「東海道・品川宿、青物横丁」
むかし江戸から京に向かうには「日本橋」から東海道を西に進むのが最短だった。「京橋」「銀座」「芝増上寺」「泉岳寺」を右に見て桜の名所「御殿山」が見えたら江戸四宿の一つ「品川宿」の入り口だ。ここまでわずか2里(8キロ)だが最初の大事な宿場だった。江戸四宿とは「内藤新宿」「板橋宿」「千住宿」とこの宿場のこと。それぞれ「甲州街道」「中山道」「奥州・日光街道」と「東海道」の五街道に出かける最初の宿場としてにぎわった。。。5年前のコロナ渦以来、外語大ロシア科の同窓を誘って「山歩きをやめて東京の街中を歩こうか、、」と始めた「都内トレックの会」も先週16日は10回目。当初は母校の旧キャンパス巣鴨から中山道沿いにお茶の水・銀座まで歩いた。昨秋12/21の「内藤新宿」、今春5/7の「板橋宿」に続いて選んだのがこの「品川宿」だ。「歩行新宿」「北品川宿」「南品川宿」からなる巨大な宿場だった。
京浜急行の「北品川駅」に集合した同窓の4人が、第一京浜から踏切を渡って「旧東海道」に進むと眼前に「土蔵相模」の標識、コンビニの上の階はマンションでかつての面影はない。幕末の頃ここは「桜田門外の変」の水戸浪士たちが前夜集結し、高杉晋作・伊藤博文が長州戦争の密議をした妓楼の宿屋で、「土蔵のある相模屋」からそう呼ばれた。われらは観光協会が発行する「なるほどマップ」を見ながら綺麗に整備された「北品川商店街」を進んでいった。今も右から左に店名を書いた看板のかかる呉服屋・下駄屋・煎餅屋・畳屋を覗きこみながら。「品川宿交流館」は歴史資料やパンフレットが充実した休憩所で片隅に「駄菓子売り場」を発見。懐かしの「ボンタンアメ」を食べながらぶらぶらと「本陣跡」を見学し「目黒川」を渡ると「南品川宿」。古くから続く「品川寺」「海雲寺」に参拝しながらゴールの「青物横丁駅」に向かった・・・
昨日の「英字新聞読もう会」は、11月19日のジャパンタイムズからOld-man puns are getting a Gen Z glow-up as 'neo-dajare'(おやじギャグ、「ネオダジャレ」としてZ世代の若者に好評)を読んだ。「了解ドウチュウヒザクリゲ」(東海道中膝栗毛)、「ヤバタニエン」(永谷園)、「電話ニ出ンワー」などなど。While older generations in Japan view dad jokes with disdain, Gen Z has embraced a new style of intentionally lame wordplay as a way to spice up text-based communication.(他の世代ならおやじギャグなんてバカにするのに、Z世代の若者たちは型通りの会話に味付けしようと、新たにわざとおかしな言葉遊びを始めた)。NHKTVの大河ドラマ「べらぼう」には蔦谷重三郎の「無駄口」「地口」が頻発していたね。「オソレイリヤノ鬼子母神」(入谷)、「アリガタヤマノ寒ガラス」(烏)など。現代でも「オドロキ桃の木山椒の木」とか「その手は桑名の焼きハマグリヨ」は有名だ。Oyaji gyagu (old man jokes) and dajare (puns) are becoming popular among people in their teens to late 20s.(おやじギャグやダジャレが10代から20代後半までの若者の間で人気になってきている)。「博報堂研究所」の上村さんは Uemura conducted an internet survey of people in their 20s over the course of 30 days to find which puns were frequently used (どんなダジャレがよく使われているか、20代の若者を30日間ネットで調査してみた)。それによると、Today’s puns carry a sense of irony and playfulness, often with a humorous hint at an intellectual reference such as historical events, famous figures and pop culture.(最近のダジャレには皮肉やふざけ気分が入り、史実や有名人やポップカルチャーのような知的な内容にユーモラスなヒントを感じている事が多い)。「日本人には言葉遊びのDNAがある、それは進化するが消えることはない」と。 尾上









