裾野市民文化センター
「ダイヤモンド富士」
16:35、ほんの5分前まで雲で隠れていて諦めかけていた富士山の輪郭が一瞬現れて空で大爆発が起こった!山頂に太陽が沈んでいく「ダイヤモンド富士」だ。山中湖東岸の公園「きらら」の岸辺で久しぶりに見たよ。そのまぶしい反射光が対岸からこちらまで光の橋になって渡ってくる。凍結して静かな湖面と波打ち際に揺らぐ水とに反射する光の趣も異なるから面白い。この一瞬の「光のページェント」pageant(華やかな舞台)を見にきたたくさんの車のプレートは他県のものばかり。岸辺にずらっと一列に並んで夕陽を見つめている人、三脚に乗せたカメラのファインダーを覗いている人、それらが黒いシルエットになって一枚の絵になっているよ。
ネット検索で「富士山撮影カレンダー」を見ると、「東京スカイツリー」や「高尾山」、「三浦半島」からも日没の「富士山」は見ることができる。しかし一番間近で巨大な富士山に対峙し、湖面の反射光が2倍3倍に興奮をかき立てるので、山中湖の北岸から湖面越しに見る「ダイヤモンド富士」は特別だよ。さらにこれは年に2度見られるのだ。立春すぎのこの時期は日没が次第に遅くなるから、観察できる日は2月1日に西岸から始まりこの西岸の「平野」では22日ごろに終わる。これを「戻り」と呼んでいる。秋は日没が次第に早くなるので、東側の岸辺からはじまり西側に移動していくのだ。これが「行き」だ。10月下旬から11月中旬まで見られるという・・・
3年生のICさんは語句の並べ替えで、「大事なのは全力をつくすか否かだ。」は、What is important is〜で始めればいい。それを動詞のmatterを使ってwhat matters is〜と言えることを覚えよう。「〜なのは〜だ」の日本文が「強調構文」に似ているね。「大事なものに数えられる」の意味からcountも動詞で使えば、It is〜that counts. という言い方も大事だ。和訳では「絵文字」が難しかった。They form a kind of basic international language of signs, simplified yet explicit, so that no matter what our native tongue is, we can understand them at once.「絵文字は単純だけどわかりやすい記号を使った一種の国際的基本言語になって、母国語が何であろうともすぐに理解できるようになっている」。so that〜canは「目的」で、「〜できるように」の意味。
WAさんは「If〜のない仮定法」をやった。With a little more industry, he would not have been so poor. 「彼にもう少しまじめさがあればあんなに貧乏にならなかったのに」。助動詞のwould「仮定法」だとわかれば、With〜がIf he had been a little more industrious, の「条件節」に置き換えができる。industrialは「工業の、産業の」だった。文法・作文では「名詞節」をやった。「彼はどうなったかしら」は現在完了でWhat has become of him? という。What has happened to him? というのと似ている。英作文では「これらの化学物質の使用が人体にどのような影響を及ぼすかについては、様々な見解がある。」は、There are various views about what effect the use of these chemicals will have on our body.
来週の日曜日26日はいよいよ国公立入試当日になり、二人とも仙台が試験会場だそうだ。したがって授業の日程を変更して、3月2日(木)に18:30から実施します。「英検準一級」の英文を読んで、英語力をさらに高めて「大学の英語」への橋渡しになるように頑張りましょう。 尾上
