御殿場市民会館にて
「赤富士、逆さ富士、パール富士」
1月7日の夜は満月で寝室にさしこむ月光がこうこうと明るかった。そして次の朝、市内塚原に住む花友のHAKOさんがインスタに「パール富士」の見事な写真を投稿していた。「よし!私も一枚!」と9日早朝、車で「東山湖」に行きスマホで撮った写真がこれ。風がないと湖面が鏡のようになって「逆さ富士」が見られ、高い樹の上に巣を作るアオサギが20〜30羽も夜明けの空に舞い上がり、山頂にご来光がさす直前の6:50、山も空も赤く染まって「赤富士」になったよ、なんと美しい!願わくばあの満月が富士山頂に着地すれば「パール富士」。日没の「ダイヤモンド富士」が山中湖の名物なら、夜明けの「パール富士」は登山口御殿場ならではの珍らしい現象で、市の新しいHP「奥深き御殿場」のカバーに紹介されているよ。
前回ふれた亡き友人一杉真城のことをもう少し語ろう。沼津「ヒトスギ塾」の経営にとどまらず、中高生の海外留学や文化交流にも意欲的で、国内外の著名な学者たちを招いては次の世代の育成に東奔西走していた。30年前、5年計画で実施した「理論言語学講座」には関東や関西の英語学の若い教師や教授が「沼津」に集まり、「UG理論」を提唱する米国MIT(マサチューセッツ工科大学)N,チョムスキー博士の門下生にあたる著名な教授たちがかわるがわる来日、西沢田の「大中寺」で夏休み4日間の合宿生活を体験したのだ。午前・午後の難解な講座を毎年聴講した私は、学生時代以来ずっと続けてきた「英語学」に対する意欲がこの沼津のお寺で深まり、参加した仲間のアドバイスに励まされて「大学院」進学を決意したのだった。定年まであと5年・・・
2年生のMUさんは前回英作文で、「いくらたくさん読んでも、注意して読まなければ、なんにもなりません」が難しかった。No matter how many books you readで始めて、「全く役に立たないだろう」といかえてIt will be useless at all.と書ければいい。最後にif you don’t do so carefully.を加えればOKだった。今日は文法で「不定詞、分詞、動名詞」の復習問題をやった。Rome is a city worth visiting.(ローマは訪れる価値のある町だ)は「動名詞」の代わりに「不定詞」を使って言い換えるとIt is worth while to visit Rome.(ローマを訪問するのは価値がある」でほぼ同じ意味になる。for a while(しばらくの間)のように、whileはもともと「時間」の意味で、「(訪れるのに)時間をかけるだけの価値がある」と考えよう。
IKさんは冬休み中のプリントで「態」をやった。Do it at once.を「受動態」に直すのが難しい。「命令文」を維持するにはLet it be done at once.(それがすぐになされるようにせよ)のようにLetで始めないといけない。今日は「命令文+and」の構文で、Follow the simple rules above, and the waste will be greatly decreased and the world will remain a more natural one for our children ad grandchildren. の和訳をやった。aboveは副詞でwhich are mentioned above(上で述べた)の略だったんだね。「上で述べたような簡単な規則を守りなさい。そうすればゴミがおおいに減ってこの社会が子供や孫たちのためにもっと自然豊かな社会にいつまでもいられるでしょう。」 尾上
