今日はそこに出席しておられます・・・」
2年生のMUさんは前回「受動態」の文法作文をやった。What is it that covers the new table?はWhat covers the new table? の「強調構文」だね。それをまず「受動態」に変えてもう一度「強調構文」に戻せばよかったね。What is it that the new table is covered with?今日は本来「接続詞」のas、than、butが「関係代名詞」として使われる場合を勉強した。Such an apology as was made today should have been done much earlier.「今日なされたような謝罪はもっと早くやるべきだった」で、wasの前にあるasが関係代名詞のwhichと同じ働きだね。先行詞にsuchやthe sameがつくとwhoやwhichがasに変わる。さらにmoreがつくとthanに、noがつくとbut(〜を除いた人、〜ではない人)に変わるんだ。
IKさんは前回「書き換え問題」で、It is a pity that you didn’t see the movie.(見なかったのは残念だ)は、「見るべきだったのに」と言い換えられるからYou should have seen the movie.が正解。今日は「関係代名詞」のwhatの慣用表現を勉強した。Manga are to the Japanese film industry what best sellers are to Hollywood. は高校でA is to B what C is to D の公式、と教わったね。「漫画と日本の映画産業との関係はベストセラーとハリウッドとの関係とおなじである」、と和訳すれば正解!となるけれど、いったい何が言いたいの?whatはどういう働きなの?そういう疑問をもってほしい。後半がわかりやすい例で、「アメリカでは小説がベストセラーになるとすぐに映画化される」という前提があってはじめて、「アメリカ映画にはベストセラーが重要だ」と理解できる。whatは「重要なもの」something importantの意味なんだね。
3年生のWAさんは前回長文で「真の愛とは」を読んでほとんどの設問に正解が出せた。physical attractionは「身体の魅力」だからsuperficial attraction「うわべの魅力」のことだね。今日は「付帯状況のwith」を勉強した。withの代わりに「カンマ」をつけるだけでも「独立分詞構文」で同じ意味が表せる。With so much time devoted to working (for adults)and studying (for youngsters), there was not much time left over for leisure. で、前半は「あまりに多くの時間が(大人には)仕事、(若者には)勉強に費やされるので」とwith+名詞+過去分詞の構文で、As so much time is devoted〜というのと同じ意味だ。後半の「余暇に残される時間はあまり多くはなかった」に「付帯状況」を加えていることがわかるね。 尾上
