2022年11月27日(日)裾野市民文化センター
「三島で第九の演奏会」
ベートーヴェンの「交響曲第九番(合唱付き)」のポスターを図書館で見つけたので雨の祝日、久しぶりに三島駅南の「ゆうゆうホール」に行った。三島の市政80周年とホールの開館30年を祝う記念のコンサートだった。それより何より私が20年前まで所属した「三島フィル」のステージなので懐かしさがいっぱい。実は30年前の開館記念コンサートでは私も「第九」の演奏に参加しここでチェロを弾いていたのだ。さらに「UG会」の三島教室は2年前の3月以来閉じたままだが、このホールの会議室でやっていたから余計に懐かしさがこみ上げる。車が三島駅に近づくと日大と三島北高、北中の間を走る「銀杏並木」も黄金色に紅葉し雨に濡れてしっとりと美しい。
ホールは満員の大盛況で最前列が空いていたので座るとすぐに開演になった。1stバイオリンの真下だからよく見える。だいぶ知らない顔が増えたようだけど、懐かしのEbさん、Maさん、Naさんが前列でまだ頑張っているではないか。先頭のコンサートミストレスはEbさんのお嬢さん、音大で学んだプロだ。第3楽章が終わっていよいよ合唱団の入場だ。数えたら男声60人、女声120くらいで合計180人の大合唱になりそうだ。豊岡武士三島市長も参加し一般市民と共に歌うという。そして県内出身のソリスト4人の登場となった。第4楽章「歓喜の歌」が始まった。バス歌手が立ちあがり「友よ、喜びの歌を歌おう!」と・・・
3年生のICさんは前回「否定」の英作文で、「ハンカチで鼻をかむ日本人はほとんどいない」は、Very few people in Japan blow their nose with a handkerchief. 「〜は・・・だ」の日本語で数量を示すには「いない、ほとんどいない、少しいる、たくさんいる」を文の最後に置くのだけれど、英語ではfew people blowのように、主語や目的語の修飾語の位置に置くのだ。今日の文法作文は「疑問」をやった。Do you know what happened in the game?(何が起こったか知ってる?)に対してはYes-Noで答える。しかし、Who did you say was coming to see us tomorrow?(誰が来るって言ったの)にYes-Noは不要だ。疑問詞の答えがほしいわけで、「はい、言いました」なんて言わないでしょ。そういう時には「疑問詞」が文頭に「移動」するんだね。「思う・言う」の動詞は「軽い動詞」なので飛び越していいんだよ。
YAさんは「助動詞」のused toやwould oftenが「過去の習慣」(よく〜したものだ)を表す文をしっかり和訳できた。しかし、I am used to living alone. (一人暮らしに慣れている)ではusedがaccustomed(慣れている)と同じ「形容詞」だし、A lever was used to lift it. は「〜のために使われた」という単なる受動態になっているよ、紛らわしいね。今日の文法作文は「It構文」の勉強だった。It was careless of you to leave the front door unlocked. (玄関のカギをかけ忘れるとは不注意だったね)は、You were careless で始めるのと同じ意味だ。だから英作文で「そんな危ないことをするなんて、彼は愚かだった」も、It was stupid of him to do such a dangerous thing. のように「It構文」が使えると完ぺきだった。
WAさんは前回「津田塾大」の英作文が難しかった。「なんでもみな時がたつにつれて、変化するのが当然なのだし、昔が今よりいいわけでもない」は2文に分けて、It is natural that everything changes as time goes by. 「たつ」「変化する」「当然だ」という述語をチェックしてSVを組み立てるよ。後半は「部分否定」に注目して「状況のit」を主語にするとよかった。 And it was not always better in the past than it is now. 今日の文法作文は「無生物主語」をやった。「物が人に働きかける」という日本語ではあまり見ない表現のことだ。「彼女は髪を染めていたので、何歳ぐらいなのか彼には見当もつかなかった」は、理由を主語にして「彼に当てさせなかった」という構文になればいい。Her dyed hair made it impossible for him to be sure of her age. で、for himは不定詞to beの「意味上の主語」というよ。 尾上